今日は面接だ。これで何度目だろう。世の中不景気で条件のいい仕事は中々ない。 これから面接を受ける会社は今はやりのIT関連のベンチャー企業で従業員は10人だということだ。 いよいよ会社の扉の前まで来た。扉を開けると三十歳ぐらいの女性一人と 割腹の良い男性が事務所の一番奥の席でパソコンを弄っていた。他には誰もいないようだ。 私はその男を見つめ「本日、面接に伺いました山本 です」と言った。 「お待ちしていました。こちらへどうぞ」と男が私を社長室へ導いた。 社長室は10人しかいない会社の割には立派なものでいかにも儲かってるぞと誇示 しているような高価そうなものが並べられている。 お決まりの面接の言葉が述べられたが私も既に面接慣れしていたせいか又は フィーリングが合うのかいつもよりリラックスして話す事ができた。話しを 聞くと事務の女性が寿退社したので募集していたとのことだった。 「君みたいな明るい女の子で良かったよ。採用するよ」 (え、ほんとに)私は飛び上がりたくなるくらい嬉しかった。 「ありがとうございます」と私は満面の笑みをこめて言った。 「早速だけど、ちょとした研修をして欲しいんだけど次の日曜日の１時に来れるかね」 「はい、イイですよ」 「じゃあ、待っているからね」と素晴らしい笑顔で社長は言った。 日曜日がやってきた。 よし、頑張るぞ! という気持ちで会社へ向かった。 「失礼します」と会社へ入っていくと社長はブルーのセーターにチノパンといった格好で、この前の時とは打って変わって違う人に見えた。(へぇ、結構若く見える) 「ご苦労様、山本君の席はここだから」とこの前の疲れているような女性の隣の席を あてがわれた。 「とりあえず一通り資料を用意しておいたからに目を通しおいて」といって社長は社長室へ入っていった。 デスクに積まれた資料をパラパラと見ると電話応対のマニュアルや事務マニュアルなどだった。 １時間くらい経っただろうか、コーヒーの良い香りがしてきた。 私は大きく息を吸い吐き出した。(あー、疲れた。少し休憩したいな) 扉が開き社長が「コーヒー入れたから、少し休憩しなさい」といい、私を社長室へと招いた。 「そこに座って」ソファに座り社長と向かい合った。 私はコーヒーを一口のみ「美味しい。コーヒーですね。いつも御自分でお入れになるんですか」と尋ねた。 「一人で入る時は大体そうだが。これからは君にお願いするよ」 「はい」と私は明るく返事をした。 しばらくコーヒーを飲みながら雑談をしているうちに急に睡魔が襲ってきた。 (あれ?なんだか、眠くなってきた)目がとろとろとし瞼がどんどん重くなってくる。 「どうしたんだい」という社長の声が耳に入るが、不思議と声がでない。こんなことは初めてだ。目の前にいた社長がいつの間にか傍にいる。なぜか社長はにやけていた。 (社長…笑っている…ダメだ…) どれくらいの時が流れたのだろう。ふと気がつくと社長室のソファに横たわっていた。 体を起こそうとしたが両手を拘束されているようで起きあがれない。 身体がいうことをきかないだあけではない、まるで歯科医院で虫歯の治療の際に吸う笑気ガスを吸ったかのように頭がポーっとしていて良く物事を考えることができない。 目の前には誰かが座っているのはわかる。 (誰だろう? しゃ、社長? あっ！) なぜか、社長は全裸だった。股の間には大きなペニスが天に向かって起立している。 (な、何…一体どうなっているの? 力を振り絞り叫ぼうとしたが声がでない) 「山本可奈君、やっと気がついたようだね」 「…」 (なにをしたの、もしかして…) 「君の体を隅々まで観察させてもらったよ。ううん、いいねぇ、実にいい。実にいやらしい体をしているね」 「……」(なに、この男) 「見せてもらっただけだ。まだ何もやっていないよ」 「…」(まだ、やっていないって、どうするつもりなの) 全裸の社長はテーブル上にある丸いケースの蓋を外し、指で何かゼリー状のものをたっぷりすくってゆっくりと私に近付いてきた。 (いっや、助けてぇ) 社長は私の両膝を掴み股を開かせ、私の一番感じるヴァギナへゼリーをたっぷりと塗りだした。 ヒンヤリとした感触が割れ目から伝わってくる。この時ようやく上着はブラース１枚でスカートは履いたままであるが、パンストとパンティが脱がされていることに気がついた。 「怯えることはない……これはね。３０グラム１０万円という代物で、加奈を最高の気分を与えてくれるもだからね」 「いゃ…お…願い。止めて…ください」 「おっ、喋れる様になったか」と社長はいって私の目の前のテーブル勃起したペニスを見せつけるかの様に座った。 私は彼の目を見つめ必死に睨みつけようとしたが、すぐに身体に異変が起き眉間に寄せた皺が緩んだ。 (な、なに? この感じ?) 身体の全てが性器になったような感じがする。特に秘部が別の生き物の様にピックビック と小刻みに痙攣しており、自分でも解るくらいに汁がドクドクと溢れ、お尻の穴へ向かって滴り落ちているのを感じる。 再び、この変態男を強く睨みつけようとしたが、瞳が段々と潤んできてしまい目に力が入らない。そのうえ、口唇から涎がこぼれるほど口内は唾液に満たされている。 「どうだい。すごいだろう。この秘薬は…」 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」 あまりにも気持ち良くて言葉がでず、呼吸が激しくなっている。 「へへへ、どうしたんだ。あまりに気持ちが良くて声も出ないか」 社長が右手でブラウスの上から右のオッパイを優しく握り、ゆっくりと揉み始めた。 「あぁ、いぃ、いぃ」全身に鳥肌が立つほど私の身体は敏感になっている。 「いやらしいよ、山本君」といって背中の後ろで縛られていた両手首を解放してくれた。そして、私の背中へ手を回し身体を引き寄せ唇を重ねてきた。 「涎までたらしていけない娘だ」といって涎で濡れている顎を舌で舐めてくる。 「あん。あぁん」 ヤニ臭い息が不快じゃない。むしろその匂いに興奮さえしている。犯されているはずなのに、感じている。 いつの間にか私の理性は完全に無くなり頭の中は性欲のみに支配されていた。 （感じたい、もっと、して） 秘部がズキズキと疼いており一刻も早く、激しく掻き回して欲しく、たまらず社長の右手を強く掴み下半身へ導く。 しかし、無情にも社長は私の右手を振りほどいて、立ち上がった。 目の前の逸物がどうだと言わんばかりに誇らしげに天を向いている 「まだ、ダメだ。まずはしゃぶるんだ」 私はためらいもなく社長の逸物を左手で握り亀頭を咥えこんだ。 フェラチオの経験がないわけじゃない。舌先で尿道口を刺激したり、亀頭全体に舌を這いまわす。 竿を持ち玉を片方づつ舐めたり、肉棒の裏筋を舌先で上下に舐める。 （感じさせて、もっと） 色情狂になったように、右手の人差し指と中指で秘部の上の豆を上下にこすりながら、社長のモノをしゃぶり続ける。 指だけじゃ満足できない。欲しい本物が。目前に自分の唾液にまみれている熱い男のものを。 彼のモノを口から離し、 「ください…」と上目づかいに訴える。 「まだ、駄目だ…」 社長は冷たく言い放ち、その場を離れ、デスクの傍で立ち止まると、引出の中から何かを取り出した。 社長の右手にあるものは、パールピンクの太くて長いバイブレーターだった。 「さあ、これを使って自分でやるんだ」とバイブ私に手渡した。私は狂ったようにバイブを濡れ濡れの秘部へと沈めていった。 「あぁ、ああぁぁ、くぅくぅぅぅ」 「やらしい、女だ」 「見っ、見ないでぇ」 「うぅ、だめぇぇ」 あっという間だった。頭の中が真っ白になり全身を震わせ絶頂を迎えた。 「もう、いったのかい」 「………はぁ、はぁはぁ」 官能の余韻に浸っている間も無く社長は私の秘部からくねくねと動いているバイブを抜き、股の間に顔をうずめた。 ぴちゃぴちゃぴちゃといやらしい音を立てながら私の秘部を舌先で上下に舐めてくる。 「だっ駄目ぇぇぇ、はっ、恥ずかしいぃ」クンニは嫌いではなかったが、こんな明るいところで秘部を舐められるのは始めてだった。 「美味しいよ、君の蜜の味は」 ピック―――――ンと身体に快楽の電撃が走り抜ける。 「いっ、いゃぁぁぁぁ」 私の一番感じるお豆を舌先で責めてきた。 「ぅう…い、いゃぁぁ」 拒否の言葉とは逆に社長が舐めやすいように腰を突出してしまう。 「もっ、もう我慢でない」 「どうしたんだい」 「くっ、ください」 「そんなに、欲しいか、欲しければお願いするんだ」社長はいやらしい笑みを浮かべながら言った。 「お…おねがいします」 「それじゃあ、ダメだ。何をどこに欲しいのか言ってごらん」 「社長のちん○んを私のおま○こに入れてください」 「よし、合格だ」 社長は私の両方の足首を掴み思いきり左右に開いて一気に挿入してきた。 秘部は溢れるほど濡れているので、何の抵抗も無く太いものが体内に埋め込まれた。 「あん、あん、すごい」 気が狂いそうなほど気持ちがいい。全身には鳥肌がたち、毛穴が全て開いてるような感覚がする。 「どうだ、最高か」 ズンズンと突いてくる。 「あん、きっ、キモチいい」 「そっ、そんなにいいか」 「いぃ、いぃぃぃ」 「おぉぉ、や、山本君。しっ締るよ」 「可奈って呼んでぇ」 「かなぁ、最高だぁ」 「もっと、もっと、激しくしてぇ」 肉と肉がぶつかるパーン、パーンと音がするほど社長が激しく突いてきた。 「もー、だめぇ、いっちゃう、いっくぅー」 「おぉー、おぉぉぉぉぉ」 再び全身が痙攣し私の頭の中は真っ白になった。 と同時に熱い液体が私の顔面にかかった。 （ああっ、顔が、あっ…あつい…） 私は薄れいく意識の中で社長の精液を顔に感じた。 |
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| 『面接・改』→『愛と官能の美学』様掲載 |
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