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（４８）
「おはよう。」
山岸が玄関ロビーで、出社して来た礼子に声を掛けた。
「あ、課長。おはようございます。」
「来週の準備はどうだい？」
「はい。もう準備万端です。」
来週から礼子の企画した企業間交友の旅行だ。
礼子は、名倉の事もあり、あまり行きたくは無かったが社の優位事業であるためしょうがない。
今日中に、作戦を練って里美と順子に手伝ってもらおうと考えていた。
礼子は山岸とオフィスへ向かった。
その時、礼子はある事を思いついた。
（名倉補佐は男に弱かったわね・・そうだ課長にも協力してもらおっと。）
礼子は山岸を利用して名倉の精神状態を揺さぶろうと考えた。
「ね、課長。今からどう？」
山岸は、二つ返事で礼子の誘いに承諾した。
「先にオフィスに顔出してから応接室に行くから待っててください。」
「わ、わかった。」
礼子はそう言うと一人でオフィスに向かった。
礼子は、席につき事務の通告を済ませると席を立った。
「ちょっと１時間くらい出て来るからお願いね。」
「はい。」
礼子は係の女の子にそう言うと、トイレに向かった。
用を済ませるとショーツを脱いでポケットにしまい山岸の待つ応接室に向かう。
礼子が応接室に入り鍵をかった。山岸は礼子に飛びつき抱きしめる。
「課長、慌てないで・・。」
礼子は、山岸から離れるとスカートを脱ぎソファに横向きに座り足を開いた。
山岸もズボンを半分下ろし礼子の横に座る。
「課長・・いいわよ。」
山岸は礼子の蜜壷に口を運んだ。
必死で舌を使って礼子の蜜壷とア○ルを舐め上げていく。
「ぁぁ・・ネェ・・課長。お願いがあるの。」
山岸は下から礼子を眺めて返事をする。
「なんだい？何でも聞くよ。」
「庶務課の名倉補佐を懲らしめたいの。」
「ああ、あの狸女か。」
山岸は起き上がって礼子に答える。
「でも、何で？」
礼子は山岸の肉棒を握って優しく愛撫しながら事情を説明した。
山岸は快感で肉棒が一気に怒張していく。
礼子は山岸に協力をして欲しい内容を説明した。
「わ、私が・・か？」
「いいじゃない課長・・もし、やってくれるなら部署が変わっても暇見つけるわよ。」
「んーーっ・・」
「そう言えば、先日、岡本課長に飲みに誘われちゃった。」
「な、なにぃー・・岡本にぃ？」
「岡本課長も格好いいものね・・迷ってるの・・ＯＫ出そうか。」
山岸は礼子をライバルの岡本に取られることを心配して即、礼子の依頼を承諾した。
しかし礼子の依頼は、難しかった。
まず、名倉を呼び出して近いうちに部長会で名倉を昇格推薦をしてやると嘘言し、その気にさせて身体の関係まで持っていく。更に打ち合わせしておいた高田と名倉が密会している現場に山岸が踏み込み二人を罵倒する。
その後、それをネタに名倉の野望を暴き、出来れば名倉の羞恥姿をカメラに収めそれが偶然にも部下の礼子の手に渡ってしまったと名倉に告げる。
後は礼子が処理をすると言った具合だ。
「じゃぁ、課長やってくれるのね？」
「も、勿論だ。そのかわり・・」
「解ってるわ。岡本課長の誘いにも乗らないし、課長とも関係を続けてあげる。」
そう言うと、礼子は山岸の肉棒を口に含み山岸を見つめて微笑んだ。
山岸は、礼子の淑艶の表情に眩暈がした。
礼子のためなら何だってやるという意思が沸いてきたのだ。
礼子の熟達した舌技に山岸は早くも、もよおして来た。
山岸は、礼子の口から肉棒を抜くと再び礼子の蜜壷に舌を這わせる。
礼子は足を背もたれに掛けて舐めやすいように山岸に協力した。
「おぉ・・礼子君・・」
礼子は蜜壷に指を入れて中を開き山岸に見せ付ける。
山岸は、舌をホールに差し込んだ。
「ン・・ク・・クゥゥゥー・・・」
「礼子君・・どうだい？」
「もっと・・もっと舐め回してぇぇぇー・・」
礼子の蜜が菊門まで到達し始めた。
山岸がそれを見て取ると立ち上がり礼子の乳房を揉み始める。
礼子は山岸の肉棒を掴み蜜壷を擦り始めた。
そして、ゆっくりと中に導いていく・・・
「課長・・・ココも触ってぇぇ・・」
礼子は女芯を捲り突起した芽を山岸に見せ付ける。
ピンク色に輝いた礼子の女芯を山岸は指の腹で優しく撫で上げていく。
「ァァァ・・・イィ・・イィ・・」
山岸も気持ち良さに顔を歪めた。
「課長・・じっとしてて・・」
山岸が礼子の言うとおり腰の動きを止めた。
礼子は、蜜壷を巧みに締め始める。
「おぉ・・お・・す・・凄い・・何かが・・礼子君・・うぅ・・締まる・・っ」
「どぉう・・課長？」
「ウゥ・・ウッ・・ひ・・ヒダが・・か、絡み・・付いてくる・・」
礼子は、蜜壷から垂れる液体を拭い取り菊門に塗りこんだ。
自ら指で出し入れすると山岸に挿入を促す。
「課長、この間の約束どおりア○ルに入れさせてあげる。」
礼子は、そう言うと足を大きく開き自分で足を抱え込むと山岸に促した。
山岸は、歓喜の声を発し礼子の菊門に肉棒を当てがうと、ゆっくりと侵入していった。
「ぁぁ・・課長ォォォ・・・」
山岸が完全に肉棒を埋めるとゆっくりと出し入れを始めた。
しかし、蜜壷以上の締め付けに山岸はあっという間に限界に到達する。
礼子も、口を半開きにし蜜壷から大量に愛液を流し始めた。
「も、もう駄目だぁ・・出るっ。礼子君っ・・」
そう言うと山岸は礼子の菊門の中に放出した。
礼子も同じく快感に襲われる。
「アァー・アァー・ア・ンアァァーー・・出てるぅぅー・中で・課長のがぁぁぁ・・」
山岸は、気持ち良さに精力を奪われていく錯覚を起こし足が震えていた。
礼子も激しく女芯を上下に擦っていた。
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・あぁ・カ・・・課長・・気持ちよかったゎ・・」
山岸が朦朧としながら、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。
礼子は足を閉じゆっくりと起き上がる。
「れ、礼子君・・私は・・君のためなら何だってやるぞ・・。」
礼子は微笑みながら答えた。
「ありがとう・・課長。」
そう言うと礼子はティッシュを当てがい下着を着けた。
化粧を直し山岸にウィンクをして応接室を出ていく。
山岸は礼子の形の良い腰ラインを眺めて溜息をついた。
（ふぅー・・・・さて、さっそく名倉君に会いにいくか・・・）
礼子は、内線で高田を呼び出し山岸の協力で名倉を陥れる内容を説明した。
高田は、不安そうに礼子に聞きただす。
「大丈夫です。少なくとも高田部長には被害はいきませんから。」
「わかった。荒尾君、よろしく頼む。」
「もう、行動は起こしていますよ。」
「えっ？」
「今頃、山岸課長が。・・今回の事は、あっという間にカタはつきますよ。」
「山岸君が・・。アッっという間に・・？」
「フフッ、部長、女なんて簡単です。」
高田は、礼子の自信ある言動に頼もしさを感じた。
山岸は、庶務課に足を運んでいた。
名倉を探すが席にはいないようだ。
係員に名倉の居場所を聞くと同じフロアーの休憩室に居るという事だった。
山岸は休憩室に向かった。
名倉は煙草を吸いながらコーヒーを啜っていた。
名倉が山岸に気付き頭を下げる。
「やぁ、名倉補佐、休憩かね？」
「ええ、課長、この度は昇格おめでとうございます。」
曇った表情で山岸に答えた。
名倉もよく解っているのだろう。礼子は山岸の直属の部下であるし少なからず礼子の昇格に関わっていると思っていたのだ。
「名倉君、ちょっといいかね？」
「ええ、構いませんが・・。」
「実はね、今回の昇格の事なんだが私はてっきり君が上に上がると思っていたんだよ。」 名倉が表情を変える。
「えっ？ 荒尾さんは課長の推薦じゃなかったんですか？」
「いや、全く知らなかった。人事発表で始めて知ったんだよ。それに君はどう思ってるか知らないが私は、あまり荒尾君とは気も合わないし関わりが無いんだよ。」
「そうなんですか。私はてっきり・・・。それで・・私に何の御用で・・」
「私は、四月から部長になると幹部会に出席するようになる。そこで人事会も２ケ月に１回づつ行うんだが、今度は君を私自ら推薦しようと思ってね。」
山岸の話に名倉の表情が一変してきた。
「ほ、本当ですか？」
「ああ、高田部長から、ちらっと君の噂を聞いてね。彼の言う事なら私も賛同しようと思っているんだ。」
「は、はい。ありがとうございます。で、でも高田部長と仲はいいんですか？」
「ああ、彼には昔、私も面倒を見てもらってね。彼は次期役員候補だし、そういう私も満更でもない。」
「そうなんですか。」
「ああ。ところで君も高田部長を知ってるようだが、まさか変な関係は持っていないだろうね？」
名倉は一瞬、顔色を変えたが首を振りながら答える。
「と、とんでもありません。ただ、ちょっと仕事の事を相談したことがあって・・。」
「そうか、君を推薦する以上、私も君の事を色々と知っておきたいし高田部長からも４月からの人事は僕にも１枚噛んで欲しいそうなんだ。」
名倉の目の色が変わったのを山岸は見逃さなかった。
「ところで、君は、まだ独身だったね。」
「は、はい。」
「君みたいに色気のある女性を放っておくなんてうちの男共も見る目が無いな。それとも君は男性に興味がないのかな？」
「そんな・・課長。ただ仕事に没頭してきただけです。」
「どうかね、今夜、一杯やりながら話でもしないか？」
「ぜ、是非、ご一緒させてください。あの・・その後も・・・私・覚悟してます。」
「ん・・、ははっ、うん、まぁ・・それは、今夜に。」
「はい。」
「じゃ、７時にターミナル前の割烹料理屋で待ち合わせしよう。」
「わかりました。必ず行きます。」
名倉は、ひどく興奮していた。
山岸も上手く名倉を誘い出す事に成功し胸を撫で下ろしている。
山岸は、課に戻ると礼子に成功を伝える合図をした。
礼子はウィンクを返す。
− 終業 −
山岸が帰り支度をしている礼子に近づいた。
「礼子君、ホテルはクレージュホテル５０５号室だね。」
「ええ。間違えないでくださいね。」
「わかった。じゃ、礼子君、君のシナリオ通りにやって来るよ。」
「課長、成功を祈ってます。」
礼子は、昼間にホテルを予約しておいたのだ。
一方、高田は名倉元子に電話し礼子の言われたとおりのことを話す。
「名倉君か？」
［あ、高田部長、何の御用？］
「今夜、暇かね？」
［今日は、ちょっと用があるので無理です。］
「そうか。実は先日、私の目を掛けてる山岸君から君の昇進の事で話があってね。それで私も君に話しておきたいことがあるからと思って電話したんだが。」
「え？」
名倉は、迷った。しかし山岸とも会わなければ高田に具申してくれる可能性も低くなる。
高田と違って山岸は自ら推薦してくれることを促してくれるからだ。
今日は、高田の誘いを丁重に断る事にした。
「そうか、じゃ今夜、電話をするかもしれないが必ず出てくれ。重要な事だから。」
［わかりました。］
／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／
山岸は、名倉元子の待つ割烹料理店に向かった。
山岸が店に入ると名倉元子は既に到着していた。
店員が山岸に名前を聞く。
「山岸様ですね。お連れ様がお待ちです。」
そう言って山岸を個室の和室へ案内した。
「やぁ、待たせたね。」
名倉元子が挨拶を返す。
「いえ、とんでもありません。」
名倉元子は、会社にいるときよりも化粧が濃かった。
座ったとたんにキツイ香水の匂いが鼻につく。
明らかに、この後の事を覚悟しているようだ。
「じゃ、名倉君、飲もうか。」
「はい。」
山岸は適当に料理を注文し酒を注ぎ交わす。
名倉元子は、よほど期待しているのであろう人事の事をしきりに山岸に聞いてきた。
「ま、会社でも言ったが、君は社歴も古いし女性として管理職になれば一層、会社も発展すると思ってね。」
「私、そうなれば頑張りますわ。荒尾さんなんかに負けません。」
「うむ。期待してるよ。ところで失礼だが君はいくつになるね？」
「３８歳です。」
「ほぉう、そうか、色々な面で魅力ある年齢だね。」
名倉元子は、色っぽく山岸を見つめた。
「そうでしょうか？」
「彼氏はいないのかね？」
「はい。」
名倉元子も酒が入ると徐々に口も軽くなり聞きたくも無い事を喋り始める。
「私も、結婚はしたいんですが仕事も好きだし・・。」
「でも彼氏が居ないとなると欲求も溜まるんじゃないかい？」
「そ、それは・・」
名倉元子は、山岸の言葉に揺れ情事を目で訴えてきた。
「君が、僕に着いて来るというなら面倒を見てもいいよ。」
「えっ？」
「自分で言うのも何だが私も将来は役員まで辿りつけると思う。私と深い付き合いをしておけば、損は無いと思うが・・。」
名倉元子は、もはや目先の事しか考えていない様だ。
「私、課長に身も心も預けます。愛人にでも・・・」
「そ、そうか。」
（何が、愛人だよ・・ったく。しかし礼子君の為に我慢を・・。）
「課長のためなら何だってやる覚悟ですわ。」
山岸は思った。とても社の管理職は名倉元子には務まらないと。
礼子が言う様に頭は賢くないようだ。
明らかに礼子との実力の差は歴然であり反対に降格したいくらいだった。
「うむ・・しかし君はオッパイが大きいねぇ。」
名倉元子が、山岸の隣に移動し身体を密着させて酒をついで来た。
山岸は嫌々、名倉の尻を撫でた。
名倉元子も、その気なのであろうスカートの中が見えるように足を崩すと山岸に微笑み返す。そして山岸の手を握りスカートの中へ導いた。
山岸は名倉元子のスカートの中に手を入れて股間部を触る。
「ふむ、かなり湿っているようだね。」
「嫌ですわ。課長・・でも感じちゃう・・・」
そう言いながら更に足を開いていく。
「しかし、私は、よく濡れる女性が好きでね。多少、淫乱でＨな言葉も平気で言う女性のほうが好感が持てるんだよ。ＳＥＸは好きかい？」
「課長、私、大好きなんです。家でもついココに指がいってしまって。」
「私も、妻によく変態と言われるくらい厭らしい事が好きなんだよ。特にアブノーマルな事が好きでね。妻との行為をビデオやカメラで撮っては一人で、それを見ながら興奮するのが好きでね・・。」
「フフッ、課長、男の人はＨじゃないと出世できませんわ。」
山岸は心の中で元子の言葉に大笑いしていた。
しかし名倉元子がＳＥＸを好きなのは本当だろう。
かなり男に対して飢えを感じていると直感した。
「じゃ、行くかい・・ホテルにでも？ 」
「はい、是非。課長のようなハンサムな男性に抱かれるなんてもう考えただけで・・私、オ○ンコがビチョビチョで・・」
「おぉー、その遠慮のない卑猥な俗語もいいね。実は、ホテルも取ってあるんだよ。」
「えぇー・・嬉しいです。」
「どうだい。実は今日もビデオとカメラも持ってきてるんだ。君を撮らしてくれないかな。君みたいなセクシーな女性を画面で見ながら一人でやるのが私の趣味なんだよ。」
「ええぇ・・」
元子は躊躇しているようだが昇格できるならなんて事のない要求だった。
「わかりました。課長に撮られるんなら・・・綺麗に撮ってください。」
山岸は、笑いを堪えるのに必死だった。
山岸は、名倉元子を従えて店を出た。
タクシーを拾うとクレージュホテルを運転手に告げる。
「課長、あんな高級ホテルに・・」
「君みたいな女性とは、こういうホテルじゃないとね。」
名倉元子は、山岸にぴったりと寄り添い頭を肩に預ける。
山岸は、気のせいか寒気を感じた。
（どうなる事やら・・）
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