泉本 京（いずもと きょう） 作
望月有紀 18才 短大生 高校を卒業し短大に入学したものの、あまり周囲と馴染めない内気な性格のため、孤立していました。 この性格を何とか治したいと思い、思い切ってレンタルビデオ店でアルバイトをすることにしたのです。 でもお客様の応対も遅く、大きな声も出せない私は、いつも男性店長に怒られてばかりです。 レジに立たせてもらうことはほとんどなく、返却されたDVDを並べたり店内の清掃をするのが、主な仕事でした。 「あんた、あっちのコーナーも掃除しておいてくれよ」 男性の先輩から言われたのは、アダルトコーナーのことでした。 あの仕切りの向こう側には、あまり目にしたくないエッチなDVDがたくさんあります。 いつも掃除は適当に済ませて、さっと出ていたのですが、それではさすがに汚れが目立ったらしく、先輩に目を付けられたみたいです。 「ついでに、これも元の棚に戻しといて」 返却されたDVDのカゴとモップを持って、私はアダルトコーナーに入りました。 幸いなことに、お客さんはいません。 アダルトコーナーでお客さんと会うと、なんだか厭らしい目で見られているようで、とても気持ち悪いのです。 私のような若い女性がいる場所ではなく、男性客の好奇の目が突き刺さります。 「えっと･･･、”清楚な美少女のみだらな姿”･･･、”母娘輪姦”･･･」 タイトルを読むだけでもおかしくなりそうです。 エッチなタイトルと表紙が並んだ陳列棚を整理するのは、本当に嫌で嫌で仕方ありません。 一番奥のＬ字になったところに入りました。 ここには、痴漢やレイプなど、過激な作品がたくさん並んでいます。 下の段には、スカトロもあります。この言葉も、アルバイトを始めてから初めて知りました。 そのとき、今までお客さんがいなかったはずなのに、いつの間にか真後ろに男性が立っていました。 ちょっと汚れた服でヒゲも伸びていて、年齢は40才くらいに思えます。 「あ･･･、し、失礼しました。すぐ移動しますので、どうぞご覧ください」 私は早く逃げ出したくて、男性に道をゆずり、Ｌ字のコーナーから外に出ようとしました。 ところが、男性は私の行く手を遮り、いきなり手首を握ってきたのです。 「きゃっ！」 小さく悲鳴を上げましたが、店内に流れる音楽にかき消されます。 恐怖で体が固まってしまい、もう声は出ませんでした。 「君、最近入った子だよね。若くて可愛いなあって思ってたんだよ。 ちょっとロリコンぽいしねえ。君みたいな子も、こんなところに入ってくるんだね」 男性は私の手をぐいっと引っ張り、胸を鷲掴みにしてきました。 痛い･･･。声にはなりません。 ジーンズのボタンを器用に外し、タイトな生地を無理やり引っ張りながら脱がされます。 私はその勢いでお尻をついて、仰向けに倒れこんでしまいました。 白いパンツが丸見えになり、靴や靴下ごと脱がされてしまいました。 男性はそのパンツをじっと見つめたあと、今度は私のシャツに手をかけてきました。 ボタンを引きちぎって、一気に脱がします。 エッチなDVDに囲まれた空間で、ブラとパンツだけの格好にされてしまいました。 「やっぱり脱いでも綺麗だね。おじさんはお金を払うお店でしか女の人の裸を見たことがない。 君みたいな子の裸を見るのは初めてだよ。 まあこんな話をしても、なんのことだか、意味が分からないかもしれないなあ」 男性はぶつぶつ言いながら、恐怖で怯える私の胸に顔をくっつけてきました。 両手でブラを外され、臭い吐息と舌で、乳首を舐め回してきます。 「･･･や、やめてぇ」 ベロベロと男性の舌が胸から首、耳へと這ってきます。 頬を両手で抑えつけられ、ついに接吻をされました。 私は必死に口を閉じます。 男性の舌は私の唇をどろりどろりとよだれをつけながら舐めまわし、鼻の穴までれろれろと舐め入れてきました。 顔中が臭い唾でべとべとになってしまいました。 男性はまだ舐め回すことをやめません。その一方で、器用に片手を使い、私のパンツをずり下げていきました。 パンツはあっという間に脚をすり抜けます。 男性は今度は私の股間に顔をうずめてきました。 陰毛が男性の鼻や口に当たっているのが分かります。 舌がその陰毛をかき分け、クリトリスにたどり着き、ちゅーちゅーと音を立てて舐め始めました。 口の中に吸い込まれたクリトリスは、固く尖らせた舌でちろちろと転がされます。 「んっ、んふぅ･･･」 こんな状況で、気持ち悪い男性にアソコを舐められているのに、私はいつしか快感を感じていました。 舌はますますはげしく動いて、割れ目をなぞり始めます。 よだれとは別に、私の中から溢れでてくる愛液で、割れ目はすぐに開いてしまいました 。 びらびらにからみつきながら、愛液が男性の口の中へ吸い込まれていきます。 「い、いやあ･･･。お願い･･･へ、へんな感じなの･･･」 私は体中をくねくねさせながら、快感に深く酔っていきます。 「こら！なにをやってるんだ！」 「わっ！」 急に大きな声が聞こえて、男性が引っ張られていきます。 私の体から男性が剥がされると、ブラがずれた以外全裸の姿が、丸見えになりました。 店長や騒ぎを聞きつけたお客さんが、私をじろじろと見てきます。 しばらく呆然として、胸もアソコも隠すことを忘れていました。 すぐに上着をかけられ、人目のつかないところへ隠されました。 犯されていながらも、本心では最後までされたいと思ってしまっていたかもしれません･･･。 |
| 2012.10.20掲載 |
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