「美里せんせーい…さよーなら…」
「さよーなら…また明日ねー･･」
　私立桜王子幼稚園の職員をしている桜井美里は送迎の象さんバスの窓から顔を出す園児達に手を振った。
「もうすぐ…お楽しみ会か…」
　教室に戻った美里は一人机の上で頬杖をついて呟いた。
　年に何回か企画されるされる父母向けの催しものはまだ経験浅い美里にとっては充分に憂鬱な材料になっていた。
　何か演劇を企画すれば脇役になった児童の父母からまわりくどい抗議の電話があったり若い美里はその対応に非常に神経を使って応対していた。
「でも…また…ダンスってわけにもいかないよね…」
　最近はダンスや踊りを多用し主役や脇役のないようにしていたが３ヶ月前のお楽しみ会でもアニメソングにあわせたダンスを披露したばかりであった。
　まるアイドルの撮影会のように何十台もの家庭用ビデオカメラが羅列し一部始終を逃さないように記録を撮っている父母達にまた同じ催しは通じないだろう事は美里は感じていた。
「そうだなぁ…なんにしようかなぁ…」
　今日の夕方４時から始まる職員会議で実行まであと数週間になったお楽しみ会での内容を発表しなければならず美里はあせりを感じていた。
「なんでこんなに催し物が多いのよ…まったくもう…」
　入職してもうすぐ１年になる美里は桜王子幼稚園では一番若い職員であった。
　もうすぐ２３歳になる美里はその若さゆえ職員の中でも一番弱い存在となっており、なかなか自分の意見が通ったりといった事は無かった。

　誰もいなくなった広場には夕焼けのオレンジ色が広がり美里はぼぅっとその景色を眺めていた。
「･……　　……･･！！　　　そうだっ！！」
　美里は何かを思いついたのか一人教室の中で大声をあげた。
　時計の針が午後３時５２分をさしているのに美里は目をやると教室を飛び出していった。
　職員室にはすでに各職員が自分達の席に座り雑談を交わしていた。
　美里も自分の席に座り園長達がくるのを待っていた。
　４時を少しまわった頃園長の飯山が職員室に現れた。
「さて…今月末に行われるお楽しみ会についてですが…」
（来た…）
　園長の話をメモをとっていた美里は心無しペンを持つ手に力が入った。
「それでは…ゆり組の柴田先生から順々に言って下さい…」
「はい…ゆり組では今回『かぐや姫』をしようと思います…」
「そうですか…頑張って下さいね…では次にばら組の増田先生･･」
「えー…ばら組は『シンデレラ』をします…」
　次々に発表していくベテラン職員達に美里は圧倒されていた。
（やっぱり…凄いなぁ…劇は父母が難しいのに…さすがベテランよね…）
「それでは…たんぽぽ組の桜井先生お願いします…」
「は…はい…」
　年上の職員に囲まれている美里は緊張した面持ちで立ち上がった。
「たんぽぽ組では…」
　周りの職員はまだ新米の美里が今回どんな企画を打ち出すか興味を持っていた。
「たんぽぽ組では『鉄棒』を発表したいと思っています…」
「鉄棒…？　　鉄棒って…何を…」
　周りの職員からすぐさま質問が飛んだ。
「演台の上にマットと鉄棒を用意して園児の皆にそこで技を披露してもらおうと…」
「そんな技なんて…難しいんじゃない…？」
「危ないんじゃない…怪我でもさせたら大事よ…」
「技といっても簡単なもので良いんです…安全面は私も一緒に舞台にあがり注意します」
　ベテラン職員からの矢継ぎ早やに飛んでくる質問に美里は答えていった。
　質問の矢が一段落した頃を見計らい園長が口を開いた。
「桜井先生…なぜ鉄棒を…」
「園児は普段園内の鉄棒で良く遊んでいます…そういった事をこういった場で披露するのも意義があるのではないかと思いまして企画しました。」
「そうですか…普段の姿を父母の方々に見てもらおうのも凄く大切な事です
　桜井先生…ぜひやってみて下さい…ただ…安全だけはくれぐれも注意して下さい…」
「はい…がんばってみます…」
　自分の事を理解してくれている園長は度々美里の意見に賛同してくれていた。
　美里は園長の想いを感じながら満足気に席に座った。

　翌日から美里は園児と一緒に鉄棒で遊び指導を始めた。
「そうそう…雄介くん…いいぞぉ…」
　全員がいちおうに前回りをできるようになったのはお楽しみ会まで後３日を残した頃であった。
　美里は児童達が上達していくのを見ながらその安全に気を引き締め対策を自分なりに考察していたのだった。
　６月の第二週の日曜日私立桜王子幼稚園は今年３回目のお楽しみ会を開いた。
　大勢の父母が自分の子供の一挙一動に歓声をあげ小さな体育館は熱気が満ちていた。
　お決まりのビデオ撮影もいつもの通りお父さんカメラマンは息子や娘達の思い出作りの為に真剣になってカメラを回しつづけていた。
　美里はTシャツにジャージといった姿で児童達と舞台袖で出番を待っていた。
（ともかく怪我だけは…）
　美里は汗ばんだ手を合わせ組みどことなしに祈った。
「次は…たんぽぽ組の皆さんによる…『鉄棒』の発表会です…」
「智也ぁぁぁ…」
「ゆかりぃぃ…」
「淳くぅーん…がんばってぇぇ」
　父母からの声援の中たんぽぽ組１０人の児童による演技が始まっていった。
　床に隙間無く敷き詰められたマットの上に子供用の鉄棒が置かれていた。
　美里はあらかじめお願いしておいた増田先生と一緒に舞台にあがり鉄棒を支えている棒を押さえる役に徹していた。
　児童達は美里が指導していた通り次々と演技をこなしていき父母からの歓声と拍手で会場の中は響きわたっていった。
（後…一人…光代ちゃん…がんばって…）
　最後に残った光代がなかなか上手く出来ずに悪戦苦闘しているのを美里は鉄棒を支えながら見守っていた。
　しかしそこに夢中になっている為に演技が終わった児童達はそれぞれ勝手にマットの上で飛び跳ね遊びまわっていた。
　そのうちの一人がバランスを崩したのか、つんのめるように前に出てきた。
　バランスを失った両手が宙を掴むように男の子は倒れ込みそれと同時にしゃがんでいた美里は光代が何とか前回りをするが出来た事に思わず立ち上がった。
　男の子の手は丁度美里のズボンの縁に引っかかりその指はさらに奥のパンティのゴムにまで食い込んでいたのだった。
「光代ちゃん…やったぁぁ…」
　思わず声をあげて立ち上がった美里のジャージズボンはパンティとともに膝まで降ろされた状態になっていった。
「えっ…」
　美里は一瞬何が自分に起きたのか分からなかった。
「えっ…えっ…何…？えっ…」
　白い股間から見えている陰毛の繁みが明るい舞台照明に照らされていた。
　なだらかな曲線と恥丘を覆う陰影は一見お嬢様風に見える美里の顔立ちからは想像できないほど濃いものであった。
　陰毛の繁みに隠れて肝心の裂け目は見えずにいたが下半身を露出している若い美里の姿に父母達はどよめいた。
「おおおおおっ…」
　ビデオを撮影していた父親達が大きくどよめいた。
　まさかこんなところで若い女の剥き出しになった下半身が見れるとは考えもしなかった。
「吉雄くん…手を…手を離して…」
　美里のジャージを掴んでいる児童は緊張した顔で美里の顔を見ていたが自分がしでかした事に対しての父母の反応にかなり驚いているようで体が動かなかった。
「吉雄くん…吉雄くん…吉雄くん…ちょっと…いやぁぁぁ…」
　美里は顔を真っ赤にして股間を押さえるとズボンをあげながら舞台袖にと消えようとしたがマットの縁に躓いた美里は父兄達がいる客席に尻を向けて四つんばいの態勢をとってしまいその黒々とした陰毛の陰から紅色の裂け目が覗いている様を大勢の父兄に見せ付けてしまった。
「あっ…」
　美里の姿に客席からは一瞬低い声が走っていた。
「あっ………もぅ…信じられない…嫌ぁぁぁ」
　あまりの羞恥姿に半べそをかきながら舞台袖と掛けこんで行った美里の姿に父兄たちからは大きなどよめきが暫く巻き上がっていたのだった。


　あれから３ヶ月たち当時はかなり落ち込んでいた美里もなんとか気分を変える事が出来、もうすぐ７月も終わる日曜日に一人職員室にいた。
　夏休みに入った幼稚園はとても静かで美里の耳には蝉の鳴き声だけが聞こえていた。
「ああっ…暑い…あんまりクーラー利かないなぁぁ…」
　私立桜王子幼稚園では夏休みの間、職員が交代で園に通所する事になっており今週は美里の当番であった。
　園児のいない幼稚園は静かであるとともに退屈でもあった。
　もってきたファッション雑誌を何度も読み返している美里はまだ１時を回ったばかりの壁時計を見てため息をついた。
「そうだ…」
　美里は手をポンと叩いた。
「プール…プール…プールに行こう…」
　美里は幼稚園の屋上に備え付けてあるプールに向かった。
「田島さん…今日はどこか出掛けているのかな…？チャンスだね。」
　いつも広場の掃除などをしている用務員の田島の事を今日は見掛けていなかった。
「貸し切り…貸し切り…イェーイ…」屋上のプールは園児の体格に合わせて美里の腰ほどしか深さはなかったが夏の強い日差しに照らさせている水面には光の波がそよいでいた。
　プールサイドに寝転んだ美里はもってきた雑誌を広げた。
「少し日焼けしようかな…」眩しそうな目の美里はＴシャツの袖を幾重にも折り込んだ。チリチリと肌が焼けてくる感触を感じながら美里は突きぬけるような青空を見つめていた。
「あー…気持ち良い…」
　広げていた雑誌を閉じて美里はプールの水面を眺めていた。
「泳いじゃおうかな…」
　美里は火照った体をプールで冷やしたい衝動に駆られた。
「水着は…無いけど…うーん…」
「泳ぎたい…」
「下着で泳ぐか…どうせ…屋上だから…誰にも見られないよね…」
　美里はキョロキョロと辺りを伺い誰もいないか見渡した。
「よーし…」
　美里は思いきり良く少し汗で湿ったＴシャツを捲り上げた。
　水色のブラジャーに包まれた豊かな胸が太陽の下に現れていた。
　たゆよかに揺れる乳房を隠す事も無く美里は履いていた短パンを脱ぎ降ろした。
　上下お揃いの水色のパンティは恥丘の部分が盛り上がり弾力のある尻を包み込んでいた。
「えーい…」
　美里は思いきりタイル床を蹴るとプールの中央に飛びこんだ。
　白い水飛沫が大きく上がる中、美里は熱く火照った体を冷やすようにプールの水が優しく包み心地良さを感じていた。
「あー…気持ち良い…」
　美里は腕を伸ばしゆっくりと水の中を泳ぎ始めた。
　プールの底の鮮やかな青色が水面に映えている水中を美里は体を沈めて進んで行った。
「ぷはー…」
　水面から顔を出した美里は雲一つ無い夏の青空を見上げていた。
　立ち上がった美里のショートカットの黒髪は水に濡れて艶をみせていた。
　眩しそうに額に手を当てた美里はその視線を体に落とした。
　幾筋もの水滴が流れる身体に着けている下着は肌に張り付いており、その透き通った布地からは隠されていた部分がすっかり現れていた。
　胸元を覆っているブラからはピンク色の突起の形状が映し出され、その股間からは黒い繁みの様相が完全に透けて露出してしまっていた。
「･･…むむむ。」
　美里はその姿に少しの羞恥心を覚えたが同時に水を吸った下着が肌に張り付く嫌な感触を感じていた。
「…張り付くと気持ち悪いなぁ…」
　美里はそう呟いてブラの縁を引っ張った。
「うーん…」
　美里はしばし考えた後、改めて周りを見渡した。
　プールから上がりフェンスから顔だけ出して幼稚園の広場の様子をうかがった。
「まだ…田島さん…帰ってないみたいね…」
　用務員の田島がまだ出掛けたままなのを確認した美里は小さく頷くと後ろ手を回してブラのホックを外した。
　スケベな事で評判な用務員の田島には美里も注意していた。
　プルンッという感じで弾力のある美里の乳房が現れた
　見なれた自分の乳房であったがまだ日の高い屋外で露わにするとさすがに美里は恥ずかしさを感じていた。
「誰もいないし…大丈夫よね…」
　続けてパンティを脱いた美里の股間からはプールの水滴に艶やく黒い繁みが現れていた。
　美里は幼児の頃と違い、大人になってから初めて屋外で全裸になった事に多少の羞恥心を覚えたがそれ以上に開放感を味わっていた。
　何も纏って無い全身を夏の太陽がその熱い紫外線を降り注いできていた。
　水着を纏った日光浴などで感じるものと違い、プールで冷えた裸体をじっとり温めていく太陽の光は今まで体験した事の無い爽快感があった。
　美里の羞恥心はその爽快さ、開放感に次第に薄れていき、美里はまるで太陽を掴むかのように空に向けて両手を上に伸ばした。
「あああっ…何か…気持ちいいいっっ…」
　美里はフェンスに干していたＴシャツと短パンの横に、濡れた下着を同じように広げて干すとタイルの床にうつ伏せに寝そべって降りかかる太陽光線を全身で浴びようとした。
「はぁぁぁ…良い気持ち…」
　真っ青のプールの縁で白い肌をした背中と丸い尻の丘を惜しげも無く空に向けて美里は晒していた。

　薄っすらと素肌に汗を掻いた美里はいつしか瞳を閉じて寝入ってしまっていた。
　軽い寝息を立てながら美里は全裸の日光浴を楽しんでいた。
　小一時間ほどして少し強くなってきた風が体に当たってきたのに美里は目を覚ました。
「う…うーん…あれ…私…寝ちゃったんだ…」
　少し赤くなった背中は日焼けしたらしくピリピリとした痛みが走っていた。
「今…何時かなぁ…」
　美里は腕時計を見ようとしたが職員室の自分の机に置いてきたのを思い出し西の方角に少し傾いた太陽を見上げていた。
「さぁぁて…職員室に戻ろうかな…」
　美里は立ち上がってフェンスに引っ掛けて干していたＴシャツや下着を取ろうとした。
「あ…れ…」
　美里はそこにあるはずの服が無いのに首をかしげた。
「無い…あれ…あれ…無い…」
「あ…もしかして…」
　美里は不吉な予感を覚えてフェンスから顔を出して下を覗くと花壇の上に落ちているＴシャツやパンティが目に映った。
「あちゃー…落っこっちゃったんだ…ああっ…バカ…バカ…」
　美里は居眠りしてしまった自分を責め頭を軽く叩いた。
　急に自分の全裸姿に美里は恥ずかしい気持ちがぶり返し美里は両手で胸と股間を押さえた。
「ど…どうしよう…」
　屋上でたたずむ美里の目に自転車の乗って園内に入ってきた用務員の田島の姿が目に入った。
「あっ…田島…さ…」
　美里は慌てて口を手で塞いでしゃがみこんだ。
（あの人に…こんな格好見られたら…）
　田島は自分を呼ぶ声がしたのに屋上に目を向けたが誰もいないので気のせいかといった表情で自転車置き場へと姿を消していった。
　フェンスから顔半分だけだして覗いていた美里はどうにもならないこの状況に困り果てていた。
「本当に…困ったわ…」
　美里は冷えた体を震わせ呟いた。
「しかたない…取りに…行くしかないかな…」美里は観念して身を小さくしながらプール入り口のドアを開けた。
「………。」
　物音を立てないよう慎重に美里は階段を降りていった。
（よし…）
　曲がり角から首だけ出して田島がそこにいないのを確認して美里は一気に廊下の突き当たりまで走った。
（ああっ…田島さんがいませんように…）
　美里は静かにドアを開けた。
　夕焼け色に染まった広場に田島の姿はなかった。
（ふぅぅぅ…何とかセーフね…）
　美里はドアから顔だけ出して地面に落ちているはずの下着を探した。
（んーと…んー…あっ…あった。）
　美里はキョロキョロと周りを伺いながら花壇の隅に落ちているパンティを発見した。
（…ブラは…あっ…あそこね。…横にＴシャツと短パンもある…ＯＫ）
　美里は胸と股間を手で隠しながらそろそろとドアから出た。
　美里の白い肌は夕焼けのオレンジ色に照らされていた。
　誰も来るはずの無い屋上で全裸になっていた時と違い、いつ田島が来るか分からない状態で裸でいるのは極度の緊張感に身が包まれていた
（早く…早くしないと…）
　美里は教室の窓際からゆっくりと花壇に近づこうとしていた。
（もう少し…）
　辺りに目配りしながら美里は花壇の縁に辿りつこうとした。
「ガラッ」
　突然、開いたドア音に美里はハッとした。
　園内の片付けを終えた田島が隣の教室から出てきた。
「……！！」
「わっ…！！！！」
　田島はすぐ傍でうずくまっている美里の姿に驚きの声をあげた。
「な…何を…」
　素っ裸でしゃがみこんでいる美里の前に田島は体を移動させた。
　動く事の出来ない美里はあまりの恥ずかしさに顔を上げずにいた。
「美里先生…どうして…そんな格好をしてるんですか…？」
　心配そうな声で別に田島は四方から美里の体を覗き込んでいた。
「あ…あのぅ…実は・・・・・・・・・・」」
　行きさつを話し終えた美里は視線を花壇に向けた。
「……。」
　ニヤニヤと笑みを浮かべながら美里の裸体を眺めながら話を聞いていた田島はその視線を追った。
「ありゃ…本当だ。」
　花壇の影に美里の小さなパンティがあった。
「どれどれ…美里先生のパンツを拝見させてもらうかの…」
　立ち上がろうとした美里は自分の姿に気づき慌ててしゃがみ込んだ。
「あっ…だめ……」
「ひひひひひひ…」
　そんな美里を尻目に田島は薄ピンク色の美里のパンティを拾い上げた。
「こんな小さいの穿いてるんだね…」
　田島は手にしたパンティと美里の姿を交互に見比べた。
「か…返して下さい…」
　田島は美里の声に耳を貸さずに手にしたパンティを広げマジマジと観察していた。
「ひひひひ…」
　田島は広げたパンティの中央に顔を押し当てた。
「や…嫌っ…やめて」
　あまりの恥ずかしさに美里は悲鳴をあげた。
「ほほぅ…良い匂いじゃよ…美里先生のパンツ…」
「どれどれ・・・美里先生は染みとかつけているのかな・・・
　美里の目の前で田島は手にしていたパンティを裏返した。
「や…止めて…」
　田島のあまり恥辱行為に美里は懇願した。
「おやおやおやおや・・…こんな染みが・・・美里先生・・・つけてるんですねー…」
　美里の顔を覗きこんで、美里にも見えるようにその汚れた染みの部分を両手で広げた
「お願いです・・・返して・・・」堪り兼ねた美里は視線を下に落とした。
　田島は美里の話など耳も貸さずに、裏返しになった美里の白地のクロッチについた縦長についた淡い黄白色した染みを指の腹でなぞった
「どれどれどれどれ・・・…美里先生の…クンクンクンクン・・・うんうん・・・これはこれは濃い臭いじゃなぁー」
　汗をかいた美里のクロッチからは酸味のある若い女の濃い膣臭が田島の鼻を擽っていた。
「かえして・・かえして下さい…」
「せんせーい・・・園児の父兄さん達にも…見せたんでしょ…先生のアソコ…」
「……。」
　美里はお楽しみ会での醜態を思いだしショックが蘇り、顔色が変わっていった。
「わしにも…見せておくれよ…先生のアソコ…」
「え……何を言うの。」
　美里は田島の言葉に身を硬くした。
「いいだろう…見るくらいなら…」
「い…嫌です…。」
　美里は田島に強い口調で言い放った。
「ほう…ならこの下着はわしが預かって置くとするかな…」
「そ…そんな…」
「裸で帰ればいいさ…ひひひひひっ…日勤をさぼって無断で園児用のプールを使ったことも報告しなきゃならんなこりゃ」
「ひどい…」
「ひどいったって、事実じゃろ？　わしは何もしとらんもの。どうするんだい…ほら…早くしないと誰かに見られるよ…」
「……。」
　全裸状態の美里は逃げる事さえ出来ず、その場に立ち竦んでいた。
　田島は一旦その場から離れるとパンティが落ちていた場所付近に散乱している美里の衣類を掻き集めて戻ってきた。
「ほらー　どうするんだい…」
「……。」
「なんなら…園長に報告してもいいんじゃぞ。わしは一向に構わないから」
「園長先生には・・・言わないで下さい」
　美里は唯一の味方である園長に知られることだけは嫌であった。
「じゃあどうするんだ…？」
「……。」
「……。」
「さぁ…見せてくれるのか？…どうなんだ…」
「……。･･････。」
「み・・・見せれば・・・本当全て、内緒にしてくれるのね？」
「ああ・・もちろん　じゃとも・・。ひひひ」
「じゃあ、いいんじゃな？」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
　閑念した美里は田島の言葉に首を小さく縦に振った。
「ひひひひひひ…そうかい…それじゃ…こっちに来な…」
　田島は横のドアを開けて教室の中に入っていった。
「………。」
（このままだと…近所の人に見つかってしまう…）
　暫くそのまましゃがんでいた美里も胸と股間を隠しながら立ち上がると田島の待つ教室に入っていった。
　締め切られた窓がカーテンで覆われている教室の中は昼間の熱気が残っており、蒸し暑い空気が充満していた。
　田島は教室の照明を点けると立ちすくんでいる美里に近づいてきた。
「それじゃ先生……おっぴろげてもらおうか・・・さぁ・・ひひひ」
「ほれ…その手を降ろして…まずは気を付けの姿勢をしな…」
「……。」
　美里はあまりの羞恥心に動けないでいた。
「なんだ…それじゃあ、この服はわしが頂いて、園長に報告じゃ…」
　田島は怒ったように廊下側のドアに向かう仕草を見せた。
「あっ…ま…待って下さい。」
　美里は本当に田島がこのまま姿を消し園長のもとに連絡をいれてしまうと思い呼び止めた。
「じゃ…言うこと聞くんじゃな…」
「は…は……い…」
　逃げ場を失っている美里を田島は巧妙で老獪な手口で確実にそして着実に堕としていくのだった
　美里はそろそろと乳房を覆っていた手を降ろしていった。
　淡いピンクの乳輪が見え始めやがて田島の目にその全貌を晒していった。
「ふひひひひ…やっぱり良い乳してるのぉ…ずっと前からそう思っていたんじゃ…」
　美里の白い乳房が羞恥心で震えていた。
「ほら…もう片方…」
　さらに田島は美里を辱めていく指示を続けていった。
「も…もう…許して下さい…」
「早く…」
「お願いします…」
「ほら、早くしろっ…」
　懇願する自分の声を無視し続ける田島の姿に美里は深く項垂れながら股間を隠していた手をずらし降ろしていった。
　白い肌と好対照な黒々とした繁みが現れていた。
「ほおほおほおっ…美里先生のマン毛かぁぁぁ…」田島は目じりを下げ口元を歪め美里の傍に近づいていった。
「ほほー結構濃いんじゃなぁ…その可愛らしい顔からは想像できねぇや…うひひひ」
「もういいでしょ…早く服を返して下さい…」
「いいや…まだだよ…その机に座れ…」
「もう許して下さい…」
「早く…」
「…お願いします…」
「早く座れ…」
「お願いします…」
「早くしろっ…」
　田島の語気が強まり美里はよろよろと園児用の机に腰を掛けた。
　普段見慣れた教室で園児の机に全裸で座っている自分が信じられなかった。
　田島は美里の向かいにある机を１つ残し他の机達を軽々と移動させていった。
「よいしょと…」
　田島は美里と同じように机の上に腰を降ろした。
「もう許して…」
　涙目になっている美里は目の前でにやつきながら自分の裸体を眺めている田島にいった。
「机の上でしゃがむんだよ…ほれ…早くっ…」
「……。」
「早くしないと…カーテンを開いてしまうぞ…」
「……もう　・・・許してください。」
「よーし…そういう態度なら…」
　田島は腰掛けていた机から立ち上がると窓際に向かって行った。
「良いんだな…近所の人に見られても…」
「……。」
　美里の心は動揺していた。
　田島は自分の恥ずかしい部分を覗くが為の脅迫をしているのは明白であったがそれよりも幼稚園付近の住民にこの姿を見られたら幼稚園の信用問題になってしまう。
「・・・・待って…」
　美里から言葉が漏れた。
「ほほう…考え直したのかい…」
　田島はにやつきながら美里の前に近づいてきた。
「ほれ…机の上にあがれ…」
（もう…どうする事も出来ない…）
　逃げ場の無い美里は羞恥心に震えながらもよろよろと園児用の机の上に上がった。
「うほほほほほ…」
　田島の目と鼻の先に美里の黒い繁みが表れていた。
「どれどれどれ・・・」
　田島は指につばをつけると美里の恥毛をなでつけ、その１本を引き抜いた。
「痛いっ・・・」
「うひひひひ・・・」
　田島は眉間に皺を寄せる美里の顔を下から覗き込みながら、抜いた毛を舌で舐め、やがて指でつまみあげると口の中に入れた
「いや・・・変態っ」
「うふふ・・昼間にまっぱだかで幼稚園にいるのも立派な変態じゃぞて」
「ほれ・・立ってないで、しゃがめっていったじゃろうが・・」
　田島は脅かすように美里の足元の机をグラグラと揺らした
「ああ・・は・・・はい」
　よろけた美里は図らずしも田島の肩に手をやり、言われたままにしゃがみこんだ。
「そのままで待っておれよ・・・」
　田島は先生用の椅子を引きずって、美里がしゃがんでいる机の真正面に座り込んだ
「ほれ・・・足を開かんかい・・・ほれほれ・・・また揺らすぞぃ・・」
　そういうと田島は強引に美里の脚を左右に開いた。
「うほほほほほほほ・・・」
「ほれ・・・もっと開かんかい・・・」
　田島はさらに美里の足を開かせ、まるで美里はその場で小便をするような姿勢にされていた
「そうじゃそうじゃ・・・ふふふふふ」
　椅子ごと移動した田島の鼻先に黒々とした繁みから覗く薄紅色をした美里の大陰唇が見え隠れしていた。
　その内を取り巻くように可愛らしい小陰唇が紅色の裂け目を見せ内のピンクの肉塊は湿り気を帯びているようであった。
「ひひひ…美里先生のおま○こかぁぁ…」
「どれどれ…もっと奥まで…」
　田島は荒くれた指を美里の柔らかい陰唇に押し当て左右に開いた。
　内部に隠れていた濃いピンク色をした粘膜が露出し空気に触れた感触に美里はキッと唇を噛んだ。
「ほほぅ…いい色してるじゃないかい…美里先生…使い込んでいるのかい…」
　田島は小さな小陰唇を指先ですーっと滑らせた。
　熱い息吹が膣穴から漏れ、指に触れてくるその温もりに田島は頬を引き攣らせた。
「こっちのほうも・・いじってやらんとな・・」
　田島はそう呟くと裂け目にある小さな肉芽を指でコロコロと転がした
「・・・・・・んんん・・・」
　美里は唇を噛んで、嗚咽が漏れるのを防いでいた
「おろおろおろ・・・先生・・・・コリコリになってきてぞい・・・どうしたんじゃ？ふふふ」
　小さな肉芽は田島の指に転がされ、次第に膨らみをましていった
「・・・・・・んっ・・・・・んっ・・・」
「ほーっ・・・・先生・・・下の口から・・・涎がでてきたようじゃよ・・・」
　薄っすらと湿り気を帯びていた蜜裂から、田島の指の蠢きに反応するようにヌラヌラとした粘液が糸を引きつつしゃがみこんでいる机の上に溜まりをつくっていった。
「おろおろ・・・よく・・・でるのぉ・・・」
　田島は美里の反応を面白がるようにさらに敏感な肉蕾を弄り回していた。
「・・・・んんんっ・・・・はぁはぁ・・・・んんんっ・・・・」
　懸命に声を出さないように抵抗し続けている美里であったが、とめどなく溢れ出る愛液、荒くなるばかりの息使いともう崩れてしまうのは時間の問題のようであった。
「どれ・・・もっと近くに・・・」
　田島はそういうと主むろに美里の股間に顔を押し付けた。
　美里はその衝撃に咄嗟に後ろ手をついて、机から落下するのを防いだが、その体勢はまさに田島の思う壺となっていた。
「おおー　美里先生・・・おま○こが匂うぞう・・・いやらしい匂いじゃ」
　鼻先をその肉の裂け目に埋めるがごとく、顔を接近させた田島は美里の太ももに手をかけ腰を浮かび上がらせると大きく舌を伸ばし小陰唇の合わせ目にある硬く膨張した肉芽をその尖らせた舌で転がすように弄りまわした
　軽い恥垢臭が舌先から伝わってくるのに、田島は目を細めて喜び、空いている手を濡れぼそった淫裂に合わせ、指でまさぐった。
「あ・・・あああああ・・」
　美里の口から我慢しきれない快感の声がもれ、田島の舌の動きに合わせ淫猥にその腰も動き出していた。
「ふふふふ・・あの美里先生がこんな声をもらすとはな・・・」
「チュプ・・・チュプ・・チュプ・・」
　溢れた蜜液が田島の指の動きに合わせ粘着した摩擦音を響かせていた
「ああああ・・・ああああんんん・・」
「ほれ・・・ほれ・・・もっと・・・もっと気持ちよくさせちゃるよ・・・」
　田島は鋭く尖った美里のクリトリスを啜りながら、挿入した指を少し九の字に曲げ、おびただしい淫液で溢れている膣壁を指腹で丹念に扱いていった。
「あ・・・あっっ　・・・あっっ」
　美里は田島の指の新たな動きから与えられる強い刺激に恥ずかしげもなく、声をあげ、その腰を揺らした。
「あぅ・・・あああ・・ああああっ・・・あああ・・」
　次第に田島はその指の動きを早めていくと同時に無防備状態でさらけ出しているクリトリスを舌全体で使って甚振っていった
「ああ・・だめ・・・ああああ・・・い・・・・ああああ・・・いっ・・・ああああいっちゃ・・・」
　息も絶え絶えに美里は昇り詰めていく感覚を口走っていた
「我慢せんと・・・いけばいいんじゃ・・」
　田島はそういうとさらに指の速さを早めた
「ああ・・・だ・・・だめ・・・・だめぇぇぇぇぇぇええ・・・あああああああ・・・・ううううううう・・・あああああああああぁぁ」」
　美里は篭った奥底から響く女の声をあげ、田島からの刺激にあっという間に達してしまった
「あああぁぁぁぁ・・・い・・・いやぁぁぁぁぁああ」
　思わず田島を払いのけ股間を手で押さえるも、快感の波が運んでくる激しい痙攣に体中が襲われていた
「・・・・・・・・・・・ぁぁぁぁ・・」
　やがて消え入るような小声を出すと美里はぐったりと動かなくなった。
「ふふふ・・いったか・・・先生・・」
　田島はときおり、震える美里の白い尻を手の平で撫で回し、舌でその柔らかい肉感を楽しんでいた。
　尻を撫で回していた手がやがて、熱い熱気を放つ股奥へと進んでいき、しとどに濡れる肉裂へと移っていった。
　動かないままの美里に構わず、田島は再び、美里の体を起こし、ピンク色に上気した顔を手で引き寄せると少し涎が流れている可愛らしい唇に口付けをした。
「んんんんん・・・」
　田島の舌が美里の口腔を丹念に弄り、若い女特有の甘い味のする唾液を啜っていた。
「んんん・・・・・・・ぅぅ・・・」
　肉裂をゆっくりと擦っていた田島の指が熱い新たな蜜液の滲みを捉えだしてきたのを感じ、田島は再び、その蜜壷へ指を進入させた。
「あああ・・」
　美里はその感触に小さく呻いた。
「ふふふ・・・」
　田島は唇を一旦離し、美里の背中に手を回すとその白い首筋に唇を這わせた。
「はぁぁぁぁぁ・・・・んんんん」
　美里は眉間に皺を寄せて与えられる官能の味に溶かされていき、自然と田島の背中に手を沿わせ、田島が触りやすいようにその白い脚を左右に開いた。
「あぁ・・・はぁぁぁ・・・ああああ・・・ああ・・・おか・・・あああおかしくなちゃううう・・・ああ・・」
　田島の舌がまるでナメクジが這うような痕跡を残しながら、上気し熱をおびている美里の肌を舐めまわっていた。
「クチュ・・・クチュ・・・クチュクチュ・・・」
　美里の股間からは粘着した摩擦音が響き、淫猥な若い女の膣臭が辺りを染めていった。
「ああ・・・あああああ・・・はぁはぁ・・・ぁぁぁぁぁ・・」
　美里は目を閉じて、体中を巡る快感の波に酔いしれていった。
「そろそろ・・・じゃな・・」
　そういうと、田島はズボンのジッパーを下ろし、硬く怒張したいちもつを取り出した。
「ほれ・・・先生・・・入れたかろう・・・下の口はそういってるぞい」
　そういうと田島は美里の腰を引き寄せ、溢れ出した愛液でドロドロの状態になっている美里の蜜裂に肉棒をあてがうと腰に力を込め押し込んだ
「んんん・・・・ああああぁぁ・・」
　年歳を感じされない強張りはヌルリ熱い火照りを放つ膣腔の肉襞を引き攣らせながら奥へ奥へと進み、美里の子宮間際まで容易に進入していった。
　田島は一旦腰を引き、肉襞を摩擦しながら膣穴入り口まで位置を戻すと再び、体重をかけて、美里の奥深くまで怒張を沈めた
「おおお・・熱いぞぉ・・・ほ・・・おおおおお」
　田島は肉棒に纏わりつくような若い膣穴の感触に恍惚の表情を浮かべ、さらなる快感を貪るかのように腰を動かし美里を激しく責めていった。
「あ・・・ああ・・・ああ・・あああ・・」
　度重なる快感の波に飲み込まれていく美里は理性をなくし、ただただ官能の声を放ち、田島の背中に手をまわしていた
「グチュ、グチュ、グチュ、グチュ・・・」
「あああ・・あああ・・あああああ・・」
「グチュ、グチュ、グチュ、グチュ・・・」
「んんんん・・・・うううんん・・・ああああ・・」
　田島が突きに美里の体が揺さぶられるるたびに、結合部からはおびただしい量の分泌をみせる愛液が擦れる淫猥な響きが教室にこだましていった。
「せんせい・・・どうじゃ・・・きもちよかろう・・・」
　田島は快感にむせぶ美里の表情を確認するように汗の滲む美里の頬を舌で舐めまわしながら、声をかけた。
「あああ・・・んん・・・ああ・・い・・いい・・いい・・」
　美里はまるでうわ言のように、田島の声に反応し、本能のままに答えていた。
「はぁ・・・はぁ・・・わしも・・・ええ･･･気持ちじゃ・・」
　田島は美里の蜜肉の感触をじっくり味わうかのように腰の動きを変化させ、美里を責め続けた
「あ・・・ああああ・・・・・あ・・・あ・・い・・いっちゃ・・・あああ・・」」
　やがて美里はその朦朧とした意識の中で、急速に何かがに弾けるように高まっていくを感じ、本能的に声をあげた
「い・・・あ・・・い・・・・・あああ・・・・い・・・い・・・いっちゃうううううううううううううううううううううううううう・・・」
　美里は教室の外まで聞こえてしまうほどの声をあげるとつま先を伸ばし、激しく体を痙攣させた
「おおおおお・・・わ・・わしもい・・・いくぞい・・・い・・・おおお･･･いくぞ･・・・・ういうううううううううううううううううう」
「ビクッ・・・ビクッ・・・ビクビク・・」
　田島は大きく腰を振るわせると美里の中で熱い精液を何度も放った
「ぁぁぁぁ・・・」
　美里は田島の精液が子宮に注がれる感触に小さな呻き声をあげた
　教室には美里の濃い愛液臭と田島の精液の匂いがまざりあい、なんとも淫猥な空気が漂っていた
「ほあああ　気持ちよかったぞい・・」
「・・・・・・・・」
　田島は手ぬぐいを取り出すと身動きしない美里の股間を覗きこみ、愛液とまじりながら垂れ流れる白い白濁液をぬぐっていった
「どうじゃった・・　良かったじゃろ・・なぁ・・　先生」
「・・・・私・・・」
　美里は体の奥深くから伝わってくる余韻の響きにときおり体を震わせながら口を開いた
「私・・・なんじゃ・・・」
　田島は身支度を直しながら、美里の体の上に美里の服を放り投げた
「私・・・・・・こんなに感じたの初めてです・・・」
「ひひひ・・・正直に言うようになったのー・・そんなに良かったか？ひひひひ」
「・・・・・・・」
　美里は恥ずかしそうに頷いた。
　田島から返してもらった服を身に着けた美里は西日に傾く陽の光を体に浴びヒグラシの奏でる音色が耳を優しく撫でていた
「明日も当番なんです・・私・・」
　田島は教室内にただよう淫猥な性臭を追い出すかのように窓を開け放ち、タバコに火をつけた。
「ほほぉ・・・明日も当番なのか・・」
「はい・・・それで・・」
　立ち上がった美里はちょっと恥ずかしがるような表情を浮かべ、言葉を詰まらせた
「それで・・・なんじゃ・・・」
　美里はタバコをふかしてる田島の背中に近づくと耳元に唇を寄せた。
「また・・・して・・・下さい」
　そう言うとそんな台詞に照れた美里は顔を真っ赤にさせると小走りをして教室から出て行った。
「ふふふふ・・・っひひひひ・・・」
　ガランとした教室に田島のいやらしい笑い声がこだましていった。

終わり