５５歳・真知子夫人「やめて！」〜満員電車の若い悪魔〜
文武聞 作

　今日も僕は、大学に通う満員電車を待ちながら、今週の獲物である、おばさまの姿を探しています。
　　年は５０代半ばくらいなのでしょう。少し派手目な化粧をしているけど、意外と事務職のパートとかかも知れませんね。
　痴漢し続けて、今日でちょうど１週間ですね。
　おばさまは、子供のような年の僕に痴漢され続けて、おそらく戸惑いと屈辱の只中にいると思います。
　一方僕は、もちろん興奮は覚えますけど、変に冷静でいることに、慣れてきたかな。
　あ……いらしたようです。思ったとおり。いつもより１本早い電車の時間で待っていてよかった。
　きょうは、ベージュの少し光沢のあるジャケットに、黒のタイトスカートですか。
　薄手の黒い生地が、豊かな下半身にまとわりついていますね。花瓶のような形で、少し長めで膝下ですぼまっているから、腰の形が生々しいな。
　おばさまは、そんな意識なくて身につけているのはわかっているんですけどね。
　少し周りを見回しながら……そうか、きょうはこっちの車両に乗るつもりなんですね。
　僕には気づいていないようだ。少し離れたところから、様子を見るとしましょう。
　そして……急行電車の到着。途中１駅停まって、２つめの駅まで、２０分だ。その間が、おばさまとの時間です。
　乗車を利用して、おばさまの乗り口に向かってこう位置して……うまくいきました。
　あとはこうして、後ろから、おばさまの腰のあたりに触れて・・
　あ、おばさまが気づいたようだ。こちらを振り向いて・・・あ、おばさま、絶望的な顔をしていらっしゃるな。
　こうして、反対側のドアまで押し込んで……こちらは途中で開きませんから。さて、いつもの時間を始めます。

　ああ、今日も逃げられないなんて……
　せっかく車両を変えたのに……時間も少し変えたのに……いつもの坊や……憎たらしい坊や。
　また、地獄の始まりなんだわ。
　ああっ、だめっ……いつものように、お尻の、お尻の割れ目のところに、坊やの硬いものが……だめ、そんなに押しつけて……
　何て恥ずかしいの。この歳になって、電車の中で１週間も、こんな年下の子に痴漢され続けるなんて。
　坊や、だめよ、押しつけるのをやめてちょうだいっ……
　どうして……どうしておばさんなの……周りには、若い子達も乗っているわ……
　若い子達にだって、してはいけないことだけど、どうしておばさんなの……

　おばさんだから、欲求不満で喜んで触らせてくれそうだって、そう思ったの？
　そんなことないわよ。痴漢を喜ぶ女なんて、いないのよ。
　それどころか、許してもいない男に勝手に体を触られるなんて、震えが来るくらい嫌で、怒りでおかしくなるくらいよ。
　なのに、こんな身動きできない中で、勝手に好き勝手な行動を取るなんて……
　ああ、でも……声が出せない……こんな坊やに、いい年をして痴漢されているなんて、周りに、しかも若い女の子達に知られるの絶対いや！
　もし知られたら、ぜったい、喜んで触らせているなんて思われるわ。だって、おばさんと若い坊やなんですもの。
　坊や、それを知ってて、おばさんのことを痴漢しているの？もしそうだったら……本当に、憎たらしいわ。
　あっ……だめ、だめ……そんなに、電車が揺れるたびに、おばさんのお尻の割れ目に、何度も強く押しつけて……
　お願い……坊やのこと……おばさんのお尻に意識させるのやめて……
　おばさん、声出せなくて逃げられないから、何とか気を紛らわせようと、ドアの上の広告なんかを見ているのよ。
　なのに、そんなにされたら……いやでも、坊やのものを意識しちゃうじゃない……坊やに、衆人の中で犯されているみたい。いや、いや……
　坊やも、わかっているんでしょ。１週間も続けて、おばさんのことを痴漢しているんだから。
　２０分もの間、そんなに坊やのもので責め続けられたら、坊やの感触を、体が覚えてしまうのよ。
　そして、その時の反応も覚えて、繰り返してしまうのよ。まるでパブロフの犬みたいに……
　おばさん、そんなことしたくないの。そんな恥ずかしい反応、こんな満員電車の中でしたくないのよ。
　だから、やめて……頼むから、そんなに何度も押しつけないでちょうだい！

　痴漢の方法って、どういうわけか、相手によって自然に変わってくるようです。
　このおばさまの場合は、タイトスカート越しの豊かな下半身を見て、押し付けという方法で辱めたくなりました。
　タイトスカートが少し長めだから、中に手を入れるのは難しいし、スカート越しでも下半身の形が生々しいんですよね。
　ですから、手を入れなくても、体は十分に堪能できます。
　それに僕、あまりスカートの中に手を入れることに、頓着してないんです。
　スカートの中って、ゆくゆくはたぶん、性器に触れることを最終目的として、手を入れると思うんですよね。
　でも、これは考えようなんですけど、性器に触れるのって、愛する人たちの自然な行為でもあります。
　それよりは、そうした間柄でしない行為、いかにも痴漢しかやらない行為の方が、痴漢されている辱めとして、効果的な場合があると思うんです。
　その１つが、押し付けですね。２０分も押し付け続けるなんて、痴漢でないと、やらないでしょ。それほど異常な行為です。
　いかにも一方的な行為。今されているのが、痴漢という行為であると、いかにも意識させられる行為。そういう行為で辱めたい。
　僕は、そう思うことが、よくあるんですよね。
　一方的な行為という点では、自慰に近いかもしれませんね。おばさまという存在を、道具として使って、行っている自慰行為。
　もしその自慰行為として、効果的な道具の役目を果たせているとしたら……そんな反応をしてしまっているおばさまにとっては、これ以上ない羞恥・屈辱でしょうね。
　まだ時間があります。ゆっくりと、執拗に、おばさまのお尻の割れ目に押し付け、僕という存在で苦しめましょう。

　ああっ、だめ……きょうも、坊やが全然離れてくれないわ。
　さっきから、しつこく……何度も、お尻の割れ目に……揺れに合わせて、何度も強く食い込むようにして……
　だめ、どうしても……坊やのものに意識がいっちゃう……
　ああ……やめて……やめて……おばさん、つらいのよ……
　そんな風に、何度も押しつけられたら……あっ、だめ、息が……荒くなっちゃう……何とか、整えないと。
　悔しい……きょうも、坊やのものが、私のお尻に馴染むように……そんな、受け止めたくないのに……体が、熱く……
　いやよ、まだ１０分以上、この地獄が続くんでしょう。
　ああ……途中の駅だわ。でも、こっちのドアは開いてくれない。坊やがおばさんのこと、こんな方まで追い詰めるから……
　あ、もっと混んでくるわ……後ろから押されて……だめ、もっと坊やのものが、おばさんに押しつけられちゃう……
　お願い、早く終わって……だめ……体が熱くなるの……だめ……
　　
　僕、実は、おばさまに痴漢するの、今日を最後にしようと思っています。
　今度からは、また別の獲物を探すつもりです。
　そのためには、究極までおばさまを追い詰めて、僕が完全に満足して終わらせる必要がありますね。
　押しつけるだけで、逝ってしまったら、おばさまも恥ずかしいでしょう。できればそこまで行きたいですね。
　もっと僕のものを意識してしまう方法、お尻の割れ目も意識してしまうような方法を。
　それを、少し工夫してみましょうか。

　あ、何……何するの、坊や。おばさんの手をつかんで……後ろに……いや、坊やのファスナーじゃない……
　そんな……ファスナー下ろして……あっ！坊やの、坊やの硬いもの！……そんな、直に取り出すなんて！
　だめ、手を上から重ねないで！……坊やの手に押さえられて、おばさん、坊やのものから手を離せないわ……
　そんなに坊やの手で、坊やのものに押しつけないで……手に、感触が、感触が伝わる……だめ……
　ああっ！そ、そんな……卑怯よっ！……おばさんの手を、坊やのものに押しつけている間に、おばさんのお尻の割れ目をいじるなんて！
　坊やの指、なんて厭らしいの……そんな、上下に這わせるように……
　だめよ、さんざん坊やのもの、押しつけられて、熱くなっているのよ……そこを指でいじるなんて！……
　だめ、おばさんのお尻の割れ目……敏感に……だめ……感じる……
　ああっ！いじった後で、敏感になったおばさんのお尻の割れ目に……生のまま、押しつけるなんて……混んでて、すごく食い込んでくるわ……
　お尻の割れ目をいじられたから……おばさん、押しつけられたらおかしくなる……
　だめよ、腰が……腰が震えて動いちゃう……いや、まるで、坊やのものを受け止めるような動き……こんな厭らしい反応、したくないわ！
　やめて！……押し付け続けられると、おかしくなりそうよ！
　　
　おばさま、腰の震えが止められないみたいです……すごく屈辱的な思いであることは、想像できますね。
　もっと困らせてみたいな。おばさんがいけないんだ、という形をとってみたい。
　それを否定できないような反応をしているんだから、おばさまも言い訳できないですよね。
　少し勇気が要りますが、こうして後ろからおばさまの耳に口を近づけて、囁いてみましょう。
「我慢できないです……おばさまがそんな厭らしく動いて僕を困らせるから……出ちゃいそうです」

　ああっ！何てこと言うの！私の動きのせいで我慢できないなんて！
　そんな、坊やが……坊やが……さんざんおばさんのこと、困らせてきたくせに！
　でも、だめ……坊やが我慢できなくなるような動き……押しつけられて、お尻が動いてしまうのよ……
　あんなにおばさんを熱くして……とどめにお尻の割れ目をいじって……それで生のまま押しつけて……
　そんなやり方で、おばさんを厭らしくして……卑怯、卑怯よ！
　あ！だめ！坊やの熱いものが……お尻に染みて……スカート越しに伝わる！……
　だめ！そんなもの感じたら、おばさん我慢できない！だめ、逝っちゃう、逝くっ！！

　坊や……あれから２週間経ったわ……坊やの痴漢も、あれで終わってくれて、ほっとしたわ……
　きっと、するだけして、坊やは満足したのね……
　でもね……坊やはいいかも知れないけれど……
　おばさん、おばさんね……せっかく痴漢のこと忘れていたのに、１週間前から、夜寝ようとする時に、坊やの痴漢行為が浮かぶのよ！
　忘れたいのに、痴漢のことで、おばさんの体、火がついてしまうのよ！　
　だめよ、坊やにされた厭らしいやり方で鎮めないと……もう、だめ……
　主人も、坊やよりもたぶん年上の娘も、他の部屋で寝静まっているというのに……同じ家の中で、私……これから、自慰を……
　しかも、坊やにされた痴漢のやり方で……そのやり方でないと、おばさんの体、鎮まってくれないのよ！
　あの時の服に、こうして着替えて……下は、あの時の黒のタイトスカート……そして、ナスと、それから、牛……牛乳……ああ、何て浅ましいの！５５歳にもなって！
　こうして、寝室の壁に、体を預けて、そして……こうして、お尻の割れ目に、ナスをこう押しつけて、押し付……ああっ！
　坊やの感触……だめ、坊や、おばさんに、おばさんに押しつけないで！いや、いや……
　いやなのに、私、こうしてお尻の割れ目に、こう、押しつけて……ああ、何をやっているの！いやらしい私！
　ううっ……いや……こんなこと止めたいのに……体が言うことをきいてくれないのよ！
　こうして自分で押しつけて……それを自分で嫌がりながら、慰めるなんて！
　ああ……坊やの硬い感触……やめて……やめて……おばさん、混んでいて逃げられない……そんな続けられたら、我慢できない……
　ああ、体が熱い……だめ、限界よ、こうして、スカートの上から、お尻に牛乳をかけて……ああ、そんなことされたら、逝っちゃう！ああっ！……

　坊やのせいよ……どうしてくれるのよ……こんな年になって、こんなこと、絶対に言えない……
　いつまで続くの……本当に憎らしい坊や。恨むわ、恨むわよ……誰か助けて！……
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
2024年7月15日掲載
Copyright (c) 2024 文武　聞 All rights reserved.
▲