１２回目の中国旅行で、女は観光地から遠く離れた北西の辺境部族の村々を巡った。

「お嬢ちゃん、悪いことは言わないアル。もっと良い観光地もいっぱいあるアルよ。次の村はあまり日本人に慣れていないアルよ。辞めておいた方が良いアルよ。」

　ガイドの年老いた男性は７回目の旅行からずっと指名していて、中国の歴史や文化を懇切丁寧に教えてくれる。
　どこの町や村を巡ってもその知識の豊富さには驚かされた。

「普通の観光地はもう巡りきってしまったじゃない。ね。仙人様。」
　私はこの白髪の髭を綺麗に揃えた老人を仙人様と呼んでいる。
　仙人様が私のことをお嬢ちゃんと可愛らしく呼んでくれるのも気に入っている理由でもあった。

　もう３２歳にもなると、お姉さんと呼ぶ輩はいてもお嬢さんとは誰も呼んでくれない。
　たまにおばさんなんて声をかける奴までいるから腹が立つ。
　このまだまだ瑞々しい綺麗な私のどこをみて彼らはおばさんと呼ぶのか理解できないわ。

　足なんかジムトレーニングとエステ通いでまっすぐ真っ白綺麗だし、お腹も細くてちょっとだけ鍛えすぎて割れ目があるけど、それだってムキムキじゃないから綺麗だし、無駄なお肉なんかぜんぜんないナイスバディーなのよ。胸もないけど・・・。

「お嬢ちゃん、中国広いアル。まだまだお譲ちゃん見てないとこたくさんあるアルよ。だから、今回はほら、あの山の手前で左に迂回すれば敦煌の方まで走れるアル。ここ以上に雄大な景色が待ってるアルよ。」

　私は仙人様がどうして辺境のその村を嫌がるのかわからなかった。
　けれど、敦煌ならもう行ったことがある。だから、そのまま進路を北に進めてもらった。

　仙人様も諦めたみたいでいろいろとその土地土地の昔話や歴史を語り始めた。
　この辺は日本と激しい戦争もあったアルよ。だから、まだ古い人は日本人嫌いアル。

　なるほど。そういうことか・・・。
　上海なんかで対日デモが起こったけれど、六本木でヤクザ風の怒声を上げる政治結社と同じようなものとたかをくくっていた。
　私が行こうって地域はその政治結社風の人達が住む場所なのね。

「いやいや、そういう訳じゃないアルよ。ほんの一部の人があそこにもいるだけアル。でも、やっぱり気持ちの良いものじゃないアル。」
「わかったわ。覚悟はしておく。でも、せっかくだもの、その村にもいろんな歴史があるのでしょ？」
「お譲ちゃんは好奇心が旺盛すぎるアルね。」
　
　なんやかんやと村について、一つしかない宿にチェックインした。
　映画なんかでよく見る最近少し減ったタイプの飯店だった。
　六角形の作りで１階が料理店で２階席まで吹き抜けで気持ちの良い席がたくさんある。昼過ぎに着いたので美味しそうな薫りに年寄りから若者までがごったがえしていた。

　しかし、食事は車の上で済んでいたので、仙人と私は連れ立って仏閣巡りから始めた。

　一番有名な仏閣は名前ほど大きくなかった。
「雨龍寺。思っていたよりも小さなお寺ですね。」
「雨乞いのためのお寺アル。でも、お祈りするときは乙女を生贄にしないといけないアル。だから、本当に困った時しかお祈りしてなかったアルよ。」
　ありがちな物語だけれど、現場でその生贄の乙女を捧げたであろう石台を前にすると、本の中の空想の物語りとはまったく違う恐怖が生まれてくる。

　そのまま地図を片手に仙人様と散歩をしていると、小汚い少年が非道い訛りの中国語でなにか叫んできた。
　たぶん、お前、日本人だな。とかそんな言葉。「リーベン」て聞こえたから合ってると思う。
　少年は小石を投げつけてきて、私もそんな経験は初めてで驚かされた。
　私が標準中国語で返事をしようとしたら仙人様がおしとどめて、同じく訛っていてよくわからない中国語で少年を追い払った。

「この町では一応日本人であることを隠した方が良いアル。」
　仙人様の言葉に従い、それでも衝撃を隠せないで次の仏閣まで、私は無口だった。

　地図にない小さな仏閣があった。
　雨龍寺よりも綺麗に掃除されて塗装も高級そうな紅や紫がふんだんにされていた。
　紫・・・？
「仙人様、紫って高級な色よね？こんなに使うものなのかしら。」
「ここは新しい仏閣アル。あまり考えなしに作られたアルね。ささ、次に行くアルよ。お譲ちゃん。こんなところは時間の無駄アルね。」

「あ、待って仙人様、ちょっとだけ見てみたいわ。」
　境内にさっさと入ってしまうと壁画の意味がよくわからない。龍精寺か・・。
　ドジョウ？ウナギかしら。これが神様なのかしら・・・。豊穣かなんかかしら。仙人様も知らないみたい。
　田んぼなんかこの辺に見かけなかったけどなぁ。
　あ、龍精寺って、精気の精じゃなぃ。もしかして龍神の赤ちゃんのお寺かしら。
　ドジョウを龍の赤ちゃんって考えるなら、まぁ、無茶苦茶ってこともないわね。

　私は龍やら鳳凰やらの神獣か、それこそ天女様か、あるいは皇帝の絵でも期待したのだけど、ドジョウなんかが描かれてあってもあまり楽しくなかったのだ。

「お待たせ。次に行きましょ。」
　仙人様はさっさと出てきた私にちょっと安心したみたいに、
　ほっと息をついて次々と寺やら小塚やらを巡っては面白い昔話や神話の数々を披露してくれた。

　日が傾いてきたし、主だった所の見学が終わったので飯店に戻ろうとすると、また、さっきの少年が違う悪そうな子供と一緒に石を投げつけてくる。
　仙人様が庇ってくれなかったら怪我していたかもしれない。
　それを見ていたらしい、綺麗な青いチャイナ服を着て足をすらっと魅せた若い女性が、さっと少年達を追い払うと、綺麗な標準中国語で私に話しかけてきた。

「日本の方ですね。ここはまだ古い町ですから、大変だったでしょう。」
「あ、はい。でも助かりました。私、神保　瑞江と言います。」
「私のことは水麗と呼んでください。よかったら私の家で晩御飯でもいかがですか？」

「水麗さん。すまんが、飯店を予約してあるアルよ。また今度で頼むアルよ。」
　仙人様が私の腕を引っ張って飯店へ向かおうと合図する。
「まぁ、仙人様、せっかくですもの・・。そうね、水麗さん一緒に飯店でお食事をいかが？　さっきのお礼ですもの。御馳走させてください。」

　仙人様はあまり嬉しくなさそうだったけれど、三人で連れ立って六角飯店に戻った。
　店の主人は水麗さんと一緒であることに驚いて三人分の食事を急いで用意し始めた。

　水麗さんも仙人様と同じ位歴史や神話に詳しかった。
　たまに仙人様と違う解釈で物語をしてくれて、その対比が私を魅了する。
　お腹いっぱいになり、ちょっとお酒にも酔った私達は別れを告げ、水麗さんは店から出て帰り、仙人様と私はそれぞれ違う部屋へと案内された。

「お譲ちゃん。夜は決して人にあったりしちゃ駄目アルよ。さっきの女でも駄目アル。この町はとても危険アルよ。良いアルね。約束アルよ。」
「わかったわ。それに私ももう疲れちゃって。朝まで目なんか覚まさないわ。おやすみなさい。仙人様」

　夜中、涼しい風が床のあたりの木彫り装飾から抜けて心地よかった。
　喉が渇いたので水を飲もうと思い、明かりを灯して部屋の隅の水差しから小ぶりの茶碗に水を移す。
　そうしていると綺麗な甲高い歌声がなにか悲しそうな響きで聞こえて来た。

　ゆっくりと私の部屋に近づいてくると私の部屋の前で歌声は消え、コンコンと部屋をノックする。
「こんばんは。水麗です。あの、夕方の話で興奮してしまって歩いていたら、
　あなたの部屋の明かりが着いたものですから・・・。」
「あら、水麗さんの歌声だったんですね。綺麗だったわ。ねね、どうぞ入って頂戴。」

　彼女を部屋に招きいれると寛ぐ机がなかったので、二人でベッドに腰掛ける。
「ねぇ、さっきの歌声をもう一度聞かせてくださいな。本当に綺麗なお声。それになんて言う詩なの？」
　水麗は潤んだ瞳で少しだけ歌うと私の瞳を見つめて、「雨龍寺には行ったかしら？」と問いかける。
　私の無言の頷きに続けて詠った。

「龍の神。雨を纏って出で来てたもう。村一番の生娘そこに、神の妻に差し上げん。龍の神。娘に移りて目覚めてたもう。処女の愛を焼き焦がし、泪で雨を呼んでたもう。」
　雨乞いの詩ですよ。

「雨乞いなのに少し悲しい響きがするのね。」
「ええ、村の乙女が命を捧げる時に詠う詩ですから。」
「え？生贄の女性が自分で歌うのですか？」
「そうよ。村人はそれを見守るだけ。村のために魂を捧げるのが娘の義務だったのよ。昔はね。」

　水麗が一緒にお酒でも飲みません？と薫りの良い土瓶の酒を私の前に見せた。
「あら、良い薫りね。なにかしら。白乾酒？少しだけ頂くわ。あなたの話にとても興奮して目も覚めてしまったし。ふふ、ありがとう。水麗さん。」

　お酒は白乾酒よりさらに甘くて涼しい後口だった。
　少し粘りのある珍しい舌触りが、喉を通るときも薫りを放ちながら滑り降りて、たった一口でとても良い気分だった。
「こんなお酒、初めてだわ。ぜひ日本にも持ち帰りたい。ね、水麗さん。これなんて言うの？」
「あら、ごめんなさい。私のお手製で、もう、これしかないのよ。だから、ここでだけで楽しんで。」
　もういっぱい注がれて私はとろみのある酒をじっくり味わう。

　ふわふわした良い気持ちだわ・・・。
　あぁ、水麗さんの肩に触れるとなんか柔らかい、あれ、水麗さんも私の体支えてくれてる。
　あは、私酔っちゃってるんだ。ふわぁ、水麗さんお指が腰に触れてこそばゆいなぁ。
　この人なんて綺麗なんだろう。瞳がずっと潤んだままだわ。
　え・・え・・、キスしてくれるの？あ、違うのか・・。耳下で詩を詠ってくれるのね。そうよね。
　なんかさっきと違う詩。綺麗な声、ひゃぅ。息が耳にかかって、くすっ。こそばゆいよ。水麗さん。

　ゆっくりとベッドに倒されて、水麗さんの指がお腹のあたりを撫でてくれてる。
　お腹がなんか気持ち良い。水麗さんの指が擦れて・・。あぁん。
　鈴の音みたいな綺麗な声。湖の冷たい水のように澄んだ歌声。暖かい吐息が耳を嬲る。あぁ、夢見心地だわ。

　あ、胸に指当たってるよ水麗さん。そこ乳首のトコ。あぁん。気持ち良い。でも、駄目だよ。水麗さん。
　あ・・・、あぁ・・、あぁぁ・・。おっぱいが感じちゃって、水麗さんの詩が染み込んで来るぅ。あぁん。

　んぁ。うそ。イキそうなの？あたし、だって、おっぱい触られてるだけ・・・。
　ん。んぁん。駄目、水麗さん。わたし、どうしよう。なんかイっちゃうよ。

　あ・・・あれ？まだ、イケない・・。イキそうなのに・・・。気持ちいいのになんでぇ。イキたいよ。
　あぅ、あぁ、んぁ。ひあぁ。そ、そっか。おっぱいだもぉ〜。イカないよね。おっぱいはイカないよ。
　あぁ、でもイケそうなのに・・ぃぃぃ。イ・・・クッ。

　あ、やっぱりイケない。あぁ、こんなの気持ち良過ぎて。

「ねぇ、瑞江さん。気持ち良いの？ねぇ。」
「水麗さん。あぁん。私なんかちょっと変なのよ。酔っ払っちゃってるの。ふわぁ。」
「ねぇ、下もして欲しい？欲しいっておねだりしたら苛めてあげるわ。ねぇ？」
「あぁ。で・・でも。私達、女同士だし。ひあぁ。気持ち良いよぉ。イキたいのに・・。あぁ、ち、違うの。そのイキたいなんてちょっとつい。あの、はぁぁ、指が乳首に当たってるよぉ。」

「イキたいんでしょ？あそこも触って欲しいのでしょう？」
「あぁん。イキたい？あぅぅん。そうよ、私、イキたいの。あ・・・ぁ。はぁ。あそこも頂戴。お願い。ふわぁ。我慢できないよ。お願い、水麗さん。」
「ねぇ、あそこってどこかしら。ねぇ、はっきり言って頂戴。ほら、そうしないとおっぱいだけよ。」

　おっぱいがぎゅって握られちゃうとこぼれちゃうよ。うわぁ〜ん。イクっ。
　ぁ、イカないの。おっぱいイケない。やだよ。イキたいのに。
　あそこってあそこよ。ねぇ、意地悪しないで水麗さん。
　ふわぁ、気持ち良い。おっぱいが溶けちゃう。乳首からなんかでちゃいそうぅ。あぁん。
　イ・・けない。なんで、イキたいのにぃ。ふぁ。乳首摘まれたら。

「はぁ、はぁ。おま○こにも下さい。お願い。お願い。」
「おま○こにも欲しいのね。でも、私、おま○こだけじゃ我慢できないわ。お尻の穴も全部欲しいわ。ねぇ、あなたの体の全部、私のものにしていいかしら。そうしたら、あなたの欲しくて欲しくてたまらないおま○こ掻き回して上げるから。ね、全部頂戴。」
「お、お尻？あぁん。おっぱいが破裂しちゃいそうぅ。はぁ、もう、たまらないの。破裂してほしいのにぃ。全部、全部あげる。私の体全部、水麗さんにあげるから、イカせてぇ。」

　唇に水麗さんの舌がとろとろと潜りこんで来て、口の中がいっぱい犯された。
　どろどろの涎がすごく良い薫り。すこし涼しげで甘い。あ、さっきのお酒の濃い感じだわ。
　美味しい。素敵。こんなキス初めて。水麗さんの舌凄く長いし、あれ、喉まで届くの？
　ふごぉ。ちょと苦しかったよ。でも、喉舐められたの始めて。凄い気持ち良かった。
　も、もう一回して欲しいな。ふごぉ。気持ち良い。なんか喉の奥に入ってきたかも。

　ふぇ？唇が気持ち良くなって来ちゃった。あむ。嘘ぉ。
　ベロもイッちゃうかも。どうしよう。んぁん。あ、あ・・・。
　おっぱいもイキそうだし。唇もベロもイキそうで、あぁ、早くおま○こも頂戴よ、水麗さん。ずっと我慢してるのに。

　水麗さんの指がお腹から下にゆっくり這って来る。そう、そこ、早く。もうちょっと下よ、そこぉ。
　あ・・違う、行き過ぎ。そこお尻なの。うぁん。お尻に指がぁ。あ、気持ち良い。ふぁ、ふぁぁ。
　どんどん入ってくる。ダメ、ダメだよ。汚れちゃうから。あぁ〜ん、でも気持ち良いよう。
　あ、お尻が・・・。あ、どうしよう。お尻いっちゃったらどうなっちゃうの？や、駄目。水麗さん。

　イ・・・・クゥっ。あれ？イカない。ああ、どんどん指入ってくる。指長いよぉ。
　ふわぁ、ダメェ。おっぱいも唇も舌もお尻もイキそうでイケない。
　お願い、イカしてよ。なんで、なんで、もう、おかしくなっちゃう、こんな気持ち。

「ほら、よく我慢できたね。瑞江。欲しかったんだろ。ずっと。」
「はい。水麗さん。ずっと、うぁん、ずっと我慢してたの。早く、おま○こにも頂戴。」
「おい。言葉をわきまえろ。お前はもう私の持ち物なのだぞ。瑞江。今から私のことは雨龍様と呼べ。ほら、そうしないと、このまま、イクことを永遠に許さないぞ。」
「え？雨龍様？水麗さんじゃないの？だって、ほら、水麗さん、凄い綺麗。声も鈴みたいに綺麗。」
「ふふふ。頭の悪い娘だな。瑞江。日本の女は馬鹿なのか。まぁ、良い。ならば、お前には永遠に来ない絶頂と溢れるような快楽を与えてやるよ。」

　じゅぷりと私のおま○こに肉棒が突き刺さった。
「ふぁーーーー。な、なに。水麗さん、男だったの？ふぁ、大きいよ。ダメェ。」
　じゅぶじゅぶと腰を振る水麗を薄明かりに見ると、股間からはウナギのようなものが顔を出していて、私の中に入ってきたのも彼女の股間に住んでいるウナギだった。

「ぁあ、なに、なに、水麗さんのそれなにーーー？ひぃ、気持ち良すぎる。あぁ、あ、あ、イクぅ。」
　あれ？まだ、イカない。あ、どんどん気持ち良くなる。
　あれ？も、もう、これ以上気持ちよくなれないはずなのに、
　どんどん、どんどん、イケない。嫌だ。狂う。イケない、イッてる時より気持ち良いのにイケない。

「聞いていなかったのか、瑞江。お前には絶頂はもう来ない。永遠にその快楽の縁を彷徨えば良い。」

　あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、狂う。こんなの続けたら狂う。
　イキたい。イキたい。お願い。イキたいの。なんでもするからイカせて下さい。
　お願いします。雨龍様。雨龍様。

　水麗は瑞江を官能に炙るだけ炙ってとどめはささず、そして瑞江の中に射精した。
　ま○こが白濁に溢れ、瑞江の喉を嬲る水麗の舌からも白濁がごぷりと流れ込んだ。
　尻の穴を穿つ指だと思っていた細いウナギからも白濁が吐き出される。

「ほら、あなたもこれで龍精の巣床よ。最後のお願いは私にも聞こえてたから、ちゃんと、雨龍様はあなたに永遠の快楽と絶頂をくれるわ。瑞江。かわいい顔ね。あなたの中で龍精様が大きくなるのが楽しみね。」

　私は日の光に目が覚めると、飯店におりていき朝食を取る。
　昨夜の妙な夢はなんだったのだろう。
　水麗さんと凄いＨなことをして、最後にドジョウのお化けに犯された。
　気持ちよかったなぁ。って、こんなこと朝っぱらから考えたら駄目じゃない。
　今日の観光に向かう前にシャワーを浴びておこう。ちょっと、体がベトベトしてるし。

　食後シャワー室に入ると、お腹の底から白濁が垂れ、膣の中の小さなドジョウがクリトリスに喰い付いて来た。
　お尻の中にも何かが住んでいて大暴れをはじめ、喉の底からあの甘い薫りと供に官能のドジョウが吐き出される。
　外に吐き出された小さなドジョウが怒って鼻の中に潜りこみ脳にどろどろの振動と甘い香りを直接まぶす。
　昨夜から待ち焦がれていた絶頂が全身を支配して、瑞江は恐怖と官能に絶叫した。

「だから、言わんこっちゃないアルよ。もう、助けようがないアル。龍精寺は雨龍寺で龍神に受精された乙女がイキ狂う体を安置する寺アルよ。まったく。雨請いでもないのに、両方行ったりするからいけないアル。」
　仙人様はお気に入りの女の子とのツアーもこれが最後かなと、残念な気分になった。

「まったく雨龍の性欲も底なしアル。わしなんかもう、３０００年も前に枯れたアル。」
　シャワー室でイキ狂いのたうちまわる瑞江を眺めていると、ムクと股間が膨らんできた。
「ふぉっふぉっふぉ。わしも現役アルね。今度、雨龍の所に遊びにでも行くアルね。」