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暑い夏のこと、高校二年生の悠木は今日も部活の練習のために休日を返上して家を出た。
悠木は学校の柔道部に所属していた。といっても、大きな部活でもなく部員も少ない。強さは普通の部活であった。
悠木は友達と共に道着に着替え道場へ入った。すると、すでに着替え終わっていた女子達が既に準備体操を行っていた。
女子の中に、一際奇麗な子、というよりも悠木の好きな子がいる。美菜という同い年の少女だ。彼女とは高校で知り合った。肩よりも少し長めの髪、きゃしゃな体格、大きな胸、スタイルは抜群で、顔も美形だ。性格はおとなしいものの、すでに黒帯の有段者であった。
二人は一瞬、目が合った。
「あ・・・」
二人とも同時に頬を赤くし目をそらした。二人のこの行動に気付く者はいなかった。
二人の距離が急速に近づいたのは、日曜日に設けられる自主練習の日であった。この日、練習に参加したのは悠木と美菜の二人だけ。学校の道場に二人きりであった。
「お、おはよう、美菜」
柔道部ではお互いの信頼関係を強めるため、下の名前で呼ぶことが一般的であった。
悠木は互いに着替え終わって道場に入ると美菜にそう言った。
美菜は頬を赤くしながら
「おはよう、悠木君・・・。私の名前、覚えていてくれたんだ・・・」
美菜は少し嬉しそうだった。
「当たり前だよ。同じ部員なのに」
「でも・・・私、目立たないから・・・」
「そ、そんなことない！」
思わず大きな声を出してしまった。
「え？」
「そ、その、目立たないことなんてないさ」
「そう？」
「あ、ああ。もちろんだ」
二人はお互いに頬を赤くしながら一時の会話を楽しんだ。
それから二人は一緒に練習を始めた。まずは打ち込みで汗を掻いた。
（うわぁー）
悠木は打ち込みをするたびに大きく揺れる悠木の胸を見まいと必死に視線をそらすが、自分の顎までしか身長のない美菜の頭が近づいてきて胸が揺れると思わず視線を胸に向けてしまう。それにもう一つ、汗で体操服がぬれ始めていた。
女子は道着の上だけに体操服を着ている。下はただのパンツだけだ。美菜の体操服が汗でぬれ始めて、青いブラジャーが浮き出てきた。さらに、今日は美菜は小さめの体操服を着ているようで、汗に濡れた体操服がぴっちりと体に張り付いていた。くびれたライン、臍の穴までくっきりと映り、美菜の白い肌が透き通ってきた。
悠木はそれを気づかないふりをして凌いだ。
次は寝技の稽古。これはかなりの難関であった。
どちらかが上に乗り、どちらかが乗られる。そんな稽古は流石にまずいと思い悠木は
「寝技はやめておこうか？やっぱり、ちょっと」
悠木は馬鹿なことをと自分を叱ったが、そうしないと下心でもあるのではないかと思われそうで怖かった。
「その・・・いいよ・・・。私、寝技へただから、男の人みたいに力のある人とやったほうが、うまくなれそうだから」
思いも寄らぬ申し出に悠木は内心喜んだ。
二人は膝をついた状態から押し倒そうと、両手を握って押し合った。
当然、力の強い悠木が勝つはずだが、相手が女だけに手加減して押し倒された。そして、美菜の大きな胸が悠木の顔を抑えつけた。
（ちょ・・・）
思わぬことで、悠木は興奮した。大きく柔らかい美菜の胸が悠木の顔を押しつぶした。
（心臓が、早鐘を打ってる・・・）
美菜の胸から、美菜の心臓が早鐘を打っているのを感じた。
悠木には見えないが、美菜は頬を赤くして、自分の胸で押しつぶしている悠木の顔を想像していた。そして、これが美菜の故意であることも悠木は知らなかった。
「その、本気でやってほしい・・・」
美菜は頬の赤身を隠そうと、乱れた髪を整えてごまかしながら言った。
「え、どういうこと？」
「その、悠木君が本気でしてくれないと、強くなれないから」
「わかった」
今度は悠木が美菜を押し倒した。そして強く押さえこんだ。その姿は、抱き合ったカップルが男を上にして横になっている様であり、悠木は自分の胸を美菜の胸につけないようにした。そうしないと、自分が興奮していることが相手にばれそうだから。
「悠木君・・・その、ちゃんと押さえて・・・。そんなにあいてたら、私だって黒帯なんだから簡単に逃げれちゃうよ・・・」
肯定である。
「わ、わかった」
悠木は覚悟をきめて、自分の胸を美菜の胸に押し付けて、しっかりと押さえこんだ。
流石に、がっちりと押さえこまれると美菜はなかなか逃げられない。激しく動き、顔がどんどんと赤くなっていく。美菜も、どこか興奮した。男の下で激しく動いている。自分の下腹部の先端が、悠木の下腹部に擦れている。想像するだけで美菜のパンツが少し湿った。
（可愛いな・・・美菜・・・）
美菜の必死な顔がかわいかった。幼げな唇が半開きになって呼吸を荒くし、頬を赤くしている憧れの少女。
（だめだ・・・）
キスしたい。それが今の願望であった。
（だめ・・・そんなこと・・・）
美菜もキスしたかった。悠木の唇を見ているだけで重ねたくなった。なのに、すごく近くにいる。美菜は目を閉じ、必死に感情を押さえた。
しかし、ついに起きてしまった。悠木が踏ん張ろうと膝を浮かせて動かすとそれが偶然にも美菜の下腹部の一番下に当たってしまった。
「あん・・・」
思わず官能的な声を上げてしまった美菜。美菜は感じてしまったのだ。
（もう・・・無理だ・・・）
感じてしまったときの美菜の顔。真赤で、円らな瞳を潤ませて、唇を半開きにして物ありげな眼で悠木を見てきた。それに耐えきれず、悠木は美菜にキスした。
「ん・・・」
さらに悠木は美菜を強く抱きしめた。
（悠木君・・・あったかい・・・）
美菜は抵抗などしなかった。むしろ、両手で悠木を抱き締めた。
少し経って、悠木が唇を離した。
「ごめん・・・俺・・・」
すると美菜は首を振って、今度は自分から悠木にキスした。
「全然・・・平気・・・」
「美菜・・・好きだ・・・」
「私も・・・悠木・・・・」
二人は激しくキスをした。
くちゅくちゅ
舌が互いの口の中で絡み合い、涎が行き来した。
「美菜・・・触るよ・・・」
「うん・・・」
深いキスが終わればお触りの時間。悠木は美菜の胸の手を置いた。
「あ・・・」
美菜は頬を赤くして目を閉じた。
悠木は手を動かし、大きな美菜の胸を揉み始めた。
「あ・・・あん・・・うぅ・・・はぁ！！」
一瞬、ブラジャー越ししもわかるほど硬いものに自分の指が当たった。
「美菜」
「なに・・・？」
「ブラ・・・とるよ・・・」
「うん・・・」
悠木はあいている手を美菜の背中に回し、体操服をたくしあげた。それに吊られて、体操服の正面もめくりあがり、可愛く窪んだ美菜の臍や、少し盛り上がった美菜の下腹部が見えた。
悠木は体操服をめくり上げてブラジャーのホックを外し、美菜のブラを取り除いた。すると、二つの固い突起が、小ぶりのメロンのような美菜の胸の中央にパツンと現れた。
濡れた体操服越しに、ピンク色の突起がよく見える。
「美菜、奇麗だよ」
そう言って悠木は美菜の乳首を吸った。
「あ・・・やぁ・・・」
美菜は悠木に愛撫されてどんどんと乳首が固くなっていく。それに伴って美菜の秘部がどんどんと湿り気を帯びはじめた。
「美菜・・・」
「悠木ぃ・・・」
美菜は股をうねうねさせてどんどんと分泌されていく精液の快楽を抑えようとした。美菜にとって、こんなことは初体験のことだ。本能的にそれを抑えようとする。
「美菜・・・我慢しなくていいよ・・・」
悠木は美菜の帯を解き、道着のズボンを下げた。するとそこには、湿った水色のパンツが露になる。悠木は迷うことなく中指と人差し指を切先のように尖らせると、パンツ越しに美菜の秘部に突き刺した。
「ひゃぁ・・・」
美菜の快感を抑えようとする官能的な声が喉の奥から湧き上がる。
悠木はその抑えを破ろうと二本の指を美菜の秘部の中で激しく抜き差しを繰り返した。
「ん・・・だめ・・・悠木・・・」
どんどんと激しくなる悠木の指使い。
「ん！は・・・あぁ・・・はぁ！！」
次第に美菜の中にある羞恥心が壊れはじめ、彼女の真の思いが声に現れてくる。
「あ・・ああ！あん！！き・・・もちい・・・ああ！」
悠木は今こそ攻め時と言わんばかりにさらに激しく指を抜き差しして激しく美菜を攻め立てた。
「あ・・いや・・・ああ！ああ・・・ひゃぁ！！！ああん！！！」
美菜は快感のあまり目から涙がこぼれ、体が痙攣でもしているかのように小刻みに震えた。
そしてついに、美菜の最後の防壁が崩れる時が来た。
悠木が美菜のパンツをそらし、ずぶりと二本の指を付け根まで一気に挿入したのだ。
「ひゃぁぁぁ！！！！」
美菜は喉の奥から快感に浸った声を上げ、昇天した。
「はぁ・・・」
指でいかされた美菜は悠木にぐったりと崩れかかった。
「美菜・・・」
「悠木・・・」
悠木は抱きとめた美菜を横にすると、その上に覆いかぶさった。
「いいか？美菜？」
美菜は小さく頷いた。
悠木は美菜のパンツを脱がすと、自らもズボンを脱ぎ、トランクスの窓から固くなった肉棒を突き出した。
「それが・・・私の中に・・・入るんだよね・・・？」
少し不安げで、少し嬉しげな声を上げる美菜は、大きな悠木の肉棒が自らの中に入ってくるのを待った。
悠木の肉棒がゆっくりと近づいて、先端が秘部に当たった。
「そ・・・そこ・・・」
悠木の肉棒がゆっくりと美菜の中に入ってきた。
にゅち！
「痛い！」
初めての美菜は思わず声を上げてしまった。
「あ・・・ごめん・・・」
「い・・・いいの・・・そのまま、続けて・・・」
悠木の肉棒がさらに奥に入っていく。そのたびに秘部から血が零れた。
（う・・・凄い・・・狭い・・・）
初めての美菜の中はとてもきつくて、ざらざらしていた。
「動くよ、美菜」
「うん・・・」
悠木はゆっくりと腰を動かし始めた。
「はぁ！！・・・あん・・・」
最初はゆっくりと、しかし、段々と強くなっていく。
「ああ！！あん！！！ひゃぁあ！！」
悠木の血のついた肉棒が何度も素早く出し入れさせ、美菜の繊細な神経を刺激する。
いつの間にか体操服がめくれ、ノーブラでは制御不能となっている美菜のメロンが縦横無尽に暴れ始めた。
「はぁああ！！！ん！！！あうぅぅ！！！」
次々と崩壊していく美菜の羞恥心。
「美菜・・・気持ちい・・・」
だが、快楽に沈みかけているのは悠木も同じであった。
悠木の肉棒の先端は、美菜のざらざらに刺激され、もはや我慢の限界に近づいていた。
激しく突き上げる悠木の肉棒。羞恥心が崩壊し、完全にセックスの快楽に沈んでいく美菜。
「はぁ！！ああ！！悠木！！！いくよ！！わたし、いちゃう！！！」
「俺も、もう・・・」
「ああん！！！はぁああ！！！いく！！！いっちゃうよ！！！悠木！！！中に、私の中に！！！」
びしゅぅぅぅぅ！！！！
「あああああ！！！！」
悠木の凄まじい勢いで発射された精液が美菜の子宮に流れ込み、肉壁に激しく衝突した。初めての快感に、美菜はからだをビクン！！！とのけ反らすと、精液が子宮の中で暴れまわる間、体をその大きな胸と同調させてふるふると痙攣させた。
「あぁぁぁ・・・・」
そして美菜は、一気に脱力して意識を失った。
再び美菜が目を覚ますと、彼女は悠木の胸の中にいた。
「起きたか、美菜」
万円の笑みを浮かべる悠木の顔が先の交わりの快楽を思い出させ、美菜は頬を赤くする。
「うん・・・」
よく見れば、美菜はパンツと、胸の真下で結ばれてめくりあげられている体操服だけであった。
「もう・・・悠木のエッチ・・・」
「お前だって、なかなかの感じ様だったぞ」
美菜の顔がみるみるうちに真赤になり
「馬鹿！！」
そう言いながらも美菜は悠木の唇に吸いついた。
暑い夏のこの出来事は、美菜と悠木を引きよせる序章に過ぎなかった。
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