４．拘束着

　隆たちを挑発するかのに様に、麗子は本格的に穴弄りに没頭していく。
　下半身にはすでに着衣は無かった。
　指が肉豆付近に到達する。
　刺激していくと、包皮から真珠のように輝いたクリトリスが顔を出した。
「あっ、や〜ん、気持ちい〜」
（くちゅくちゅくちゅ．．．）
　さらに豆を集中的に擦る。
「ひ〜ん、いい、クリトリス気持ちい〜」

　ドアの外では、懸命に陰茎をしごく隆たちがいた。
「お〜、たまんねえ、あの女たまんねえよ」
　麗子を視姦しながら手コキのピッチを加速させていった。

　麗子はもうすぐ絶頂にたどり着こうとしていた。
「あ、あーん、いやん、いっちゃう、いっちゃう！」
（にゅちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ）
　擦りあげるスピードが一気に上がった。
「いっちゃう、だめ、だめ、いく、いくいくいくいく！」
　麗子はイスの中で体をバウンドさせた。
　机の下に薄く濁った淫液が飛び散っていた。
　はぁはぁ、と息を荒げながら、絶頂を体験した余韻に浸っていたが、ふーっと体を脱力感が襲いそのまま寝入ってしまった。

　やがて、隆たちが部屋に侵入してきた。
　麗子の背後に近づくと、寝ている麗子の口元にハンカチを当てた。
　無意識のうちに深い呼吸をし、男たちの仕掛けた罠に、自ら入る結果となった。
「これでしばらく起きねえだろ。」
　液体の入った小瓶をかざし、ニンマリとした。
「これからが楽しみだ．．．」
　隆は柔道着を手にしながら驚愕な計画を打ち明けた。

　しばらくして、麗子は目覚めた。
　イスに座っていたはずの自分が、床に転がっていることに気付く。
　それも部屋の奥の薄暗い仮眠室にいるとわかった。
（あれ、私なんでこんな所に．．．）
　起き上がろうとした．．．が、体に力が入らない。
（え、何？）
　もう一度試みたが、無理だった。
　手が体の前に無い。
　自分の体を見ると、何か白い生地の服を着せられていた。
　柔道着だった。
「へへへ．．．おはよう、麗子先生。」
　背後で声がした。
「え、誰なの？」
　手は動かないまま、体ごと声のする方に振り向いた。
　オフィスからの明かりが麗子の惨めな姿を照らした。
　麗子は柔道着を後ろ前反対に着せられていた。
　さらに、帯で腕ごと固定されていたのである。
　まるで拘束着のようだった。
　そしてそこには隆たちが、下半身丸出しで立っていた。
　彼らのだら〜んとした一物群が目に入ってしまう。
「いやー変態！やめてー！」
　狂ったかのように麗子が咆哮の声を上げた。
「静かにしなって、先生。」
「離して、ねえやめて、変な事しないで！」
「だから〜静かにしろっての。じゃないとこれ、ばらまいちゃうよ。」
　目の前に何枚かのポラ写真がかざされた。
　無残な自分の姿だった。
「ね！だからおとなしくしてよ。」
「あなたたちおかしい、狂ってる。どうしてこんな事を．．．」
「まあ、どうせ追い出されるなら、先生と思い出作っておこうと思ってさ。」
　とっさに誰かが麗子に近づき、口に布状の物を押し込む。
　体を振って、その卑劣な行為から逃れようとしたが遅かった。
「んっ、ぐぐぐ、ぐぁ、な！．．．」
　口の自由も奪われ、彼らの思う壺になってしまった。
「それじゃあ、いただいちゃいますか。」
　彼らが一斉に圧し掛かってきた。
「んっんっ．．．ぐぐぐ！」
　言葉にならない叫びを上げ、全力を使って逃げようとする。
「ねえ、足と頭押さえちゃおうよ。」
　無数の手が彼女を押さえつけ、完全に動けなくなってしまった。
「早速、先生のオ××コ見ちゃおうぜ。」
　足元にいた隆が、タイトスカートの裾を掴み太ももの付け根まで捲り上げた。
「うひょー、エッチなの穿いてんじゃん。」
「ほんと、たまんなくいやらしいな。」
「俺、見てるだけで勃起しちゃうよ。」
　一気に歓声が上がり、麗子の下半身に目が集中する。
（いや、いやーやめて、やめてー！）
　心の中で叫ぶしかなかった。
　麗子は太ももで留まるタイプのパンストを穿いていた。
　だからパンティが直に露出して、妙に厭らしかった。
「それにパンティも、結構エグイやつ着けてんだ〜」
　Tバックのパンティで、それはスカートからラインが見えぬようとする麗子の気配りだった。
　それが返って隆たちの欲情の火に油を注ぐ事になる。