（１９）

−　年明けのある日　−

　昨日は姉夫婦達と田舎から帰ってきたばかりだった。
　娘の亜美は、そのまま姉の所に泊まり行っている。
　久しぶりの故郷を満喫して心身ともにリフレッシュした礼子だった・・・

　康平は今日から仕事に出掛けたが、礼子は、まだ２日休みを残していた。
（今夜は新年会で遅くなるって言ってたなー。）
　礼子は朝の片付けも終わり昼食の後、暇を潰すため居間でテレビを見ていた

［トゥルルルルー。］
　電話のベルが鳴った。「もし、もし・・・あっ、仁美ー。久しぶりね。今年もヨロシクー。」
「えっ、うん、うん、うっそー、いくいく。」
「うん、大丈夫。亜美は姉の所に泊まりに行ったの。」
　仁美からの電話は、今夜パーティーがあるから出かけないかという誘いだった。
　ひょっとしたらいい事があるかもという期待感で仁美の誘いを承諾した。
　しかし、康平に黙っていくのも気が引けた礼子は康平の携帯に電話をしてみた。
「なんだ、仕事中だぞ。」
「ごめんなさい、実は・・・。」
　礼子は仁美からの誘いの件を話した。
「いいじゃないか、行ってこいよ。あまり無茶をするなよ。」
「わかったわ、ありがとう。」

　礼子は心の仕えが取れたのか一気に全身が興奮状態に進行していく。
「さぁーて、何着ていこうかしら。久しぶりだし、お洒落していこうかな」
　礼子は、クローゼットに向かいまず下着を選んだ。

「これにしようかな」
　礼子は、ピンクのＴバックショーツを手に取った。ブラも同じ色にあわせた。
　ガーターとガードルを装着し、服はシャネルで統一する。
　ちょっとしたモデル風のいでたちである。
　礼子は鏡台に向かい手と足にもピンクのマニキュアを塗った。
　準備が終わると、礼子は早めに家を出て電車に乗る。

　礼子は駅前のレストランで軽く夕食を採ることにした。

「いらっしゃいませ。お一人でよろしいですか。」
「ええ、お願いします。」
　礼子は、クラブサンドとミルクティーを注文した。
　注文したものが出され、礼子は雑誌を読みながら口に運んでいると偶然、仁美も店に入ってきた。「あれっ、礼子。」
「あー、仁美も早く来たの？」
「うん、家にいてもつまらないし・・。」
　仁美も礼子と同じものを注文した。
　二人は今夜の話をしながら時間が来るのを待っていた。
「礼子、そろそろ行かなくっちゃ。」
「そうね、行こうか。」

　礼子は仁美と会場のホテルへ向かった。
　会場に入ると、若い奥さん連中や、身なりの整った男性が集まっている。
　立食パーティーのようで椅子は無い。
　ゲストには有名な女性歌手が招待されてるらしい。

　礼子はボーイにコートを預けた。
　主催者の挨拶が始まり招待歌手も紹介されている。
　色々なイベントを繰り返し会場内は自然と盛り上がっている様子だった。

「ねえ、ねえ、礼子、あの人格好良くない？」
「えっ、うん、、そうね。声かけてみたら？」
「うーーん、恥ずかしいなー。一緒に来てよ礼子。」
「何言ってるのよ。子供じゃあるまいし。」

　仁美は礼子に促されて、その男の場所へ足を運んでいった。
　その直後、礼子の後ろから男性が声をかけてきた。

「あのー、よろしかったら一緒に飲みませんか？」
「えっ、ええ・・私でよろしければ・・。」

　礼子は男の誘いを受けいれる・・・
　男は梶川と名乗った。意外とハンサムで人の良さそうなイメージだ・・・
　証券会社に勤めているらしいが家族を残し単身赴任であるらしい。
　寂しさを紛らわすため今日のパーティーへ参加したといっていた。

「レイコ、、さん、って言うんですか。」
「ハイ。」
「礼子さん、ご主人は？」
「ええ、いますわ。」
「で、一人でここへ？」
「いえ、今日は、お友達に誘われて・・・。」
「そうですか。この後の予定は・・。」
「い・いえ、特には・・。」
「よろしかったら今日、私とお付き合いして頂けませんか？」
　いきなりの男の誘いに礼子も困惑した。

（凄いストレートね・・・。）

「え・・こ、困ります。私、主人がいますし・・。」
「一夜限りでもですか？」
「そ・・・、、」
（な、何言ってるのかしら・・このひと・・）
　礼子は梶川の誘いに戸惑いを隠せない。
　康平は楽しんでこいと言ってくれたが、あまりにもこの男性は大胆すぎる。
　梶川の誘いに礼子は即答できないでいた。

「ま、礼子さん、時間もあるしゆっくり考えてください。あっ、チークタイムですよ。一緒に踊っていただけますか。」
「え、ええ。」
　礼子は、梶川に手をとられホールに踊り出た。
　梶川は礼子の腰に手を回し軽やかに礼子をエスコートし始めた。
　礼子も反射的に梶川の首に手を掛け身を任せてしまった。
「礼子さん、踊り上手ですね。」
「そんなことありませんわ。梶川さんこそ上手すぎます。」
　礼子は、大胆な自分の行動が信じられなかった。
（どうしたんだろう、私）
　梶川は、礼子のヒップに手を回しやさしく揉み始めたのだ。
　礼子は、驚いてとっさに梶川から身を外した。
「ご、ごめんなさい。ちょっとトイレに・・。」
　礼子は、急いでトイレに駆け込んだ。

（あぁー、ビックリしたわ。いきなりすぎるものアノ人・・。）
　礼子はトイレで化粧を直しながら梶川の大胆さに驚嘆していた。
　ふと・・なにかロビーで声がするなと思い礼子がそっと外を眺めるとオブジェの影で男と女が抱き合っている。
　礼子は、（まぁー早いわね・・。）とドキドキしながらそっと眺めていた。しかしよく見ると
（あっ、仁美ィィー。）
　それは仁美と見知らぬ男性が舌を絡ませていたのだ。
　男性は仁美のスカートを後ろから巻くしあげショーツの横から指を挿入している。仁美は眼を潤ませながら男性の舌をまさぐっていた。
（仁美ー、大胆ねぇぇー、）
　男性は仁美の片足を持ち上げチャックを下げた。
　仁美は男性のモノを握り自ら股に導いたのだ。
　仁美は壁に押され男性のモノが仁美の奥に挿入していった。
　仁美は押し殺すような低い声で艶声を我慢している様子だった。
　礼子は自然と自分の股間に指がいくのを気がつかない。
　礼子が直視していると、なんと仁美と目が合ってしまった。
　仁美は一瞬ビックリした様子だったが、ペロッっと舌を出し礼子におどけて見せた。
　男性は我慢が限界にきたのか仁美に耳打ちをし仁美はそれに対しキスで答えていた。
　男は仁美の肩を抱き外に連れでして行く。
　仁美は礼子のほうを振り向き軽くウィンクをしながら消えていった。

（もぉーーう、仁美ったら私を一人にしてー）
　礼子は、そう言いながら、ふと指が股間にあるのを気づいた。
（やだ、私何やってるの。）
　礼子は、手を洗い化粧をしなおすと会場に戻っていった。

「礼子さん、遅かったですね。」
「すいません、化粧直しをしてたものですから。」
「礼子さんほどの美貌でも化粧をしなおすんですね。」
「まぁ、梶川さんったらお世辞が上手すぎますわ。」
「いえ正直な感想ですよ。」
　礼子は、梶川の台本を読むような台詞に呆れながらも身が軽くなっているのを感じていた。
　二人は、再び酒を交わしながら会話を繰り返した。
　礼子は、程よく顔が赤らみ、ほろ酔い状態である。
　そして２回目のチークダンスが始まった。

　もはや礼子は酔いの開放感からか、どうしようもなく大胆になっている。
　今度は礼子のほうから梶川の首に手を回していた。
（・・ぁぁ・・私・・どうしよう・・）
　梶川は礼子の腰をそっと引き寄せ股間を礼子の下腹部に密着させた。
　ラストチークなのかライトが急に暗くなる。
　周りの人間もあまりわからない。
　梶川は礼子に唇を寄せていった。
　梶川は礼子の唇をこじ開け舌を絡ませていく。
　礼子は頭が真っ白になり梶川の舌攻めに反応を返した。

「礼子さん、今夜私と付き合ってください。」
　礼子は梶川の誘いにもう一度キスをすることによってＯＫサインを出してしまった。
　梶川は、ボーイに礼子のジャケットを取らせ隣のホテルにある最上階のスィートルームに消えたいった。

　梶川と礼子が部屋に入ると梶川は礼子を抱き寄せ再度唇を合わせた。
　礼子は、バックとジャケットを床に落とすと大胆にも梶川の股間をまさぐる。
「礼子さん。」
「あぁ、かじかわさん、きょ、今日は・・。」
「男が欲しかったの？」
「・・・・ぁぁ、そうよコレが欲しいの、欲しいのよォォ」
「ご主人はいいのかい？」
「今日は、今日はいいの、抱いて、私を抱いてぇぇ」
　梶川は、礼子の衣服を１枚１枚脱がしていった。
　礼子を下着だけにするとガードルに手を掛け梶川は問い掛けた。
「凄いセクシーな下着だね。礼子さんの趣味なのかい？」
「・・・・・」
　梶川は礼子のショーツの上から手を入れた。
　梶川の興奮度は上がってくる。
「舐めさせてくれるかい」
　礼子はブラジャーを外しショーツを横から引っ張ると梶川に蜜壷を突き出した。
　梶川は礼子の前にしゃがみ込み股間に顔を持っていく。
「れ、礼子さん、」
「あぁぁー、・・・。」
「れ、礼子さん、凄い、凄いセクシーだよ。」
「あぁぁー梶川さん。私のオ○ンコ吸ってぇぇぇーー」
　梶川は、礼子のクリトリスを唇で摘み軽く引っ張った。
「んあぁぁぁーー、気持ち・・・いいぃぃぃぃぃ」
　礼子の蜜壷からは大量の愛液が流れ大腿を伝って膝にまで達している。
　梶川は口をすぼめて礼子の小豆大のクリトリスを吸った。
「ンァァァー、ハゥゥーゥ・ゥゥゥゥー」
　礼子は梶川の頭を後ろから掴み蜜壷を押し付けた。
　礼子は、そのまま腰を振り蜜壷を梶川の口に押し付けている。
　梶川の口元は礼子の愛汁でベチョベチョになっていた。
「ぁぅーッ、・・・そのまま入れてぇーー、、ね、梶川さんの物を頂戴ぃっ。」
　梶川は無言で立上りズボンのジッパーを下げた。
　梶川は礼子のショーツを横から引っ張りジュニアを挿入する。
「ウンアァァァァーー、イイ、いいわぁー。」
「礼子さん、凄く締まるよ。・・中に吸い込まれる、、んーーっむ、、め、名器だっ。吸い付くようだよ。」
　もはや礼子は、梶川の挿入で我を忘れかけている。
　今日は、思いっきり楽しもうと考えていた。
　梶川の首に手を回し自ら腰を振ると梶川は礼子の舌を吸い始めた。
　礼子も、それに合わせ舌を絡ます・・。
「ングッ、、んんっ」
　礼子は、結合を解き壁に手をついて尻を突き出した。
　梶川は礼子のショーツを完全に脱がしウエストを握ると礼子の蜜壷に再挿入し激しく腰を動かす。
「アングッ、うっ、うっ、んあぁぅぅぅぅーーー。キ、キクゥゥゥゥゥーーー、、イイ、イイワァァァー」
「礼子さん、そんなに締めないで、もうイキそうだ！」
「い・いいわよ。出してー、中に出してもいいわぁぁ」
「ウッ。で、出る！」
「ぐあぁぁぁぁぁー、気持ちイイィィィィー」
　梶川は礼子の中で果てた。礼子の蜜壷は微妙な動きで梶川のモノを刺激している。
　梶川は礼子の中から一物を抜きこちらに振り向かせると礼子を抱き締めキスを繰り返した。

　1ラウンドが終了し梶川はボーイに高級ワインとオードブルを持たせた。
　部屋に届くと二人はワインを飲みながら談笑している。
　先ほどとは違い雰囲気にも慣れた礼子の口もかなり軽くなってきた。

「礼子さんは、ご主人とはどういうプレーを？」
「えー、、恥ずかしいわ。そんな事言うのは。」
「いいじゃないですか。教えてくださいよ。」
　更にワインを勧められ礼子は、酔いも手伝ってか康平とのプレーについて話し始めた。
「凄い。凄すぎます。じゃ今回も、ある程度はご主人公認なんですか？」
「んー、どうなんでしょう・・・」
　礼子は笑いながら言葉を濁していく。
「私はキスが好きだから上手な人がいいわ。主人にキスされると身体から力が抜けちゃうくらいなの。まだ、主人以外でそんなキスをされたことないんだけど。」
「僕はどうでしたか？」
「そうねー・・まぁまぁ・・・かな。」
　梶川は、礼子の主人に嫉妬感を覚えた。

　梶川は礼子を立たせ抱きよせた。
　梶川のコックは既に怒張している。梶川のモノが礼子の下腹部を突付いていた。
　梶川は、礼子の下半身に舌を這わせた。
「ァァァァー、、んっゥゥゥゥー」
　礼子は甘美でセクシーな声で反応した。
　梶川は礼子を抱き上げベットに運んだ。礼子は大の字になり梶川は礼子の股間に顔をうずめ再度舌を這わせる。礼子は喘ぎまくり既に大洪水になってきている。
「梶川さん、私もう駄目、来テェー、、入れてぇぇー」
　礼子は大きく股を開き両手で肉唇を左右に摘み上げホールの中を梶川に見せつけた。梶川は礼子のピンク色の肉ヒダを見て感嘆した。
「礼子さん、凄く綺麗だ。」
　梶川は礼子の蜜壷を舌で一舐めすると肉棒を礼子に挿入し始めた。
　礼子は両足で梶川の腰を挟み固定した。
　梶川は礼子に抱きつき激しく腰をグラインドする。
「アァァーー、イイ、いいわぁーー、、気持ちイイ、もっと、もっと、もと、激しくしてぇぇぇぇー、奥を突付いてぇぇー」
「ハァ、ハァ、礼子さん、中で何かが動いている。」
「あぁぁー、嫌ぁぁー、もっと激しくぅぅぅぅー」
　梶川は礼子の足を解き大きくそり返すと赤ん坊のおしめを変えるような格好にさせ真上から激しく出し入れした。
「礼子さん、限界だ、もう行きそうだよ。」
　パチンパチンと結合部が大きな音をたて礼子の蜜壷からは淫汁が飛び散っている。
　礼子が大きく目を開き口をあけた瞬間、、、
「ングッ！！、いぃぃー、来て、来て、来てぇぇぇ、ぉぉぉぉぉーーー、イク、イク、イクゥ、オマ○コがイクゥゥゥゥゥゥゥーー。うぁぁぁぁぁぁーっ、イッッグゥゥゥゥゥゥゥーーーーーー、ゥ、ゥ・・」
　梶川も礼子と一緒に昇天した。梶川は大量の分身を礼子に注ぎ満足している。
　礼子の蜜壷は、まだヒクヒクと動きイソギンチャクのように梶川の物に纏わり付いていた。

「礼子さん、凄過ぎるよ。」
「・・・・そ、・・・あ・・・ん」
　梶川はずっと礼子の蜜壷の中に入れておきたいと思った。
　二人はシャワーを浴び洋服に着替えた。

「今日は楽しかったわ。」
「礼子さん・・・・」
「えっ、何ですか？」
「私と結婚してくれませんか？も、もちろん妻とは別れます。」
「な、何いってるんですか。無理です。絶対に。私は確かに・・・ＳＥＸは好きです。こうやって主人以外の男性とやるくらいですから。・・・・でも主人以外に愛する男性は存在しないんです。」
「そ、そうですよね。すいません、とんでもないことを言ってしまって。礼子さんが素晴らし過ぎたので・・。」
「梶川さん、奥さんを大事にしてあげてください。二人で新しい愛の形を作ればいいじゃないですか。」
「ええ、そうします。」
　梶川は照れ笑いをしながら礼子に言った。
「でも礼子さん程の技術に仕込むのにかなり時間を要しますね。」
「愛があれば大丈夫。奥さんを毎回イカせてあげれば、奥さんも自分で技を身につけるわよ。」
　礼子は最後に梶川とキスをしてホテルを後にした。
　タクシーで家に付いたのは１１時過ぎだった。
　部屋に明かりが点いている。

（あら帰ってるわ。）
　礼子が玄関を開けると康平が靴を脱いでいた。
「あっ、康平。お帰り」
「おっ、いま帰ったのか？」
　礼子は康平に抱きつきキスをした。
　礼子は股間が熱くなるのを感じていた。
「ねっ、康平・・私のこと愛してる？」
「あ、ああ。・・・何言ってんだ？」
「私は、康平の１００倍愛してる・・・・。」