（４４）

　沙良は、３日間連続で右京と身体を求め合っていた。
　そして、今日は、右京のマンションに足を運んでいたのだ。
　徐々に、沙良の身体に変化が現われてきていた。

　沙良は、仰向けに寝る右京の股間に顔を寄せ肉棒を丁寧に舐め上げていた。
　右京は、ビデオを構えて沙良の姿を録画している。

「沙良さん・・・君は最高だよ・・・」
　沙良は、肉棒越しに右京の顔を見つめる。
「ァァ・・・もう・・・私・・・・どうなっても・・・」
「伊武は、気づいているのかい？」
「うぅん・・・先日から仕事で事務所に帰ってなくて、あまり顔も・・・」
「このまま、俺の所に来たらどうだい？」
「・・・それは、出来ないわ。私が剛士に説明する。今日、仕事終わるはずだから。」
「そう・・・わかった。それより沙良さん、さっきの話だけど。」
「・・・タトゥ？」
「ああ、君を一生離さないでいたいんだ。いいだろう？」
「でも・・・痛いでしょ？」
「大丈夫さ。」
「・・何処に入れるの？」
「太腿の内側とヒップに。」
「それは、絵なの？」
「ああ。これさ。」
　右京は、ベッドの上に置いてあった写真を沙良に見せた。
「これ・・・・」
「ああ。俺のシンボルマークさ。」
　それは、真っ赤なスズメバチが紫アゲハと交尾をしている絵だった。
「凄い絵ね。」
「それを君の身体に入れたいんだ・・・・いいだろう。」
「・・・ええ・・・でも・・・剛士には、ちゃんと説明したいし。」
　沙良は、そう言って、再び右京の肉棒を舐め始めた。

「沙良さん・・・そろそろ、跨ってくれないか。」
「・・・・・ね、沙良って呼んで・・・」
　沙良は、そう言って右京の肉棒を掴むと股間を覗き込みながら怒張した肉棒に腰を落としていった。
「ンアァァァァァァァァァァー・・・・・」
　右京の袋部分を優しく揉みながら肉棒を締め付けていく。

「ァァァ・・・う、右京さん・・・お・・・お尻に入れていい？」
　頷く右京・・・・
　沙良は腰を浮かせると右京の肉棒に自分の唾液をたっぷりとつけた。
「クッフゥゥゥゥゥゥー・・・・・ゥゥゥゥアアアアアアァァァー・・・」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　沙良は、右京のマンションから出ると、事務所に車を走らせていた。

　事務所についた沙良は、車庫を確認した。
　剛士のチェロキーが止まっている。

（あ、帰ってる・・・）

　沙良は、ドアを開けて中に入っていった。

（・・・いないわね・・２階かしら・・・）

　沙良が２階に上がろうとしたとき、剛士が腰にタオルを巻いて浴室から出てきた。

「よぉっ、沙良っ。」
「あ、お帰り・・お風呂入ってたの？」
「ああ・・３日間、入れずじまいでな。ところで、何処に行ってたんだ。」
　沙良は、心臓の鼓動が早くなるのが判った。

「あ、あの・・・剛士・・・・話があるんだけど・・・・」
「ああ、なんだ？」
「実は・・・・・わ、私、・・・・・・・・ここを出て行きたいの。」
「は？　出て行くって・・・何処へ・・・どうして？」
「・・・ご、ごめんなさい・・・私・・・他に・・・・」
「・・・・・離島の医者か？？」
「・・うぅん・・・違う・・・」
　剛士は、沙良が冗談を言ってると思った。
「・・・本当に・・ごめんなさい。剛士のことは大好き・・・でも・・・今は・・」
「・・・・・？」
「明日、・・出て行かせて。」
「マジで言ってるのか？」
「うん。・・・・・ね、剛士・・・最後に・・・・最後にキスだけさせて。」
「・・・・・」
　沙良は、剛士に抱きついた。
　首に手を回し唇を近づけていく。

（・・・・・ん？・・）

　剛士は、沙良の首を持って引き離した。

「どうしたの・・・・・出て行く女とはキスもしたくない？・・・」
「沙良っ・・・・口を開けろ。」
「え？・・・口って・・・」
「いいから開けろっ！」
　沙良は、剛士の尋常ではない顔を見て怯んだ。
「な・・なんで・・・」
　剛士は、強引に沙良の頬を掴み口をこじ開けた。
　頬の裏側に指を滑らせ手ぬぐい取ると、匂いを嗅ぐ・・・

（こ・・・・これは・・・・魔奪肝楼・・・）

「な、何するの・・・」

　剛士の顔が、恐ろしいほどに変化した。
　沙良は、今だかつて見たことの無い剛士の鋭い眼光に身体が震え出す。

「沙良っ・・・・沙良ぁぁぁっ！」
「ど・・・ど・・・・・・・・どうした・・・の・・よ・・」
「お、お前・・・・・誰と寝た・・誰だ・・・」
「・・・つ、剛士・・・」
　剛士は、沙良の肩を掴み身体を激しく揺すった。
　手に持っているバッグが床に落ち中身が散らかった。

「言えっ！」
「どうしたのよぉ・・・・・剛士・・・」
　それ以上、剛士は言葉が出ない。
　ふと、足元に散らばったバッグの中身に見覚えのある写真が目に付いた。

　それを拾う剛士・・・・

（な・・・・・・ク、クレィジー・タンデム・・・・・や、やはり・・・）

　剛士は、その写真を見ながら身体を奮わせる・・・
　強い眩暈が剛士を襲った。

　これ以上無い、低く迫力ある声で沙良に問いただした。
「沙良・・・この写真を誰から貰った・・・・」
「そ・・・それは・・・・・」
「この絵を知ってるのか？」
「こ・・・今度・・・その絵のタトゥを・・・・太腿に・・・」
　剛士の顔が見る見る怒りで歪んでいく・・・
「右京・・・・大井右京と寝たんだな・・」
「・・・や、やっぱり・・・剛士、知ってたのね。」
「知ってるも何も・・・お前・・・魔奪肝楼を飲まされたろう・・・」
「ぇ・・・ま・・魔奪肝楼・・・って・・」
「麻薬だ・・・」
「ま、麻薬・・・・」
「お前・・・右京に、これを飲まされてセックスをしただろう。」
「・・・・・」
「これはな、恐ろしい薬なんだ。マインドコントロールを使って脳に命令や忠誠を誓わせるために使う、悪魔の薬なんだぞぉっ。」
「・・・・・・う・・嘘・・・・」
「嘘じゃねぇ。これを飲まされてセックスすれば、どんな男にも惚れちまうんだ。」
　
　魔奪肝楼は、世界中のテロリストがよく使っており、仲間の下役に飲ませて、その本人もろとも自爆させるときに使う物だった。
　当然、死の恐怖は取り除かれ、恐れる事も無く成功率も高い。
　対テロ部隊にとっては、非常に厄介な薬なのである。

「剛士、違う・・確かに薬かもしれないけど・・私の身体があの人って言ってるのよ。」「既に・・既に、お前に、説明しても解らんだろうな・・・」
「・・・・・・」
　剛士は、後ずさりしようとする沙良の鳩尾を強打し気を失わせた。
「・・・ウッ・・」
　頭を抱え込みながら剛士はソファに座り込んだ。

（・・・く、くっそぉっ・・・・よりによって・・・）

　怒りで身体中が震え出す剛士・・・
　極力、冷静を取り戻そうと必死になる剛士・・・・

　考えに考え抜いた末、剛士は、心痛な面持ちで受話器を手にとると、あるところに電話を掛けた。

『はい、王華骨董店です。』
「・・・・・李弦徳か・・」
『・・・は？・・・どちらさんですか・・・』
「・・・・伊武だ。」
『！・・い、伊武・・・・・・こ、こりゃ、珍しい。で、私に何の用だ。』
「・・・李よ・・・助けてくれ。」
『ほぉう・・・・貴方ほどの人が、私のような人間に頼み事ですか。』
「お前にしか頼めない事なんだ。」
『ほぉぅ・・私に。まぁ、一度は、命を助けて貰ってる事だし、いいでしょう、引き受けますよ。で、その頼みごととは？』
「・・・・・魔奪肝楼を飲まされた女性を元に戻したい。」
『な！・・・・えぇぇっ！・・・・・ま、魔奪肝楼を！　む、無理だ・・それだけは・・とても高価なものだ。』
「金ならいくらでも払う！」
『いくらでもって・・・・目が飛び出る金額ですよ。』
「必ず払う！」
『・・・・・・よっぽど、その女性に惚れてるな。』
「・・・・・・」
『しかし、魔奪肝楼を持ってる人間が日本に居るとはねぇー。』
「李よ・・・お前の、元仲間だ。」
『・・・・仲間？・・・・誰だ。』
「クレィジー・タンデムだ。」
『！・・・う、右京か！・・・まだ、生きてたのか？』
「らしいな・・・・俺と同居している女性に飲ませたんだ。」
『アイツは、組織の裏切り者だ。アイツのせいで、我が組織は、あんたに壊滅させられたんだから。』

　李弦徳と呼ばれる男は、『血の砂漠』という組織の元テロリストで大井右京の仲間だった。
　剛士の部隊に壊滅させられたが生き残った李は、安全な日本に逃げ込み身を隠しながら武器の個人売買をしていたのだ。

『伊武・・・・居場所を知ってるのか？・・・・・アイツを俺に殺らせろ。』
「勝手にしてくれ。それより薬を早くくれっ！」
『・・・・ふぅー・・・わかった。場所は？』
　剛士は、事務所の住所を李に教えた。

『解った、明日にでも、さっそく持っていこう。』
「すまん。」
『何、ある意味、アンタには感謝しているからな。それに一応、命の恩人だ。』
　李徳弦は、そう言って電話を切った。

　剛士は、受話器を戻すと沙良を抱き上げ部屋のベッドに運んだ。

（沙良・・・・もうすぐ助けてやる。・・・待ってろ。）

　剛士は、沙良の身体を固定すると、シーツを掛けて部屋を出て行った。

（４５）

　翌朝、剛士は、李から、昼過ぎに向かうという電話を受け事務所に降りて李を待つ事にした。

　沙良は、先程まで脂汗をかき暴れていたが、剛士は、無理やり睡眠薬を飲ませて眠らせた。

（・・・沙良、もう少しの辛抱だ・・・）

　剛士は、心の中でそう呟きながらソファに座り込んだ。

　しかし、魔奪肝楼を飲まされたとあっては、剛士も落ち着きをなかなか取り戻せないでいた。
　昨夜は、沙良の部屋で一緒に寝たが、眠りにつく事は出来なかった。
　まだ、朝食を済ませたばかりだが、冷蔵庫からビールを３本取り出し一気に２本ほどを空にした。
「クソッタレェェー！・・・・・よりによって魔奪肝楼だとぉぉ・・・」
　剛士は、一人で大声を出して怒りを露にした。

　魔奪肝楼は、麻薬を調合して作られる物だが、一種の強力な媚薬でもありホルモン合成を体内で勝手に変化させる事が出来る薬だった。
　ある作戦を遂行するときに恐怖心を取り去り遂行した本人に自爆テロさせる事も可能であり、反面、忠誠を誓わせたり異性を包括させる事も出来る。
　言葉だけのマインドコントロールで死を恐れず、また、絶対服従をさせる事も出来る恐ろしい薬なのだ。

　元、対テロ部隊を率いて、幾多もの凶悪犯と接してきた剛士だったが唯一、李と右京がいた、テロ組織、「血の砂漠」は、この魔奪肝楼を使用して要人暗殺や国際的なテロ活動を成功させていた。
　そして、この組織を壊滅させたのが剛士だったのだ。

　右京は、スナイパーとして、この組織の中心的人物だったが剛士に苦汁を飲まされている。
　恐らく、剛士に対する恨みと怨念が、今回の事に繋がったのであろう。

　剛士は、空になったビールの缶を床に叩きつけた。
　立ち上がった剛士は、コニャックのボトルを棚から取りそのまま喉に流し込んだ。
　焼けるように喉が唸っていく・・・
「・・・・・許さねぇぇ・・・絶対に・・・」
　剛士は、ソファにもたれて天井を見上げた。

　数時間後、事務所のベルが鳴らされた。
　剛士は、睡眠不足と酔いのためか、つい寝てしまっていた。

　ベルの音で目を覚ました剛士は、ゆっくりと立ち上がった。
　・・・・鈍い頭痛が襲ってくる。

（・・・クッ・・・）

　剛士は、頭を振りながら入口に向かった。

「はい。」
「俺だよ。」
「李か・・・」
　剛士は、ドアを開けて李を中に入れた。
　剛士を見る李・・・

　李は、杖をついてびっこを引いていた。
　剛士に、襲撃されたときに右足を失っていたのだ。

「伊武・・・１０年振りくらいか？」
「そうだな・・・お前も、かなり容姿が変わったな。」
「・・・そういうアンタは、変わってないな。」
「フッ・・・まあ、座れ。」
　剛士は、李をソファに座らせた。

「伊武・・・これだ。」
　李は、剛士に小さな包みを手渡した。
「すまんな。・・・いくらだ？」
「通常は、５０００万だ・・・・」
「・・・そうか。わかった、払う。」
　李は、冷笑しながら剛士に言い放った。
「伊武・・・右京を始末してくれたら金はいらん。」
「・・・・・壊滅したとはいえ、お前の仲間だろう。」
「クククッ・・・馬鹿言っちゃいかん。アイツは裏切り者だ。俺の片足を奪ったのは、お前だが、俺が喋ると思って撃ち殺そうとした右京から、身をもってかばってくれたのは伊武・・お前だ。今生きてられるからな。しかし、アイツが生きてるとは思わなかった。今の俺の身体では奴を始末する事は出来ない。お前が代わりに殺ってくれれば、金はいらん。」
「日本では無理だ。」
「なら、奴を俺と同じ身体にしろ。」
「・・・・・・・ま、考えておこう。」
　剛士は、そうは言ったものの右京への怒りは李以上だった。
　李は、手に持っていたパイプに火をつけた。
「・・・・・・伊武よ、それより、彼女に早く飲ませてやれ。もう、３、４回飲まされてるんだろう。危険になる頃だぞ。」
「ああ。」
「３日間は、何も食べさせずに、その中身を全部飲ませればいい。」
「わかった。」

　剛士は、その薬を持って沙良の部屋に上がっていった。
　部屋のドアを開ける剛士・・・

「沙良・・・？・・・・・・さ、沙良っ・・・」
　固定して寝かせておいたはずの沙良はいなかった。
「・・・ち・・・ちきしょぅ・・・」
　剛士は、窓を開けて車庫を見た。
　沙良のトーラスがない。
　意識を取り戻して、ロープを解き出て行ったのだろう。
「さ・・・・沙良ぁぁぁぁー！」
　剛士は、大声で叫んだ。

　急いで下に降りていく剛士・・・
「どうした、伊武？」
「し、知らぬうちに居なくなった。」
「な、何っ・・・伊武・・もうこれ以上、飲まされると危険だぞ。」
「・・・クッ・・・」
「居場所は判らんのか？」
「あ、あぁ・・・全く・・・」
「伊武、急いで調べろ。俺も中てを当たってやる。」
　李は、携帯電話を取り出し、あるところに電話をかけ始める。
　そして、剛士も、沙良の部屋に戻り手掛かりになるような物を探し始めた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「さぁ、沙良、喉が渇いたろう。」
　沙良は、右京に差し出されたビールを喉を鳴らしながら一気に飲み干した。
　当然ビールに混ざって、魔奪肝楼が混入されている。

「フゥ・・・ぁぁ・・・右京さん・・・・」
「沙良、全部服を脱ぐんだ。」
「ええ。」
　沙良は、右京の言うとおり着ている物を全て脱ぎ捨てた。
　右京も服を脱ぐと勝手にソファに歩き出し腰を下ろす。

「さぁ、沙良、こっちにおいで。」
　沙良は、強い眩暈を覚えながら、口を半開きにして右京の座る場所に急ぐ。
　そして、右京の肉棒に貪りついた。
　右京は、ビデオを構えて沙良の姿を映しはじめた。

「ゥゥゥー・・・ァンムゥゥゥゥ・・ングゥッ・・ンゥゥ・・ンムゥゥ・・」
「うぅぅー・・いいぞ・・・沙良・・・・」
「ングッ、ングッ、ングッ、ングゥゥゥーッ、ングッ、ンゥゥゥー・・」
　まるで飢えた獣のように、沙良は右京の肉棒に舌を絡めていく。
　右京は、沙良の後頭部に手を当て思いっきり引きつけた。
　右京の肉棒が、根元まで沙良の口に埋まっていく。
「ンゥゥゥゥゥー・・・・」
　沙良は、必死で舌を絡めながらスロートを繰り返した。
　既に３０分以上が経過した。

「ゥゥ・・・さ、沙良・・・出すぞ。」
　そういうと沙良は、肉棒から口を離し、きつく肉棒を握りながら上下に擦り始めた。
「ウッ・・く、口をあけるんだ。」
　沙良は、大きく口を開けて右京の放出を待った。

　そして、右京の勢いよく分身が飛び散った。
「アァァ・・・・・ウゥゥ・・・ングッ・・・」
　沙良は、舌で分身を受けながら喘いだ。
　肉棒を何度も根元から擦り上げて、それを吸い尽くしていく。

「んー、沙良・・・いいぞ・・・さ、もう一度、いいと言うまでしゃぶってくれ。」
「・・・ぅ・・ん。」
　沙良は、萎えた肉棒を再度口に含んでいく。
「ふぅ・・そう、上手いぞ。お前のフェラは世界一だ・・・フフフッ・・」

　そして徐々に、萎えた右京の肉棒が復活していく・・・
　沙良の唾液の量が極端に増えてきた。
「ァァ・・・・ンゥゥ・・・ンムゥゥ・・・ハァ、ハァ、ハァ・・・」
「どうしたんだ、沙良？・・・欲しいのか？」
「ァァ・・欲しい・・これが欲しいのぉぉ・・・オ○ンコに入れたいぃぃぃ・・」
「いいだろう。自分で入れてみな。」
　沙良は、肉棒を握ったまま、右京の腰に跨いだ。
「まだだ、まだ腰を降ろすなよ。。」
　沙良は、肉棒の先を蜜壷に当てると右京を見つめた。

「ァァァ・・・・もう我慢できないぃぃぃぃ・・・」
「よし、一気に腰を落とせ。」
　沙良は、足の力を抜いて思いっきり腰を落とした。
「ンッアァァァァァァァー！」
　子宮全体に電流が走ったかのような快感が沙良を襲った。
　右京にしがみ付いて、まるでロデオを演じるかのように腰を動かし始める。
「ンゥ・・アゥッ、アァァー・・アゥッ、アゥッ、アゥッ、アゥゥゥゥゥーッ・・」
　右京は、沙良の乳首を軽く噛んだ。
　仰け反りながら絶叫する沙良・・・・
「ウゥゥゥゥゥー・・イィィィィー・・・」
「ククッ・・・感度がいいな、沙良・・・」
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァァァー・・・・イッテ・・イッテ、イイ？」
「まだだ、俺と一緒にだ。」
「ウゥゥー・・・我慢できないぃ・・」
「じゃ、俺のをもう一度咥えろ。」
　沙良は、顔を顰めながら腰から降りると自分の密で汚れた肉棒を口に含んだ。

「んー・・・やはり、沙良・・お前のフェラは最高だ・・・」
「ンゥゥ・・ングゥゥゥ・・チュッ・・・ンムゥゥゥ・・」
　右京の顔を見ながら必至で舌を動かす沙良・・・・
　長い舌で肉棒を包むように舐め上げていく。

　右京は、限界まで沙良に口での奉仕をさせた。
「沙良・・・そろそろ行くぞ。」
「ァァァァ・・ウゥゥ・・」
　沙良は、呻き声を上げながら右京に跨っていく・・・・
「グッハァァァァァァァァァ・・・イィィィ、気持ちいぃぃぃぃぃぃー・・」
　沙良は、狂ったように腰を激しく動かしている。
「ウッ・・・沙良・・・いくぞ・・・」
「キテェェェー・・・キテェェェェー・・・」
　右京は、沙良を抱きしめて思いっきり腰を突き上げた。
「アグゥゥゥゥゥゥゥゥゥーッ！・・・ァァァ・・・」
「沙良・・・力を入れろ・・・・もっと・・・もっときつく・・・」
　沙良は下腹部に力を入れて右京の分身を搾り取っていった。
「ぁぁぁ・・・熱い・・・熱くて・・気持ちぃぃぃ・・・」
　沙良の全身から力が抜けグッタリとしていく・・・
　右京は、挿入したまま沙良を抱き上げソファに持たれ掛けさせた。

　ゆっくりと肉棒を引き抜き、それを沙良の顔の前にもっていく右京・・・
　沙良は、言われるまでもなく肉棒を口に含んで丁寧に舐め上げていった。

「沙良・・・俺のものは、これから全部飲み干すんだ。」
「ンッ・・ンゥッ・・・」
　沙良は、肉棒を咥えたまま首を立てに振った。
　肉棒の根元から親指を滑らせて尿道に残る分身を押し上げていく。
「ンフゥゥゥゥー・・・」
「沙良、そこからも垂れてるぞ。」
　右京は、沙良の蜜壷を指さして指示する。
　沙良は、蜜壷に出された右京の分身を指で掬い取り口に運んでいく。

「どうだ・・・美味いか？」
「ぁぁ・・美味しい・・・右京さんの美味しいぃぃ・・・」
　指に付着した分身を舌で舐め上げる沙良の姿は、もはや右京の性具と化していた。
「沙良・・お前は誰の物だ。」
「ぁぁ・・右京・・・右京さんのもの・・・右京さんの女よ。」
「フフツフフッ・・・沙良・・・ベッドに行こう。」
　沙良は、飛びつくように右京に抱きついていった。