（７）

−　翌日　−

　礼子は会社の食堂で遅い昼食をとっていた。
　周りには誰もいない。
　静けさの中でリズムのいいＢＧＭだけが流れている。
　食事を済ませた礼子はロビーのソファでコーヒーを啜っていた。

「荒尾君。」
「あ、課長。今、出社ですか？」
「ああ。取引先へ契約挨拶でね・。」
「そうですか。お疲れ様です。」
　山岸は、極々普通の態度で礼子に接している。
　そういう礼子も臆することなく山岸と相対していた。
「荒尾君、先日はありがとう。ご主人にはバレなかったかい？」
「ええ。大丈夫です。」
　礼子は嘘をついた。余分な事を言いたくなかった事もあるが仕事に影響してもつまらないし、わざわざ説明する必要も無いと思ったからだ。
「そうか。」
　山岸はホッっとした態度を見せた。
「そういえば課長、今日２時からＡＫ物産に行くんですが同行して頂けませんか？」
「ああ、来年の計画の件だね。」
「はい。先方も乗り気でしたし上手くいくと思います。」
「分かった。後で書類に目を通しておくから持ってきてくれないか。」
「分かりました。」
　山岸はそう言うとオフィスに戻っていった。
　礼子も山岸との一件が何もなかったかのような態度を見せている。
　時間になると、礼子は山岸とＡＫ物産に向かった。

・・・・・

「ふーっ、意外と早く片付いたね。」
「ええ、これで、この件も成功ですよ課長。」
「いやぁー、先方も物わかりが良くて楽だった。」
「ええ、いつもこんな感じで仕事が運ぶといいんですけど。」
　帰りの車の中で二人は、契約を取り次ぎ帰社に着いていた。
　信号で車は止まった。
　山岸は、先ほどとはうって変わり落ち着きのない態度で礼子を呼びかけた。
「礼子君。」
「はい。」
「・・・・。」
「どうしたんですか？」
　何か言いかけた山岸だったが礼子の返事に応えない。
　礼子は怪訝な表情を見せながら山岸の顔を覗く。
　信号が変わり車が走り出した。
「・・・課長。」
　礼子が呼びかけても山岸は無言だった。
　車が会社近くの裏路地に入っていく。
「課長、どこへ行くんですか？会社は・・」
　山岸は人気のない場所に車を止めると、少し間をおき、いきなり礼子に抱きついてきた。

「か、課長、、な、・・や、止めてください。」
「礼子君、私は君を・・・。」
　そう言うと山岸は礼子のスーツの下からブラウスを引き上げ胸を触り始める。
「課長、、だ、駄目です。誰かに見られます。」
　礼子は抵抗するが力が出ない。
　山岸は礼子のスカートに手を入れてきた。
　山岸は礼子のショーツの上から膨らみを愛撫してきた。
「か、課・・長っ・・・」
「礼子君、抱きたいんだ・・無性に・・・君を・・。」
　礼子は体の力を抜いていった。
　そして山岸の首に手を回した。
「わかったゎ。でも、ここじゃイヤ。」
　山岸は礼子の言葉に驚いたが礼子の顔を見ると唇を合わせ身体を離した。
「別のところへ行きましょう。」
「しかし、礼子君、・・こんな時間からホテルは・・・」
「・・・・・」
　礼子は、少し考えた後、山岸に問い掛けた。
「会社は、どうですか？空いた部屋はいくつもありますわ。」
　山岸は、一瞬躊躇したが意外と見つかりにくい場所かもと思った。
　二人は会社に着くと、一旦デスクに戻った。
　礼子は書類を部下に渡し、まとめるよう指示したあと自席に座るとパソコンを使って課長席の山岸にメールを打つ。
（第３会議室で１０分後に待ってます。）
　山岸からレスが返って来る。
（解った。）
　礼子は部下達に書庫で調べ物をしてくるといって席を立った。
　山岸も、礼子が出て行った１０分後に理由をつけて席を立つ。
　足早に第３会議室に向かった。

　山岸が会議室に入ると礼子は奥の棚の横に立ち外を眺めていた。
　山岸はドアをロックし礼子に近づいていく。
　礼子は、山岸の方を振り向いた。
　そして山岸は礼子を抱き寄せ唇を合わせた。
　手は礼子の臀部にあてている。

　礼子は山岸の愛撫に反応し器用にベルトを片手で外しはじめた。
　チャックを下ろすと、そのまましゃがみ込み山岸のモノを口に含んだ。
「うっ、れ、礼子君・・・」
　礼子は巧みな舌技で山岸の快感を煽っていく。
（す、凄い・・）
　山岸は礼子のフェラチオテクニックに、まさに舌を巻いていた。
　山岸は礼子の頭を掴みフェラを堪能する。
　しかし長く我慢が出来なくなった山岸は徐に礼子を立たせた。
　そしてスカートを捲ると礼子の股間に顔を埋める。
　礼子はガーターとストッキングだけしか着けていなかった。
「れ、礼子君・・下着は・・・。」
「もう脱いでおいたの。」
　礼子のスカートのポケットから薄紅のショーツが顔を出していた。
　そして礼子は大胆にも足を開き自ら花弁を開いて突起した芽の薄皮をめくり山岸に押し当てる。
　礼子の陰毛は盛り上がった部分にしかなく、膣周りは綺麗に処理されている。
　山岸は亀裂に沿って舌を這わせると辿り着いた芽の部分で軽く吸い付いた。
「ンアァァァー、、、ィィ・・・」
　山岸の股間は、異様に脈打っている。
　山岸は礼子の膝裏から太腿に掛けて舌を這わせていった。
　礼子は後頭部を壁に付け天井を眺める体勢で花弁を開いていた。
「か、課長・・き、気持ちぃぃー」
　しばらく山岸の愛撫を受けていたが山岸が我慢が出来なくなってきた。
「ハァ、ハァ、・・・礼子君、・・もう入れたいよ。」
「ぁぁ、ィィヮッ・・・」
　山岸は礼子を引き寄せ椅子に腰掛けた。
　礼子は椅子に座った山岸を跨ぐとスカートをたくし上げゆっくりと腰を落としていく。
　礼子の蜜壷からは粘度の高い愛液が太腿まで達していた。
　そして片足を上げ山岸の胸に背中を預ける。
「ゥゥゥーーッ・・ィィ、ィィヮァー。」
　山岸は礼子の白いヒップを掴み手と腰を使って下から突き上げる。
　礼子は小さく淫声をあげながら山岸の動きにあわせた。
「あぁ、ぃぃ、、凄くいいぃ」
　山岸の股間は礼子の流す愛液でビッショリ濡れている。
　感度の良い礼子は、外に声が漏れないように必死で耐えた。
　山岸も礼子も、だんだんと欲波が高くなってきた。
　山岸は礼子をこちらに向かせる。
「礼子君、イキそうだ、行くぞ・・。」
「ぁぁ、、課長・・キテ、キテェェー」
　山岸が激しく腰を揺らす。
　礼子は声を押し殺すために山岸にキスをした。
　その瞬間、山岸から礼子の奥深くに熱い欲汁が放たれた。
　礼子は山岸と舌を絡ませることによって呻き声を押さようとした。
「んーッ、ゥゥ、ヂュ、ゥ、ゥ」
　山岸は放出した後も腰を振り続けた。
　礼子と山岸の結合部から白い液体がはみだし椅子に零れた。
　しばし、二人はその体勢で一息ついている。

「礼子君、私は、、私はもう‥君が・・。」
「か、課長・・・・・、その先のセリフは・・禁句です。」
　礼子は、山岸から離れるとバッグからティッシュを取り出し股間を拭った。
　そして山岸のモノも丁寧に拭きティッシュをバッグにしまうとスカートのポケットからショーツを取りだして穿いた。

　そのしぐさを眺めていた山岸は、もう礼子から離れたくないと思い始めている。
　礼子は衣服を整えると山岸を見つめ微笑しながら会議室を出て行った。

　山岸は、欲求を満たした後も胸がはちきれそうな気分だった。
（礼子を・・・離したくない・・。）

　礼子は会議室を出るとトイレに向かった。
　洋式の便器に跨り山岸の液体を搾り出した。
　小さな音を発てて液体が秘穴の中から落ちてくる。
　礼子は化粧を直しバッグから汚れたティッシュを捨てると一緒に水に流した。

　礼子は何もなかったようにデスクに戻っていった。
　席に着くと礼子は残りの仕事の片付けに取り掛かった。

　少したったっただろうか礼子の机のデスクの電話が鳴った。
「もしもし、ＩＫ観光広報部です。」
「あっ、仁美ぃー。　どうしたの？」
「えっ？浮気？」
　部下が一斉に振り向いた。
　礼子は、気まずい思いをしたが声を小さくして話を続ける。
「ふーん。そう、、それはショックね。」
「うん、うん、わかった。じゃもうじき仕事も終わるから駅前のカフェ○△でまってるわ。」
　そう言うと礼子は電話切った。
　電話のあった仁美という女性は、礼子の大学時代の同級生で親友でもある。
　お互い結婚した後も二人でよく会う仲であった。
　彼女からの電話の内容は、亭主が浮気をしたのがわかり、どうしたらいいのか礼子に相談に乗って欲しいと言う電話だった。

　礼子は定時になると、山岸とは目も合わさず会社を出た。
　山岸は、礼子に何かを言いかけたが礼子の急ぐ様子を見て言葉をかけるのをあきらめた。

　礼子は急いで待ち合わせの店に入っていく。
　礼子は店内を見渡し仁美を探した。
「礼子、こっちよ。」
　仁美はシックな感じでロングヘアーをなびかせる知性的な感を受ける女性だった。
「あっ、仁美・・ごめん、待った？」
「ううん、大丈夫。」
　礼子は、適当に注文を済ますと、さっそく仁美に話を聞き始めた。
「で、どういうことなの？」
「うん・・・それが・・・。」
　礼子と仁美は長い時間、話を続けていた。
　内容は仁美の夫の浮気現場を偶然にも仁美本人が見てしまったということだった。
　ここ半年以上、自分をかまってくれなかったし仁美から誘っても疲れてるから・・と理由をつけ相手にしてもらえず寂しい思いをしていたそうだ。。

　ところが２日前に買い物帰りの仁美がホテルから夫と知らない女性が出てくるのを直接見てしまったのだ。
　その場は、声もかけることも出来なかったが帰宅後、血相を変えて亭主に食い掛かり説明を要求したらしい。
　夫の話によると１年以上もその女性と関係を持っていた事が解った。
　その夜、夫と大喧嘩をし一切口をきいてないとの事だった。

「ねぇ礼子。私も女盛りよ。性欲もあるわ。疲れてその気が無いと言っておきながら私以外の女と１年間も寝てたなんて・・私、、悔しくて眠れない。」
（・・・私も、それに似た事やってるんだわ・・。）
　礼子は、自分ことを含め複雑な気持だった。
　しかし、仁美の例と少々違うのは康平が容認してる所だ。
「んー・・・」
「もう別れる、絶対に。」
「えっ、何言ってんのよー。・・子供はどうするのよ。可哀想よ。」
「・・・・」
　仁美は黙っていた。眼を真っ赤にして涙がこぼれている。
「礼子、せめて仕返しをしてやりたいわ。」
　礼子は、しばらく考えていた。
　ふと、康平の事が頭に浮かんだ・・。
　そう言えば、あの時、康平・・こんな事言って・・・・・・。
（ま、俺も明日から頑張ってハンターになるかな。）
　なぜ急に、こんな事を思い出したかわからないが礼子は仁美に思い切って進言してみた。
「ねっ、仁美、あなたも浮気しちゃえば・・。」
「えぇーっ？」
　涙を拭きながら仁美が聞き返す。
「そのー、何て言うのか・・。」
　仁美は半分やけになって礼子に言った。
「ごめん、礼子、ビックリしたような声出して・・。」
「・・え、うん、いいのよ。」
　仁美は礼子に答える。
「確かにそれも考えたわ。でも仮にそうしたとしても簡単に見つかるわけないじゃない。」
　礼子は、その後がなかなか言い出せない。
　とっさに極端な質問をしてしまった事を悔やんだのだが・・・・・
「ねっ、仁美はご主人意外に男性の経験はあるの？」
「えっ、・・・」
　仁美は言い難いにくそうだったがボソリと答える。
「それは・・独身時代には・・。でも結婚してからは・・ない・・わ」
「そう」
「礼子はあるの？」
「えっ・・・んー・・ま、、、その・・」
「・・ェ？・・ひょとして　ア・ル・ノ？」
　礼子は、ちょっとバツが悪そうな態度を見せたが親友である仁美には全て本当の事を打ち明けてしまった。
「す、凄いのね、礼子って・・。見かけによらないわ。」
「・・・・・」
「それより康平さんが、そんなことを・・・事実上、礼子の浮気を容認してるって事？」「仁美ぃー、声が大きいわよ。」
「あ、ご、ごめん。」
　礼子は、ここまで話した以上、自分の考えを仁美に切り出す事にした。
　礼子から詳しく説明を聞いた仁美は仕返しを考えていただけあって、礼子の考えに、まんざらでもない様子だ。
「仁美、もし、もしもよ・・康平が、、」
　そこまで言いかけたとき仁美は
「エーッ、康平さんとなら最高よ。私からお願いしたいくらい。」
「・・仁美、私まだ何も言ってないんだけど。」
　仁美のさっきまでの暗い雰囲気は全く消えていた。
　礼子の体験を聞き康平との夫婦関係を知った仁美はほんの数分の間に、夫以外の男性に興味が湧き上がってきていたのだ。
　特に康平とならという仁美の想いは強かった。

「えっ・・あっ・・ゴメン、礼子・・・。」
　ちょっと呆れ顔で礼子は仁美に言った。
「フフッ、いいのよ。今の事、何気なく康平に話してみる。」
　その後、仁美は礼子の浮気の話や康平との夜の生活などを興味津々に遠慮なく、そしてひっきりなしに聞き出していた。
　さすがの礼子もたまらず話を打ち切り店を後にした。

（もぉーう、仁美ったら・・。でも話す私も私ね・・。）
　もはや、仁美は夫への仕返しというよりも康平と関係を持ってもいいいや関係したいと思い始めているようだ。
　しかし、仁美の事をどうやって話せばいいのか。
　仁美が康平を前々から好いていたのは礼子も知っていた。
　どうせ康平も浮気をするなら自分の知ってる女性がいい。特に仁美ならうってつけだ。
　しかし康平に勧める事によって自分の行動の物隠と思われるのも心苦しいし・・・。
　礼子は、一番肝心な悩みを抱きながら家路についた。

（８）

「ただいまー。」
「おう、遅かったな。」
「うん、仁美に相談もちかけられて話し込んでたのよ。」
「仁美さん？なんだ、それなら家に来たらいいのに。」
「・・・そうね・・。」
「そういえば最近来ないな。」
「・・うん。」
「康平、仁美のことで話があるんだけど・・。」
「ふーん、込み入った話か？」
「ま、そうかも。」
　康平は何だろう、という表情を見せたが長い話になりそうと思い・・・
「じゃ、後で聞くから早く飯食おうぜ。亜美も腹空かしてんだから。」
「あ、はい、はい、ゴメンネ亜美。先にパパとお風呂に入ってて。」
「ハーイ。」
　礼子は急いで夕食の支度に取り掛かった。
　康平たちが風呂から出てくる頃には夕食の準備も整い家族でいつも通りの楽しい食卓を囲んでいる。
　その時ばかりは礼子も笑顔で康平や亜美と接していた。
「じゃ、亜美を部屋に連れて行くからな。片付けが済んだら風呂に入っておけよ。」
「うん、わかった。亜美、後でママ行くからね。」
「うん。」
　礼子は、片付けにとりかかった。
　食器を洗いながら康平に話す上手い説明を考えた。
（とにかく、誤解のないように勧めないと・・。）
　礼子は片付けが終わり浴室に向かう。
　湯船につかり、礼子は相変わらず康平に言う仁美の説明を考えていた。
　しかし、結局いい案がまとまらないまま風呂を上がり亜美の部屋に入っていく。
　部屋では、康平が亜美と本を読んでいた。
「あなた、代わるわ。」
「おお、じゃぁ亜美、パパはいくからね。おやすみ。」
「おやすみ、パパ。」

　康平は、ビール片手に寝室に行きテレビをつけた。
　小ぶりのラブソファにもたれニュースを見る。
（そういえば、礼子の話・・・なんだろうな？）
　礼子はなかなか戻ってこない。康平は２本目のビールを抜き礼子を待った。
　それから、しばらくして礼子が寝室に入ってきた。
「やっと寝たわ。」
「そうか。」
「私も１杯もらおうかな。」
「ああ。」
　康平は礼子にビールを注いでやる。
　一口飲むと康平が礼子に問い掛けた。
「で、仁美さんの話って？」
「うん、・・・・。」
「何だ、難しい話なのか？」
「全然、難しくはないんだけど。」
　礼子は、もう余分なことは言わず正直に自分なりの考えで今日の仁美とのやり取りを全て康平に話し始めた。
　康平は礼子の説明を黙って聞いていた。
　礼子の真剣な態度に康平は、ときおり頷きながら相槌を返している。
　そして礼子は、思い切って自分の誤解を解きたい肝心な部分を康平に話す。
「要するにね、私が上司と関係を持った事で自分の心痛払いに仁美を勧めて康平を同犯にしようなんて考えは、これぽっちも思ってないの・・。」
「・・・」
　康平は怪訝な顔を見せたが無言で礼子を見て頷いた。
「康平が前に言ってたでしょ。・・夫婦以外の異性と関係することによって　お互いの・・・」
　そこまで礼子が喋りかけたとき康平が笑いながら間を挟んできた。
「礼子、解ってるって！」
「えっ？」
「言っただろう。俺は気にしてないって。俺たちは永遠だ。お前が、どういう男と寝ようと嫉妬したり、また聞くこともしない。でも、だからといってお前をほったらかしにもしないよ。」
「・・・ｳﾝ・・」
「ま、要するに俺が仁美さんと関係を持つって事だろ？でもって仁美さんの了解も得ていると・・。」
　礼子は小さく頷く。
「さらに、何かキッカケを作って、出来れば俺から誘えばいいんだな。」
　理解が早い上に先の事まで考える康平に礼子は少々ビックリしていた。
「どう、康平、、、嫌？」
「ははっ、嫌だなんて、とんでもない。是非って感じだよ。」
「ホント？」
「ああ、実は会社の部下の女性からも結構誘われるんだけどさすがに自社の女はやばいからな・・。」
「それに・・・・・ぉ、、おい・・俺の話を・・」
　まだ先を話そうと思っていた康平をそっちのけ礼子は電話を掛け始めた。
「もしもし、あっ、仁美・・？」
（こ、このやろぉぉー）
「そうなの、康平も承諾してくれたみたい。」
　康平は、礼子の後ろに近づきパジャマのズボンを降ろした。
　礼子はビックリしたような顔をして康平のほうを振り向くが話が続いているため電話を切れない。
　康平は礼子のショーツに手をいれ股間部分を触り始めた。
　礼子は目で康平に（ヤメテよー）と言っている。
　しかし康平は、無視して割れ目を撫で始めた。
「ゴ、ゴメン仁美、、・く、詳しいことは明日話すわ・・。・・ァ」
（どうしたの礼子？）
「ううん、なんでも・・。じゃ。」
　礼子はたまらず電話を切った。
「康平、電話中に・・・ゥ、ァ・・ンッ。」
　康平は礼子にキスをしベッドに押し倒した。
　礼子は康平に抱きつき足を絡ませる。
　康平はすかさず礼子の亀裂に指を挿入した。
「ァ・・ァ・・こ、康平・・」
「相変わらず感度がいいな、、礼子。」
「ィヤ・・、言わないで・・。」
　康平は服を脱ぎ、礼子も全て着ている物を外した。
　礼子の乳首はこれ以上なく固くなっている。
　康平は紐を取り出し礼子を後ろ向きに立たせた・・・。
「ァ・・康平・・し、縛るの・・・？」
「フッ、虐めてやるぜ。」
　礼子の股間は康平の一言で潤みを増していた。
　座禅縛りにし両手を後ろで固定してから礼子を後ろに押し倒した。
　礼子の股間は丸見え状態になっている。恥丘は盛り上がり蜜壷からは愛液が溢れている。
「礼子、いい眺めだ。」
「ィヤァーー、、康平ーっ、気持ちよくさせてぇぇぇー」
　康平は礼子の突起した芽に透明なクリキャップを装着する。
「アァァァァァーーー、、キ、気・持ちィィィー」
　礼子の芽はキャップの吸引によってどんどんと大きくなっていく。
　礼子は低い呻き声をあげながら大量な蜜を流し始めた。
　康平は礼子の口にギャグボールを装着する。
　これで礼子は口も身体も完全に身動きが出来なくなった。
　そして康平は礼子の後ろの穴にア○ルバイブを差し込みスイッチを入れる。
「ングッゥゥゥー・・・ゥゥ」
　もはや礼子の蜜壷からは淫液が止まらない。ベッドの染みは広がる一方だった。
　礼子は、眼で康平に訴えた。（入れて！）
　康平は礼子の訴えを察知し肉棒を一気に挿入した。
「ンムゥゥ、ゥァァァァァァァー・・ッゥゥゥー・・・ゥゥ」
　礼子は目を剥き絶叫した。ギャグボールの穴から涎を垂らす。
　康平は激しく腰を振り始めた。
　礼子の下腹部が波打ち始めた・・康平は礼子の乳首を摘み上げると・・・。
「グゥゥゥゥゥゥゥゥーー、、ッグ、ッグッゥゥゥー・・」
　礼子の息長い絶叫と共に康平も爆発する。
　康平は礼子の締め付けで最後の一滴まで分身を放出した。
　康平は結合を解くと礼子にはめたギャグボールと縛った紐を外してやる。
「ハァ、ハァ・・・こ、康平・・やっぱり・・・す、凄い。」
「お前のココもな・・。」
　そう言いながら康平は礼子の蜜壷を指で広げた。
「ァン・・。」
　中から康平の白い分身が流れ出してくる。
　礼子は淫艶な眼で康平を見つめた。
「も、もっと、もっと虐めてぇ・・。」
　康平は、縛った紐を解くことなく再び礼子の蜜壷にバイブを挿入する。
　その夜、寝室からは礼子の悲鳴にも似た歓喜の絶叫とバイブの音が鳴り止まなかった。