（２１）

−　次の日　−

「荒尾君」
　山岸がロビーで礼子を呼ぶ。
　礼子は、ロビーに歩いた。
「はい、なんでしょう。」
　山岸は、礼子を手招きながら奥の自販機のソファに向かった。
　礼子が後に続く・・・。

「礼子君、何で昨日・・」
「フフッ、課長、大人気ないですよ。」
「アレから、何度も電話したんだよ。」
「すいません。彼女達と私の同級生がやってるお店にいったんです。」
「同級生って・・男性かね？」
　礼子は、山岸の問いにからかってやろうと思った。
「ええ、そうですよ。」
「・・まさか彼とも関係が・・」
　礼子は、まんざら嘘でもない事実を山岸に嫉妬心を植えつけるため作り話にして聞かせた。

「ええ、ちょっと・・・酔っ払っちゃって・・・気が付いたら事務所のソファに持たれてたんですけど・・」
「う・・・、な・・そ・・それで・・」
「酔って身体の自由が利かなくて・・彼が私の下半身に顔を埋めてきたんです。」
　礼子は心の中で自分の言ってる説明に爆笑している。
「な、なん・・で。」
「気が付いたら彼は・・・。」
「で・・・どう・・なった」
「結局、凄く舌使いが上手で気持ちよくなっちゃって・・最後までいっちゃったわ。」
　山岸は、呆然とした表情で礼子を見つめた。
　礼子は、笑いを我慢しながら山岸に小声で喋りかける。
「ね、課長、今から私のココを清めてくれる・・・」
　山岸は即答で答えた。
「も、もちろんだ。」
　礼子は、もはや笑いを隠せない。ハンカチで口を押さえながら笑い声をあげる。
　山岸は、怪訝な態度を見せたが礼子を抱きたい一心で気が気でない。
　さすがに礼子も気の毒に思えてきたようだ・・。

　礼子が無人階の面接用談話室に誘った。
　今となっては山岸も礼子しか見えてない・・。
　尻尾を追っかけるようにして礼子の後を追う・・・

　礼子がマスターキーで談話室を開けて中に入った。
　山岸が礼子に飛びつき抱き締めようとる。
　礼子は山岸を振りほどき机の上に座った。
「課長、慌てないで。私は逃げないわ。」
　礼子はそう言うと机の上に腰を上げ足を開いてガーターのホックを外した。
　そしてショーツを横にずらすと山岸に愛撫を促す。
「課長、ココを綺麗に舐めて・・。」
　山岸が礼子の蜜壷に舌を這わす。
　礼子は机の上に寝そべると膝を立てて山岸の愛撫を助ける。・・・
「ァァー、課長、イイヮー、もっと舌を使ってぇぇー・・」
　山岸は舌で花弁を捲り舌を挿入する。
　礼子の蜜壷の奥からは湧き出るように愛液が溢れてきた。
「ねぇー・・クリトリスを吸ってぇ・・・・そう・・そうよ・・ァァァー」
　山岸は、必死に礼子を愛撫した。
　先ほどの礼子の話を間に受けたのだろうか、礼子の同級生にライバル意識を持っているような感じだった。

　礼子の女芯は突起してきている。
　山岸が舌で掬い取るように舐めあげる。
　礼子の女芯を覆う薄皮が捲れ上がった・・・・
「クゥゥゥーー・・イィ、イィヮァーー・・」
「礼子君、早く・・早く入れ・・」
　礼子は、自ら両手で花弁を開くことによってＯＫサインを出した。
　山岸がズボンのベルトとチャックを下げる。
　怒張した肉棒が現れた。
　礼子は、山岸の肉棒を見ると挿入を確認するため上体を起こした。
「ぁぁ、課長、ゆっくり入れて・・」
　山岸は礼子の言う通りにする。
　礼子は片手で恥丘を上に引っ張り女芯を山岸に見えるようにした・・
　そして蜜壷に力を入れる。
　山岸は礼子のきつさを感じながら挿入感を堪能していった。
「ァァ、課長、凄いぃー、ぁ・ぁ・ぁぁー、私の中に入ってくるぅぅー」
　礼子は山岸の肉棒が完全に根元まで入るのを確認すると引っ張っていた手を離し山岸の首に抱きついた。
　山岸は腰を激しく振りはじめた・・・・
　蜜壷が山岸の激しい動きで淫乱な音を発している。
　礼子は机から降り後ろ向きの姿勢をとった。
　机の上にうつ伏せになって尻を上げる・・・
　山岸は再度、礼子に挿入した。
　何度も何度も突きまくる山岸・・・
　激しい摩擦で結合部からはみ出る液体が泡立ってきた。
　礼子は自ら腰を振りはじめた。
「ゥゥゥゥーーッ、イキソォーーッ・・」
　山岸はピッチを上げた。
　礼子の喘ぐ声も高音になってくる。
「ァァ、イイ、いいわぁー・・」
「・・れ・・礼子君・・やっぱり・・・最高だ・・」
「ァゥ・・ネェ・課長・出したいの？・・私の中に・・出したいの・？」
「ウッ、あぁ・・。いいかい？・・礼子君・・出してイイかい・・」
「キ、キテェーー・・私も、イクゥー・・アァァァーッ」
「で、出るっ」
「ンアァァァァァァァーー・・・イックウゥゥゥゥゥゥーー」
　山岸は礼子の中に思いっきりホワイト爆弾を発射した。
　礼子は奥の壁に当たる熱い爆弾の心地よさを味わっている・・・。

　山岸の柔らかくなったモノが礼子の中から押し出された。
　それと同時に、トロリと爆弾の塊が床に落ちる。
　礼子は、そのまま机の下にしゃがみ込み下腹部に力を入れた。
　残りの液体が蜜壷から排出される・・・
　その姿を見ていた山岸は再度、肉棒が復帰していく兆候を感じた・・・

「課長・・今日は激しかったですね。」
「礼子君・・どうだったね私は・・・。」
　息を弾ませたまま礼子に問い掛けた。
「そうね・・まぁまぁかな・・・。」
　礼子は、まだ、しゃがんだまま山岸を振り向いて答えを返した。

　山岸は自分のハンカチで礼子の股間を拭いた。
　礼子は一瞬たじろいを見せたが山岸の行為を黙って受け入れた・・。
　尻を高くして山岸を手伝う礼子・・・・

　礼子は、山岸が拭き終わるとショーツを元に戻し衣服を整えた。
　そして山岸に近づき股間を握って、そっと呟く・・・
「また、天国へ連れて行ってあげるわ・・。」
　そう言って礼子は、部屋を出ようとした。
「礼子君、一度だけでいい・・私と1日共にしてくれないか・・。」
「・・・課長、以前に言ったはずですよ。社内だけって・・。」
　そう言ってウィンクをしながら部屋を後にする。
　山岸は、礼子の性の服従者になりつつあった。

　山岸は思った。
（それでも私は構わない・・ここだけでも彼女と一体になれるのなら・・）

　礼子が課に戻ろうと廊下を歩いていた。
「荒尾君」
「あ、専務、、ご苦労様です。」
「うむ。山岸君から聞いたかね。」
「はい。いま企画の案を作成中です。」
「そうか。よろしく頼むよ。」
「わかりました。」
「ところで荒尾君。ココだけの話なんだが・・。」
「は、はい。」
「まだ、決定されてるわけではないが、今年の4月から新しい課を作ることになりそうなんだ。」
「え・・はぁ・・そうですか。」
　礼子は不思議に思った。たかが一係長に、そんな話を聞かせるものなのか・・・
「ああ、そこでだ・・私が新課の人事を担当することになってね。」
「・・・」
「新しい分野に進出する予定なんだが女性ばかりにしたいと思っている。」
「はぁ。」
「そこで君に新課を任せようと思う。」
「えっ・・？」
　礼子は、よく解らないでいた。
「君を課長に推薦したいと思っているんだよ。」
「課長・・私を・・ですか？」
「ああ、君の業務成績、実力、行動力なら全く問題ない。」
　礼子の歳で、なおかつ女性で課長というのは大抜擢である。
　しかし礼子は躊躇していた。
「山岸課長は知っているんですか？」
「いや、まだ取締役会だけの話だ。それに今噂になっても社内が混乱するだろうしな。」　
　異動自体は構わない。しかし礼子は、いろいろな面で悩んだ。
　課長といえば補佐を飛び越しての昇格である。
　それも男性ではなく女性の礼子に・・。
　当然、専務が言うように今、噂が立てば社内は混乱するだろう。
　礼子は山岸にも、この話は内緒にしておくことにした。
「ま、おそらく２月の人事会議で決定することは間違いない　心の準備をしておきたまえ。」
「は、はい。」
　礼子は、専務にお辞儀をすると広報部に戻った。
　自席に戻って一人静かに考える。
（どっちみち、まだ先の話しだし、成るようにしか成らないわね。）
　礼子は簡単に頭を切り替えた。悩んでも仕方がない。
　今は今の仕事をするだけだと決心した。

　さっそくやりかけの仕事に取り掛かる。
　企画案をどんどん仕上げていく礼子。
（今週中に何とかできそうだわ）
　礼子の一日が速いペースで過ぎていった。

−　週末　−

　礼子は、山岸に依頼された仕事を片付けた。
　無事、決裁も終了し幹部も太鼓判を押してくれたようだ。
　専務から直々に礼子に電話が入った。
　すこぶる満足している様子に礼子も胸を撫で下ろす・・・。

「荒尾君。ご苦労だったね。」
「ありがとうございます。」
「専務も喜んでくれたようだ。なんせ社運を左右する事務だからね。」
「はい。」
「後は、当日、各企業社の幹部達が満足してくれれば我社も当分安泰だ。」
「そうですね。」
　礼子は、ちょっと気疲れしている様子だった。
　ここ数日、康平とも肌を触れていない。
　久しぶりに康平に虐めてもらいたいと思っていた。
　そう考えると礼子の下半身も次第に潤いを増してくる・・・

　礼子は、山岸に申し出て早退をした・・。
　明日は土曜日だ。会社も休みだし康平の会社に行き康平の帰りを待つことにした。

　礼子は康平の会社のフロントロビーで座って待つことにした。
　まだ、就業までは少々時間がある。
　礼子が雑誌を読んで待っていると男が声を掛けてきた。
「あのー、あなたは荒尾課長の奥様では・・。」
　礼子が咄嗟に振り向く。
「あ、はい。・・・いつも主人がお世話になってます。」
「やっぱり、常務の北原です。」
「あ、思い出しました。私達の結婚式に出席していただいた・・。」
「はは、そうです。まだ当時は課長でしたが。」
　礼子が再度お礼と挨拶をした。
「今日は、どうされたんですか？」
「ええ、私の仕事が早く終わったものですから・・たまには一緒に帰ろうと、ちょっとよってみたんです。」
　北原は少々考える素振りを見せると・・・・・
「奥さん、ちょっと待っててください。」
　北原がフロントに足を運び受付上嬢に何かを話した。
「奥さん、今、ご主人を帰り支度させて、呼んだのでお待ちください。」
　北原がそう言うと礼子の携帯に電話が入る。康平からだった。
「えっ、うん・・あのー、今ね・・。常務さんと・・あれ・・」
「どうしました？」
「いえ、主人からなんですけど今日は遅くなるといって切ってしまったんです。」
　そういうとエレベーター横の階段から康平がこちらに走ってきた。
　北原は咄嗟に判断して礼子に話し掛ける。
「奥さん、どうやら私と出かけると勘違いしたようですね。」
　礼子も康平の勘違いに苦笑いを見せる。
　康平が北原と礼子を見ながら・・眼を点にしている・・
「礼子・・じょ、常務・・」
「荒尾君、勘違いしちゃいかんよ。」
「は・・・？」
「せっかく美人の奥さんが迎えに来てくれたんだ。今日は私の権限で君を早退させることにした。」
　康平と礼子が常務を見る。
「そんな、常務。いいですよ、私はまだ・」
　礼子も同調する。
「常務さん、私、終わるまで待っていますので。」
「いいから帰りなさい」
　北原が笑いながら二人に答えた。
「奥さん、４月に荒尾君が昇格すると、今回みたいに私に言われなくても自由に早退できるので、それまでは我慢してください。」
「えっ・・主人がですか・・？」
「ん・・？　なんだ荒尾君、まだ奥さんに話していないのかね。」
「え、ええ、実はまだなんです。」
「んーむ、君らしいな。じゃ奥さん私はこれで失礼します。荒尾君、奥さんを大切にしなさいよ。」
「は、はい・・。」
　北原が役員専用エレベーターに乗り込む。
　礼子は常務にお辞儀をした。

　康平は礼子と駐車場に歩き出した。
「康平、昇進するの？」
「ああ、今年出社して早々に内示があったんだ。」
「なんで言わないのよ。」
「んー、断ろうと思ってな。」
「えっ、何で？」
「いや、昇格と言っても研究所の次長職で出向異動なんだ。それに俺の歳で次長職なんていうとな・・・反発くらいそうだよ。」
　礼子は、思わず笑いが込み上げてきた。
「なに笑ってんだ礼子。」
　康平が車のドアを開けながら礼子に食い掛かる。
「ゴメン、実はね・・・」
「なに、お前もか？　それも課長だって・・」
「そうなの。」
「二人は笑いが込み上げてきた。」
　礼子は康平の股間を触り始めた。
「コ・ウ・ヘ・イ」
　礼子が甘えた声を掛ける。
「ふっ、今日抱いて欲しいんだろ。」
「フフッ。わかる。」
「何となく朝から、そんな気がしてたよ。だから、さっき仁美さんから誘いのメールが来たけど断っておいた。」
「えぇー、そうなの。悪いことしちゃったような・・・。」
「何言ってんだ夫婦だぞ。まず俺達がメインだ。」
「そうよね。・・・ねぇ、私と仁美とどっちのアソコがイイ？」
「そりゃ、お前の淫乱＆快感スペシャルオ○ンコが一番いいさ。」
　礼子は康平の股間を思いっきり握った。
「痛てててっ・・・馬鹿、礼子・・やめろ！危ないって・・」
　康平は礼子の攻撃でハンドルを取られた・・
「なによ、その言い方・・康平が私をこんなに淫乱にしたんじゃない・・」
「解ったって・・そう言うな・・・」
「あのね、もうちょっと言い方があるんじゃないの・・」
　康平は苦笑いをしながら礼子と家路に着いた。

／／／／／

　二人は帰りに亜美を迎えにいき、先程まで家族で久しぶりの外食を楽しんできた。
　家に帰り康平と亜美は入浴を済ませ居間で寛いでいた。
　礼子は、まだ風呂に居た。

「パパー、絵本読んでーっ。」
　亜美が康平に近寄る。
「おっ、今日は何読むんだい？」
　康平は亜美を抱き上げ亜美の部屋に入っていく。
　ベッドに亜美をおろすと二人は並ぶように横になり康平が本を読んで聞かせた。
　しばらくして亜美がウトウトし始める。
　康平は亜美に布団を掛け、そっと部屋を後にした。

　康平は今に戻る。
（アレッ、礼子の奴まだ出てこないのか？）
　康平は寝室を覗くが、やはり出てきていない。
　浴室へ行くとガラス越しに礼子の姿が見て取れた。
「おい、礼子、何やってんだ。遅いぞ！」
「ごめーん、もう少しで出るわ。」

　礼子にしては珍しく長い風呂だ。かれこれ１時間以上はたつ。
　康平はブランデーをボトルごともち寝室に向かった。
　ちょうど１杯開けた頃礼子がバスタオルを巻いた姿で部屋に入ってきた。
「あぁー、のぼせちゃった。」
「遅いぞ。酔って寝ちゃいそうだぜ。」
「アーン、駄目よ、絶対。」
　そう言うとバスタオルを外し康平に言葉を掛ける。
「康平っ。ネッ、見て・・。」
　礼子が康平に裸身を見せた。
「ゲッ、お前・・全部剃っちゃったのか？」
「うん。試しにどうかな・・と思って。」
「・・・・それで遅かったのか。」
「可笑しい？」
「んー・・、ま、いいけど。俺的にはあった方が卑猥さを感じて好きだけどな。」
「そうかしら・・。この方が卑猥よ・・。」
「そうかな・・？　ま、人それぞれだけど・・・。」
　礼子は笑いながら、腰にチェーンを付けるとドレッサーに座り髪を乾かし始める。
　康平は礼子に近づき後ろから乳房を揉み始めた。
「ァーン、康平、、待ってて・・すぐ終わるから。」
　しかし康平はやめない。乳首を指で転がし始めた。
「ァァーン・・康平ーッ・・」
　礼子は我慢できずに髪も半乾きのまま、康平にしがみついた。
　礼子は康平の肉棒を握り胸に唇を這わせる。
　康平は礼子の尻に後ろから両手を這わせ上に持ち上げた。
「康平・・康平が欲しい・・我慢できない・・・・」
　康平が呟く・・
「久しくプレーしてなかったからな・・」
　礼子は、康平の肉棒を口に含むと舌で味わうように舐め始めた。
　袋の部分から先まで丁寧に舌を這わせる・・・
　そして下腹部から胸に移り唇までたどり着くと康平に舌を絡めた。
　康平が礼子の亀裂に手を入れ上に掬い上げた・・
「ァァー・・　康平・・。」
　康平は礼子を抱き上げベッドに降ろす。
　礼子は仰向けになると大きく足を開き剃ったばかりの部分に手を当てた。
　女芯が丸見えになっている。
　礼子は薄皮をめくり康平を誘った。
　ピンク色の女芯は大きく膨れ上がり愛液で輝いて見える。
　康平は、その部分に口を当てた。
「ゥゥゥー・・コ・・コウ・・ヘ・・ィ・・」
　礼子の蜜壷からは、止まることなく蜜が溢れてくる。
　康平は指をいれ礼子の天井部分を刺激した・・・
「アァ・・ゥゥゥーー・・・ァァ、ァァ、・・イレテェーッ・・」
　それでも康平は焦らす・・礼子の性感部分を知り尽くしている康平はこの程度では手を抜かない・・・
　礼子も康平以外の男には決して見せない隙だらけの自分を曝け出した。

　礼子の蜜は早くもシーツを濡らしている。
　康平は蜜を掬い取ると礼子の菊門にも指を入れた・・。
「ウグッ・・ンーーッ・・・ァァ、ゥゥゥゥー・・気持・イイィィー」
　康平は菊門から指を抜きティッシュで拭った。
　そして礼子の口に肉棒を突っ込むと激しく出し入れした。
　康平の肉棒は礼子の喉まで到達しているはずだ。
　しかし礼子は眉を寄せるが苦しさを訴えない。
　それどころか、一層新しい蜜を噴出させている・・・・

　康平が礼子を起こした。
　四つん這いにさせると礼子の手をとり自分の蜜壷に導かせる。
「礼子、自分でやってみろ。」
　礼子は康平に言われるがまま指を蜜壷に入れ一人で快感を貪り始めた。
「もっと腰を上げて足も開くんだ。よく見えるように・・・」
「ァァァー」
　礼子はこれ以上開けない位まで足を左右にずらし背中を弓なりに反らせる。
「奥の中まで丸見えだぞ玲子ッ。」
「イヤァーン・・感じちゃうぅぅー」
「眼を瞑るな、弄くりながら俺から目を離すな。」
　礼子は康平の言葉攻めで蛇口の壊れた水道のように蜜を流す。
　礼子の中からは糸を引きながら蜜がシーツを濡らしていく。
　礼子は昇天の合わない眼で口を半開きにし喘ぎまくった・・
「モ・・・モゥ・・だ・・・駄目・・ッ・・入れて・・・・・入れてェェェー」

　康平は礼子の後ろに来ると肉棒を濡らすことなく一気に差し込む。
　礼子の蜜壷が急激に収縮し肉棒に絡みついた。
「ンアァァァァァァァーーーーーーーッ・・」
　首が瞬間的に上に反り礼子の皮膚全体に鳥肌が立った・・・
　息の長い礼子の絶叫が部屋に響き渡る・・・・
　礼子はすぐ昇天してしまった・・
　しかし康平は、さらに激しく礼子の蜜壷に打ち続けた・・・
「ウッ、ウッ、・・・・ウッ、・・・ウッ、」
　康平が礼子の中の壁に当てるたびに自然と声を吐き出す礼子・・・
　康平がスピードを落とし左右の壁も刺激し始める・・
　礼子が２度目の兆候を見せ出す・・・
　康平は仰向けになり礼子を上にした。

　礼子は康平に跨ると、今度は自分が康平の下半身に腰を打ちつけ始めた。
　康平の下腹部と袋の部分は水を被ったようにビショ濡れになっている・・・
　礼子の乳首を下から摘む康平・・・
　これ以上なく固くなっている。
　礼子は結合部を密着させると今度は円を描く様に腰を回転させ始めた。
「ゥッ、ウアァーー・・イイッ、イイッ、康平ぇーー・・イイヮァァァァーー」
　礼子の２度目の昇天が近いようだ。康平は礼子を倒し松葉崩しの格好で再び挿入を繰り返す。礼子の喘ぎ声が甲高くなってきた・・・
　そのまま康平は立ち上がり礼子を逆さまにすると真上から叩きつけた。
　礼子は絶叫する・・・礼子の尿穴から飛沫が何度も上がった・・・
　その直後、康平も何日か振りの爆弾を礼子の蜜壷に落とした。
　礼子が、大きく胸を上下させている・・息が荒い・・

「・・コ・・コウ・・ヘイ・・・し・・死ぬかと・・・お・も・・・った」
　礼子は、途切れ途切れの言葉で、そう告げると康平にしがみついた・・・
　康平も優しく礼子を抱きしめた・・・

　しばらくして礼子も平常に戻る・・・
　礼子が康平に話し掛けた。
「・・康平・・やっぱり凄い・・」
「ん、何が。」
「どんな男性に抱かれても、こんな経験したことないゎ」
「フッ、どんな男性って・・どんな奴・・課長さんか？」
　康平が聞き返す。
「ん・・うん・・」
　礼子は言いにくそうだったが隠す必要はない。
「課長もそうだけど・・甲斐さんとか・・」
「とか？」
「この間、新年会の２次会で・・高校時代の同級生と・・」
「ま、ＳＥＸの種類にも色々あるさ、所詮、感性と言うかプレー内容や　好き嫌いの問題だな。」
「私は、康平がしてくれるＳＥＸが一番好き・・。」
　礼子はそう言うと、康平の分身と自分自身の分泌液がまだついた康平の肉棒を口で丁寧に舐め上げていった。