| 僕は今、姉さんを犯しています。 もうすぐ、姉さんの中に僕の今までの思いが注ぎ込まれます。 姉さんは、両手を自分のブラで縛られ、僕の体の下で、弟のペニスを受け入れさせられています。 僕は、わざと無表情で横を向く姉を、一定のリズムで突き上げます。その度、姉さんの体は、人形のように、僕のリズムに合わせて、動きます。 姉さんの細い体は、僕が抱きしめると折れそうになります。 「姉さん、姉さん。」 僕は、姉さんのきれいな横顔に優しく呼びかけます。 「姉さん、僕は姉さんが大好きだよ、愛してる。姉さんだって僕のこと好きなんだろ。」 そう言って僕は姉さんを突き上げながら、長い髪の間からのぞいた姉さんの耳たぶを口に含み、唇ではさむようにして愛撫します。 「証拠は、ここにもあるよ。」 そう言うと僕は、わざと密着させてかき回すように腰を使います。 二人のつなぎ目からヌチャヌチャという音がします。 「ほら、姉さんは好きでもない男にこんな音を聞かせてあげるの。」 姉は、何も言わず目を閉じていた。 姉さんは何も言わなかったけれど、僕にはわかっている。姉さんは僕を愛してくれている。いつか、こんな風に貫かれ、僕と一つになるかも知れないってこともわかっていたはずだ。今だって、何も言わずに僕を受け止めてくれようとしている。 小さい時からそうだった。姉さんは、いつも僕のそばにいて、守ってくれた。 僕が、風邪をひいて学校を休まなければならなくなると、姉さんは自分も風邪のふりをして学校を休んだ。そして、僕のベッドに入って一緒に寝てくれた。僕は、姉さんの温かな胸に顔をうずめると安心して眠ってしまった。 中学生の時に、友達にそのことを話したら、「気持ち悪い」とか「変だ」とか言われたけど、僕は全然変だとは思わなかった。だって、姉さんは僕を大事だと思ってくれているんだから当然のことだ。他のどの家の姉たちよりもずっとずっと弟を大事に思ってくれる人だから、他の連中にはわからないんだ。 それに、姉さん、僕らは何だって隠し事せずに話し合ってきた。 初めて僕が夢精をして、パンツを汚した時、最初に姉さんに教えたの覚えている。姉さんは、病気じゃないかって心配している僕に優しく「夢精」って言葉を教えてくれた。そして汚れたパンツを脱がせて、僕のペニスを拭いてくれた。大きく膨らんできた僕のものを見た姉さんは、優しく笑っていた。 姉さんだって、初めて生理になった時や、胸のサイズが大きくなって、今までの下着を買い変えなければならなくなった時には、僕に話してくれた。僕が一緒に付いて行って、ブラを買った事もあったよね。 姉さんは自分の胸のサイズがわからずに、Cカップのブラを着けていたんだよね。けど、店の人に測ってもらったら、結局Fカップもあった。僕らは、それを聞いて、なぜだか２人で笑ってしまったよね。あの時、店員さんが僕に向かって、「今時の男の人は、偉いですね。彼女のために下着も選んであげるのね。」なんて言っていた。僕は、それを聞いておかしかったけれど、姉さんの彼氏に見られて、すごく嬉しかった。 その日の帰り、僕らは初めてキスをした。 「本当に、付き合っているように見えるのかな。」 姉さんと並んで歩きながら僕は言った。 「じゃあ恋人みたいにここでキスしてみる。」 姉さんは笑って言った。 秋の初めの頃で、日も短くなっていた夕暮れだった。道には、僕らと同じようなカップルや帰宅途中のサラリーマンやOLがいた。 「いいよ。」 僕も冗談みたいに言った。 姉さんは、そう言って突っ立ていた僕の両手を引っ張ると、自分の腰にまわした。 姉さんは、少し驚いている僕を包むように抱いて、キスをした。 そばを通る人たちの中には、２人をちらちら見てゆく人もいたが、大概の人は、ただ邪魔そうに僕らのそばを通り過ぎて行くだけだった。 キスの後、僕は姉さんの腰に手を回して歩いた。強い、頼りがいのある男に見られたかったし、実際になりたかった。 思えば、それから僕はずっと、今日の日を待っていたのかもしれない。姉さんと一つになる日を。 僕は今、姉さんを犯しています。 |
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2004/5/15掲載