孝一は疲れきっていた。 「部長、お疲れなんですか？」 「ああ、ちょっとな」 アクビを繰り返してると、部下の佳織がコーヒーを入れて持ってきてくれたのだった。 （それにしても、、、） 昨夜からおきた身体の変化に戸惑っていた。 今も、ちょっとした女性の仕草に欲情し勃起していたのだった。 （参ったな、そんなに欲求不満だったのか？） 昼になると皆、外に出て行き先程コーヒーを入れてくれた佳織だけが自分の席で弁当を食べていた。 「部長、食事はしないんですか？」 「ああ、ちょっと体調が悪くてね」 「大丈夫ですか？顔色も悪いみたいですし、、、」 「平気だよ。心配かけてすまんね」 部屋には二人っきり・・・良からぬ妄想が頭の中を駆け巡りムクムクと大きくなりだしたペニスは射精を求めていた。 我慢できなくなった孝一はジッパーを下ろし勃起したペニスを取り出していた。 それにティッシュを被せると佳織の横顔を見ながら、擦りはじめていた。 悟られぬよう注意を払いつつ、強く深くその快感を楽しんでいた。 食事している佳織の口元が愛撫している様に見え、妄想をさらに膨らましていたのだった。 （うっ、イクぞ、イクッ、、、、、） イッた瞬間、危うく声が出そうになるのを必死で噛み殺し、ティッシュの中には溢れんばかりの精が吐き出されていた。 （凄い、、、たまらんな！この感覚、、、） その異常までの雰囲気に孝一はしばらく酔いしれていたのであった。 その頃、由希子も欲情した気分に悩まされていた。 （何で・・・あんなにシタのに） 胸は張り出しアソコが疼きだしていた 実は薬の成分が少量ではあったが夫の精液に含まれており、それが由希子の体内に取り込まれた事に気づく術はなかった。 カーテンを閉め、アソコを触ると既に良い感じに濡れていた。 ヒリヒリして痛かった胸も触っているうちに痛みが快感へと変わりはじめアソコはクチュクチュと湿った音を奏でていた。 「オナニーでこんなに感じるなんて・・・」 口から漏れる喘ぎ声を止める事ができなくらい由希子は感じていた。 「アァッ、イク、イッちゃうぅ・・・」 ハァハァと肩で息をしながらもモノ足りなさを感じていた。 そして由希子は夫に内緒で買ったバイブを取り出すと疼き続けているいたアソコへ埋め込んでいった。 「ウウゥッ、感じる」 ズボズボと動かし馴染んできたところでスイッチを入れると震えだしたバイブの快感は今まで以上だった。 「イィーッ、凄い、感じる！」 イク度にアソコは収縮し咥えこんだバイブを離そうとはしなかった。 「もういい、もういいの、止めないと・・・」 そう思っても腕に力が入らずスイッチを切る事ができなくなっていた。 無情な機械による責めに由希子は何度も追い詰められ、潤滑剤を補充するようにアソコから愛液が滴り落ちていた。 「イヤーーーッ、イクーーーッ」 腰を突き上げると放物線を描くようにオシッコが噴出し、床を濡らしていったのだった。 やがて腰の力が抜けるとバイブがボトリと床に落ち、由紀子はしばらくそれを見つめたまま何もできないでいた。 その夜、二人は激しく絡みあっていた。 舌を絡め唾液を吸い、お互いの性器を貪る様に口に含み、一旦結合すると激しく腰を動かしていた。 「もっと、もっと激しく、貴方のスキにして！」 真っ赤に腫れあがった胸を揉まれると由希子は絶叫していた。 さらに、それを平手で打ちつけるとアソコを収縮させながら感じていたのだった。 由希子は痛みすら快感となり、孝一は苦痛を与える事が喜びとなっていた。 そして何度目かの絶頂を迎えると由希子は、だらしなく口を開けたまま涎を流し、アソコからは失禁し、孝一もまた由希子の上に突っ伏したまま身動きもせず、そのまま朝を迎えたのだった。 目を覚ました孝一は由希子の身体にできたアザを見て驚きを隠せなかった。 胸や尻は赤く腫れあがり、所々に歯形がついていた。 （こんなになるまでシタのか・・・） 少しずつ脳裏に昨夜の事が思い出されていった。 （普通じゃないよな。狂っていたのか？・・・） 「ふっ」タメ息をつき時計を見ると到底、会社に間に合う時間じゃなかった。 （今日は休もう・・・） そう思うと重い身体を引きずりながらベットを抜け出し会社へ電話をすると由希子が起きてきた。 「会社は？」 「休む事にしたよ、今日は無理だ」 「痛っ」 「痛むのか？」 「ちょっとネ、、、貴方こそ大丈夫なの？」 「もうフラフラだよ、、、悪かったな、無茶しちゃって。自分でもよく分からないんだ・・・」 「別にいいのよ」 何処となく漂っている重い空気を振り払うように由希子は続けた。 「こんなにＳＥＸしたのって新婚以来じゃない？」 「新婚の頃だって、こんな無茶はしなかったよ」 「貴方は私のこと抱くのはイヤ？」 「別にそんな事はないさ！」 「だったらいいじゃない、私は貴方に何されても平気よ、遠慮しないでスキにして！ただ・・・」 「ただ・・・何だ？」 「中に出すのは止めてね、、、私だってまだ生理はちゃんとあるんだから、、、あっ！」 「どうした？」 「貴方のが出てきたの・・・」 由希子の股間から一筋の線を描きながら白く濁った精が流れ落ちていった。 「沢山出てる、、、洗ってくるわ」 「一緒に入ろう」 孝一と由希子は抱き合うようにして湯船に浸かり、アソコに放った精を掻き出す様に孝一は手を動かしていた。 「貴方、、、イッちゃう、イッていい？」 「ああ、イケよ！」 達した由希子を抱きしめながら、幸せを感じていたのだったが、そんな幸せが長続きしない事は二人には、まだ知る由もなかった。 |
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| 2010.10.2掲載 |
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