８月２３日晴れ。どうやら、快晴らしい。昨日、顔の濃い、どっかの都知事の息子が言ってた。いつもの私なら、仕事がない日は、寝てるか、ゲームしてるかなので、天気など関係ないのだが、今日の私はちょっと違う。そんな天気さえ大問題だ。
　なぜなら、今日はデートなのだ♪

　井上美香１７歳、仕事は高校生兼モデル。彼氏は２ヶ月いない。仕事がない日はぐ〜だらの毎日・・・そんな、私が心配になったのか？モデル仲間のマイから、話があったのは一週間前の仕事の日だった。
「ねえねえ？美香って、彼氏とか欲しくない？」
「また、その話？もう、男にはこりごりっすよ。」
　ヤッテ捨てられたのが、２ヶ月前・・・私は本当の恋愛をしたかったのだが、相手は違ったらしい。
　ただ、有名人としたかっただけなのだ。そんなのに、処女をあげたかと思うと、悲しくなってくる。
「もう、いつまでも過去に囚われてるんじゃないの！私が今度こそはいい男紹介してあげるから、任せなさい！美香はモデルの中でも、顔はずばぬけてかわいいんだから、いつまでも、すねてないの！」
「顔だけっすか（汗）」
　くわえてたチュッパチャっプスを落としそうになる。

　確かに、性格は女の子らしくない。友達も男の子の方が多いし、空手もやってるし、なんか、おおざっぱだし、よく考えれば、彼氏なんて最低男以外付き合ったこともない。まあ、その男もマイの紹介なんだけど・・・・。

「もう、とにかく紹介するから、今度の日曜、予定空けといてよ！」
「へいへい」
　とまあ、こんな具合でデートは決まったのだが、全然、乗り気じゃなかった。男なんて、もういいや！って思ってたし、友達と遊んでほうが楽しいしさ。でも、先日、写真を見せられて、一気に私の中の恋愛指数がはねあがった。なぜなら、かなり、かわいい男の子だったから♪
　一言で言うなら、モロタイプ！これで、年上なんて信じられない。
　そんなこんなで、日ごろ、しない化粧をし、待ち合わせに向かう私。
「なんか、私ってかわいいな♪」
　はたから見れば、かなり痛い光景を、醸し出しながら、歩く。
　でも、いいんだ！！もうすぐ彼氏ができるんだし！
「お待たせ〜って、どうしたの？」
　着いたはいいが、先に来ていたマイの様子がおかしい。
「あっ・・・美香、あ、あのね、私さ〜今日、予定入っちゃって、デート２人だけでいい？」
「ええ〜、やだよ〜、気まずいよ〜。なんで？！」
「お願い。今日だけだから！本当に大事な用なの！」
「うぅ〜、しょうがないな〜。」
　必死で頼むマイの姿に、折れた私は、おとなしく翔くんを１人で待つ。
　心の中は不安で一杯。なんか、変なことされたら、どうしよう？とか考える。
　その時、目の前で車が止まった。
　そこから、降りてきた翔くんに私は目を奪われる。
「ごめん。またしちゃったね。」
「いいんです。ところで、今日はどこに連れて行ってくれるんですか？」
　もう、不安なんて、どこかへ旅に出かけた。
「う〜ん、遊園地なんてどう？」
「いいです！行きたいです。」
「じゃあ、行こうか？」
「はい！」
　遊園地は本当に楽しかった！エスコートも本当にうまくて、あっという間に時間が過ぎるというのを初めて理解した。２人で絶叫系を制覇し、お化け屋敷にも、入ったし、なんか、天国状態！
　なんといっても、しめは観覧車。２人で恋人みたいに手をつなぎ乗り込む。
「今日は本当にたのしかったです」
「いやっ、いいよ。僕もたのしかった」
「そんなこと・・・・」
「ねえ、隣にいっていいかな？」
「はい。」
　顔を真っ赤にして、答える。
「チュッ」
「キャっ・・・」
　いきなり、おでこにされたキス。隣を見ると、翔くんも顔を真っ赤にしている。
「かわいい♪」
　そういって、私から唇にキスをした。

　帰り道・・・翔くんが夜景を見ていこうと言った。
　うわの空の私は、たぶん、了承のことばをいったんだと思う。
　気づかなかったんだけどね。
「はい。ジュース飲むよね？」
「いただきます」
　車から、街を見下ろす。
「綺麗」
「うん。僕もそう思うよ」
　２人で無言。なんか、微妙な空気になってくる。
　ようやく、旅から、不安が帰ってきて、私はそろそろ帰りませんか？といった。はずだった。
　なのに、体が動かない。
　慌てて、翔君の方を見る。すると、そこには、あのかわいい翔君はいなくて、いやらしい笑みをした１人の男がいた。
「ようやく、薬効いてきた？」
「い・・・・・」
　言葉がうまく出ない。
「さっき、飲んだジュースに入ってたんだよ。」
　ねむくなってくる・・・。
「大丈夫。１時間も効果はないから。安心して眠りなさい」
　その言葉と共に、世界が暗転する。
　騙された。瞬間、すごくそう思った。

「ううん」
　目の前には相変わらず夜景が見える。あれ、何もなかった？
　首を左右に動かす。誰もいない。
「って、おい」
　体が動かない。薬はもう、効果きれてるはずなのに・・・。
「おきた？」
「っ！！」
　いきなり、下の方から声がした。
「この薬はね〜。目が覚めるのは１時間だけど、体が動くにはまだ時間が必要なんだよ。感覚はあるのに、動けないって、もどかしいよね」
　そういって、また見えなくなる。
「ニチャ」
「ひぃ！！！」
　あそこになにか、触れた。
「くちゅくちゅ」
「っ！！」
「美香ちゃん、もうすごくぬれてるよ。やらしいんだね」
「ちょっと！！！やめてください！！お願いですから」
　いつの間に脱がされたのか、いじられたのか知らないけど、やばいことだけはわかった。
「あはは。ここまで、きて、やめてはないでしょ♪」
「クチュクチュ！」
「あはっ！」
　快感に襲われる。くやしい！
「もう、準備はいいかな？」
　そういって、服を脱ぐ音がした。
　目の前に現れるグロテスクなモノ・・・。
　恐怖心が一気にあがる。
「お願いします。それだけはやめてください。」
「うるせえよ！お前だって感じてんじゃん。文句いうなよ」
「うう〜、やめて！」
　秘所を何回も往復する。ひっかかりを探してるみたいだ。
「にちゃにちゃ」
「すごいぬれてるね〜。」
「本当にやめてください。ひっ！！」
　中に入り始める。
　ズブズブ・・ず・・・ぶ・・。
「ああああああ〜」
「入った。さすが、使い込んでないだけあって、狭いな〜」
「抜いて！お願い！」
「バカいえ！！楽しんでないのに、ぬけるか！！」
　そういって、ピストン運動に入る翔・・・。
「痛い！やめて！」
「はっ！はっ！はっ！」
　まるで聞いていない。
「パンパンパン！」
　規則正しい音がする。
「うぅぅっ、ぅうぅっ。やめて！お願いだから・・・何でも、するから・・・」
　涙ながらに、話す。すると、一回、肉棒がひきぬかれた。
「はぁ〜すげえ、気持ちいい！何でも、するんだろ？しゃぶれよ！」
　目の前に現れる。そこで、気づく。
「ちょ、ちょっと、ゴムは？」
「はぁ、するわけねえじゃん！ほら！しゃぶれよ！」
　強引に口の中につっこまれる。
「うううううう！」
　体が使えないため、うまく抵抗できない。その時、
「パシャ！」
　カメラの音がする。慌てて、その方向を見ると、デジカメで撮影している翔がいた。
「うやぁめぇぇて〜！」
　くわえたまんま、顔を背けようとする。しかし、今の状況ではどうすることもできなかった。
「あぁ〜いいよ。それマジでいい」
　話す度に舌が絡まるのであろう、快楽の表情をみせる翔。
　デジカメを放り出し、肉棒を口から、引き抜く。
「はぁはぁ。アブねえな。口でいきそうだったよ。」
　そういい、また美香の秘所にすりつける。
「お願い！！せめて、ゴムをつけて！」
　もう、抵抗をあきらめた美香は、妥協案を出す。しかし、
「はぁ？そんなことしたら、気持ちよくないだろ？大丈夫。外に出してやるから」
「いやぁぁぁぁ〜」
　愛してもいない男の肉棒を生でうけいれるなんて、耐え難かった。
「そらっ！！」
　ズブズブずぶ！
「一気に奥に達する。
「ひっ！！！！」
「ニチャにチャにチャ！」
　パンパンパン！
　そろそろいきそうなのか、早くなっていくピストン運動。
「はぁはぁ。マジ気持ちいい。イクぞ！」
「早く！抜いて！！」
　必死に叫ぶ美香！しかし、思いは男に伝わらない。
　腰をしっかりと掴み話さない。
「あぁぁぁ〜！イクぅ〜！！！」
「いやぁぁぁっぁ〜！！！」
　今まで以上におくに突き立てられる！その瞬間・・。
　ドピュピュッピュ！
　すごい勢いで膣にだされる精液。
「やめて！！！早くぬいてよ！危険日なの！あかちゃんができちゃう！！！」
「うっうっ！！」
　しかし、男は腰を揺らし、最後の一滴まで注ぎ込もうと、奥につきたて続ける。
「うぅ〜」
　涙が溢れる。今、この瞬間だって、出されている感覚はわかるのだ。
　気持ち悪い！！
「はぁ〜気持ちよかった。最高だよ」
　そういって、肉棒を抜く翔。秘所から「ドロッ」と溢れてくる精液。
「・・・・・」
　もう、何もする気にもなれず、己から流れる白い液体をみつめる美香。
「妊娠したら生めよ。お前みたいに可愛いことの子供は欲しいしな。あっはっは」
「・・・・・・」
　冷めた様子で見守る美香。
「そうしたら、もう一度出しといたほうがいいな」
　そういって、再び突きたてる翔。
　長い夜が始まった。
「・・・・・いやぁ」

−完−