８．

　指だけでわたしをいかせた夫は、満足げな笑みを浮かべ、わたしの愛液でいやらしく濡れ光った指を、淫肉の狭間から引き抜き、
「智恵美・・・すごいじゃないか・・」
　と言いながら、その指をしゃぶりました。
「ふふ・・・お前のお汁はとってもおいしいよ・・・」
「ああ・・・やだ・・・そんなこと・・・」
「お前も舐めてみれば分かるよ・・・ほら・・」
　そう言って夫は再びわたしの恥ずかしい割れ目に指を這わせ、愛液をすくい取って無理やりわたしの口にねじ込みました。
「あう・・・ううん・・・」
　自分自身の愛液を夫の指に舌を絡めながら舐め取るわたし・・・ああ・・・なんといやらしい女でしょう・・・
「さあ・・・智恵美のおま○こに入れる前に、今度は俺のものも舐めてくれ・・」
　夫はそう言いながら、いきり立ったペニスをわたしの鼻先に突きつけました。
　松本先生のものと比較して確かに見劣りのする夫のペニスでしたが、そうして目の前にその肉棒を突きつけられると、既に官能の虜となっているわたしには、耐えられるものではありません。
　わたしはむしゃぶりつくように、その硬く反り返った肉棒を口に含みました。
　わたしを女にし、わたしに女の悦びを教えてくれたのは、紛れもなくこの夫のペニスなのです。
　わたしがいちばん慣れ親しんだその肉棒・・・
　夫はわたしよりも３つ年上で３１歳の男盛り・・・熱くぎんぎんに漲り切ったその亀頭は、欲望ではち切れんばかりです。
「ううんぐぐ・・・うぐうぐ・・・」
　鼻を鳴らしてくわえ込み、えらを唇で締め付けながら、舌で亀頭をぐりぐり舐め回すと、
「ううう・・・智恵美・・・気持ちいいよ！！」
　夫はそう言って腰を捩らせます。
　わたしはますます夢中になって舌を躍らせ、手では幹をしごき立てました。
「あう・・・ううう・・・」
　夫は呻きつつ、ソファから立ち上がりました。
　わたしは夫のペニスを追いかけるように、ソファから下り仁王立ちになった夫の前に跪いておしゃぶりを続けます。
　一度ペニスから口を離したわたしは、夫の陰嚢を舌先でくすぐり、それから少しずつ幹を舐め上げていきました。
　びくん・・びくん・・と、跳ね上がるように夫のペニスがしなりを打ちます。
　そんな肉棒の反応を楽しみながら、ゆっくりと舌を這い上がらせ、やがて辿り着いた鈴口を舌先でちょんちょんと刺激し、そこに溢れた夫の先走りを舌先に掬って顔を引くと、粘液が糸をつつーッ・・と引いて、伸びてきました。
　それからその糸を再び口に絡め取りなから亀頭を唇で覆い、チュッ・・チュッ・・と、吸い上げます。
「あうっ・・・ううッ・・」
　夫はまた快感の呻きを洩らし、腰を震わせました。

　今も松本先生は覗いているのかしら・・・

　こうしてわたしが夫のペニスをしゃぶっているのを見たら・・・

　いったいどう思うのだろう・・・？

　そんなことを思いながら、わたしは口に含んだ夫のペニスを、少しずつ出し入れし始めます。

　ジュプッ！！・・ジュプッ！！・・ぬっちゅ！！・・ジュプッ！！・・じゅばッ！
　・・じゅぼッ！・・ぬちゅくちゅ！！・・じゅぶッ！・・ジュプ！！

　と、音を立てながら唇の締め付けを加え、顔のピストン運動を速くしていくわたし・・・
　夫のペニスがどくん・・どくん・・と脈打ち、ますますしなりを強くしていきます。
　幹を這いまつわる血管が、青黒く、そして太く浮き上がってきます。

　ジュボッ！！・・ジュプッ！！・・ジュボッ！！・・ジュプッ！！・・・

「うう・・・智恵美！！・・・口に出してもいいかい？」
　わたしは前後させていた顔を大きく揺すって、かぶりを振りました。
「このままじゃ出ちゃうよ・・・」
　わたしはまた肉棒から口を離し、
「じゃあ・・・ソフトにね・・・」
　と言って、鈴口の下を舌先でれろれろくすぐりました。
　それから亀頭をくわえて吸う。
　再びえらを舌で舐め回し、握った手で幹をこすり上げる。
　また吸う・・・

　れろれろ・・・ぬちゅぬちゅ・・・ちゅばちゅば・・・しこしこ・・・れろれろ
　・・・ぬちゅぬちゅ・・・ちゅばちゅば・・・しこしこ・・・

「ううう・・・それもいい！！・・・すごく感じるよ！！」
　夫はあまりの快感に、苦悶に歪んだような顔をして天井を見上げます。
「ふふ・・・気持ちいいでしょ？」
　わたしはますます情熱的に一連の動作を繰り返します。

　れろれろ・・・ぬちゅぬちゅ・・・ちゅばちゅば・・・しこしこ・・・れろれろ
　・・・ぬちゅぬちゅ・・・ちゅばちゅば・・・しこしこ・・・

　やがてその刺激にも我慢できなくなった夫は、
「ううう・・・智恵美・・・もう我慢できない・・・」
　呻くようにそう言うと、わたしの顔を自分のペニスから引き剥がし、再びソファの上にわたしを押し倒しました。
　太腿を大きく割り開かれ、恥ずかしい股間を剥き出しにされます。
「あんッ・・・・」
　そして夫は、素速くわたしに覆い被さると、狙いを定め一気に刺し貫いてきました。
「あああッ！！」

　ぬるりッ・・・ぐちゅっ！！

　と、スムーズに侵入を果たした夫のペニスは、あの松本先生の引き裂くような挿入感に比べれば物足りないのかも知れませんが、それなりの快感をわたしに与えてくるのでした。
「あ・・ああああ・・・あなた・・・」
　思わず甘い声を洩らしてしまうわたし・・・
　わたしのフェラで余裕を失っているのか、夫の抽送は最初から激しいものでした。
　腰を弾ませながら叩きつけるように、ペニスを突き入れてきます。
「ああ・・・智恵美ッ・・・おまえの・・おま○こは・・はっ・・はあ・・本当にッ・・気持ちいいッ・・はあッ・・はッ・・」
「あッ・・ああッ・・あんッ・・んんッ・・あうッ・・」

　グッチュ！！・・ズン！！・・ズン！！・・ズン！！・・グッチュ！！
　・・グッチュ！！・・グッチュ！！・・ズン！！・・ズン！！・・ズン！！
　ズン！！・・ズン！！・・グッチュ！！・・グッチュ！！・・グッチュ！！

　と、淫靡な湿音と共に、叩きつけられる衝撃がわたしのクリトリスを刺激し、快感の波が高まっていきます。
　夫は激しく腰を律動させながら、わたしの乳房を揉みしだき、乳首を指の間に挟んで刺激することも忘れません。
　時折乳首を口に含み、吸い上げたり舐め転がしたり・・・
「あッ・・ああんッ！・・・あなた・・・感じる・・感じるわッ！・・ああ・・」
「うう・・感じるかッ・・はあッ・・はッ・・」
　夫はますます激しく、速く・・・ああああ・・・ペニスを淫肉の狭間に出没させます。

　・・ズン！！・・ズン！！・・グッチュ！！・・グッチュ！！・・グッチュ！！
　グッチュ！！・・グッチュ！！・・ズン！！・・ズン！！・・ズン！！・・
　・・グッチュ！！・・グッチュ！！・・グッチュ！！・・ズン！！・・ズン！！・・

　ああああ・・・これに弱い・・・わたし・・・！！
　なぜって・・・夫のペニスがわたしの蜜壺の中を縦横無尽に暴れ回り、肉襞のあちこちにぶつかって・・・
「ああッ！！・・・い・・いいッ！！・・あなたの・・・速いのが・・いいッ！！・・あああ・・・もっと・・強くッ！！・・突いてえッ！！」
「こうかッ・・そらッ・・・はあッ・・はっ・・はっ・・」
　夫の腰もしなりを打つように、律動を激しく大きくしていきます。

　グッチュ！！・・ズン！！・・ズン！！・・ズン！！・・グッチュ！！
　・・グッチュ！！・・グッチュ！！・・ズン！！・・ズン！！・・ズン！！

　ああ・・・これが慣れ親しんできた夫の責め・・・
　わたしの快感は、もう条件反射のように高まり、早くも沸点に達しようとしていました。

　あああ・・・いきそう！！

　い・・いいいッ！！

　と、その時・・・夫はわたしの蜜壺から、ペニスをにゅぷッ・・・と、引き抜いてしまいました。
「あん・・・だ・・だめえ・・もっと・・・」
「ふふ・・・最初は明るいとこじゃいやだって、言ってたくせに・・今度は・・もっと・・かい？」
「ああ・・・意地悪！！・・もうちょっとでいきそうだったのに・・ねえ・・しっかり・・いかせて・・お願い・・・」
　わたしはそう言って淫らに腰をくねらせながら、夫におねだりします。
　赤く充血したわたしの淫裂は、そのいやらしい割れ目をぱっくりと開いて、夫の目の前に無防備に晒されていました。
「そんなに欲しいのか？・・・俺のおちんちんが・・・」
「ああん・・・欲しいの・・・お願い・・・ここに・・それを戻して・・！」
　いきかけたところを中断された物足りなさに、わたしは恥知らずにも自らその陰部を指で広げて夫を誘いました。
「ふふ・・・じゃあ、今度は後ろ向きになるんだ・・・」
「やだ・・そんな格好！・・恥ずかしいから・・・」
　自らいやらしく濡れそぼった割れ目を広げておきながら、恥ずかしいも何もあったもんじゃないなと思いつつ、わたしは反射的にそう言いました。
　すると夫は、嬉しそうに笑いながら、
「いやなら入れてやらないぜ・・」
　と言いました。
　もうわたしが、ペニスを入れて貰わなければ我慢できないのを承知の上で、言葉でいたぶろうとしているのです。
「あん・・・また・・そんな意地悪を言って・・・」
「しっかりいかせてやるから・・・」
「もう・・・恥ずかしいのに・・・」
　わたしは渋々といったポーズを取りながらも体を起こし、ソファの背もたれにつかまるとソファの上に膝をついて夫に背を向けました。

　これじゃあ・・・昼間・・・娘の教室で松本先生に犯されたときと・・・おんなじだ・・・あああ・・・

　そう思うと、なんだかまた松本先生に犯されるような気がして・・・
「これで・・・いい？」
　そう言って振り返るとそこにいるのは夫・・・わたしの頭は混乱してしまいそうでした。
「ふふ・・・こうして後ろから見る智恵美のおま○こは、ますますいやらしいんだよ・・・ああ・・・たまんない眺めだ！！」
「ああ・・・だから恥ずかしいって言ってるのにぃ・・・」
　松本先生もきっと夫と同じように、わたしの恥ずかしいあそこの、その後ろからの淫らな眺めにますます興奮し、あんなに激しく情熱的に、後ろから突き抉ってきたのでしょうか・・・。
　なにしろ・・・その激しさで教卓までがギシギシと揺れ、わたしのお尻にぶつかる
　松本先生の腰がピタン・・ピタン・・と、淫らな音を教室中に響かせていたのです。
　それを思い出すと、わたしの興奮はまた一気に高まり、淫らなお汁をドクッ・・と、溢れさせてしまうのでした。

（つづく）