「ん……」 意識が段々と戻ってくる。 「あれ、起きちゃった？」 そして、聞き慣れた女の子の声が耳に入って来きた。それに （なんだろう、柔らかい…） 頭が柔らかい何かに包まれてる。 「ん……」 僕はまだしょぼしょぼする目を開いた。 「おはよう、優一」 すると、僕の視界に巨大な二つの双乳が飛び込んできた。そして、その山の間から僕を見下ろす綺麗な女の子が見える。 「ああ、賢」 （そうか、僕、賢を抱きしめてる途中に寝ちゃったのか） 僕はなんとなく寝返りをうとう頭を動かして、賢のほうに顔を向ける。すると 「ピンク……」 ひらひらとしたスカートの奥に、ピンク色を視認した。 「あ…」 賢の頬が真赤に染まり 「え…」 僕も状況を理解した。 「膝枕…？」 僕が眠っている間に、賢が僕の頭を太股の上に乗せてくれていたようだ。 （じゃあ…見えてるこれは…？） 僕の背中に冷や汗が吹き出てくる。 （まさか…） 僕の脳裏に、ショーツ、の四文字がよぎった。 「ご、ごめん！！」 僕は慌てて体を起こそうとする。 「あ、だめ…」 でも、賢が両手で僕の頭を押さえつけた。 「い、いいの！別に、見られてもいい！優一なら」 「あ…」 顔の向きを固定され、あらためて賢のショーツが目に飛び込んでくる。 「えっと…その…」 あまりの状況に言葉が見つからず、僕は思わず 「柔らかいね…賢の太もも」 エロおやじ発言をしてしまった。 「……え、あ……」 賢は口をきゅっと瞑って俯いてしまった。 （ま、まずい…） 僕は慌てて次の言葉を紡ぐ。 「そ、その…綺麗だね〜、賢の太ももって！肌が艶々で、光沢があるよ！」 「……ん……！！」 賢の顔はおろか、首まで真赤になる。 （や、やばい…） 万事休す、そう思った時だ。 バサリ！という音と共に、目の前が少し暗くなり、賢のショーツが目の前に迫った。 「え……」 賢が僕の顔をスカートの中に押しいれたんだ。 鼻先がつきそうな程に賢の太ももの付け根に押し込まれて、僕は賢のショーツをまじまじと見てしまった。ショーツは少し汗ばんでて、鼻に、つん、と汗の匂いが漂ってきた。しかも、汗のせいで賢の秘部にショーツがぴっちりと張り付いていて、その蕾のような綺麗な形をくっきりと浮きただせていた。 僕は目の前の光景に思わず固唾をのむ。 「ゆ、優一な、なら、ら、あわ、み、みていい、か、から！」 賢の恥ずかしそうな声が聞こえてくる。 （今、賢はどんな顔をしてるんだろう？） 顔を真赤にして、恥ずかしそうな顔をしてるのか。それとも、不安げに目を潤ませてるのか。そんな事を考えてると、思わず笑えてくる。 「ははは、賢、可愛い」 「え、今、何て言ったの？」 スカートの中では声が賢までよく聞こえないらしい。 「ただ、こう言っただけ」 僕は意地悪も込めて、そっと賢の秘部にショーツの上からキスした。 「ひゃぁ！！」 賢の全身がぶるり、と震えた。 「ははは、可愛い」 「ゆ…優一…？」 賢の不安げな声が僕を余計に興奮させる。 「可愛いからもう一回」 僕は再び賢の秘部にショーツの上からキスする。 ちゅう！ 「ひゃぁぁぅぅ！！」 でも、今度は直ぐには止めない。唇を押し付けたまま吸ってみる。 ちゅぅぅぅ！！ すると、賢の味が口の中に広がってきた。汗のしょっぱい味と、賢の愛液の不思議な味だ。 （愛液の味がする。もう濡れてるんだ） 賢の肉裂がくっきりと浮かび上がってたのは、既に賢が興奮して濡れていたからかもしれない。 「んんんぅぅぅ！！！」 その賢は、必死に込み上げてくる快楽を堪えるように身をよじった。 今度は唇を押し付けたまま舌で舐めてみる。 ぴちゃ！ また、賢の味が口の中に広がって来る。 「ひゃぁう！！ん！！ゆ、優一…！！」 快感にしびれるように賢の太股がピクピクと震え始めた。 「まだだよ」 僕はそのまま舐めたり、吸ったり、キスしたりし続ける。 ぴちゃ！ちゅぅ！ちゅぱ！ぴちゅ！ 「ひゃ！あん！やぁ！はぁう！！」 僕が口で賢を愛撫すればするほど賢のあそこはよりくっきりと浮かび上がり、賢の愛液を溢れさせた。そして、賢の匂いも増し始めて僕の鼻を刺す。 ちゅぱ！ちゅぅ！ぴちゃぴちゃ！ちゅる！ 「やあん！！優一！！はぁ！はぁ！だめ！か、感じて！！ああ！！」 段々と増えてくる賢の愛液。僕はそれを一滴も逃すまいと唇を押し付けて必死に吸うけど、量が多すぎて唇の脇から零れていく。いつしか賢の太ももは、彼女自身の愛液と僕の唾液に塗れ、ニーソックスまでも濡らしていた。 それでも、僕は止めない。 ちゅる！！じゅる！！じゅぅ！！ちゅるる！！ 「はぁん！！優一！！！いっちゃう！！いっちゃうよ！！」 ショーツ越しからでもわかるほど硬くなっているクリトリスからもそれはわかる。だから、僕は最後の追い込みをかける。 じゅる！！ぴちゃ！！じゅるる！！ 「やぁ！！ああん！！ひゃぁぅぅう！！はぁん！！いく！！いく！！いくよ！！」 「い、いっていいよ、賢！！」 （僕が、全部受け止めるから） 僕は舌をショーツの中に滑りこませて賢の綺麗な肉列に挿入した。 途端、賢の肢体は電流でも流れたように痙攣した。 「い、いく！！いく！！い、いくぅぅぅぅぅ！！！」 ばしゃぁぁぁ！！ 賢がいった瞬間、肉裂から洪水のように愛液が溢れてきて僕の顔を濡らした。 「はぁ、はぁ、はぁ」 そして賢は、脱力して僕の頭を抱えるように突っ伏した。 「ふぎゅ…」 賢の巨乳が僕の横顔を圧迫してくる。 「はぁ、はぁ、はぁ」 そして、酸素を吸いこもうと必死に口をぱくぱくさせた。 （く、苦しい…） 賢が大きく呼吸すると巨乳が僕の顔に圧力をかけてきて、その度に僕の顔が、賢の柔らかい太ももに沈んで呼吸を困難にさせる。 正直、苦しくてしょうがない。でも 「はぁ！はぁ！はぁ！はぁ！」 賢の方が遥かに苦しそうだった。それに、押し付けられた賢の胸から、心臓の激しい鼓動が伝わってきた。 ドク！ドク！ドク！ドク！ドク！ （なんだか、心臓の鼓動が速すぎる気がする…） 前に賢を抱いた時のもこれほど心臓の鼓動は早くはなかった。 （賢、本当に大丈夫かな？） 僕はそっと、賢の髪を撫でる。 Another View 川崎 賢 「はぁ！はぁ！はぁ！」 （苦しい…） 苦しくてしょうがない。 （体…起こさなきゃ…） さっきからずっと優一の頭の上に突っ伏したままだから。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 でも、熱があるせいで、果てたばかりの体を思うように動かせない。目の前がぐらぐらしたり、二重に見えたりする。 「賢、大丈夫？」 スカートの中から声が優一の声が聞こえてきて、優一の手が私の髪をそっと撫でた。 「うん…平気…」 私は消え入りそうな声で応えるのが精いっぱい。でも、それで優一の耳に届くはずもなく 「賢、本当に大丈夫？」 優一が、私の胸をすり抜けてスカートから顔をのぞかせてきた。 「あ…あぁ…」 優一の頭がなくなって支えを失った私の体はそのまま優一の胸の中に崩れるようにもたれかかった。 「賢…？」 優一は私の両肩を掴むと、少しだけ引き離して顔を覗き込んでくる。 「大丈夫…？」 「あ、えと…うん…」 「本当に…？」 優一が、私の額に手の平を当てようと手を伸ばしてきた。 （だ、だめ…） 今、触られたら、熱がある事が優一にばれちゃう。だから 「えい！」 私は、優一の掌が私の額に触れる寸前に、優一に飛びついて押し倒した。 「う、うわぁ！」 優一は私の思った通りに倒れてくれて、ちょうど私の体は優一の股の間に入れた。 （やったね。これで、優一にしてあげられる） 晴香に教えてもらった事だから少し心配だけど。 「賢？」 私の不敵な笑みに優一は戸惑ったように首を傾げた。 「へへへ、私ばっかりいつもいかされるなんてずるいから、私も優一にしてあげるね」 そう言って私が優一のズボンのチャックに手をかけると 「え？！えええええ！！！」 優一の困惑の叫びが聞こえてきた。 Another View end |
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| 2011.5.5掲載 |
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