私たち二人はお互いに双子の母から生まれた双子の従姉妹同士でした。 愛紀那(あきな)に愛紀乃(あきの)が、愛耶香(あやか)には愛耶乃(あやの)という双子の妹がいます。 ともに１６歳になり、子供を生める体格になってきたので、ピルから開放されたのです。 全ての家族がふたなりであるので、男のシンボルの隣に女の膣を備えていました。ペニスなみのクリトリスも膣の上よりのところに生えていて、二本のペニスが突き出ているようでした。 １０歳ごろから互いに処女から女になりましたが、乳房も大きくなり体つきもすっかり大人に近づいています。 愛紀那と愛耶香はお互いにペニスを口にくわえていました。 近くでは愛紀乃と愛耶乃も同様にセックスをしています。 「んぐぅ・・・ぐむっ・・・んっ・・・んっっ！」 「んぐぅ・・・・あん、あん、乱暴にしないで・・・んはぁ・・・んぶっ・・・」 ズズズ・・・と、砲身を締めつけながら根元までペニスを飲み込んだ。 それをゆっくりと吐き出していく。 二人は互いに大きくなったクリトリスをしごいたり、膣の周辺をなでたりしていた。 そのあまりの気持ちの良さにお互い身悶えした。 何度もそれを繰り返した。 顔を大きく上下させ、ペニスの根元から先端まで何度も唇で摩擦してくる。 ジュポッ、ジュポッ、と湿った音をたてながら、口の中にペニスが出たり入ったりしていた。 王冠部をペロペロと舐めまわしたり、舌先をグニグニと押しつけてきたりする。 唇が淫らにすぼまっていった。 どのくらい舐め続けていただろうか・・・。 近くで見ていた大人の女達も擦り寄ってきて顔に両側から乳房を押し付けたりしていた。 やがて二人が大きくあえぎ爆発しそうになってきた。 汗びっしょりだ。 頬も真っ赤だった。 「あっ・・・ああああ！」二人ともペニスの付け根あたりが痺れるような感覚になってきた。 「あー、でる・・・・・・でるー・・・、何かでる・・・」 絶叫を噴き上げながら、ふたりは全身をガクガクと波打たせた。 次の瞬間、下腹部にひしめいていた精液が出口を求め、一気に尿道口に押しよせてきた。 「む・・・んむ・・・」 互いに鼻を鳴らし、弾丸のようにほとばしった精液を口で受け止めた。 しっかりと唇をすぼめ、チュー、チューと音をたてて尿道口を吸った。 あまりの快感に気が遠くなりそうだった。 一方クリトリスからは無色のさらさらの液が噴出していた。 ふつうの女子では潮吹きと言われる現象だがこの二人の場合はクリトリスの先端の穴からでており、さながら射精が2箇所で起きている状態でした。 近くでみていた女たちも驚き、あわてて口を当てて吸い込んでいた。 ふたりは互いに受け止めた精液をゴクリ、と喉を鳴らして飲み込んでいた。 しかも喉を鳴らすたびに口の中が締まり、カリ首のあたりが上顎と舌にキュッと締めつけられるのだ。 それがまた気持ちいい。 両足をガクガク震わせながら、最後の一滴まで相手に吸い取ってもらった。 まるで精液とともに魂まで吸いとられているようだった。 やがて、ゆっくりと肉棒から口を離した。 「愛耶香、気持ちよかった?」 「気持ちよかったわ」 「愛紀那もとても気持ちよかった」 「愛耶香、今度は互いの膣にペニスを入れて受精しよう」 「そうね、さっきの射精後、膣も濡れているようよ」 愛紀那の肉棒の先端が愛耶香の膣に、愛耶香の肉棒の先端が愛紀那の膣に触れた。 熱く、ヌメリとした感触だった。 ふたりは今まで以上に高ぶる己を感じていた。 「入れるよ……？」 二人同時に途中でそう呼びかけると、互いにコクリと頷いた。 ズブ……。 「あ……」 「くっ……」 互いのペニスの亀頭が相手の膣穴にハマり、そのまま腰を進めると、ズブズブと入り込んでいくのが分かる。 膣の感触は、指では味わえない圧迫感があった。クリトリスも加えて二本とも相手の膣穴に入れた。 ヌメリを帯びた膣襞が亀頭とクリトリスに絡み付き、吸い付いてくるみたいだ。 「あっ、いぅっ……あぐっ……あっ……」 力を入れるたびに膣内がキュウっと締まり上がり、その強烈な刺激に歯を食いしばった。 「あっ、あぁっ……いぅっ……あっ、やぁっ……いっ……」 互いの喘ぎには甘いものが混じり始めたのが興奮をさらに高めていた。 可愛らしい声を聞いていると、「もっと気持ち良くしなければ。もっと凄くしなければ」といった切迫感を伴う快感が押し寄せ、勢い良く腰を振ってしまうのだ。 「あんっ、あっ、ああっ……、やっ……愛耶香、あぁっ……」 「愛紀那っ、愛紀那ぃっ……」 激しく腰を振りながら呼びかけると、愛耶香は恍惚の表情を浮かべてる。 「あやっ、あっ……、やぁっ……」 「あんっ、あんっ、ああっ……凄い、あっ……凄いよぉ、あっ、ああっ……わたし、あっ……わたしもうっ……」 絶頂が近いらしい言葉に、互いの射精感も一気に高まっていった。 ついに愛耶香の中に愛紀那の精液を、愛紀那の中に愛耶香の精液を放つのだと思うと、それまで以上の興奮が湧き起こったのだ。 「やっ、やっ、やぁっ……はぅっ、はっ、はぁっ……わたし、あっ……わたしイく、あっ……わたしイくよぉ、あっ、あっ、あぁあああああああああああっ！」 「うっー・・・・・」 愛紀那も絶頂に合わせて精を放つ。 ドクドクドクドクと、放たれていく精液に気持ちの良さを感じつつ、何度も何度も射精を繰り返していく。 「あ……はぁ……あ……」 愛紀那と愛耶香は呆然とした様子で吐息を漏らし、脱力している。 ゆっくりと互いの肉棒とクリトリスを引き抜くと、ペニスや膣付近をなめ会い、さらに膣から流れ出る精液を飲んだ。 その後ハァハァと荒い呼吸を繰り返し、何とも言えない満足感に浸るのでした。 互いに排卵期を迎えていたことから、受精がおこることはまちがいない。 愛紀乃と愛耶乃も同様に互いの精液を相手の膣に入れ合っていた。月経日が同じであることから同時に受精がおきたと見られる。 その後、四人は妊娠安定期にはいるまで、セックスを控えるため、専用の妊婦室で過ごしていました。 四人も含めて大勢のふたなりたちは、より設備の整った屋敷を南海の小さな島に求め、移住したのでした。 屋敷には産科を含めた医院や、陰毛を処理したりするクリニック、アナルセックスに備えて腸内洗浄できる設備、全ての住人の食事をまかなう厨房、そして未発達の子供たちも含めてフリーセックスできる部屋など以前に比べて大幅に設備を拡充していました。 そして、ふたなり姉妹同士が結ばれるときは、互いの家族も同居できるよう、独立した家も多く作りました。 そこでは、娘より年下の子らは互いの家族の子らとフリーに交わっていた。 さらには両方の親４人も互いの家族で相手をとりかえて、自由にセックスしていました。 それにより、さらに激しく子供が増えていきました。 私たちの祖先は男女と言う別の性がありましたが、男性になる為のY染色体が消滅し、男性がいなくなりました。 残された女性だけでは子孫を残すことは不可能と思われましたが、偶然にもX染色体の中に男性のY染色体の機能が出現したのです。 それにより、XXでもなくXYでもない、Xだけの人類が生まれたのです。 外見は男性としてのペニスと睾丸があり、向かって左には女性としての膣穴が形成されました。 ペニスからは精子を出すことができ、膣穴の奥にある子宮では卵巣から送られてくる卵子が受精することもできたのです。 祖先の男女では睾丸や卵巣はそれぞれ一対ありましたが、上記の内容から睾丸は１個に卵巣も一箇所に変化しました。 また、受精時にX染色体が１個である卵子と、同じくX染色体が１個の精子が結びつくときにXXにはならず、X+Xとなって同一の遺伝子を持つ受精卵２個に分離するのです。それにより必ずまったく瓜二つの双子が誕生することになるのです。 男女の場合にも確立2000分の１ぐらで双子が現れていましたが、私たちの場合は受精の仕組みから必然的に双子の姉妹になるのです。 いわゆる女ではないので姉妹と呼ぶのはふさわしくないかもしれません。 このようにしてお互いの体が同一形状なので、いわゆるセックスシンボルを隠す必然性がなくなり、身にまとう衣類は体温調節だけが目的になり、家族だけの時で暖かい地域では裸のまま過ごしていました。 仕事などで社会に出向くときはそれなりの服装をしていましたが、セックスシンボルが申し訳程度に隠れるような服装でした、 なかには社会に出向くときも裸のままの者もいましたが、取立て社会問題にすることはありませんでした。 親四人からは同じ年齢の双子の姉妹が8人生まれ、やがて16歳になると独立し別の家に移りそこでさらに毎年８人ずつ子供を生んでいきました。 １人の女は４０歳ぐらいまで連続で産みますので、概ね５０人ほどになり１家族は２００人にもなりました。 ４０歳ぐらいからは母体への負担が大きくなるので、ほとんどの女たちは子宮にリングを入れる避妊処置をしました。 それでもセックスは自由で４人の女同士をはじめ、わが子たちとも交わり続け、セックスのテクニックを伝授したりしていました。 同時に、様々な施設での労働も義務化され、一族の世話をするのでした。 特に子供が誕生する施設での助産婦は大変で、生まれる前からと生まれてからのケアーまで息つくまもないくらいです。 子供たちの教育も行い、一応大学を出たくらいまでの学力が付くようにします。 また、施設を拡充する人たちも大変で、増え続ける人口を収容する為に懸命の作業をしていました。 少しずつ指揮系統を作り、政治組織も出来つつありました。 それでも、全ての人たちは好きなときに自由に誰とでも交わっていました。 その為、全ての施設や部屋の近辺には必ずベッドルームやバスルームが備えられていました。 この様に一時は男性消滅から人類の絶滅が危惧されましたが、もう一つの性が誕生したことから、新たな人類の歴史が始まったのです。 |
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| 2011.8.12掲載 |