『旅の宿』・『好きだよ』・『再会』・『メイドごっこ』・『痴漢ごっこ』・『代用品』 ・『ニアミス』・『彼の後輩』 続編です。


　駅の改札を出たところで『彼』と目が合った瞬間、「あ…巨根の子だ」って思っちゃったのは我ながら情けなかった。
「理香子さ〜ん、久しぶりぃ」
　満面の笑みって表現がぴったり。嬉しそうに駆け寄って来た『彼』は相変わらずぼさぼさの髪、よれよれのＴシャツ、たぽたぽのお腹をしていた。
　行きずりで、駅のトイレでしちゃったことは鮮明に覚えてるんだけど、彼の名前はぜんぜん思い出せない。
「あ…えっと…」
　あたしが困っていると
「マサヒロだよぅ。忘れちゃった？でもきっと、俺のチンポのことは忘れてないよね！」
　うわ…いきなり何を言い出す。しかも馴れ馴れしいぞ。顔を寄せるなぁっ。
「ここでお姉さんに会えたのは、運命だなぁ」
　なんか、勝手に頷いてるよ。
　しかも、いきなり肩を抱いてくる。な…なにこの子。
「ちょっとっ！」
　あたしが咎めるような声を出したのは気にもしてない。
「おねーさんにお願いがあるんだけどぉ…今から付き合ってくれないかな？」
「はぁ？」
　あたし、仕事終わって疲れて帰って来てるんですけど？
　しかも彼氏といろいろあって不機嫌きわまりないんですけど？
「女の子が一人足りないんだ。理香子さんなら可愛いし、みんな喜んでくれると思うんだぁ」
　合コンか何か？あれ…合コンで探すなら女の子じゃないか…っていうか、汗臭い。くっつくなぁっ。
「ね。いいでしょ？」
　無邪気っぽく言ったあとで、マサヒロくんの目つきが変わる。
「じゃないと、おねーさんの恥ずかしい写真、ネットに流しちゃうよ？」
　……写真？！
「あの時…写真なんて撮ったっけ？」
　あたしが眉を顰めると、
「えっへっへぇ…ウソウソ〜。そんなことしないけど、いいでしょ？楽しい集まりだからさぁ、ね、行こ行こ！」
　無理矢理、肩を抱いたまま歩き出す。
『お前、チンポなら誰のでもいいんだろ？』
　この間、達也に言われた言葉が頭をかすめる。
　勝手だよね。自分から３Ｐみたいな状況作ってたくせに、そんなこと言うなんて。
　ふーん…だ。もう知らない。
　この子と遊んじゃうからね。
　そうよ。この子と知り合ったのだって、よく考えたら達也のせいだったじゃない。
　憂さ晴らしに遊んじゃお。
「集まりって…何？」
　胡散臭そうに聞き返したあたしに、にんまりと笑ってマサヒロくんが答える。
「コ・ス・プ・レ・パーティ」

　連れて来られたのは、一流のシティホテルだった。
　もう二度と会わないと思ってたんだけどなぁ。
　太くて…長くて…すごくて…マサヒロくんのモノを思い返すと体が熱くなる…けど…。
「ここのね、最上階のスイート借りてるんだ。もうみんな待ってると思う」
　得意げに鼻をふくらませてマサヒロくんが言う。
　ふぅん。ほんとにパーティなのかぁ。
　少し安心しながら、少しがっかりしてる自分がいて苦笑。
「あ、田坂くぅ〜ん」
　気味の悪い鼻声を出して、マサヒロくんが手を振る。
　ロビーにいた、大きな紙袋をいくつも手に提げてる男の人がそれに反応して近寄ってきた。痩せて、背が高くて、同じＴシャツにジーズンズ姿でもマサヒロくんみたいによれっとはしてない。
　あたしのことを上から下までじろじろ見回したと思うと
「この人？すげー、お前にこんな綺麗なおねーさんとお付き合いがあるなんて。グッジョブマサヒロ…なんつって！あ、どーも、俺、田坂って言います。今日は俺の作った服を着て下さるなんて大感激っす。よろしくお願いしまぁすっ！」
　一息でまくし立てると、タサカくんとやらは頭を深々と下げた。
　早口に圧倒された。
「…どぉも…」
　なんかよくわからないけど、あたしも頭を下げておいた。

　エレベータで最上階へ。
「二間続きだから、こっちで着替えて、隣の部屋に来てね。中でドアが繋がってるからさ」
　そう言いながらマサヒロくんが案内したのは、リビングルーム？みたいな広い部屋だった。こいつ、実はお金持ち？
　紙袋をタサカくんから手渡される。
「俺はドアの前にいるから、これに着替えてね」
　マサヒロくんは廊下に出て行った。廊下側のドアに行ったっていうのは、あたしが逃げたりしないか見張るつもりなのかも。やな感じ。
　タサカくんも隣の部屋へ出て行ったところで、渡された紙袋の中身を全部テーブルの上にぶちまけてみる。
　なんだろ…アニメかな？普通の学校の制服っぽい。白いブラウスに赤いリボンタイ、大きなワッペンが胸についた紺のブレザー、グレー系チェックのミニスカート、紺のハイソックス、濃茶のローファ。
　これくらいならＯＫかな。達也が喜びそう。
　着替えて、壁にかかった姿見を見る。
　ふぅん…まだ高校生で行けそう？
　まんざらでもない気分で、スカートのすそを整えてると、
「準備できたぁ？」
　ノックも無しで、ドアから顔を覗かすマサヒロくん。
「うわぁ！理香子さん、似合うねぇ」
　声が裏返ってるよ。
「今から理香子さんは、フェアリー戦隊ときめきファイブのフェアリー・コスモ、美空舞ちゃんだからね！」
　やけに高らかに宣言される。
　なんじゃそのアニメは………あたしは思いっきり脱力した。
「じゃあ、行くよ？舞ちゃん！」
　嬉しそうに、マサヒロくんは隣の部屋へ続くドアを開けた。

　いきなり、シャッター音。フラッシュが浴びせられる。
　へ……？
　部屋の中には男の子が４人、カメラを構えて…いた。そのうちの一人はさっきのタサカ君。なんとなくみんなマサヒロくんと似たような空気を纏っている。
　思ってたのと違う…。
　コスプレパーティって、みんながコスプレしてるんじゃないの？
「みなさんお待たせしましたぁ！美空舞ちゃんでーす！！」
　マサヒロくんが声を張り上げたのと同時に、可愛い女の子の声のＢＧＭが流れはじめる。
「おおー！」
「コスモだ」
「やっぱりな」
「おれ、マリンかと思ってた」
「舞タン超絶イイ！」
　次々フラッシュが焚かれる。
「舞ちゃんは中学生アイドルなんだよ」
　囁きながら、マサヒロくんはあたしにマイクを渡す。
「口パクでいいから、歌ってる真似して？」
「はぁ？」
「早く！」
　よくわかんないけど…アイドル撮影会ごっこ…みたいなのをしたいのかな？？
　仕方なく、歌う真似をしてみる。
「舞タン、ボクたちのサークルは、写真をネットに流すようなことはしない紳士ばかりだから安心してね」
　一曲終わったところで、マサヒロくんが言う。
　あぁ…そうだよね。そんな心配今までしてなかったけど、言われたら心配になって来る。
「みんなのために、色々ポーズしてあげてね」
　色々って言われてもなぁ…。
「舞タン、こっち向いて」
「ぐるっと回って！」
「髪かきあげて」
　男の子達がポージングの注文をつけてくる。
　まぁ…このくらいならいっか。
　ぎこちない笑顔を浮かべながら、あたしは言われたポーズをとってあげる。
　いきなりホテルのスイートで、ヲタクに囲まれて写真を撮られることになるなんて…。
　でも、注目を浴びるのってちょっといい気持ち…かも。

　１０分くらいそんなことをしてたかな。
　大音響で爆発音？らしきものが響き、ＢＧＭが重苦しいメロディに変わった。
「あぁ！大変だぁ。淫魔獣シーボムが現れたぁ！」
　意味不明な単語をマサヒロくんが叫ぶ。
「舞タン。フェアリー・コスモに変身して！」
　はぁ？
　空中にハテナがいっぱい浮かぶ気分。
「へーんしん！へーんしん！」
　カメラから手を離して、ヲタク達が拍手をはじめる。
「舞タン、早く変身しないと、淫魔獣に襲われちゃうよ？」
　あぁ…着替えろってことなのね。
　ようやく合点して、隣の部屋へのドアを開く。
　続いて部屋に入って来たマサヒロくんが、新しい紙袋を手渡してくる。
「はい、これ。今度は下着も着替えて来てね。変身だから早くだよ！」
　はいはい…。
　袋の中身を出してみて唖然とする。
　何よぉ、この衣装。
　上半身はセーラーカラーに、かろうじて乳首が隠れる程度の布地がくっついてて、背中の部分は紐を結んでるだけ。もちろんおへそは丸見えで、スカートはマイクロミニ。ブーツに、長手袋。全体が光沢のある白と紺の布地で出来ていて、ご丁寧にも同じ配色のサイドを紐で結ぶＴバックショーツまである。
「こんなの着ろって言われても…」
　あたしが言うと
「絶対に似合うって！」
　マサヒロくんが力説する。
「だって、露出多すぎない？」
「フェアリー戦隊はエロゲーだから仕方ないんだよぅ」
　エロゲー……あたしは再び脱力する。
「ほら、隣でみんな待ってるし。お願いだよぅ」
「でも…これはちょっと…」
「ぜったいに俺たちが触ったりとかしないし、ほんとネットに写真流したりもしないから。お願いします！」
　いきなりマサヒロくんが土下座する。
「うーん…」
　ほんとは少し着てみたい気もするんだ。これ着て、さっきの子達の前に立つ自分を想像すると…身体の奥が疼いちゃう。
「じゃあ…ちょっとだけだよ」
　あたしの言葉にマサヒロくんはパッと顔を上げて言った。
「髪はツインテールでお願いします！」

　この格好はさすがに恥ずかしい。
「うおー！」
「ツインテール萌えー」
　着替えたあたしが姿を現すと、ヲタク達がどよめく。
「舞タン。これが決めポーズ！」
　４人の後ろで、マサヒロくんがポーズを取りながら叫ぶ。
　両脚をしっかり広げて立って、ひじを曲げて顔の前でＶサイン…バカっぽい。あたしが真似すると、フラッシュの嵐。
　次にマサヒロくんは後ろ向きになって、上半身だけ振り向くポーズをする。これって…Ｔバックのお尻が丸見えなんじゃないかな……。真似をしながら、短すぎるスカートの裾が気になる。
　フラッシュが瞬くたびに、身体が熱くなってくる。
　そのまま何ポーズかしてると、
「あぁっ！危ない！舞タン！！」
　突然、叫びながらドタドタとマサヒロくんが駆け寄って来て、あたしの脚にタックルをかけた。
「きゃぁっ！」
　あたし、その場に尻餅をついちゃう。
　危ないのはお前だぁっ。
「大変だ。淫魔獣シーボムの触手攻撃が始まったよー」
　阿呆なことを言いながら、あたしを羽交い絞めにする。
「きゃぁっ！何すんのよっ！」
　その途端、今までファインダーばかり覗いていたヲタクたちが、あたしに殺到してくる。
「え…ちょっと……」
　みんな緑色のビニール紐を手にしてる。
　マサヒロくんの手が、胸を隠していた小さな布を胸の谷間へ寄せて押し込む。
「やだっ！」
　露になる胸元を押さえようとした両手を、左右から押さえられ、紐をかけられた。
　脚も左と右、違う子が押さえて紐をかけていく。
「きゃぁっ！やっ…いやっ！」
　露になった胸を強調して搾り出すように、上下に紐がかけられる。
「舞タン、ピーンチ」
　嬉しそうに言うと、マサヒロくんはあたしの脚の間に回り込む。
「いやぁっ…触らないって言ったじゃないっ！」
「違うよぉ…今、舞タンを触ってるのは、淫魔獣。俺たちじゃないよぉ」
「バカぁっ！！」
　あたし…５人に犯されちゃうのかも…。
　恐怖が心をよぎる。でも……。
「シーボムは、触手から粘液を出すんだよ」
　説明しながら、マサヒロくんがいつの間にか手にしていた瓶から、透明な液体をあたしの身体に垂らし始める。
　ローション？
　どろどろした液が、胸…お腹…無理矢理開かれてる脚の間にもたっぷり垂らされる。
「シーボムの手下の攻撃に…耐えられるかなぁ？」
　腕を押さえていたタサカくんと、もう一人の子が、手を伸ばして乳首を触り始める。
「ぁ…ぁんっ……いやっ…」
　ローションでぬるっと滑る感触に、腰が跳ねちゃう。
「うわぁ…舞ちゃんの乳首が勃っちゃったねぇ」
　ぼそぼそっと耳元で囁かれる。
「っふぁ…ぁ…やめてっ……ぁぁっ…」
　脚を押さえてる二人が、左右から腿に舌を這わせる。
「ひっ…んっ……ぁはぁ……」
　一度に何箇所もされてるから？あそこがいつもより熱く疼く。
　乳首もヒリヒリするくらい感じる。
「シーボムの粘液が効いてきたかなぁ？」
「舞タン淫乱になっちゃうなぁ…」
　あたしを責めながら、どこか他人事みたいなことを言うヲタク達。
　乳首を弄ったり、脚を舐めたりする合間に、撮影することも忘れてない。
　やだ……なんか変……身体が……変……。
「舞タン、大丈夫？」
　マサヒロくんがニタニタ笑ってあたしの顔を覗き込む。
　さっきの…ただのローションじゃなかったのかな…。
　マサヒロくんを見返すあたしの目、きっととろんとしてると思う。
　熱い…あそこがドクドク脈打ってる。
　うまく手足に力が入らない。
「これ、もう要らないよね？」
　サイドの紐を解かれて、Ｔバックショーツが脱がされる。
「やっ……いやぁ……」
　蜜に濡れたあそこが露になる。激しくフラッシュが瞬く。
「舞タンのここ、ヒクヒクしてるよぉ」
　マサヒロくんが指先で入り口のところをひと撫でする。
「ひっ…ぁぁぁっ…！」
　花びらを指で軽く撫でられただけですごい快感。
　やっぱりさっきの液体のせいとしか思えない。
「ぁ…ぁぁ…ぃや……」
　奥が疼く。むず痒いような感覚がどんどん高まる。
「もう、シーボム様の太い触手が欲しいかなぁ？」
　マサヒロくんがあたしの目の前に、イボイボのついた太いバイブを差し出す。
　その間も、４人に乳首を捏ねられ、腿を舐められてるから、
「ぁ…ぁん……っ……だめぇっ…」
　あたしはずっと身悶えを続けてる。
　うねうね動くバイブが花びらに触れて、ゆっくり前後に往復する。
「いやぁ…助けて…お願い……」
　本当に、触手に絡め取られて、犯されてるみたい。
　あそこは疼き続けて、おかしくなりそうで涙が溢れてくる。
　マサヒロくんが、バイブに液体をたっぷりかける。
「舞タン、入れて欲しい？欲しいでしょ？」
「んっ……や……いやぁ……」
　こんな風に、押さえつけられてバイブで犯されるなんてイヤ。
　そう思う一方で、バイブと、マサヒロくん達に滅茶苦茶にされたいと思ってる自分がいる。
「ほんとに？このままがいい？」
　バイブの先端がクネクネと動いて、入り口のところを往復する。
「ぁ…ぁんっ……や……やめてぇ……」
　タイミングを合わせたかのように、左右の乳首を同時に噛まれる。
「あ…っふぅっ……いやぁぁっ」
「入れていいよね？舞タン、触手が欲しいよね？」
「……んっ…ん……んぅ……」
　頷いて、認めちゃう。
「ほんとに欲しい？おま○こに触手がぬるぬるって入るんだよ？」
　マサヒロくんがしつこく念を押す。
「…ね……お願い……入れて……早くぅ…」
　一度認めちゃうと、もう我慢できなくて…
　あたしはねだりながら、腰をくねらせる。
「今日の舞タン、堕ちるの早すぎ…」
　不満げに右腕を押さえてる子が言う。
　そんなこと言われても……我慢できないのにっ。
「『淫魔獣様、舞の淫乱おま○こを犯して下さい』だよ？」
　左脚を舐めていた子が顔を挙げると、妙にはっきりと台詞を指定する。
「んぁ…はぅ……淫魔獣さまぁ…舞の…淫乱おま○こを…犯して下さいっ…！」
　あたし、腰を跳ね上げながら、教えられた台詞を繰り返す。
　早く入れて。疼いてる奥まで入れて。
「あーあ。舞タン、今日は勝てないのかなぁ…」
　白々しく残念そうに言いながら、マサヒロくんがバイブを動かす。
「あ…………はぁぁ…」
　押し開かれる。すごく太い。あそこが裂けちゃいそう。
　膣壁がひくつく。バイブに絡みつく。
「んぁ…あぁっ…あはぁぁ…っ…」
　あたしの中をいっぱいに満たして、バイブが蠢く。
　イボイボがＧスポットに当たる。
「いぃ…っ…いぃっ……ぁぁぁんっ…」
　あたしは激しく身体をくねらせる。
「すげ…舞タン…負けちゃうね…」
　ずっと乳首を弄ってるタサカ君が呟く。
　その途端、マサヒロくんがバイブのスイッチを切った。
「ぁ…ぁぅぅぅ……」
　もう少しでイきそうだったあたしは、取り残されて身体を捩る。
「いやっ…いやぁ……止めないでっ…」
「ダメだよぉ。淫魔獣より先にイったら負けちゃうんだよ？」
　そんなのどうでもいいからっ！
　お願い。イかせて。あそこがヒクヒクして、動きを止めたバイブを締め付ける。
「動かして…お願い……マサヒロくん…」
「もうだめ？しょうがないなぁ…。『淫乱舞は淫魔獣さまの奴隷になります』って言うんだよ？」
「淫乱…舞はぁ……淫魔獣さまの奴隷になりますぅっ…」
　言われた通りの台詞を叫ぶ。
「お願い……動かして……イかせて……」
　泣きながら懇願する。
　あそこがもどかしくてどうしようもない。
「あぁぁ…舞タンだめだなぁ…」
　マサヒロくんがスイッチを入れて、唸りをあげてバイブが蠢きだす。
「んぁぁ…いぃ……ぁぁ…んっ……はぁ…ぁぁぁ…」
　あたしの身体を触りながら、他の子達は自分のモノを取り出して扱きはじめてる。
　このまま…この子達に犯されたい。滅茶苦茶になっちゃいたい。
　滅茶苦茶にされて、大声あげてよがって、何もかも忘れちゃいたい。
「舞タン。これからずっと淫魔獣の奴隷だねぇ…」
　バイブをあたしに出し入れしながら、マサヒロくんが嬉しそうに言う。
　男の子達の荒い息使い。
　４本のチンポに取り囲まれて、あたしは淫らに腰を跳ね上げ続ける。
「舞タン…気持ちいい？」
　マサヒロくんは、あたしの中をバイブで激しく掻き回す。
「んっ…んっ……いぃ……すごいの……いぃ……っ…」
「みんなで舞タンにかけてあげようねぇ」
　言われた瞬間、とぷんって愛液が溢れた。
　４人が勃起したモノを扱きながらあたしに近寄せる。
「ぁはぁぁ……イク…イク……っ……ぁぁぁぁぁぁ…っ！！」
　物凄い絶頂に押し上げられ、意識が薄れていくあたしの身体に、四方から白濁した液体がかけられた。

「はぁ……はぁ……ぁぅ……」
　ずるっとバイブが引き抜かれる。
　抜かれるのさえ快感で、あたしの身体はヒクヒク震える。
「舞タンは奴隷だから、これからみんなの言うこと聞くんだよ」
　マサヒロくんが言うと、手足を縛めていたビニール紐が緩められる。
　いつの間にか、みんなは全裸になっていた。色の白い、なんとなく肉のたるんだような裸ばかりがあたしを取り囲んでいる。
「これから、順番にハメてあげるからね」
「ぁぅ……や……」
　のろのろと、あたしは脚を閉じ合わせようとする。
　達也のせいにして、ちょっと遊ぼうなんて考えたあたしがいけなかったんだ。
　あたし、このまま５人に輪姦されちゃうんだ。
　ごめん、達也…って思うのに、あたしの身体はとろとろ蜜を零して、５本の太いモノを入れて貰えるのを期待してひくひく蠢いている。
「こらこら、ダメだよ。ちゃんと脚を大きく開いて」
　マサヒロくんがあたしの両方の足首を掴み、ぐいっと広げる。
「ほーら。覚えてる？俺のチンポ」
　いきなり、奥まで貫かれた。
「ぁ……はぁぁぁぁぁっ……！！」
　仰け反って悲鳴をあげる。
　一気に達しちゃう。
「んぁ…ぁぁ……だめぇ……」
　奥まで突き刺したまま、マサヒロくんが身体を揺する。
　あたしの膣は、きゅうきゅうと挿し込まれたモノを締め付ける。
「ぁ…ぁんっ……んぁ……はぁ……イク……また…イっちゃぅ…」
「きっと何十回もイけるよぅ…良かったね、舞タン」
　両手に、別の子のモノが押し付けられる。
「ほら、握って。淫魔獣さまは、何本もチンポを持ってるからね」
「はぁ…ぁぅ…ぁぅぅ……」
　押し付けられたモノを握る。あたしが扱くまでもなく、両側の子は自分の腰を動かしはじめる。
「ぁぁぁっ……いやっ…ぁぁ……んくぅっ……！」
　マサヒロくんが容赦なく腰を振り始めて、あたしはまた昇り詰めてしまう。
　左右の膝を折られ、膝の裏に残りの二人のモノが挟み込まれる。
「んぁっ…ぁん……いやぁ…もぉだめ……もぉ……だめぇ……っ」
　身体の全部が性感帯になったみたい。
　脚も、掌も、胸も、あそこも、全部が感じすぎて気が狂いそう。
「あぁぁ……やっぱり、舞タンのおま○こ最高……」
　あたしの上で、うっとりとした表情を浮かべ、激しく腰を使うマサヒロくん。
「マサヒロ長すぎ。俺も舞タンに入れたいよぅ」
　駄々をこねるみたいな声がする。
　誰が言ったのかすら、分からなくなってる。
「ひっ……ぁんっ…ぁぁ……んっ……んっ……はぁぁぁ……」
　マサヒロくんが動くたびに、喘ぎ声を上げるだけ。
「ぁぁ……また…イクぅ………っ」
「…舞タン凄いよ……あぁ……こんなステキな奴隷は初めてだよぅ…」
「いい加減代われよぅ…マサヒロ」
「うぅん…しょうがないなぁ……じゃあ俺はまた最後に入れるよぅ…」
　ずりゅ…と逝かないままのマサヒロくんの巨根が抜かれて、違う子のが挿入される。
　挿入するなり、激しく抽送を始めるから
「あぁぁぁ……ぁぁっ……はぁぁぁっ…」
　マサヒロくんのより、サイズは小さいけど、膣壁を擦る刺激にあたしは仰け反る。
「ひぁぁ……いぃ……いぃっ…」
　あたしの右手に握られていたモノが、顔に近づいてくる。
「ん………ぁん……」
　ぴちゃ……
　あたしは唇を開き、水音を立てて亀頭を舐め回す。
　少しずつ咥えていく。
　口も…犯されたい。
　全部犯されてるのが、すごい感じる…。
「すげぇ淫乱…薬のせいだけじゃないんじゃね？」
　誰かの声。
「あぁ…俺すぐにイっちゃうよぅ…」
　膣の中に、熱いものが広がる感触。
「んんん……んぅぅぅぅ………っ…」
　同時に、中のモノを締め付ける。
　口の中にも熱いものが溢れる。
　あたしの唇の端から、唾液と白濁液が流れ落ちていく。
「エロいよぅ…舞タン…」
　マサヒロくんがあたしの顔をデジカメで映してる。
「ぁはぁ……あぅぅぅ……」
　また、新しい子があたしの中に入って来る。
　左側に居た子が達して、あたしの胸に精液を浴びせる。
　いつまでも、いつまでも、この子達に犯されてたい………。
　白濁液に塗れ、掠れた喘ぎ声を漏らしながら、あたしの頭の中は真っ白になっていく。