| ≪プロローグ≫ 殺風景な白い壁と天井にグレーの床。如何にも事務用って感じの地味な棚の中に、所狭しと大小の機械。 だだっ広い部屋の片隅にも用途不明な器具や機械の群れ・・・Ａ大学病院・泌尿器科病棟の処置室の片隅で、俺はストレッチャーに寝かされ点滴を受けながら検査の時を待っていた。 隣のナースステーションとは開けっ放しのドアで直接繋がってるので、看護婦さん達（看護士さんて言い方、今もまだシックリ来ない）が、ひっきりなしに行き交う。腰に毛布が掛けられているんだけど、トランクス１丁なんで少し恥ずかしい。「カーテンあるんだから閉めてくんないかな？」と思ってた所へ、 工藤美樹さん（仮名）が来た。当時３０歳で人妻。婦長だとか何だとかって肩書は無いけど、仕事が出来てキャリアがあるから若手のリーダーって存在の人だ。切れ長な二重の目。スウッと通った綺麗な鼻筋。 小さくキュッとした唇。栗色の長い髪は、その日の気分で束ねてたりそのままだったり。今日は束ねてない。 ついつい目が留まってしまう、白衣を隆々と持ち上げてる巨乳。細い腰に大きなお尻。ムチっとした太腿とふくらはぎに、細い足首・・・約１ヶ月の入院生活。ほぼ全快したのと共に性欲も復活して、看護婦さん達は目の毒だ。特に美樹さんの見た目は、目の毒を通り越して危険だった。スリムで爽やかで真面目そうなタイプの人が大半な中で、唯一彼女だけがグラマーでフェロモン漂いまくりの“お姉様系”だった。 体温や血圧を測ってもらったりしてるだけでも、ただ彼女が傍に居るってだけでムスコが激しく反応して困ってた。 日に日に溜まる一方なんだけど、オッサン達の寝言と鼾と加齢臭が漂う６人部屋や小便臭いトイレじゃオナニーする気にもなれない。Ｈな事ばかり考えて悶々してるんだけど、発散する術が無かった。それは置いといて・・・ 「どう？気分悪かったりしない？」 「はい、何ともないです〜」 「あら・・・しょうがないわねぇ、カーテン開けっ放しで。ごめんね」 「あ、いえ。大丈夫っすよ」 「先生ね、急患の処置で遅れるみたいなの。もうちょっと待っててね」 「は〜い」 美樹さんは申し訳なさそうな顔と笑顔とが混じった表情を見せ、カーテンを閉めて去った。 事務的な会話を交わしてるだけなのに気分が高まり、トランクスの中でムスコが大変な事になってる。 カーテンの外では、看護婦さん達が行き交う足音や話し声。ナースコールの音。俺はカーテンに囲まれた中で独り、トランクスに手を突っ込んで勃ったきり戻らないムスコを押さえながら悶々としていた。 １０分かそこら経った頃、再び美樹さんが入ってきた。ニコッと微笑んでから、点滴の具合をチェック。 顔を合わす度に見せてくれる笑顔が、何とも艶っぽくて堪らない。収まってたムスコが再び暴走してしまった。 「先生、もう直ぐ来るみたい」 「は〜い」 「パンツ下しとこうね〜」 「はい・・・えええっ？」 これからやる検査は前にも１度受けた事あるんだけど、その時は普通にパンツ履いてたんだけど。 てか、今トランクス下ろしたらヤバいんですが。美樹さんは戸惑う俺に構わず腰を覆ってた毛布を除けた。 「・・じゃ、下ろしますんで・・・・」 「いいわよ〜、私がするから」 「え？あのぉ・・・・」 「ちょっと腰上げてぇ」 美樹さんは自分で脱ごうとした俺の手を押さえて制し、トランクスに両手をかけて一瞬動きを止める。ムスコがすっかり勃起しちゃって、トランクスがテントと化している。美樹さんは隆起したトランクスと戸惑う俺の顔を交互に見てニッコリ笑う。その時ハッキリ見た。美樹さんの目が輝きを増して、笑顔に独特の妖しさが加わったのを。 ・・・・元カノとＨする時、いつも俺をパンツ１丁で突っ立たせて、跪いて自分で脱がすのが好きだった。 「興奮したおちんちんが顔を出す瞬間を見るのが好きだから」って。後で思えば、その時の元カノの笑顔にソックリだった。長いようで短い一瞬が過ぎ、美樹さんは俺のトランクスを一気に膝まで下ろす・・・ 漫画だったら「びろ〜ん」とか「ドド〜ン！！」とかって擬音が入るだろうか？そんな勢いでムスコが顔を出した。 トランクスの束縛から解放されたムスコは極限まで勃起して天井を向き、おまけに先端から我慢汁まで滲ませていた。 それを無言で見つめる美樹さんは、何かうっとりしたような表情になってる。振り返って気配を窺ってから向き直り、ムスコを優しく握りしめ、汁が滲む出る尿道口に人差し指を這わせた。頬に僅かな赤みが差し、呼吸が激しくなってる。 「・・・すいません・・・仕事でやってくれてんのに」 「ううん、回復した証拠だよ。良かったね」 「・・・はぁ・・・」 「辛いでしょ？こんなになるまで溜まっちゃって」 「ええ、まぁ・・・はい・・・」 「・・・すごい・・・あっつくなってるよ・・・」 「・・・・・・・・・・・」 それきり会話がストップ。美樹さんは背後の気配を気にしつつ、俺のムスコを握りしめ、空いた方の掌でタマ袋を優しく揉む。初めて会った時からＨそうな雰囲気の看護婦さんだなと思ってたけど、まさかこんな好き者だったとは。 まるでアダルトビデオの女性だ。こうなりゃ、人妻さんだろうが何だろうが関係ない。こっちも攻撃だ（笑） 俺は点滴してない方の手でグッと抱き寄せ、スカートに手を突っ込んだ。美樹さんは声を出さずに唇だけ動かして 「こらっ」って言って微笑む。俺も微笑み返しながら、内股に掌を差し込んで優しく擦った。太腿の温もりを堪能してから、徐々に上の方へ・・・思い切ってパンティを掴んで引き下ろしてしまう。嫌がる素振りは無い。 まず手探りで繁みを撫でる。生えてる面積が狭い上に、短く切り揃えてあった。何か歯ブラシみたいだ。 手招きし、内緒話するから顔を寄せてとジェスチャーする。顔を寄せた美樹さんの耳元で、そっと囁いた。 「毛が少なくて舐めやすそうですね」 「やん・・・恥ずかしくて感じちゃう・・・」 「・・・最近、工藤さんに会うと何時も勃起してました」 「ああん・・・」 「今度おっぱいも触りたいです」 「はぁぁっ・・・」 根っからのスケベなのか、言葉の責めが好きなのか？美樹さんの指に力が篭る。危うく発射しそうなのを堪えて、責めに徹する事にした。花びらを揉み、割れ目に沿って指を這わせる。早くも熱い粘液が湧いてヌルヌルしてる。 指で掬い取って塗り拡げ、クリの周辺を指先でグリグリと刺激した。美樹さんは息子を握ったまま硬く目を閉じてる。 穴を探し当て、指を深く突っ込んだ。美樹さんは脚をガニ股気味にして大きく広げ、自ら腰を使って指を出し入れする。 カーテン１枚だけで隔てた所でＨな事をしている緊張感と背徳感が堪らなくて、夢中で互いの性器を触り合った。 凄く長いようだけど、実際は２分経ったかどうかくらいだろうか。ナースステーションから担当医の声が聞こえて、慌てて我に返った。美樹さんは飛び退くように離れ、俺のムスコに毛布を被せてから小声で囁く。 「ごめんね中途半端で・・・・明日の夜まで我慢できる？」 「・・・・・ちょっと辛いけど頑張ってみます」 「・・・ふふっ・・・」 微笑みを残してカーテンの外へ出ていった・・・その微笑みは、入院してから今までの“患者を労わる看護婦さん” ではなくて“Ｈモードな女性が男を見る時の笑み”だった。間もなく担当医が「やぁ、お待たせ」と入ってきて、助手を務める美樹さんも何事も無かったように後に従って入ってきた。検査が始まり、注射したり機械を使ったりする担当医に、美樹さんは慣れた感じで的確な補佐をする・・・脱げたパンティを履き直さずに行ってしまったが、どう考えても直す余裕は無かったはずだ。パンティ半脱ぎでアソコをビショビショにしたまま仕事をしてる。 そう思うと、検査中にも拘らず毛布の下でムスコがビンビンになってしまった。 |
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| 2009.11.21掲載 |
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