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（１０４）
「小野口・・・・・いや、李貴誠だったな。元女房とは最近いつやったんだ？」
「・・・・・ゆ、許してくれ。」
「・・・・言えよ。」
李の目が充血している。
「楊姫さん、正直に言えば許してやる。いつ李に抱かれた。」
唇を震わせながら楊姫は答える。
「・・・・・お・・・一昨日・・・」
「ふっふっ、そうか・・・俺は兄貴達と違って殺す寸前までの拷問は好きじゃない。」
「ゆ・・・許して・・・・・・・・」
「李をまだ愛しているのか？」
「・・・言えっ！」
「・・・そ、組織に・・・無理やり離れさせられただけ・・・・・私は・・」
楊姫が泣きながら祈願する。
康平がゆっくりと楊姫に近づく・・・・・
「・・・・お願い・・・許して・・・・」
「許せんな。あんただって今まで何人もの人間を始末してきたんだろう。いざ、自分が逆の立場になって許しを請うとは虫が良すぎるんじゃないか。」
康平はそう言うと楊姫の下着を引き千切った。
そして恭平から受け取った薬を股間を広げて蜜壷に塗りつける。
「ヤメテェェェーッ！」
「・・フッ・・・なんせ３倍だからな・・・効くぞ・・・」
李は目を瞑って歯を食いしばった。
数分もしないうちに楊姫は疼きだす・・・
「・・ゥゥゥ・・・ハァァァー・・・・・ウッ、ウッ、ウゥゥゥゥゥゥ・・・」
「どうだ楊姫さん、気分は？」
「ハァァァ・・ハゥゥゥー・・・ウゥゥ・・イヤァァァー・・・」
康平は、楊姫のブラジャーも外し両方の乳首を同時に揉み上げる・・
「クゥゥゥゥゥゥー・・・オァァァァァァー・・・・」
楊姫の変化を確認した康平は、次に李の鼻に薬を塗りつけた。
そして鳩尾に膝蹴りを入れると同時に口を塞ぐ。
李は苦しさのあまり一気に鼻から空気を吸うと同時に鼻に塗りつけた薬が体内に入っていった。
「ウグゥゥゥー・・・」
康平は、楊姫にも同じく鼻に薬を塗りこんだ。
両手で口を塞ぐと顔を真っ赤にしながら薬を吸い込んでいく。
二人は、あっという間に朦朧状態になった。
康平は椅子に固定したロープを解いた。
楊姫は、無意識に近い状態で李の下着を脱がすと同時に肉棒を口に含む・・・
「楊姫さんよ、これを李のモノにたっぷり塗りこむんだ。」
楊姫は康平から受け取った瓶の中のクリームを李の肉棒にたっぷり擦り付けた。
まるで機械にグリスを垂らすようにクリームが塗りこまれる。
「楊姫さん、丁寧に舐めてやれ。」
楊姫は虚ろな目で頷くと薬がたっぷりついた李の肉棒を口に入れていった。
楊姫の股間からは水あめが垂れているのではと思うほどの愛液が床に滴っている。
李の肉棒は血管が破裂しそうな勢いで怒張していた。
「楊姫、四つん這いになれ。」
康平は楊姫に命令した後、李に瓶を渡した。
「李よ、楊姫の両方の穴に薬を塗りこんで言いというまで愛撫を続けろ。」
李は康平の命令どおりに行動する。
四つん這いになった楊姫の蜜壷と菊門に薬を塗って指を入れると李は激しく中で動かし始めた。
「ングゥァァァァァァァァァァー・・ぎ、気持ちいいぃぃぃー・・」
（んー・・凄ぇな・・この薬は・・・）
「もっと、アンタァー・・もっと強く掻き回してぇぇぇぇー・・」
楊姫は千切れるのではと思うほど自ら乳首を引っ張り上げている。
もう片方の手は女芯をキツク摘んで上下していた。
楊姫が絶叫する・・・
「ンガァ・・ウグッ・・ンオォォォォォォォォー・・イィィィ・・・ウアァァァァァ・・・ギグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーッハウゥ、ハウゥー・・・マ○コをゴワシデェェェェェェェー・・」
康平が、李を制止した。
「李よ、自分でやるんだ。・・楊姫、お前もだ。」
二人は、自慰を強いられた。
楊姫は、女芯を擦りながら、指どころか手首まで蜜壷に埋めてしまっている。
李も機械のように肉棒を上下に動かしていた。
李が呻きはじめた。康平が命令をする。
「楊姫に飲ませてやれ。」
李が立ち上がり楊姫の口元に持っていった。
李が肉棒を扱きながら楊姫の口の中に分身を発射していった・・・
喉を鳴らしながら分身を飲み込んでいく楊姫・・・・
（ん？・・おいおい、まだ出てやがる・・・）
李の放出が止まらない・・・凄い大量の分身が楊姫の口の中に注ぎ込まれていく。
既に数十秒も立つが、まだ止まらない・・・・
（お、恐ろしい薬だな・・・）
楊姫は溢れる分身を口の淵から流しながら失禁し始めた・・・
やっと李の放出が止んだ。
しかし、李は楊姫の頭を掴むと激しく肉棒を打ち込んでいく・・・
「ンググググゥゥー・・ウグゥ・・ンゲァァ・・・ウグッ・・」
楊姫の顔は紅潮し涙が零れる・・苦しいのだろう。
しかし李の袋を揉みながら手は股間に伸びていた。
「李っ！ 楊姫を跪かせて後ろから挿入しろ。そして、いいと言うまで続けるんだ。」
李と楊姫は自然と背後位になる。
李は延々と楊姫の蜜壷に肉棒を打ち付けていった。
１時間は、経っただろうか。既に李は数回、楊姫の中で爆発しているが全く衰えを見せない。李と楊姫との結合部は李の放出した分身が食みだし摩擦で泡だってきている。楊姫は、喉が枯れて声を発する事が出来ないでいた。
李の腰が一瞬崩れて結合が解かれるが、直ぐに立て直すと今度は菊門に肉棒が入ってしまった。李には意識がないのだろう。
楊姫は白目を向いて口から涎を垂らしている・・・
そして数分後、遂に楊姫は気を失ってしまった。
しかし李は楊姫を仰向けにすると再度菊門に挿入をする。
気絶したまま股間から真上に飛沫があがった。
放尿を続ける楊姫に構わず李は腰を動かしたままだ。
（こりゃ、とても見ておれんな。）
康平は李を制止した。
李は、充血した目で康平を見ながら全身を震わせて尻餅をついた。
唇は紫色に変色し額から脂汗を流している。
康平は、二人を縛り上げると部屋を一旦出た・・・
恭平と修平が部屋から出てきた康平を見上げた。
二人とも廊下の長椅子に座って煙草をふかしている。
「よお、康平、終わったか？」
「ああ、奴を殺す訳にはいかんからな。それに俺が脅かさずとも兄さん達の恐怖の方が強いようだし。しかし、恐ろしい薬だな。」
「ああ、その薬の原料は中国南部でしか採れない痺楽浄茸という茸の一種だ。」
「なぜ兄さんが持っているんだ？」
「・・・んなもん、いくらでも手に入るさ。」
修平が、恭平に問い掛けた。
「ところで兄貴、なんで李に・・・」
「金龍社がイスラエルのモサドの裏切り者から情報を得たのをきっかけに今回の件を李に任せたんだ。テロ、紛争、機密略奪、暗殺・・・・・・他所は武器が喉から手が出るほど欲しがっている。それも早急にな。」
「・・モサド・・・から？」
「いや、あくまで想像さ。モサドといえば、ＣＩＡより上をいくと言われてるほど情報収集や機密工作が上手い諜報機関だ。金龍社も信じたのだろう。そして暗殺集団といわれる金龍社も、各国の諜報機関と肩を並べるほどの実力集団だしな。」
「・・・・」
「俺の仕事は李の工作を失策し真相を掴む事と、そして奴をニューヨークに運ぶ事だ。李が康平目的でＩＫ観光へ潜り込んだ時に、担当外だった俺が、でしゃばって買って出たんだ。愛弟の死に顔を見たくないからな。」
康平は、恭平の説明を聞き俯いた・・・・・
「・・・・そ、そうか。」
「それで、日本の内調に依頼したんだ。ま、修平が出てくるとは思ったが。」
「そうだったのか兄貴・・・・俺はてっきり国の依頼と思ったぜ。」
「修平、お前も李を知ってたようだな。」
「奴は、既に３回ほど会ってるんだ。その時は証拠が掴めなくて苦汁を飲んだがな。奴には肋骨を折られてるし、今回は借りを返すつもりでいたが、兄貴に先を越されちまったようだ。」
「しかし実際、あいつらは善者か悪者か解らんところがある。」
「・・・・・確かにな。」
「？・・・・・・」
今回の康平は二人の兄に、助けられたといっても過言ではなかった。
金龍社の存在も知らぬどころか、打つ手も全くなかったからだ。
企業戦争とまで言われる現在の日本に、外国から魔の手が伸びていることをつくづく実感した康平であった。
俯いて話を聞く康平に恭平が呟く・・・・・
「日本の企業は大人しいんだよ。何年もかけて潜伏し、計画を実行する組織は、いくつもある。康平、用心しろ。これからはそういう時代だ。」
「・・・・・ああ。」
修平が恭平に問い掛ける。
「李を今からどうするんだ。兄貴・・・」
「今頃、俺の部下が中華料理店の奴らを確保しただろう。一緒にニューヨークに送るさ。その後は、俺たちが直接手を入れなくても、組織に処分されるだろうがな。」
康平は、未だ知らぬ裏世界の底を見た気分になった。
（・・・・・まだまだ経験・・・いや、知識不足って事か・・・・）
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− ３日後 空港で −
「じゃ、修平、康平・・・・・・元気でやれよ。」
「ああ、兄貴もな。」
礼子が恭平に礼を言った。
「お義兄さん、ありがとうございました。久美子さんにもよろしくって。」
「ありがとう。女房も君と亜美に会いたがっていたからね。後、２年で任務も終わるし、その時はよろしく頼むよ。」
康平が、慌てて言い返す。
「兄さん、俺には会いたいって言ってなかったのか？」
「お前は、俺を見てるみたいで怖いってよ。」
「・・・な、・・それは兄さんに責任があるんじゃないのか？」
修平が横から口を出す。
「兄貴、それは言えるぜ。」
「修平、そういうお前も、静江さんや息子達を泣かせるな。何事も・・・・・・そう・・・何事も命あってこそだ。」
「・・・・・・ああ。・・・・わかった。」
恭平が腕時計を見た。
「さ、俺はもう行くよ。」
恭平は、エスカレーターに乗った。
ふと、思い出すように康平達に振り向くと一言呟く。
「修平っ、康平っ・・・・・昨日の約束・・・いいな。」
そう言うと恭平は拳を高く上に上げた・・・・
修平と康平も恭平に向かって拳を上げる・・・
（・・・・兄さん、わかってるさ。）
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