続・スーパーで誘惑
Ｒｉｎｇｏ 作
２

　私は、後ろの席を畳んで荷室を拡げるように男の子たちに頼んで、自分は上着と靴を脱いだ。
　それから、後ろに移動して、彼らがじっと見詰める中、スカートを下に落として、ブラウスを脱ぐ。
「オォ・・」「凄ぇ・・」
　男の子たちの刺すような視線が、私の素肌の上を這い回り始める。
　そのまま、ブラを外して、男の子たちと向かい合う姿勢で座ったまま、ショーツを腰から引き降ろした。
　自慢の腰と太ももに見蕩れた男の子たちが、涎を垂らしそうな顔で、より一層目を凝らし、私の陰毛の中を見透かそうとしている。
「いいのよ。扱きたければ、好きに出して愉しんで。」
「ただし、入れるのは一本づつにしてね。」
　男の子たちが焦った手つきでズボンの前をはだけ、勃起したペニスを取り出そうとしている。
　私は彼らに足を向けて、うつ伏せの格好で床に寝転がった。
　それから、クッションを手に取り、それを二つ折りにして、自分の腰の下に宛てがう。
　その上で、差し出したお尻を誘うように左右に振ると、夢中になった男の子たちが、私の股の奥を必死に覗き込む気配がした。
　実を言うと、もうそれだけで、逝ってしまいそうにドキドキしてた。
　ほとんど未経験の男の子たちが、私のあそこをじっと覗き込みながら、激しく興奮している。
　その事実は、日常生活を忘れ去るほどに、刺激的だった。
「いいわよ、来て。」
　最初に、以前に味わったことがある男の子を、手招きする。
「お尻の上で弾ませてあげる。」
「あなたの長さなら大丈夫よ。」
「さあ、好きにして。」
　そう許可を与えると、男の子は我を忘れた様子で、ズボンとパンツを脱ぎ捨てて、私に飛びついてきた。
「先を入れて・・そう・・そのまま覆い被さって。」
「いいわぁ・・もっと深く。」
「あッ！・・ッふんぅ〜〜ん・・」
　私が喘ぎ声を漏らすと、ますます激昂して夢中になる。
「突いて・・もっと・・あ・・」
「あぁ・・奥まで届いてる・・。」
「はあッ！・・ふ・・凄ッ・・」
「アッ！、アッ！」
　彼は狂ったように腰を上下させた後、いきなり身震いをしながら私の背中に抱き付いた。
　他のみんなは、固唾を飲んで、この様子を見守っている。
「ハァ、ハァ・・いいわよ・・」
「好きなだけ出し・・」
「あうッ！・・あうぅ・・ん゛ーーーーッ！！」
　私が言い終わらないうちに、男の子は大きく腰をくねらせながら、私の中に出し始めた。
　それは、他の男の子がびっくりするぐらい、ながく続いた。
　どうも、興奮し過ぎていて、充分に昇り詰める前に逝っちゃったみたい。
「凄い量・・溢れちゃってる。」
「ねえ、もう一度する？」
　私の背後で、ハァ、ハァと、荒い息を吐いている男の子に、そう訊ねると、彼は汗だくになりながら、したい、したいと、何度も肯いている。
「いいわ。じゃあ、大きくしてあげる。」
「頭の方に回って、腰を落として。」
「咥えさせて。」
「その間にもう一人・・。」
「いいわよ。いらっしゃい。」
　後ろの男の子たちに声をかけると、次の順番の子が、自分の物を扱きながら、前に這い出してきた。
「あなたも初めて？」
「そう・・構わないわよ、教えてあげる。」
「さあ、お尻を抱いて。」
　入れ易いように、お尻を少し持ち上げてあげる。
「彼の真似をして・・そう、そこ・・」
「そのまま突き入れて・・。」
「あぁ・・上手・・」
「腰を動かして・・もっと大きく・・」
　私が前の子を咥えるのと同時に、背後から興奮した男の子たちの歓声が聞こえてきた。
（男って、白い肌の女性が浅黒い男性数人を相手にするのを見ただけで、死ぬほど興奮するものなのね。」）
（「あッ・・いぃ！・・」）
（「まだ・・まだ、逝っちゃダメよ。もう少し・・」）
　それからは、私のお尻は満員御礼の状態になった。
　復活した男の子も、次々と順番待ちの列に並んだから、休む間もなく入れ通しだった。
　一人の子が果てると、その子がまだ抜き終わらないうちに、次の子が入ってくる。
　すぐに、精液が滴るペニスを口一杯に咥えさせられて、すごい勢いでお尻を揺すられながら、男の子たちが涎を垂らして歓びそうな、濃厚な口唇愛撫を求められた。
　その後、２対１の溺れるような時間が、いつ果てるともなく続く。
　３番目か４番目の子の腰の使い方がよくて、予想以上に感じてしまった私は、揺すられ続けるうちに、いつしか口の方が疎かになるぐらいに熱中してしまった。
（「あぁ、凄い・・突いて・・もっと・・」）
（「もっと速くぅ・・」）
（「あッ・・くうぅ〜・・逝くッ！、逝くッ！・・」）
　３周目ぐらいまでは、覚えている。
　でもその後は・・。
　抱き付かれ、裏返しにされて、４つの口で胸を吸いまくられながら、手と口にそれぞれ勃起したものを宛てがわれた。
　みんな、欲望を満たすことにとても貪欲だったけど、手荒なことはしてこなかった。
　私もそれに感謝して、全身を使い、出来るだけ彼らの望みを叶えてあげることにした。
　私がそれを許すと、男の子たちは一斉に私に群がり、手足を複雑に絡ませながら、前と後ろから同時に何本も突っ込んできた。
　気が遠くなるような、激しい腰使い。
「あぁー・・あぅ、あぅ・・」
（「あ゛ッあぁーーッ！！・・ッん・・ぐ・・んんっ」）
　悲鳴を上げるために開けた口の中にも、容赦なく射精された。
　後はもうグチャグチャ。
　性に狂った男の子たちは、まるで獲物に群がる野獣のようだった。
　気がついたら夜になってた。
　それでもまだ、興奮し過ぎていて満足しない子がいた。
　私はその子が、充分に満足して脱力するまで、たっぷりと口で奉仕してあげた。
「どう？・・満足？」
「あぁ・・おぉ〜・・ふぅ〜〜・・ 」
　長く伸ばした舌で、下腹に飛び散った精液をきれいに舐め取りながら、そう訊ねると、後ろ手に手を突いて、腰を前に突き出すような格好で愛撫を受けていた相手の男の子は、恍惚とした表情で頭を後ろに反らし、深い吐息を漏らした。
「みんな素敵だったわよ。」
「ずっと勃てたままで。」
「ありがとう。」

　精液の匂いが充満する車で、みんなを寮まで送って、別れる際に、また逢いたい、セフレになって下さい、と口々に言われた。
　でも、彼らとは、もう会わないことにした。
　その方がいいと思ったから。
　きっとそのうちに、私のことを所有物のように考え出すのが、目に見えているもの。
　また新しい男と出会えばいい。
　出会いはその辺に、沢山転がっているのだから。
【前】
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
Ｒｉｎｇｏさんの作品群→
2015年2月28日掲載
Copyright (c)2015 Ｒｉｎｇｏ All rights reserved.
▲