（７４）

−　翌朝　−

「康平、明日は何時に美紀さんたち来るの？」
「ああ、・・・まだ話してないが夕方早めに家で飯でも食おうか？」
「そうね。亜美は、義兄さんとお姉ちゃんが、どこか泊まりで連れてってくれるって言ってたし朝から暇は暇なんだけど。」
「そうか。ま、今日話してみるよ。」
「うん。会社に電話して。」
「わかった。じゃ行ってくる。」
「いってらっしゃい。」

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　康平がセンターに着くと、ちょうどエレベーターの前で恵美子とバッタリ会った。
「あ、局長、おはようございます。」
「よぉ、おはよう。」
　二人はエレベーターに乗り込む。他の社員も一斉に乗り込んできたため康平と恵美子は一番奥に押されてしまった。
　恵美子が笑みを浮かべて小声で康平に喋りかけてくる。
「局長、いよいよ明日ですね・・。」
「ああ、礼子が何時くらいに来るかって言ってたぞ。」
「えっ。」
「朝から娘が姉夫婦と出かけてしまうんだ。良かったら早めでもいいってよ。」
「そうなんですか。美紀に話して、お昼には、お邪魔しようかな？」
「ああ。いいよ。」
「でも、今日、美紀休みなんですよ。」
「そうか。じゃ電話で聞いてみろよ。」
「ええ。そうします。」
　康平は、後ろから手を回して恵美子のヒップを撫で上げた。
　恵美子は、いきなりの康平の行動に下から見つめて頬を染めている。
　康平と恵美子がエレベーターを降りる。
「局長ぉぉ・・感じちゃうじゃないですかぁー・・」
「ははっ、濡れちゃったかい？」
「もぉう・・。」
「そうだ、後から製鉄に行くから君も一緒に来てくれ。」
「・・・・はい。わかりました。」

−　ＩＫ観光　−

「礼子君・・・」
　礼子が、開発会議を終えロビーの休憩室でコーヒーを啜っていると山岸が、げっそりとした表情で現れた。
「あら、山岸部長、何か御用ですか？」
「・・礼子君、き、君・・岡本部長と先週末にデートの約束を・・したんだって？」
「・・えっ？・・・デートですか？」
「岡本部長が自慢げに私に話していたが・・」
「・・さぁ、何のことですか？・・私、さっぱり・・。」
　山岸は礼子が惚けていると勘違いしているようだった。
「礼子君、確かに他の男性と付き合うのは君の自由だがちょっと酷すぎるよ。」
「部長、私、一体何の事だか検討がつかないんですけど。」
「えっ・・ほ、本当に約束してないのかい？」
　礼子が笑いを堪えて山岸に言い放った。
「山岸部長、からかわれたんじゃないんですか？」
（・・くっ・・岡本の奴・・・・）
「部長、それで気の抜けたような態度だったんですね。」
　礼子は、クスクスと笑いながら山岸の早とちりに呆れていた。
「・・い、いや・・・・その・・・・まぁ・・」
　礼子は山岸に悪戯をしてやろうと大きく足を開きスカートの中身を見せ付けた。
　ガーターの上にブルーのショーツが艶やかに映えている。
　山岸は思わず礼子を押し倒したい衝動に駆り立てられた・・・
「れ、礼子君・・・・い、今から・・・」
「んー・・・そぅねぇー・・明日、主人とプレーする約束があるし・・」
　山岸は、もはや理性のコントロールがつかなくなっている。
　泣きそうな顔をして礼子に必死で祈願した。
「れ、礼子君・・頼む・・・見るだけでも・・・・」
　礼子は、正直、今日は入れられたくなかった。
　しかし、山岸の必死の形相を見て可愛そうに感じてきたのだ。
「部長、本当に見るだけですよ。」
「ああ、約束する・・絶対だ。」
「じゃ、いつもの所へ行きましょうか？」
　山岸は、既にポケットにマスターキーを持っていた。
　礼子は、笑いを堪えて山岸の後に続いた。

　応接室に入ると山岸が礼子のスカートを捲り上げてくる。
「部長、ちょっと待って・・・慌てないで。」
　礼子は、スカートを捲くると、そのまま椅子に座りショーツを横にずらした。
　亀裂を指で軽く広げて山岸に見せ付ける礼子・・・
　山岸は礼子の前に跪き礼子の蜜壷の前に顔を近づけてくる。
「部長、まだ触っちゃ駄目よ。」
「・・・ぁぁ・・解ってる・・」
　礼子は亀裂の上に指を当て女芯の薄皮を捲って突起を山岸に見せた。
「・・ぁぁ・・部長・・・息吹きかけてぇぇー・・」
　山岸が口を窄めて礼子の女芯に息を吹きかけると礼子の閉じた亀裂からうっすらと蜜が垂れてきた・・
「部長・・私の・・お汁を零さないように吸ってぇぇー・・」
「・・い、いいのかい？」
「・・ぇぇ・・ぃぃゎ・・」
　山岸は礼子の亀裂に舌を這わせて溢れてくる蜜を掬い取っていった。
　山岸の股間は、一気に怒張をみせスラックスが窮屈になっていく・・・
　苦痛の表情でチャックを下げる山岸・・
　礼子が足で山岸の肉棒を突付きはじめると、山岸は音を立てながら一層激しく礼子の蜜壷を舌で舐めあげていった。
「れ、礼子君・・・私は・・・我慢が・・・」
　それを聞いた礼子は、山岸を立たせてズボンごと膝まで降ろす・・
　山岸のいきり立った肉棒を掴み上下に擦り始めた・・
「くっぅぅー・・れ、礼子君・・・入れさせてくれーっ・・」
「今日は駄目よ。約束したでしょ。」
　山岸は、ガックリとしながらも目を瞑り礼子の手の動きに腰を合わせていった。
　礼子が、山岸の袋を握り軽くもみ始める・・
「礼子君・・・駄目だ・・イキそうだ・・・」
　礼子は山岸から離れ再び椅子に座った。
「部長、私の一人Ｈ見せてあげるから自分で処理して・・。」
　そう言うと礼子は、ショーツを脱ぎ大きく足を開いて蜜壷を露にした。
　優しく女芯を触り腰を淫らに振り山岸を挑発していく・・
　礼子は山岸が、自分の蜜壷を見ながら自ら肉棒を上下させている姿を見て興奮を隠せなかった。
「・・ぁぁ・・部長が私のオ○ンコ見て、感じてるぅぅぅー」
「れ、礼子君・・もっと開いて見せてくれっ。」
　礼子は蜜壷を一杯に広げて要求に答えた。
　さすがの礼子も興奮で声を押さえる事が出来なくなってきた。
「・・ぁぁぁ・・いぃぃ・・感じちゃうぅぅー」
　礼子は指で強く女芯を擦り続けた・・・。
　山岸は礼子に近づき膝を付いて礼子の蜜壷を凝視した。
「・・あぁぁぁ・・もっと・・もっと・・見てぇぇー」
　礼子の蜜壷からは大量の愛液が流れていた。
「うぅぅぅぅぅぅー・・・イッチャゥゥゥゥゥゥゥーーーーッ・・・」
　礼子は顔を後ろに反り腰を突き上げると潮を吹き始めた・・
　２、３回、飛沫が上がっただろうか・・
　山岸は礼子の蜜壷に口を被せて勢いよく蜜を吸っていく
　その瞬間、山岸も大爆発し跪いた床の上に分身を巻き散らかしていった。
「ぐぅぅ・・・・んぐっ・・・ふぅー・・礼子君・・・汁がとろとろだっ・・」
「いやぁーん・・部長・・・変なこと言わないでぇぇぇー・・」
　礼子の蜜壷を綺麗に舐め上げた山岸は礼子を見つめた。
　礼子はニッコリと笑いながらショーツを穿き身なりを整える。
「部長、凄く気持ち良かったゎ。・・今度はちゃんと・・・・・ねっ。」
　礼子は、山岸にウィンクを送って部屋を後にした。
　山岸は心なしか満足したようだったが、自分の姿を確認し空しさも感じていた。

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「局長、この資料をどうするんですか？」
　製鉄で所用を済ませた康平と恵美子が、帰りの車の中で話を続けている。
「それを、２ヶ月で、君が分析してくれ。」
「えっ？」
「太平洋グループ各社の今までの営業実績と利益データだ。」
「はい、解りました。でも２ヶ月もいりませんわ。」
　康平は満足そうに頷いた。
　普通の人間なら参ってしまうであろう誇大な事務も恵美子は平然と言ってのける。
「恵美子、ちょいと、昼まで軽くデートでもしていこうか？」
「えっ、本当ですか？」
「ああ。」
「こういう時に私服ってのはいいですね。」
「見つかり難いからな。」
「・・でも嬉しいです。局長とデートなんて。」
「明日の前哨戦でもしようか？」
「やったぁー・・嬉しいぃ・・本当ですかー・・」
「ああ、いいよ。プライベートになれるところがあるんだ。」
「キャァー、最高ぉぉー・・」
　恵美子は、自然と股間に手がいってしまう。
　康平は、甲斐の経営するドーム型のリラックスハウスに向かった。
　都心から数十分離れた所にあるのだが回りは自然に囲まれログハウス風の建物が５０近く並んでおり康平はその中でもデラックスルーム付きの１建を甲斐から安く購入していたのだ。
「えぇ、局長・・あのＮパークに家持ってるんですか？」
「家というほどでもないが、礼子とたまに利用してるよ。」
「礼子さんと行くということは・・・フフッ。」
「君も想像が先回りするねー・・。」
　恵美子が舌を出しておどける。
　康平は笑いながら車を飛ばした・・。

「ここだよ。」
　車を直接、横付けし康平は恵美子を降ろす。
　鍵を開けて恵美子を中に招いた。
　室内は、広々としたフロアーで、壁はレンガ調にデザインされ小階段を上るとすぐに大型ベッドが置かれていた。
　浴室も完備されており外の景色が一望できる大きなガラスの窓が粋な感じである。
「うわぁー、素敵ぃぃー・・・外国に来たみたい。」
　恵美子は、そう言うと康平に抱きついた。
　康平は恵美子の片足を持ち上げスカートの中に手を侵入させる。
　恵美子の股間に触ると既に潤いの感触を確認できるほどだった。
「恵美子、もう濡れてるな。」
「いやぁ、局長・・恥ずかしいゎ・・・」
　康平は恵美子の衣服を全て脱がし自分も裸になると恵美子を抱き上げ大きなソファの上に移動する・・・
　恵美子の張り付いた陰毛を軽く掻き揚げると恵美子がキスを要求してきた。

　康平は恵美子と舌を絡めながら乳房を優しく愛撫し始める・・・
「局長・・・」
　恵美子は康平の股間に顔を埋めた・・
　味わうように舌を駆使して康平の感度を高めていく。
　康平はソファに仰向けになり恵美子を上から跨がせた。
　恵美子の亀裂が康平の顔の上で歪めながら妖しく動いている。
「・・ンッ・・グッ・・ンゥゥゥゥゥゥゥー・・・」
　康平は起き上がって恵美子を腰に跨がせた。
　恵美子は康平の肉棒を握ると自分の股間を覗きこみ静かに亀裂に沿って上下に蜜を塗っていく・・・
「局長ぉ・・もう我慢できない・・入れちゃうぅぅ・・・」
　恵美子は、康平の首にしがみ付きゆっくりと腰を落としていった。
「・・ゥゥゥゥ・・・ァァァァアアアアー・・・イィィィィィィィーーーッ・・」
　恵美子は、康平の肉棒を根元まで咥えこむと円を描くように腰を回し始めた。
　康平は恵美子の乳首に吸い付き軽く歯で噛むと更に声を荒げて絶叫する・・・
「・・ハゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーー・・・」
　康平は恵美子を腰から降ろす・・
「いやぁーー・・局長・・抜かないでぇーー・・」
　康平は恵美子を前からソファに凭れさせた。
　恵美子が腰を激しく振って康平を誘う
　康平は、恵美子の腰を掴むと蜜壷をめがけて一気に肉棒を挿し込んだ。
「グゥゥゥァァァァァァァァァァァァァー・・・イィィィィー・・」
　恵美子自ら腰を打ちつけてくる。
　恵美子の蜜壷に見え隠れする康平の肉棒が蜜で怪しく光っていた。
　結合したまま恵美子は立ち上がり真下から顔を覗かせて康平の袋を握った。
「局長ぉぉぉぉぉー・・・イィィィィィィー・・イキソォォーー・・」
　康平は恵美子をソファに座らせた。
　恵美子は足を抱え込み蜜壷を曝け出す。
　康平は恵美子の膝を押さえて再度、挿入し強く激しく打ち込んでいった。
「ングッ・・ングッ・・アゥ・・アゥ・・・アゥゥゥゥゥゥゥゥー・・・」
　恵美子は目を開けて康平の出し入れする様を眺めている。
　口を半開きにして自分が杭を打ち込まれている状態に快感を増加させていた。
「アゥゥー・・イキソ・・アァ・・イキソォォー・・・・局長・・・アァァー駄目ぇ・・イクゥー・・アァァー・・イク・・イク・・イクゥゥ・・ウゥゥオアァァァァァー・・・・・イヤァァァァァァァァァァァァァァァァーーッ」
　康平も同時に恵美子の中で果てた・・
　恵美子が薄目で康平を見つめて唇を舌で淫艶に舐めあげている・・
「恵美子、お前のココは、感度良すぎるな・。」
「いやん・・局長だから・・・よ・・」
　康平は、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。
　恵美子は、足を抱えたまま蜜壷を指で開いて覗き込む・・・・
「ぁぁ・・凄い出てくるぅぅー・・・局長・・私・・何か嬉しい・・わ・・」
（・・う、嬉しいって・・）
「そ、そうかい？」
　康平は、時計を見た。
「恵美子、そろそろ行くぞ。」
「え、あ、はい。」
　二人は一緒にシャワーを浴びた。
「恵美子、明日も楽しみだな。」
「あん、局長、濡れちゃうから言わないでぇー・・」
　二人は、数十分後、センターに戻った。

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　センターに戻った後、康平は礼子に電話をし昼に美紀と恵美子がくる事を話す。
「わかったわ。今日の帰りに買い物をしていくから。」
「ああ、頼む。」
　午後からは、事務に専念し片付けた業務の確認に没頭した。
　知らず知らずに就業時間を迎える・・
　事務室を覗くと既に残っているのは黒田と東堂だけであった。
「おぉい。そろそろ終わるか？」
「ええ、そうですね。」
　東堂が机に鍵を掛け片付けに入った。
「たまには、３人で飲みにいくか？」
　酒好きの黒田が即答で了解する。
「局長、いいところ見つけたんです。そこ行きましょう。」
「お、いいな。」
　東堂も同調した。
「よし、じゃ行くか。」
　３人は、揃ってセンターを出ると夜の繁華街に消えていった。