（１１３）

　季節は春を向かえ、夜になっても穏やかな気候となった。
　仕事を終え、風呂から上がった剛士は、腰にバスタオルを巻き缶ビールを２本とバーボンのボトルを持って自室に戻った。
　部屋に入り電気を点す剛士・・・・・
「！・・・・・・・な・・・何やってんだ・・・沙良、気でも狂ったか？」
　沙良は、真っ裸で椅子に座り、手すりに両足を乗せて股間を見せ付けていた。
「だって、昨日、１回で終わっちゃったじゃない。」
「アホォッ！・・・回数じゃねぇだろが。それに明日は、四国まで飛ぶんだぞ。」
「飛行機の中で寝てけばいいじゃない。。」
「馬鹿もんっ、そういう問題じゃないだろが。」
　剛士は、ベッドに座り缶ビールの栓を抜いた。
　沙良を見ながら一気にビールを空にしていく。

「フゥゥー・・・・美味いっ。」
「美味いじゃないわよ・・・・無視してるの？」
「暖かくなったが、そんな格好してると風邪引くぞ。」
「剛士の馬鹿っ！・・・・このまま引き下がれると思ってるの。」
「・・・・お前と言う奴は・・・・・」
　剛士は、呆れながら２本目のビールの栓を抜いた。
　沙良が立ち上がって剛士のビールを奪った。
　膨れっ面でビールを呷っていく・・・
「お、いい飲みっぷりだな。」
　沙良は、そう言ってバーボンボトルに手を掛けてる剛士の股間を握った。
「絶対にやるわよ。」
　そういって剛士のバスタオルを捲り肉棒に吸い付いた。
「・・ことＳＥＸに関しては強情だな・・・・」
　剛士は、そう言いながらグラスにバーボンを注ぎ口に運んでいく。
　沙良は、乳房を揉みながら剛士の肉棒を刺激していった。

　いつの間にか剛士の肉棒は怒張し、沙良の表情も妖艶さを増していく。
　唇をすぼめ、ゆっくりと先から根元までを咥え込んでいく。
　喉の奥に肉棒が到達するも、沙良は平然と舌を絡めていた。

（・・・・・ムッ・・・・相変わらず上手いな・・・）

　剛士は、沙良の舌技を堪能しながらバーボンを喉に流し込んだ。

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「こらっ！　沙良っ、起きんかい！」
「ンー・・・・ッ・・・・」
　沙良は、真っ裸で熟睡していた。
　剛士の悪戯で頭にショーツを被らされ寝ぼけた顔で剛士を見る・・・
「何時だと思ってんだ。・・・空港まで送れ。」
「・・・ぇ・・・・あ・・・あぁぁーっ。」
「あぁぁー、じゃねぇ。だから、やめておこうって言ったのに、お前と言う奴は。」
　沙良は、急いでベッドから起き上がった。
　下着を着けづ、シャツとジーンズを穿く・・・・
「・・・ゴメン、行こ、送ってくわ。・・・朝食は機内で食べて。」
　沙良は、車のキーを取ると急いで車庫に向かった。

（・・・あいつ・・・パンツ頭に被ってるの気付かないのかな？）

　剛士は、沙良の後を追って下に降りていった。

「豪、行ってくるからな。」
「はい・・・・あ、あのぅ・・・今、沙良さんが頭に・・・その・・・」
「ああ、あいつは、いつも寝るときにパンツを頭に被る癖があるんだ。」
「・・・・ぇ・・・そ、そうなんですか・・・・・」
　剛士は、真顔でそういうと手を上げて事務所を出た。
「き、気をつけて・・・・」
　事務所を出た剛士は、沙良の車に乗り込んだ。
「急げよ。」
「うん。」
　大通りに出る沙良、何気にバックミラーを見ると頭に被った下着に気がついた。
「アァァッ・・・な、何これ・・・・」
　急いで頭からショーツを取る沙良・・・・
　剛士は呆れながら呟いた。
「普通、直ぐに気付かないか？」
　沙良は、顔を染め膨れっ面で剛士を叩いた。
「剛士が、被せたんでしょうっ！」
「・・・・・危ないから前を見て運転しろ。」
　沙良は、返答する言葉が見つからずブツブツ独り言を呟きながらハンドルを握った。
　空港に到着し沙良は、ロビー入口で剛士を下ろした。

「サンキュー。帰り道は気をつけろよ。」
「うん。明日空港に着いたら電話して、迎えに来るから。」
「ああ。そうだなぁ・・おそらく、夜になると思うが。」
「何時でもいいわよ。ちゃんと来るから。」
「ああ。・・・・あ、豪と有紀君にも、今日は暇してていいと言っておけ。」
「ええ。」
　剛士は、沙良に手をあげロビーに消えていった。

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　沙良は、アクビをしながら帰りに買ったハンバーガーを頬張っていた。
「沙良さん、ちょっと有紀と出かけてきます。」
「ええ・・・・ゆっくりしてきていいわよ。」
「はい。・・・じゃ、お言葉に甘えて。」
　豪と有紀は笑顔で事務所を出て行った。

（ハァー・・・一日暇だわ・・・・・）

　そう思いながらコーヒーを啜る沙良・・・・・
　暫しテレビを見ながら時間を潰した。
　部屋の掃除をし、シャワーを浴びると既に夕方近かった。

（アラ、もう、こんな時間・・・）

　洗った髪を乾かしながら空腹を覚える沙良・・・・
　ドライヤーを仕舞い、バスタオルを取るとシンプルな下着を穿きジーンズに足を通す。
　ブラジャーを手にとり胸に当てようとしたときに電話が鳴った。
　はめ掛けたブラジャーをベッドに放り受話器を持つ沙良・・・

「はい、伊武探偵事務所です。」
『やぁ・・・元気かい？』
「あ、一馬さん・・・・こっちに来てるの？」
『ああ、こっちでパーティーがあってね。」
「パーティー？」
「君も知ってるだろう。大学の蒲池教授が学部長に就任してね。」
「蒲池教授が・・・・・へぇぇー・・・」
「どうだい・・・・・今から出れるかい？』
「ええ・・・・そうね・・・剛士も居ないし・・・・」
『ちょっと早いが、夕食を一緒にどうかな？』
　沙良は少々考えたが、一馬の誘いに応じた。
「・・・・いいわ。・・・迎えに行く。」
『いや、今、僕が居るホテルでどうかな？・・・・センチュリーホテルだが。』
「わかった。待ってて。」
　沙良はそう言って電話を切った。
　沙良は、ジーンズと、先程、穿いた下着を脱いだ。

　クローゼットから下着専用のタンスを開く沙良・・・
　そこから、オレンジ色のシースルーショーツを手にとり足を通した。
　鏡に映し、その姿を見る・・・・

（・・・・・？・・・）

　沙良は、妙に陰毛の形が悪いのに気付く。

（そういえば、最近お手入れしてなかったわね・・・）

　沙良は、ショーツを脱いで剃刀を手にした。
　ローションを塗り鏡を見ながら毛並みを揃えていく。
　時折鏡に映しながら形を確認する沙良・・・・

（んー・・・おかしいわねぇ・・・）

　鋏を使ったり、剃りを当ててるうちに段々と陰毛が無くなっていく。

「・・やだ・・・ほとんど無くなっちゃった・・・キャハハハ・・・」

　一人で笑い声をあげる沙良・・・
　結局全てを剃り落としてしまった。

（ま・・いいか・・）

　沙良は、あっけらかんとしながらアイボリー色のガーターとガードルを付け、先程とは違う銀糸の刺繍が入ったＶカットのティーバックショーツを穿いた。
　服を着替え、髪をセットすると事務所を出て車に乗り込んだ。

（１１４）

　ホテルに着いた沙良は、駐車場に車を停めホテルに入った。
　ロビーに着くと一馬が手を振って沙良に居場所を教える。

「やぁ・・・。」
「久しぶりね。」
「そうだな。・・・・・さ、最上階のレストランでも行こうか？」
「ええ。」
　沙良は、一馬とともにエレベーターに乗り込んだ。
　一馬は、ドアが閉まると沙良を抱き寄せ唇を合わせる。
「ンゥッ・・・・・・・か、一馬さんったら・・・」
「フフッ・・・つい・・・」
　屈託の無い笑顔に沙良も笑みがこぼれる。
　一馬は、妙に興奮を覚え、沙良のスカートの中に手を入れた。
「アンッ・・・・駄目よ、一馬さん・・・・」
「いいじゃないか。止まったら直ぐ手を抜くよ。」
　一馬は、そう言って沙良のショーツをずらし恥丘を擦っていく。

（・・・・？）

「沙良・・・・無いけど・・・・」
「え？」
「その・・・・毛が・・・・」
「ぁ・・・う・・うん・・・・その・・・剃っちゃった。」
　沙良の言葉に股間を膨らます一馬・・・・
「さ・・・沙良・・・食事は、簡単に済まそうな・・・」
　沙良は、クスクスと笑い声を上げて一馬に寄り添っていった。

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　二人は、食事を済ませ、一馬が宿泊する部屋に入った。
　一馬は、シャワーを浴びる事もなく沙良に飛びついた。

「か・・・一馬さん・・・・」
　一馬は、沙良のスカートを腰まで捲りショーツ越しに口を下腹部につけていく。
「・・・ちょ・・・・ちょっと・・・・一馬・・・さ・・・・あっ・・・・」
　一馬は、強引に沙良をベッドに押し倒した。
　ショーツを乱暴に脱がし足を広げさせる。
「・・・アン・・・恥ずかしいわ・・・・」
　一馬は、沙良の蜜壷を広げ、更に女芯を覆う薄皮を捲り上げた。
　舌先で突付きながら沙良の反応を窺う・・・・
「・・・ンクゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・」
　一馬は、窮屈になった股間を緩めるためベルトを外しファスナーを下ろしていく。
　既に、グッショリと濡れている沙良の蜜壷から溢れる愛液を舌で掬い女芯を舌が往復していく。
「ハァァァァァァァァ・・・・・ゥゥゥゥ・・・・」
「沙良・・・・・・沙良っ・・・」
　一馬は、沙良の足を真上にあげ菊門にも舌を伸ばした。
　菊門から亀裂を通り女芯まで距離を一直線に舌で舐め上げていく。
「クフゥゥゥゥゥゥゥゥー・・・・・ァァ・・き・・気持ちいぃぃぃー・・・・」
　沙良の亀裂からは、蜜泡を作って大量に愛液が流れ出してきた。
「イヤァァァー・・・・入れてぇぇぇーっ！」
「わ・・・わかった・・・」
　一馬は、スラックスをブリーフと一緒に脱ぐと沙良に飛びついた。
　怒張した肉棒が、沙良の蜜壷に強烈に打ち込まれる。
　沙良は、一馬の腰に手を回し、自ら腰を突き上げると共に力いっぱい引き付けていく。「アウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ・・ゥウッー・・ゥッゥゥゥッゥゥ・・・・」
「ククゥ・・・」
　一馬は、沙良に意思を伝える事無く分身を放出した。
「！・・・ァァァー・・・・・ンアァァァァァァァァーッ・・・・」
　沙良は、一馬の熱い分身を受け高い淫声を上げていく・・・・

「さ・・・沙良・・・・・す、すまん・・・・・」
「・・・・・・・いいのよ・・・・・まだ時間は早いわ。」
沙良は、スカートを汚さないように腰を上げて脱ぎシャツと下着も外していく・・・
　起き上がった沙良は、ガーターホックをとり片方づつ足をベッドに乗せて丁寧に脱いでいく・・・・
　一馬は、沙良の蜜壷から零れ落ちる自分の放った分身を見て早くも欲求が湧き上がってきた。
「沙良、一緒にシャワーを浴びていいかい？」
「フフッ・・・ええ・・・・いいわ。」
　一馬は、急いで服を脱ぎ捨てると沙良の後を追って浴室に消えた。

≫≫≫≫≫≫

　浴室から出た二人は、ベッド上で互いの性器を愛撫しあった。
　沙良は、仰向けに寝た一馬の上に被さりシックスナインの形で肉棒を責めた。
　沙良の口から漏れる摩擦音に、一馬の肉棒は悲鳴をあげる。
　沙良は、髪を振り乱し頭部を激しく上下させていた。
　時折、根元まで咥えると喉の奥で肉棒の先が当たる感触を楽しむ。
　一馬は、沙良のフェラチオの技術に、まさに舌を巻いていった。
　沙良に負けじと、一馬は、蜜壷を舌で舐めまわした。
　しかし、沙良の巧みな舌技に我慢が出来ない・・・・

（・・・凄い・・・・・凄すぎる・・・・もう・・・限界だ。）

　すでに一馬の口周りは、水を被ったようにグッショリと顔を汚している。
　沙良が、一馬の放出が近い事を知ると口を離して呟いた。
「一馬さん・・・・いいのよ・・・お口で受けてあげる。」
「・・・え？」
「口の中に出していいわ・・・・飲んであげる・・・」
　沙良はそう言うと、再度、肉棒を咥えてスライドを開始した。
　口を窄めて、強い力で吸引する沙良・・・・
「ググゥ・・・・・さ・・・沙良・・・・」
　一馬は、身体を硬直させながら勢い欲分身を放出した。
　沙良は、肉棒を上下に擦りながら分身を搾り取っていく。
　全てを搾り取った沙良は、音を立てながら口の中の分身を啜った。
「沙良・・・・最高だ・・・・・」
　沙良は、微笑みながら向きを変えて一馬の胸に寄り添っていった。
　抱きしめる一馬・・・
　沙良は一馬の萎えた肉棒を優しく愛撫しながら唇を胸に這わせていく。

（沙良・・・・・・俺は、お前を誰にも渡したくない・・・・・）

−　数十分後　−

　復調した一馬は、沙良を騎乗位で下から貫いていた。
　菊門に指を挿入し沙良の身体を上下に揺すっている。
「クフゥゥゥゥゥー・・・・・一馬さぁ・・・ぁぁ・・・ぁぁぁ・・・」
　沙良は、一馬の口に舌を挿しこんでいく。
　沙良の唾液が数馬の舌に絡み淫湿な音を奏で始めた。
　柔らかい沙良の舌の感触に一馬は呻き声を上げた。
「んぅぅ・・・ぐぅぅ・・」
　沙良の執拗且つ巧みな性技に、一馬は脳の奥まで痺れていった。
　一馬は、背中からベッドに倒れた。
　沙良は、一馬の胸に手をつき腰を激しく降り始める。
「ンゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・アァァァァァァァァァァァァァー・・・」
　沙良は、低い獣の唸り声のように長く息を吐いていく。
　一馬は沙良の動きに合わせ腰を下から突き上げた。
「イィィィーッ・・・・ウグゥァァァァァァァー・・・」
　沙良は、二人の結合部を除きながら腰を動かした。
　一馬の肉棒が、自分の秘穴に埋まるたびに興奮が増していく。
　微妙にスピードを落としては、一馬の肉棒が隠れていく様子を楽しんだ。
「沙良・・・・なんて・・・凄い・・んだ・・・」
「・・・ウゥゥ・・・・気持ちいぃぃぃー・・・い・・いきそ・・・・」
　沙良の体が徐々に赤く染まってきた。
　子宮の奥から底知れぬ快感が湧いてくる。
「・・・か・・一馬さん・・・・突いて・・・突いてぇぇぇーっ！」
　一馬は、沙良の言葉を合図で身体を起こすと沙良に覆い被さっていった。
　両足を抱え込み、まるで沙良の身体を折りたたむように上から体重を掛けた。
「ンググゥゥゥゥゥー・・・」
「沙良っ！」
　一馬は、そう叫び、沙良の蜜壷を破壊するのではないかと思わせるほど強烈な杭を打ち付けていった。
「ウッハァァァァァァァァァァァァー・・・・・」
　沙良の黒目部分が瞼の上に隠れていく・・・
　いつもと違う一馬の強力な責めに、沙良は絶叫を止める事は出来なかった。
「ウグゥゥ・・・ァハァァ・・イィ・・イィー・・・・・ハゥゥゥゥゥー・・だ・・駄目・・駄目よぉ・・・ァァ・・イックゥゥゥゥゥゥゥゥウゥーッ！」
　沙良は、一馬の肉棒を強烈に吸い込んでいった。
　まるで、一馬の全身をも吸収するように・・・・・・