８

「今日だっていきなりあんなふうに襲ってきて・・昼間、先生の言う通りにするって約束したばかりでしょ？」
　洋子はシャワーを止めてそう言った。
「だけど・・宿題はしっかりやったじゃないか！？・・だからもう・・いいのかと思って・・・」
「ええ・・分かってるわ。でもね・・あんなやり方はダメ！・・それにちゃんと挿入する前に、いっちゃったでしょ？」
　洋子は優しく言って幸夫を抱き締める。
　美人女教師の柔らかな乳房が幸夫の胸板に押しつぶされ、同時に下腹部に幸夫のそそり勃ちが触れた。
「すいません・・」
「だから・・英語だけでなくて、こっちのレッスンも・・・頑張ってちょうだい。分かったわね？」
　熱く脈打つ若さの象徴を握り締めて洋子は言った。
「はい！」
　威勢良く答えるかわいい教え子・・そんな幸夫に美人女教師は初めてキスをした。
　情感のこもったディープキスに、幸夫も応えて舌を絡めてきた。
「んんぐッ・・ふぐ・・うぐぐぐ・・」
　鼻を鳴らしつつ互いの唇を貪り合う二人・・

　ああ・・早くこれを・・迎え入れたい・・・！！

　洋子は手にした幸夫の肉棒を柔らかく揉み締めた。
　幸夫も女教師の股間に手を這わせてくる。
　一度洗い清めたにもかかわらず、洋子の恥ずかしい部分は既に夥しく潤っていた。
　そのことを確かめた幸夫の指が、荒々しく動き始める。
　洋子は慌てて唇を離し、
「ああ・・まだ・・だめよ・・。」
　と言って密着していた体を離した。
「あ・・ああ・・洋子先生・・！」
「課外授業は・・ベッドで・・ね！？」
　先に立って洋子は浴室を出ると、バスタオルで体の水気を拭う。
　後について出てきた幸夫にもタオルを渡した。
　幸夫が体を拭いている間に、洗濯物を乾燥機に移しスイッチを入れた。
　それから洋子はDIYショップで手に入れた手錠を用意し、先にベッドルームへ向かった。
　程なく幸夫も寝室へ、おずおずと入ってきた。
　灯りはそのままに、美人女教師とその教え子は裸の体を再び重ねてキスをした。
　狂おしいほどの激しいディープキス。
　情欲の炎に煽られた洋子は何度も舌を絡め直し、幸夫の口中を探った。
　ギンギンに堅く張りつめた幸夫の長太槍が、洋子の下腹部を圧迫する。
　やがてようやく唇を離した洋子は、幸夫の体をベッドに押し倒した。
　天井に向かって逞しく聳え立つ幸夫の肉筒。

　ふふ・・今夜はこれを思う存分味わわせてもらうわ！

　洋子のベッドは独り寝用の安っぽいパイプベッドだった。
　高価なダブルベッドなど部屋を狭くするだけのことで、独身の洋子には今はそれで十分なのだった。
　その狭いベッドの硬いマットの上に、シーツを敷いただけで洋子はいつも寝ている。
　今、そのシーツの上には全裸のかわいい教え子が仰向けに横たわっていた。
　添い寝するには狭いそのベッドへ洋子が上がると、幸夫は女教師の体にむしゃぶりつこうと体を起こした。
「だめ！」
　強い語調で洋子が言うと、幸夫はドキッとして動きを止めた。
「あなたはおとなしくしているの！・・先生の言う通りに・・ね！？」
「わ、分かったよ・・・」
　そう言って幸夫は、また背中をベッドにつけた。
「そう・・いい子ね・・・」
　そう言うと洋子は、ベッドの横のサイドボードに置いた手錠を取り上げた。
「え？・・なに？・・どうする気？」
「ふふ・・幸夫君がまた我慢できなくなるといけないから、今夜はこれで腕を拘束させてもらうわ・・・」
　そう答えると洋子は、幸夫の右手をつかみその手首に手錠をかけた。
「あ！・・ちょっと・・」
　慌てる幸夫・・その間に手錠をベッドのパイプにくくりつけた。
　続いて左手も・・洋子自身が驚くくらいの早業だった。
　両手を手錠でベッドのパイプにくくりつけられ、幸夫は体を捩ってもがいたが、もちろんどうなるものでもない。
「あああ・・先生！・・こんなの、ひどいよ！」
「あなたが一人前の男になるまでの辛抱よ・・ね！？・・だから、我慢しなさい。」
　美人女教師にそう言われて、幸夫はあらがいを一切やめた。
　その様子に洋子は満足の笑みを浮かべ、幸夫の足を開かせるとその間に体を入れた。
　ゆっくりと体を屈め、幸夫のそそり勃ちを両手で包み込む。
「うッ・・ううぅぅッ！」
　幸夫が苦しげに呻いた。
「ああ・・ほんとにあなたのもの、立派よ！」
　眩しそうな目で洋子は教え子の肉筒を見つめている。
　幸夫は目を閉じ、顎を突き上げて女教師の次の行為を待っている。
　ゆっくりと拳ほどもある幸夫の亀頭を口に含む。
「あぁぁッ！・・あ・・先生ッ！」
　歓喜の雄叫びを洩らす幸夫。

　ああ・・ほんとに立派！
　わたしの口では含むのがやっと・・・

　そう思いつつ洋子は口中で舌をれろれろ蠢かせる。
「あうッ！・・あ・・ぁぁぁッ！！」
　幸夫の体が仰け反り、腰が突き出された。
　極太の先端が美人女教師の喉の奥を圧迫した。
「ふごご・・うぐ・・ふぐぐ・・・」
　慌てて洋子は口の中から肉棒を吐き出した。
「あッ！・・先生ッ！」
　自分の唾液に濡れ光る幸夫の雄々しい亀頭部をじっと見つめる洋子・・・
「や、やめないでくれよ！・・ああ・・お願いだから・・・」

　ふふふ・・もちろんよ！

　心の中でそう呟きながら、幸夫の艶やかな鈴割れに湧出した甘露粒を人差し指で塗り広げた。
「うッ・・・ぅぅぅッ！」
　幸夫の呻きと共に、長太槍がビクビクと脈打つ。
「気持ちいいの？・・ねえ・・・」
　粘液を塗り広げ、指先で亀頭部の表面をくまなく辿る。
「う、うんッ！・・あ・・あああ・・・」
　幸夫は腰をもじもじと揺すり、それに合わせて長太槍もぐらぐら動いた。
　美人女教師は繊細なタッチを心がけながら、鈴割れを指先で追いかける。
「ほらぁ・・逃げちゃダメでしょぅ？！」
「は、はい・・・」
　そう応えて歯を食いしばり、快感に堪える幸夫の顔がたまらなく洋子には愛おしい。
　また指先で表面をくまなく撫で回した後、今度は掌全体を使って先っぽを覆った。
　強くは握らず、洋子の手に触れるか触れないかの感覚でゆっくり手を上下させる。
　はぁ、はぁ・・と、幸夫の荒い息遣いが耳に届く。
　こんこんと溢れ出す先走りが洋子の掌を濡らす。
　その粘液が潤滑剤となって、女教師の責め苛む動きを速くさせた。
「はッ・・ぁぁッ！・・あッ・・はあッ！・・」
　洋子の掌の中で幸夫の欲棒がびくびくと脈打つ。

　ああ・・またこの子いっちゃうわ・・・

　そう感じた洋子は手の動きを止め、また幸夫のものに見入った。
　爆発寸前にまで滾り立っていたものが行き場を失い、ぱんぱんに腫れ上がった亀頭部は赤黒く見えた。
「あはぁぁッ！・・先生ッ！・・いかせてよぉッ！！」
　荒い息を吐きながらかわいい教え子は苦しそうに叫ぶ。
「まだダメ！・・もう少し我慢するの・・・」
　洋子はそう言って幸夫の根元をギュッと握った。

　すごい！・・まるで焼けた鉄の心棒が通っているようだわ！

　その灼熱の感触に洋子は驚いていた。
　幸夫は先端部の一番感じる部分に刺激を求めて、自由にならない体を捩らせる。
「暴れちゃダメ・・ほら、いい子だから・・・」
　洋子は幸夫のものを握り締めたまま、上体をずり上がらせ幸夫の上に覆い被さっていった。
　教え子の滑らかな質感の裸の胸に、自らの豊かな双丘を押しつけ美人女教師は幸夫の首筋にキスをした。
「う・・うう・・先生・・・」
　洋子の耳元で幸夫は呻いた。
　そんな幸夫の片方の足を、洋子は柔らかな太腿に挟み込む。
　陰部が開いて濡れた割れ目が幸夫の足に押しつけられた。
「幸夫君・・分かる？」
　洋子は自身の陰部を、もっと教え子に擦り付けつつ言った。
「あ・・はぁ・・先生だって、こんなになっているのよ・・・」
「う、うん・・分かる！・・先生もまた・・濡れてるんだね・・」
「そうよ・・濡れてるの！・・あ・・ああ・・」
　自分の言葉に洋子の性感は高ぶった。
　狂おしく腰を揺すって更なる刺激を貪ろうとする。
　するとぐりぐり淫肉の捩れが強まり、柔襞の奥に内包されたクリトリスにもソフトな刺激が得られる。
「じゃ、じゃあ・・先生の中に入れさせてよ！・・先生もそうすると気持ちいいんだろ・・！？」
　幸夫は女教師の淫らな腰の動きに合わせるように、足をぐいぐい押しつけるように動かしてきた。
「あはんッ・・んッ！・・でもあなたはすぐにまた・・あう・・いって・・・しまうわ・・」
　洋子は自分の乳首が痛いほど堅くなり、教え子の胸板を押し返していることに気づいていた。
　その敏感になった蕾も、教え子の滑らかな肌に擦り付ける。
「そうかも・・知れないけど・・またすぐにできるよ！・・はあ・・ああ・・」
「そ、そうよね・・でも、やはりそれだけじゃあ・・あ・・ダメなのよ・・・」
　洋子は言いつつ、握り締めた教え子の長太槍をゆっくりと揉み動かす。
「どうして！？・・ねえ！？」
「最高のセックスはね・・あ・・うう・・男も女も一緒にいかなきゃ・・ぁぁ・・いけないのよ・・・あ・・う・・・わか・・る？」
「う、うん・・・僕もそうしたいよ・・・ああ・・・」
「そのためには・・まず先に女の方を気持ちよくさせるの・・・あ・・ああ・・」
　乳首と陰部から広がる快感が、次第に洋子の体をとろけさせる。
　美人女教師が溢れさせた蜜が、教え子の太腿にべっとり付着し、そこを動く柔肉の動きを滑らかにしていく。
「ああ・・だって、気持ちいいからもう濡れてるんじゃないの？・・だから濡れてれば入れたっていいんでしょ？」
「う・・はぁ・・ん・・そうだけど、女がいくには・・あ・・ああ・・時間が・・必要なの・・・男よりもね・・・」
「そうなんだ・・ああ・・僕は入れるだけで凄くいいから・・ああ・・女の人も一緒だと思ってたよ・・・」

　ふふ・・体は立派な大人でも、やっぱりそういうことは知らないのね・・・

　教える・・という使命感に駆られた女教師は、幸夫のものから手を離して四つん這いになると、
「膝を立てて・・・」
　と、教え子に命じた。
「は、はい・・・」
　幸夫は素直に応じ足を踏ん張った。
　洋子は幸夫の顔の上に豊かな乳房を差し出し、股間は幸夫の腹部に擦り付けた。
「さあ・・舐めて！」
　臀部の谷間に長太槍を刺激されて、
「う・・うううッ！」
　と呻きつつ、幸夫は眼前にぶら下がった官能の蕾を口に含んだ。

（つづく）