狙われていた身体：6


　意識を取り戻した時、私はベッドに寝かされていました。と言っても、意識がはっきりとしている訳ではなく、朦朧としたままです。でも、自分がまだ拘束されたままなのかどうかが気になって、手を動かしてみます。
　やっぱり・・・・。
　手首には枷が嵌まったままですし、枷に付いている金属のリングからは鎖が伸びていて、ベッドの端の木枠の所に連結されていました。
　ガチャッとドアの開く音がする。そして川田が入って来ました。私は、どうせ抵抗しても無駄だと思い、目を瞑って川田が何をするつもりなのかを伺います。
　川田は、私が彼の入って来たことに気づいていないと思っているのか、そっと私の横にトランクス一枚の裸体を横たえます。
「奥さん・・・・。」
　川田はそう言うと、私の髪を優しく愛撫します。暫く髪を撫で、その手が私の頬や唇を優しく撫でます。
「・・・毎日のように、奥さんを抱きたい。」
　彼は独り言のようにそう言うと、唇を重ねてきます。
　川田は、井上のように女性を強姦することに喜びを感じるような男ではないようです。どうやら、私に好意を持っていてくれて、井上から強姦計画に参加するように言われた時、私とどんな形でもいいからセックスがしたい、と言う思いだったのでしょう。
　彼の手が優しく私の身体を愛撫し、唇が顔から首筋へと這っていきます。私は彼の好きなようにできるように、眠っている振りを続けました。彼は私に気づかれないように、あくまでも優しく愛撫を続けます。でも・・・、乳首を口に含まれ、舌でいやらしく舐められてしまい、私は「はぁぁぁーーーっ」と、熱い吐息を漏らしてしまいました。彼は危険を感じたのか、乳首の愛撫を諦め、その愛撫を下半身へとずらしていきます。お腹から下腹部、そして肝心な部分には触れずに、太腿から膝、さらには足の指まで愛撫をするのです。
　夫は優しいセックスをする人ですが、これほど丁寧に愛撫をしてくれません。どちらかと言うと淡白で、あっさりとしたものです。「別にセックスをしなくたって、お前と一緒にいられるだけで十分、幸せだ。」などと言う人ですから・・・・。
　彼の優しく愛撫に、私の身体は心地よい火照りを感じていました。
　遠慮する必要なんかないじゃない！あの日の夜と、今朝、二度もあなたは私を強姦したんだから・・・！
　彼はセックスがしたいと思っているのは明らかです。でも、彼は私の身体を一通り愛撫すると、そっと身体をずらしてベッドから降りてしまいました。私に気づかれる前に井上の所に戻るつもりなのでしょう。
「どうして抱かないの・・・？私の身体を、こんなに熱く火照らせておいて・・・。」
　私は彼の背中に向かって声を掛けます。
「すみません。・・・奥さん。本当は・・・・・あの日・・。」
「お願い・・・。早く・・・・、私の中に入れて・・・。」
　彼は、私を強姦してしまったことに、少なからず罪悪感を感じていたのか、謝ろうとするのですが、私はその言葉を封じ、抱いてくれるように頼みます。
　彼は私の言葉で勇気を得たのか、トランクスを脱ぎ、私の身体に覆い被さってきます。そして熱いキスを交わした後、すぐに私の身体をまんぐり返しにしてしまいます。すでにぐっしょりと濡れている私のおま○こ・・・。彼は我慢ができない！とでも言うように、舌を大きく突き出してその愛液を舐めるのです。
「はぁぁぁっ！はぁぁぁぁっ！・・」
　私はあまり大きな声を上げませんでした。口を大きく開けて、荒い息をするようにして声を殺します。と言うのも、彼は井上にこのことを気づかれたくないようでしたから・・・。
　彼の興奮は一気に高まり、ベッドの端に置いてあったゴムを付けます。私は口を使って彼の大きなモノを愛撫して上げたかったのですが、彼はそんなまどろっこしい愛撫は必要無いほど興奮しているようでした。
　彼は、私をまんぐり返しにしたまま、上から圧し掛かってきます。
「はぁぁぁっっ！！」
　やっぱり・・・太いっ！！
　彼のモノがゆっくりと、でも確実に私の穴の奥へと入ってきます。
　素敵っ・・・！！
　強姦される激しいセックスも感じますが、こうしてじっくりと男性のモノを味わうのも、何とも言えない充実感があります。
　彼は息を整えながら、ゆっくりと腰を動かします。その感覚は、まるで熱い肉棒でおま○この壁を優しく愛撫されるような感じでした。
　二人の息がだんだんと熱くなり、その息遣いがシンクロしていく。久しく味わっていなかった男性との一体感・・・・。
　しかし・・・、私は彼の動きに合わせて感じるだけでは物足りなくなり、彼の上に乗って、自分のリズムで彼を感じたくなりました。そのことを彼に言うと、彼はチ○ポを一度引き抜き、私の手枷から繋がっている鎖を外してくれました。でも、手首同士は繋がったままですが・・・・。
　私は仰向けになった彼の上に乗り、ゆっくりと彼のモノをおま○この中に入れていきます。そして深々と入れてから、彼の上に覆い被さるように身体を前に倒し、彼の唇を求めます。彼も私の気持ちを察して、唇を重ねます。
　私はそのまま、身体を前後に滑らせるようにして腰を振ります。太い彼のチ○ポの感触を確かめつつ、クリトリスを刺激する快感・・・。
　私の息はだんだんと荒くなり、身体の動きも次第に激しくなっていきます。
「お楽しみだね！・・・お二人さん。私も、参加させてくれないか？！」
　井上です！！いつの間に、寝室に入ってきたのか・・・？！
「川田。奥さんをしっかりと捕まえていろよ。」
　井上は何をするつもりなのでしょうか・・・？！
　川田は、井上に言われるままに私の身体をしっかりと抱きしめます。
　冷たい・・・！
　お尻の割れ目にローションが垂らされる。そして・・・・
「あんんんっ！」
　予想していた通り、井上は指をアナルに突っ込んできたのです！その刺激に呼応するように身体に緊張感が走り、おま○こが締まってしまいます。そして、その刺激に我慢ができなくなったのか、それまでゆっくりと動いていた川田が、腰の動きを速めます。
　おま○こを突かれる快感と、アナルの異物感・・・。
　この時、すでに媚薬の効果はありませんでしたから、指をアナルに入れられて感じる、と言うことはありませんでした。ただ、二つの穴を同時に責められている、と言う被虐感はありましたが・・・・。
　井上の指が、だんだんと速く出し入れする。それに連れて、川田の動きも速くなり、私の快感も大きくなっていく。
　と・・・、突然、井上の指がアナルから抜かれます。
「川田。少しの間、動くんじゃないぞ。」
　まさか・・・、私のお尻を本物のチ○ポで犯すつもりなんじゃ・・・？！！
　恐怖に怯える私でしたが、そうではありませんでした。再びローションがたっぷりと垂らされ、指が入ってきます。でも・・・、さっきよりも太いような・・・？！！
「うぅぅぅぅっ！！」
　最初は分かりにくかったのですが、少し中に入った時、その指が一本ではなく、二本であることがはっきりと分かりました。
「無茶は・・・しないで・・・・！」
「大丈夫だ。よっぽど強くケツの穴を締め付けない限り、根元まで入ってしまうさ。」
　井上はそう言うと、ズブズブと指を差し入れてきます！
「いやっ！！あぁぁぁぁっ！！」
　川田は、井上といる時には完全に彼の言いなりで、私が抵抗しようとしているのに、身体をしっかりと抱きしめて動けなくしてしまいます。
　指が深く入るにつれ、アナルが大きく押し広げられる！痛みはないものの、指でお尻の穴を犯されている屈辱感と恐怖感が私の心を締めつけます。
　指は少し中に入っては僅かに抜かれ、そして次にはより深く中へと押し込まれる。こうしてじわじわと責められ、とうとう指が根元まで入ってしまいました。
「うぅぅぅぅっ！！」
　お尻の穴が少し痛い・・・。
「やっと入ったか・・・。これからが本番だ！ふふふふ・・・。」
　井上は不気味な笑いを浮かべると、指を捻るようにしてアナルを掻き回す！！こうして暫く甚振られます。まだ、川田はじっと動かないままです。でも・・・、井上が深々とアナルに突っ込んだ二本の指を曲げ、腸壁を撫で回すように動かした時、川田の身体がビクッと反応しました。
　これは・・・・！！
　井上の指が薄い肉の膜を通して、おま○こに突き刺さっている川田のチ○ポを擦ったのです！この快感に堪らなくなったのか、川田は私の身体を強く抱きしめたまま、激しく腰を動かし、おま○こをその大きなモノで突き上げました！
「あぁぁぁっ！！だ・・・だめっっっ！！・・」
　川田は荒い息をしながら腰を突き上げ続け、井上は井上で指の出し入れを開始する。二人の男によって、前後の穴を犯される・・・。それも別人であるだけに、全く違うリズムで・・・！！
「いやっ！！乱暴にしないでっ！！あぁ・・あぁぁっ！！・・はうぅぅっ！！！・・」
　私は川田に身体を抱きしめられたまま、身体を捻り、お尻を振り、必死に抵抗します。しかし・・・、次第に不思議で妖しい興奮に包まれていった私は、自らお尻を前後に動かすように身悶えるようになってしまいました。
「二つの穴を犯されて、そんなに気持ちがいいのか？奥さん！・・・さあ。遠慮せずに、もっと大きな声を上げて感じるんだ！！」
　井上はそう言うと、軽く曲げた指を捻るようにして出し入れし、アナルを犯す！！
「だめっっ！！・・・あぁぁぁっ！！お・・お願い・・・！許してっっ！！！」
　二つの穴を陵辱されながら逝かされるなんて・・、とても堪えられないっ！！！
　心の中では必死に抵抗しても、身体は燃えるように熱く疼き、絶頂に向かって淫らな動きを繰り返す。
「あぁぁぁっ！！こんなの・・・いやっっ！！あぁぁっ！・・はぁぁっっ！！！あぁぁっ！！・・」
　川田のおま○こを犯すリズム、井上のアナルを犯すリズム、そして私が快感に翻弄されながら身悶えるリズム・・・。ばらばらだった三人の動きが、やがてシンクロするようになり、私は絶頂に向かってどんどん追い込まれていく！！
　もう・・・自分ではどうにもできない・・・！二人の男たちに陵辱され、逝かされ、身も心も彼らの奴隷になってしまう・・・！！
　絶望感を感じながら、私は狂ったように歓喜の声を上げ、快感の中に埋没していきました。そして・・・・・・・
「だめっ！！い・・・逝くっ！！あぐうぅぅぅっ！！！逝くぅぅぅぅぅぅぅっっ！！！！」
　頭の中が真っ白になり、身体が宙に浮くような浮遊感に襲われる！！そして、私は真っ暗な闇の穴に突き落とされるような感覚と共に、意識が薄らいでいきました。
　・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うぅぅぅぅ・・・。うんんっ・・・・・。」
　意識を取り戻した時、私は膝を曲げた形で寝転んでいました。手首は相変わらず枷で繋がれ、ベッドの端に鎖で固定されています。
　まだ・・・終わらないんだわ・・・・。
「あんんっ！」
「気づいたようだな。今、尻の穴がどうなっているのか分かるか？」
　井上が私の後ろから声をかけてくる。アナルに異物感があるのは、指で激しく犯された余韻が残っているのだと思っていましたが、お尻の穴を閉じようと力を入れた時、そこには大きなモノが突き刺さっていることに気づいたのです。
「見せてやる。」
　井上が、アナルに入っている異物をゆっくりと抜き、私の目の前に差し出す。
「そんな・・・・！！」
　それは、アナル拡張をする道具のようで、ニンジンのように細い先端から根元に向かってどんどん太くなっている器具でした。
「もうずいぶん緩んできたんだ。後少し拡張すれば、本物を受け入れられるようになる。・・・今から楽しみだろう。」
　井上はそう言うと、再びそれをアナルに押し当てます。
「入れないで・・・・。」
　私は哀れな声でお願いします。しかし・・・、この器具でアナルを拡張され続けたせいなのか、お尻の穴の感覚が麻痺していて、その進入を阻止できませんでした。それどころか、その器具はゆっくりとお尻の穴を広げながら、奥へ奥へと入ってくるのです！！
「い・・・痛いっ・・！」
　かなり奥まで入った時、もうこれ以上広がらないと言う限界を迎えたのか、鈍い痛みが走ります。
「奥さん。・・・今、自分のケツの穴がどれくらい広がっているか分かるか？」
「・・・・・・・」
　私は首を僅かに横に振るだけです。
「・・・だいたい直径三センチ・・・と言うところか？小さ目のチ○ポなら、十分に入る太さだ。」
　そう言うと、井上はゆっくりとその器具を出し入れする。
　こうしてゆっくりとお尻の穴が広げられ・・・、最後には、この男に犯されてしまう・・・。でも、実際にアナルを強姦された女性たちは、こうした準備をされないまま、お尻の穴を引き裂かれるようにして犯されているはず・・・・。同じアナルを犯されるにしても・・・、私はマシな方なのかもしれない・・・。
　できれば・・・、あの薬を塗って欲しい・・・。薬でお尻の穴が疼いて、自分でも訳が分からないまま犯されれば・・・、少しは気持ちが楽なはず・・・。
　でも、今は薬を塗られてはいません。
「奥さん。・・・・四つん這いになってもらおうか？！」
「・・・・・・・」
　逆らっても・・・結局は無駄・・・。井上が私のお尻の穴を犯すまで・・・、この地獄の終焉は来ないのだから・・・・。
　身体を動かそうと足に力を入れただけで、アナルに入っている太いモノを締め付け、僅かに痛みます。私はなるべく下半身に力を入れないように気を遣いながら四つん這いのポーズを取りました。
　男の命令に従順に従ったと言うのに、まだ許してはもらえません。
「ベッドの端の木枠に手を置いて、膝を持ち上げるんだ。」
「・・・・・・・・・」
　一度膝立ちになり、拘束されている手を木枠に乗せる。そして足に力を込めて膝を持ち上げます。こうすると、どうしてもお尻に力が入ってしまい、アナルに痛みが走ります。
「さあ。力を抜いていろよ。」
　ローションがお尻に垂らされ、器具にもべっとりとそれが絡みつく。そして、ゆっくりと出し入れされます。ヌチャ、ヌチャ、ヌチャと言う卑猥な音を立て、濡れたおま○こにゆっくりとチ○ポが出入りしているような錯覚を覚えます。でも・・・、快感がある訳ではありません。お尻の穴を押し広げる鈍い感覚があるだけです。
　どれくらいの間、そんな調教を受けたのでしょうか・・・・。やっと器具がお尻から抜かれました。
「ふふふふ・・・・。尻の穴の感覚が麻痺しているんだろうな。穴が広がったまま、なかなか閉じないぞ。」
「・・・・・・・・？！！」
　実際、自分のお尻の穴がどうなっているのかは分かりません。異物感と鈍い痛みだけがあって、力が入らないのは分かるのですが・・・・。
「これで・・・、準備はできた。」
「・・・・・・・・・！！！」
　男の言葉に、思わず身体が強張る。とうとう・・・、その時が来たのです！でも、この陵辱劇が、もうすぐ終わることは確かなのです・・・。
　井上は私の腰を掴み、後ろの穴では無く前の穴に生のチ○ポを突き入れてきます。
「はぁぁっ・・・！」
　川田ほどは太くありませんが、井上の熱く固いチ○ポがおま○この奥へ奥へと入ってくる。
「すぐに尻の穴を犯されると思ったのか？・・・それでもいいが、まずはこっちの穴を楽しんでから、後で後ろの穴を犯してやる。」
　井上の腰がゆっくりと動き始める。
　快感などありません。私の肉の穴に、異物が出し入れされている・・・そんな感覚だけです。この後に、後ろの穴を犯されると言う恐怖心が、そんな不感症的な反応をさせたのかもしれません・・・。
　井上は、私の反応に面白みを感じなかったのか、私のお尻に平手打ちをくらわせます。
　パシッ！パシッ！パシッ！
　しかし、叩かれた一瞬だけは身体が反射的に縮こまるのですが、すぐに力が抜けてしまいます。
　どうにでもすればいいわ・・・・。すでに自暴自棄になっていた私からは、泣き叫ぶ力も残っていなければ、許しを請うような感情なんて無いんだから・・・。
　思うような反応を引き出せないことに苛立ちを覚えたのか、井上はあっさりとチ○ポを引き抜きました。今度こそ・・・、お尻を犯すつもりのようです！！