「冴子のオナニーを見ながら自分でするのもいいものだよ・・・」
　冴子は何度かの秘密のデートで男がそんなことを言っていたことを思い出していた。

「今夜も、、、私を覗き見して・・・オナニーしてくれるなんて・・・嬉しいわ・・・あなた」

　二人には秘密の合図と了解事項を決めていた。
　部屋のブラインドを開けたままにしておくことが合図と決めていたのである。

　それは、男を喜ばせる為に自分の肉体を曝け出し、覗かせる、というものだった。
　冴子も覗かれながら体の手入れをすることに欲情をそそられていた。
　誰にも気付かれずに秘密のトキメキのひと時を共有していたのである。

　今夜も男の部屋のブラインドが開け放たれているのを確認した冴子は一人呟いた。

「今夜も覗いてくれているのね・・・ふふふ・・・私の、この体・・・楽しんで・・そして、感じて・・・」
　冴子はバスタオルの結び目を解き、パラリと床に払い落とした。

　男はその動きを暗闇の中で凝視していた。
　これからの展開を想像するだけで、はちきれるほどの昂ぶりを感じてきていた。

「うん？そうか・・・見られていることを意識しているな？」
　男の欲情した視線が冴子の柔肌に鳥肌が立つほどの刺激を感じていた。

　そんな時、冴子の秘奥から湧き出す愛液が滲み出してくるのが感じられた。
　そして、どうしたら喜んでもらえるか、を考え始めた。

「あああ・・・・・見られていると思うだけで・・・疼いて、感じてしまうわ・・・」
　冴子は覗かれていることに触発され、淫らな行為を始めた。

　冴子は明かりを絞り、落とした。
　薄明かりの中で脚を開き、両手をその茂みへと運んでいった。

　太腿を這わせている手が既に潤っている秘裂を掻き分け、男の目に向けられ晒している。
　しかも、淫部が卑猥にも口を広げ、秘汁を垂らしながら・・・

「あぁぁぁ・・・・・もっと見て〜・・・私のいやらしい、淫らな姿を・・・」
　自分の行為が次第に自分自身を昂ぶらせていた。

　そして、左手で胸の乳首を揉みながら、右手で茂みの中をまさぐっている。

「あ〜・・・あなたに見られてのオナニーはカンジル・・・うぅぅぅ」
　既にヌメリを帯びているその部分は、這い回る指をすんなりと蜜壺へと受け入れていた。

　ジュルジュル・・・ヌルヌル・・・

「もう・・・こんなに・・・濡れている・・・私も淫乱ね・・・でも・・イイわ・・・もっと、見て・・あ・な・た」
　冴子は濡れた秘裂を開き気味に指を這わせ、その秘芽にそっと突き当てた。

「ううっ・・・」
　しとどに濡れそぼる秘芽は指先の淫戯で勃起し始めた。

「あ〜・・・くぅぅぅ・・・見られてる・・・覗かれ、視姦されて・・・感じて濡れてる〜」
　冴子は潤んだ目で男のほうへ視線を移した。

　そして、その濡れそぼったまま口を開けた秘裂をそっと男の視界へと移動していった。

「あぁぁ・・・もっと奥まで見て〜・・・あなたの好きな・・・私の・・・オ○ンコの中を」
　男は乱れた人妻の太腿の奥を凝視していた。

　乳首を摘みながら、指で秘唇を弄び、ヨガリ声まで聞こえそうな姿を目の前にして、男は自分の堅くなったペニスを搾り上げた。

「くぅぅ・・・俺も感じるぜ・・・お前のその淫乱な顔を見ていると・・・」
　冴子は座った椅子から足を伸ばし、出窓へ足を上げた。

　そして男に向け、自分の股間を広げ、濡れた淫裂を押し開いた。

「あぁぁぁ・・・見える？あなた・・・私の淫乱なお〇んこを見て〜」
　冴子は一人呟きながら淫痺な世界を彷徨っていた。

「おぉぉ・・・スゴイ・・・奥まで見えそうだぜ・・・ふふふ・・感じているな・・・」
　男はそのあられもないポーズに刺激され、握り締めたコックを強くしごきつづけた。

　シコシコシコ・・・グイグイ・・・・・

「あ〜、あなた・・・今、立てて・・・擦っているのね・・・感じる？感じて欲しい・・・イレテ・・・欲しい」
　冴子は窓に上げた足を持ち上げ、目一杯に広げ淫裂に指を挿入していた。

　男はその淫らな姿を凝視したまま、手の動きを早めていく。
　冴子の陶酔しきった顔は男の欲情を高めるには充分であった。
　そして、いっきにその極みへと登りつめていった。

　シュルシュルシュル・・・・・グイ、グイ、グイ・・・
「うぉぉぉっ・・・いい・・・出る・・・イクゾっ・・・・おっおぉぉぉ・・・・・うぅぅぅぅぅ」

　ドビュッドクドク・・・・ドクン・・・！
　男のザーメンは握られたコックの先から一気に迸って散った。

「あっあぁぁぁ・・・あなた！いいわ〜・・イキソー・・・イクッ・・・イイィィィィ・・・アウッ〜」
　男の手が激しく動いているのを目で捉えた冴子はほぼ同時に劣情の底へと落ちていった。

「よかったよ・・・ありがとう・・・冴子・・・」
「あなた・・・わたしも・・・イッテしまったわ・・・こんな凄いセックスもいいわね・・・」
　冴子は男の欲求に応えられたことに満足していた。
　冴子は放心したように薄明かりの中、気だるい体を晒したまま動けなかった。