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（４５）
康平は美紀に改めて話をするためソファに座りなおした。
「美紀、情報通の総務課員として聞きたい事があるんだが・・。」
「ええ、何？」
「あと３人の係長を決めなきゃいけないんだ。」
「ええ・・それで？」
「現係長、主任クラスで出来そうな奴いないかな？」
「出来そうな・・って・・例えば、具体的にどういう意味で？」
「うーん、そうだな・・頭の回転が早くて口も堅い・・行動力があって・・・・」
「ちょ、ちょっと課長、条件が広すぎるわ。」
「そ、そうかな。」
「・・・・でも、一人、わたしの同期の女性で優秀な人間がいるわ。」
「ほう・・。」
「大学院で経済学を専攻してて博士号まで持ってるのよ。」
「経済学・・・か。」
「経済情報や分析にかけては、かなりのものよ。」
「ふーむ。それ、いいな。」
「三林恵美子っていうの。経理の主任やってるわ。ちょっと変わった人だけど。」
「そうか、さっそくアタックしてくるかな。独身か？」
康平のニヤニヤした顔を見て美紀が呆れた顔をしながら続ける。
「ええ独身よ。ただ、容姿は・・。」
「え？・・・なんだ？」
美紀が慌てて口を閉ざした。
「う、ううん。何でもない。・・・」
「ふむ・・。よし今からさっそく経理に行って来る。」
「そう、頑張ってね。」
「・・あ、ああ。」
美紀の意味ありげな返答に首をかしげながら康平は応接室を出ようとした。
「あっ、それから課長。課長と間違いを起こしたい女性が沢山いるから用心してくださいね。みんなセンターを熱望している女性ばかりだから。」
「ああ、わかった。」
康平は応接室を出た。
（課長、今の恵美子見てビックリするかしら・・。ま、いいか、元は美人だし。）
康平は、急ぎ足で経理部に向かいながら考えた。
（しかし経済学の博士号まで持っている者を分野違いの経理に配置するとは会社も人事を間違っているな。）
「こんにちは。」
康平が経理部に顔を出す。
「あ、荒尾局長、ご苦労様です。」
「ああ。えぇと・・三林恵美子君って・・・いるかな？」
「ええ、彼女は財務係ですので奥の計算室で仕事しています。呼びましょうか？」
「いや、直接行くよ。ありがとう。」
康平は、経理部の隣にある計算室をノックする。
小声で返事が聞こえた。
「失礼するよ。」
一人の女性が山のような書類に囲まれてタイプを打っている。
康平を確認するとビックリした様子で手を休め軽く頭を下げ挨拶をした。
三林恵美子の顔が紅潮している。
「み、三林君だね。」
「はい。あ、あの・・私に・・・何か？」
康平は、少々イメージ違いの三林に驚いた。
ノーメイクで大き目の黒ブチ眼鏡を掛け、顔がよく確認できないくらい髪はぼさぼさである。おまけに制服の上からチョッキを着ている。
やはり美紀が言ったとおり一風変わっていた。
しかし康平は容姿など気にしない。
優れた人材を確保するために三林に用件を詳しく説明した。
「え・・ええーっ・・わ、私がセンターに・・・・で・・す・・か？」
「嫌かね？」
三林恵美子は驚きを隠せない。
「君を必要と判断した。君の専門は経済学らしいな。手伝って欲しいんだよ。」
「あ、、あの・・私・・・・・が、頑張ります。」
「そうか、来てくれるか。」
康平は喜んだ。
「君には得意分野を生かして外交を頼みたいと思う。」
「は、はい。是非ッ。」
康平は、経済に長け他社との外交を任せるには恵美子には打って付けと考えた。
しかし外交となると多少、容姿も拘らなければいけない。
「ところでだ・・非常に言い難いのだが外交をやってもらう以上、そのぉ・・つまり・」 康平が口を濁していると恵美子が咄嗟に康平に喋りかける。
「荒尾局長。外交に相応しいように身形も全てを整えます。」
康平は苦笑いをした。
「すまん。言い難くて・・。」
「いえ。私、前から局長に憧れていたんです。絶対に頑張ります。」
「そうか。僕も嬉しいよ。」
「あ・・あの、局長・・・近い内に・・私の話を聞いてくださいませんか・・？」
「ああ、構わんよ。そうだな・・明日の夜どうだい？一杯やりながら。」
「はい。明日は私、公休ですので何時でもいいです。」
「わかった。じゃ仕事が終わったら電話をするから君の電話番号を教えておいてくれ。」 康平は恵美子から電話番号を聞き計算室を出る。
恵美子は驚きと嬉しさで、しばらく仕事が手につかなかった。
康平は２人の係長が決まりホッとしていた。
（さてと、残りは二人か。それにしても三林君は変わった感じの女性だな・・・。）
／／／／／
− 翌日 −
今日も、康平は社内を回ったり書類に目を通して人選選びに時間を掛けていた。
（なかなか、いないもんだな。）
康平は、あと二人の係長を決めかねたまま終業時間を迎えた。
（んーむ・・あと３日で決めんといかんのに・・。東堂達に兼務させるかな・・）
康平は時計を見た。
（そういえば三林君と会うんだったな。）
康平は駅前のセンタービルにある料理店に行くことに決めた。
４月からの仕事場を見学がてら恵美子と会うことにしたのだ。
康平は書類を仕舞い、さっそく恵美子に電話をかけ待ち合わせ場所を指定する。
（ついでに目ぼしい人材を三林君から聞いてみるか・・。）
康平は社を出てセンタービルに向かった。立体駐車場に車を停めビルに入っていく。
料理店は３フロアーが色々な料理店で埋まっている。
康平は、１１階の洋風居酒屋に入り恵美子を探した。
店内には、まだ数人しか客はいない。
（おかしいな、待ってるっていったのに・・。）
奥のテーブルに女性が座っており後はカップルが３組いるだけで恵美子は見当たらない。康平は、目立つように中央のテーブルに座った。
ふと奥を見ると、そこに座ってる女性が笑いながらも怪訝そうな顔で康平を見ていた。
（なんだ？・・さっきから俺を見てるな・・・んっ・・ほぉー、別嬪だな・・。）
その女性が立ち上がって康平のテーブルに近づいてくる。
康平は、戸惑った。
その女性が微笑みながら康平に声を掛けてきた。
「あの、よろしいですか？」
康平は、承諾したかったが恵美子を待たなければいけない。
残念な気持ちで断る。
「すいません。人を待ってるんです。」
女性は更に笑いながら康平に言い放つ。
「あのー・・局長、私です。三林です。」
康平はキョトンとした目で三林を見つめた。
「えっ・・は？・・・あの・・・あれ？」
「三林恵美子です。」
「・・・こ、こりゃ驚いた。め、眼鏡は？・・」
「コンタクトなんです。局長・・私って判りませんでしたか？」
「あ、ああ、綺麗な人が座ってるなとは思ったが、まさか・・。」
「ふふっ、何年か振りにお化粧をしてみました。」
照れながら三林が答える。
「髪も朝、美容院へ行ってパーマを掛けたんです。」
三林恵美子は、凄い変貌振りだった。
洋服も流行のスーツをスマートに着こなしている。
正直、かなりの美人である。
「局長・・局長っ・・・・座っていいですか？」
康平が慌てて返事をした。
「あ、ああ。」
康平は恵美子に見とれていた。
（しかし変われば変わるもんだな女ってのは・・。）
康平が酒と料理を店員に注文すると恵美子の方から話し掛けてきた。
「局長、今日は誘って頂いて有難うございます。」
「いや、君の事を色々と知っておかなくてはいけないしね。君は僕の部下になるわけだから上司としては当然だよ。」
「ところで、君も何か聞いて欲しいとかいっていたが・・。」
恵美子の頬が赤みを帯びた。
「え、ええ。・・・」
「・・・言い難いのかい？」
ちょうど店員が酒を運んできた。
「よーし、今日はジャンジャン飲んで好きな事を言ってくれ。」
そう言うと康平は恵美子にビールを注いで乾杯をした。
一口飲むと恵美子は一層顔を赤くして話の続きをする。
「局長、実は・・今日・・・私・・・局長と・・その・・」
「ん？」
「その・・・つまり・・・・覚悟・・・だ、・・・ぃ・・・て・・・」
（そうか・・なるほど・・）
康平は男の直感で恵美子の言わんとすることを察した。
恵美子に恥をかかさぬよう康平から気持ちを訴える。
「三林君、今日はデート感覚で君と付き合っていいかな？」
「・・えっ・・あの・・はい。」
「当然、大人の関係もあるかもしれない。」
康平の大胆率直で意味ありげな言葉に一層顔を赤くする恵美子・・・
「ただ・・一つ言っておきたいんだ。俺には女房がいる。・・・・・・・・・・そして君の親友の美紀君とも・・・・・・・身体の関係がある。」
「ええ・・・はい、知ってます。」
「ん・・知ってるって・・。」
「美紀から聞いていたんです。羨ましかったわ。」
「・・え・」
「実は私も入社時からずっと局長を好きだったんです。でも局長が結婚されて・・・・私、一人で勝手にショックを受けて・・すいません、こんな話を。」
「そうだったのか。」
恵美子は微笑しながら更に話し続ける。
「それ以来、男性にも興味がなくなっちゃって・・今思うと結構ナイーブですね、私。」「まさか君が、まだ独身なのは、俺にも責任あるのかな・・。」
恵美子はクスクスと笑いながら首を振り康平に答える。
「局長、私、これでも一応、数人の男性と付き合ったことがあるんですよ。」
「あ、そ、そうだよな。」
「美紀から局長のこと色々と聞きました。それで・・・もっと好きになちゃって・・・」 康平は何と答えたらいいか判らなかったが恵美子も美紀と同じく、いい意味での大人の女性であり、信頼感ある付き合いが出来ると思った。
「あの・・、局長・・」
「ん・・・。」
「い、いえ。なんでもないです。」
「・・・・さぁ、飲もうじゃないか。」
「はい。」
康平と恵美子は仕事の話からプライベートな事まで色々な話をしながら、お互いに、心の奥まで溶け込んでいった。
「恵美子君。場所を変えようか？」
「ええ。」
「どこがいい？」
「局長にお任せします。」
「んー、せっかくセンターに来たんだから、まず４月からの仕事場でも見学しようか？」「そうですね。」
康平は恵美子を連れて４月から仕事場となるオフィスを見に行った。
恵美子が康平の後に続く・・・。
エレベーターに乗った二人は無言で上階にあがった。
「恵美子君、ここだよ。」
１フロア―の半分が太平洋製鉄のオフィスになる。
向かいの半分は同じく太平洋グループの管理事務所になっていた。
「鍵を持ってきたんだ。入ってみよう。」
「あ、はい。」
康平はカードを挿しセキュリティーロックを解くと恵美子を促して中に入った。
広々とした部屋に局長室と会議室そして応接室が２つあった。
立ち入り禁止と掛かれた部屋には、局長以外の入出が禁止されている。
康平は局長室に入った。
「ほぉう、凄いな。」
中は有に３０畳はある広々とした部屋で各資料やコンピューター機器が置かれていた。
「恵美子君、入ってこいよ。」
恵美子が局長室に入ってきた。
「わぁー、広いですね。」
「４月からは君を含めた課員で、ここで仕事が始まるんだ。頑張ろう！」
「はい。」
康平は恵美子に近づいた。
恵美子が康平を下から見上げる。目が潤んでいた。
康平は恵美子の腰を引き寄せ唇を奪った。
康平のいきなりの行動に驚く恵美子だったが、自然と康平の首に手をまわる。
「恵美子君、君を抱きたい。」
「局長・・・・・・嬉しい・・。」
「どこか部屋を取ろうか？」
「ええ。」
「外へ出よう。」
恵美子が頷く。
康平は、鍵を掛けて部屋を出た。
再びエレベーターに乗ると中から携帯電話でホテルの予約を取る。
康平のダブルで・・と言う言葉を聞き恵美子は康平に寄り添った。
ホテルは真向かいにあり康平は鍵を受け取ると恵美子と部屋に向かった。
部屋に入るなり後ろから恵美子が康平にしがみつく。
康平は向きを変え恵美子を抱きしめた。
「局長・・私・・夢見たいです。」
康平は恵美子の肩を抱き奥へ進んだ。
ベッドに座ると恵美子を優しく倒し唇を奪う。
康平は恵美子のスカートの下から手を入れ股間部を弄った。
恵美子は康平が触りやすいように足を開いていく・・・・
康平は起き上がり恵美子のスカートを捲った・・・・・
恵美子のストッキングを脱がそうとする康平・・
恵美子は、ごく自然に腰を上げて康平に協力した。
ショーツは真っ白地に銀の刺繍が施されたセンスのいい形をしていた。
康平が恵美子の肝心な部分の窪みに指を当てると液体がショーツに染み渡っていく。
恵美子は、膝を立てると自ら乳房に手を当てもみ始めた。
「局長・・・私・・・私・・ぁぁ・・無茶苦茶になりたい・・・・・・」
「恵美子君・・・」
康平は服を脱ぎ真っ裸になった。
恵美子もそれを見て取り自分で服を脱ぎ始める。
恵美子は康平の肉棒に恐る恐る手を運び康平を下から眺めるとゆっくりと口に運んでいった。
「・・ングッ・・ゥッ・・ぁぁ・・局長・・の・・大きい・・ァ・ィィ・・」
康平は恵美子の舌技に唸った。
（上手いな・・・。）
康平は恵美子をベッドに寝かせた。
上から覆い被さり恵美子の首に舌を這わせる・・・
徐々に乳房から下腹部へ移動していく。
「ァァァ・・・ンゥー・・アァ・・」
恵美子の恥丘は、濃くもなく薄くもなくといった形のよい陰毛で覆われている。
しかし女芯は異常に大きく薄皮から半分程度が顔を出していた。
康平は、それを口に含み軽く吸った。
「ウァァァーー・・・・・ァアアァ・・・イィィィー・・」
恵美子の蜜壷からは透明な液体が溢れてきていた。
康平は恵美子の足を持ち上げ蜜壷に舌を挿入する・・。
「クゥゥゥーー・・ウゥゥゥゥゥー・・・」
かなり感度もいいようだ何度も新しい液体が湧き出てくる。
康平は足を下ろすと再び恵美子と向き合った。
目を潤ませ康平を見つめる恵美子・・・・
今度は恵美子のほうから舌を絡ませてきた。
康平はそのまま肉棒を恵美子の蜜壷に当てるとゆっくりと突付き始める。
恵美子は声をあげながら自ら股間を押し当ててきた。
康平は半分ほど挿入し恵美子を焦らした。
恵美子は顔を顰めながら目で催促してくる。
「アァァーー・・・局長・・入れて・・イレテェェーー・・イヤァーー・・」
恵美子は足で康平の腰にしがみついた。
強い力で引き寄せようとする。
康平は恵美子の乳房を掴み肉棒を根元まで挿入した。
「オアァァァァァーー・・ウゥゥクゥゥゥーーー・・・」
康平が上下に腰を動かし始める。
恵美子は首を左右に振りながら悶え狂っていた。
康平が肉棒を抜くたびに恵美子の蜜がシーツに迸った。
康平は仰向けになり恵美子を起こす。
恵美子は康平の胸に手をつき暴れ始めた。
「ンアァァ・・・イイ・・イイ・・イイィィィィ・・オォォ・・アァァ・・す、凄い・・局長・・凄いぃぃ・・・あぁぁ・・あ・・ぁ・・奥に・・奥にグゥゥゥ・・壊れそう・・・イヤァァ・・気持ちいいぃぃぃ・・ンアァァー・・壊れちゃうぅぅーー・・突いて・・突いて・・・突き上げてェェェェェェェー・」
恵美子の乱れ方は凄かった。
これが、昨日までの、あの三林恵美子とは、とても想像がつかない。
正直、モデルといっても誰も疑わない程の美貌に変身し、そしてＳＥＸも嫌いではなさそうだ。
康平は結合を解くことなく恵美子を反対に向かせた。
そして恵美子を四つん這いにさせバックから突き上げていく・・
恵美子が後ろを振り向き康平を見つめながら叫びまくる。
「ンオォォォォーー・・・き、気持ちいいぃぃー・・・もっと、もっとぉぉーーああ・・いい・・いいのぉぉー・・イヤァァー気持イイィィ・・アァァァァー局長・・もっと・・・もっと・・激しくしてぇぇぇぇぇー・壊してぇぇぇぇー」
（す、凄ぇな・・）
康平は、恵美子の要求どおり思いっきり一番奥の壁を突きまくった。
亀頭部がコツコツと当たる。
康平は恵美子の菊門に指を入れた。恵美子の蜜壷が閉まる。
（ん？・・ここも初めてじゃないな・・。）
恵美子は大きく口を上げて絶叫し始めた。
「ウアァァァーー・・ククゥー・・イク・・局長・・イッチャイソォォーー出して・・中に・・・出して下さいィィィ・・んアァァァァァーー・・・」
「行くぞッ・・」
康平の言葉に恵美子は腰を高く上げて応答する。
康平は恵美子の蜜壷が壊れるんではないかという位に思いっきり腰を当てた。
「イクッ・・ァ・・ア・・イヤァァァァァァァァァーー・・・」
恵美子は白目をむいて前に倒れた。
うわ言の様に何かを呟いている・・
「ぁ・・熱い・・キ・・キョ・・ク・・チョウ・・のが・・・熱・・ぃ・・」
恵美子は足を大きく開いたままうつ伏せで余韻を楽しんでいた。
蜜壷からは康平の分身が流れ出していた・・・・・
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