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（７８）
「康平君、今日で終わりよ。」
康平は、歯の治療のため歯科医である恭子の所にきていた。
「サンキュー、元に戻ったな。」
「ね、康平君・・・」
「ん、何だい？」
恭子は言い難そうだったが、すぐさま康平に話し掛けた。
「・・あの、康平君・・今日・・・暇ある？」
「・・え・・？・・ああ、まぁ・・暇といえば暇だけど。」
「・・そのぉー・・・また、あのお店に連れてってくれない？」
「え？・・・あ、ああ・・そりゃ、いいけど・・」
そうは言ったものの、康平は少々躊躇していた。
一昨々日は美紀や恵美子たちとの朝方までのプレーで精を使い果たしたにも関わらず、週明けの昨日は仁美とホテルで久しぶりの愛欲を交わしたばかりだったのだ。
「康平君。実はね、愛子さんと最近よく合って色々な話を聞かせてもらってるの・・」
「・・・ん・・どういうこと？」
「うん・・・・要するに愛子さんとは、共通の性感覚って言うのか・・・その・・」
康平は、前回の愛子と恭子で出かけたアルルでのプレーで恭子が愛子と性の趣味が似通ってる事は感じていた。
「さすがに愛子さんみたいに永久脱毛したりタトゥやピアスを入れたりすることまではしないけど、ＳＭ的なことが・・・」
「ふぅーん、恭子君がねぇー」
「康平君、変な風に思わないで。・・・あの時の快感が忘れられないの。かといって一人で行く勇気ないし愛子さんを誘っても、私は康平さんのものだから康平君と一緒で無いと裏切ってるようで嫌なんだって。」
「ふっ、愛子も相変わらずだな。」
「でも、康平君って確かに魅力あるわ。何か判らないけどＳＥＸ的なフェロモンを放っているのよ。私判るの愛子さんが惚れる理由が。」
「喜んでいいのか悪いのか、意味ありげな褒め方だな。」
康平は苦笑いをしながら恭子の誘いを承諾した。
「じゃ、行ってみようか。」
「本当、康平君・・」
「ああ、愛子に電話してみるよ。」
そう言うが早いか恭子は、技工士と事務の女の子に終了を告げて早速、後片付けを始めた。
康平は、待合室に戻り愛子に連絡を取る。
愛子の事だ。当然、嫌などというはずが無いと思ったが案の定、二つ返事で了解し、さっそく、ここまで迎えに来るといって電話を切った。
康平は、診察代を払い受診カードを受け取ると再度ソファに腰掛け愛子の到着を待つ事にした。
先に技工士の若い男が康平に頭を下げて出て行く。次いで事務の女の子が待合室のブラインドを降ろし治療室入り口の鍵をかうと康平に色目を使いながら診療所を後にした。
「康平君、お待たせ。」
「お、早いな。愛子が迎えに来るってさ。」
「うん。」
恭子のやけに嬉しそうな態度を見て康平も複雑な気持ちだった。
（しかし身体が持たんな・・。）
「え？ 何か言った。」
「・・い、いや・・何にも・・」
２０分ほど待っただろうか。愛子がガラス戸をノックし中に入ってきた。
「康平さん、お待たせしました。こんにちは愛子さん。」
「おう、すまんな。」
「ごめんなさい。愛子さん。迎えにまで来てもらって。」
「いいのよ、康平さんがいるところならどこでも行くわ。」
康平が照れ笑いをしながら食事に誘う。
「・・先に軽く食事でもしよう。」
３人は、地下から地上に上がり、愛子の車に乗り込むとアルルの方向に向かって車を走らせた。
いつものように、前にある寿司屋に入り腹を満たせた康平らはさっそく、アルルのあるマンションの１室に入っていった。
「いらっしゃいませ。」
「こんばんは。また来てしまったよ。」
「ありがとうございます。どうぞ奥へ。」
相変わらず丁寧な対応をする初老の男に個室の更衣室に通された。
愛子と恭子が、何を言うでもなく衣服を脱ぎ、好みの仮面を装着している。
愛子は、肝心な部分だけがくり抜かれた赤い皮のラバーショーツを穿いていた。
恥丘に躍るムラサキアゲハのタトゥが鮮やかだ。
恭子はラメ入りのガーターとストッキングで決めている。
手入れしているのか恥丘は無毛だった。
「恭子君、剃ってるのかい。」
「・・ええ、最近はずっと・・」
恥ずかしそうに答える恭子に愛子が近づきながら恥丘を撫で上げる。
「恭子さん、無いほうが相手も愛撫しやすいわよ。」
そう言いながら康平の服をハンガーに掛けロッカーに仕舞うと恭子を伴って中央フロアーの円形カウンターに座り、既に始まっていたＳＭショーを見学した。
康平も二人の隣りに座りバーボンを注文した。
恭子が手を自分の股間に伸ばしている。
無意識に腰を揺らしているようだった。時折、康平の様子を伺うように横目で視線を投げてきた。
康平は、悪戯っぽく恭子に質問をした。
「恭子君、何がしたい。」
「え・・あの・・・私・・・・」
愛子が気を使って康平と恭子を壁側のソファに誘い出す。
そこには４組のカップルが談笑していた。
康平が低めのソファに座ると同時に愛子が康平のショーツを脱がし唇を被せてきた。
恭子は康平に抱き寄せられて下を絡み合う。
傍にいたカップルの男性が康平を見て羨ましがった。
二人の女性に、抱擁される姿に興奮を隠せないようだ。
愛子はわざとヒップをその客達に向け亀裂を見せ付けている。
見せたがりの本領を早くも発揮してきたようだ。
恭子が康平の隣りに座りなおすと同じく足を大きく開き自ら女芯を触り始めた。
そして、そのまま康平の股間に上体を倒すと愛子と康平の肉棒を奪い合うように舌を這わせる。
実際、これほど自然に、そして、あっけらかんとプレーをすれば他の客達から注目されるのは当然だった。
康平は恭子の心理状態を察知し目の前の男性客達に言葉を掛けた。
「よかったら彼女の股間を近くで見てもいいですよ。」
そういうと男性客が恭子の下半身に顔を近づけてきた。
恭子は、低く呻きながら、その男性達に見えるよう更に足を大きく開き指で蜜壷を広げていく・・・・既に大洪水のようだ。
恭子の蜜壷を眺めていた一人の中年男性が女房らしき女性を呼びフェラチオを命じた。
一人の女性が行動を起こせば他の女性も自然と各パートナーに近づいていく。
女性らに恥じらいは無かった。
自分の亭主やパートナーの肉棒を擦ったり負けじと蜜壷を康平のほうに見せ付けている。恭子が顔を紅潮させながら声を発した。
「アゥ・・・な、舐めていいわよ・・・」
そう言うと中年男性が真っ先に恭子の蜜壷に舌を這わせ始めた。
「クゥゥゥー・・・ァ・・ァァァ・・」
恭子は康平の肉棒から離れてソファの背もたれに身体を預けた。
そして中年男性の頭を両手で掴むと自ら蜜壷を押し付け男性の頭を揺らしていく・・・・
「ンー・・・イィ・・イィィィー・・・もっと・・もっと舌を使ってぇぇぇー・・」
恭子は頭から手を離し蜜壷の肉襞を両手で左右に開くと女芯の薄皮を人差指で捲り上げ男の舌に押し付けていった。
男が舌先で恭子の突起を突付きはじめる。
「クゥゥゥゥゥゥー・・・・き・・・気持ち・・ぁぁ・・イィィィィィィィー・・」
その時、男が小声で呻くと自分の肉棒を咥えていた女性の口の中に分身を爆発させた。
「ングッ・・・ウゥゥ・・はぁ・・あぁー・・・あなたぁぁぁぁー・・」
女房らしき女性が口から分身を垂らしながら亭主に抱きついた。
愛子も康平の肉棒から口を離すと康平に抱きついて腰に跨いでいく。
「康平さん、入れてもいいですか・・」
康平は返事をする代わりに愛子の腰を抱きゆっくりと引きつけると愛子が康平の肉棒を握り蜜壷に導いていく・・・・・
「アゥゥー・・・康平さん・・・・ァァ・・・気持ちいいゎ・・」
愛子がゆっくりと腰を捻らしていった。
康平は愛子を前向きにさせる。
他の客も、それぞれプレーに突入していった。
恭子が康平と愛子に近づいてくる。
そして康平と愛子の結合部を眺めながら激しく股間を愛撫していた。
恭子は四つん這いになって康平の袋部分を舐め始めた・・・
その時、一人の男性が恭子の股下に仰向けになって頭を入れてきた。
男の下半身には、パートナーの女性が騎乗位で暴れている。
恭子は、男の顔の上に蜜壷を押し付けた。
男は舌を恭子に挿入する。
それを見ている男のパートナーが一層激しく腰を振りはじめた。
「あぁぁぁー・・あなた・・うぅ・・突き上げてぇぇぇぇー」
男の顔は恭子の淫汁でビショ濡れになっている。
恭子は膝を立てて男の口を中心に腰を上下し始めた。
「うぅぅ・・もっと・・もっと舌を使ってぇぇー・・もっとよぉぉぉー・・」
しかし男は、恭子の腰をにぎった瞬間、一気に頂点に達し爆発してしまったようだ。
パートナーの女性が腰から離れて男の肉棒を吸い出す・・。
恭子は満足しきれないまま、康平のとなりに近づいた。
「康平君・・・わたし・・・フロアーに出ていいかな？」
「え・・・あ、ああ・・いいけど。」
恭子は店員を呼んでＳＭショーの参加を告げた。
すぐに若い男性スタッフが恭子に確認に来る。
恭子が、スタッフからのプレー内容を承諾するとスタッフが恭子を優しく抱いて中央のフロアーに向かった。
「康平さん・・・イ、イキソォ・・・イキソォォォォォォォー・・」
康平は愛子を降ろして手をつかせると一気にスパートを掛けていく。
「ンアァァァァァァァァァァァー・・・壊れるぅぅぅぅー・・・」
愛子が激しく頭を振って絶叫した。
そして背中に鳥肌が立った瞬間・・・
「ウゥゥゥゥゥゥーー・・・イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥー・・」
客達が愛子の声で振り向いた。
グッタリとなった愛子を仰向けにさせ康平が一息つく・・・
愛子の亀裂からは、蜜が淫艶に流れ出していた。
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