（９４）

　応対室に戻った仙次郎は、加藤と純子にサディズムに関しての話を聞かせ始めた。

「加藤さん、サドと言っても、色々とタイプがありましてね。」
「はぁ‥‥‥」
「つまり、生活行動的なサドと、性行動的なサドと考えると奥さんの場合は、性行動的なサドですね。しかし、基本的には、その性質は似ていますのでそれに関して、お話をさせて頂きますが、知識として覚えておいて下さい。そして、奥さんに当てはまる部分があればそれを私に教えて頂けますか？」
「‥‥‥‥はい。」
「まあ、局部を傷つけ、甚振り、性的快感を得るというのは、典型的な性的サディズムなんです。奥さんがそうですね。」
「はぁ‥‥‥‥」
「サディストは、ある意味、哲学を持っているんですよ。」
「哲学‥‥‥‥ですか？」
「ええ。自分の欲望こそが絶対であり、その欲望を制限するいかなるタブーもあってはならないとする傍若無人、我がまま、自分勝手、人でなしの哲学を例証するために、無理矢理に想像力を浪費して、自身を意識改革した思考的セックスなんです。屍姦、獣姦、吸血、乱交、拷問、近親相姦、幼児強姦、スカトロジー、アナルセックス、強姦、殺人等、色々なサディスティックなプレーを行います。こういう類いの人間が持つ哲学が、罪悪感を消してしまい欲望こそ絶対であり、そのためには、あらゆる変態と犯罪が許されるという思考法は、超の付く自我肥大です。気づかずに一生を終わる人もいますがね。」
「‥‥‥‥‥ぁ‥‥‥‥あの‥‥‥」
「これは、根っからの、そういう性格の持ち主という意味ですが、現在、風俗で、いわゆるプロと言われるＳＭマニアの人たちの殆んどは、そう言う人ばかりではありません。そのプレー自体を楽しむだけで、実際に怪我をさせたり命まで関わる様な事まではしませんし、趣味であるだけで普通の異性とのセックスも可能です。」
「‥‥‥‥‥つ‥‥‥妻は‥‥‥‥」
「なぜ、津谷さんを誘ったのかというのは判りませんが、通常は、同性に対して興味がなければ、そんな言葉を吐きません。少なからず経験してみたいという気持ちは奥さんも、持っていたと考えてもいいと思いますが。」
「‥‥‥‥そうですか‥‥‥」
「しかし、奥さんは、想像だけの世界であって、今まで、実際に、レズプレーはした事もないでしょうし、興味だけで、津谷さんに口走ったかもしれませんが、強い興奮状態にあって、精神的には、トランス状態にあったかもしれませんね。」
「意識外で、誘いの言葉を口走ったと？」
「まあ、そこまでは判りませんが、可能性はあります。」
「しかし、妻は、快感を得て‥‥‥‥‥その‥‥‥」
「言いたい事は判ります。つまり、最初から知ってて、というより、偶然にして、快感を得る方法を知ってしまったかもしれませんね。」
「‥‥‥‥‥‥」
「つまり、ＳＭでしょうかね‥‥‥‥しかし、ＳＭというのは、まあ、サディズムマゾヒズムと言いますが、加虐者であるサディストと被虐者であるマゾヒストの組み合わせによる主従関係において成立し、定型化された手続きや道具立てを指す場合もあります。様式化され洗練されたＳＭというのは、その探究者の間でもはや、性行為にさえ従属しておらずに、性が、生殖から飛翔したように性から飛翔しつつある快楽と捉えることもできます。だが、奥さんと津谷さんは違う。一方的に、奥さんが、津谷さんを責めているし、津谷さん自身がマゾではない。」
「‥‥‥‥‥‥ぇぇ‥‥‥」
「じゃあ、レズ。‥‥‥‥つまり、同性愛者なのかというと、それも疑問です。なぜならば、レズというのは、互いを認め合って理解している同士ですから。」
「では、やはり‥‥‥サド‥‥‥ですか‥‥‥」
「相手に肉体的、精神的虐待を与える事によって性的な快感を得る加虐趣味ですから、そうかもしれません。サディストたちは、ありとあらゆる性的残虐行為を繰り返し、哲学的思弁を反復的に開陳するんですよ。その行為は、直截で、機械的ですからね。」
「‥‥‥‥‥」
「つまり、マゾにおけるような心理的陰影がまったくみられないんですよ。」
「しかし、‥‥‥‥なんでまた急に‥‥‥‥」
「突如、自分にそういう状態が現われるというのはよくある事なんです。」
「‥‥‥‥‥‥‥」
「今回の場合、加藤さんを愛しているにも関わらず、津谷さんを紹介した。それは、自分が、加藤さんを満足させる事が出来ないという悲壮感とか焦りにも似た自身に対する屈辱感からでしょう。しかし、やっぱり奥さんは気になる訳です。津谷さんと、どういう事をしてるのかがね。」
「‥‥‥‥‥あの‥‥‥‥」
「つまり、加藤さんが、本当に喜んでいるのかを知りたいわけですよ。人間、いや女性の心理としてね。」
「‥‥‥そ‥‥‥それは、解りますが‥‥‥‥でも、純子君が‥‥‥」
「通常、こういう状態の人の心理を考えると、普通は、嫉妬もあるんですが、奥さんの場合は、加藤さんを喜ばせるために、津谷さんを道具と言う形で考えたんですよ。つまり、その道具は自分の物だ。自分が与えた物だという思考が、知らずに芽生えてきてしまう。つまり奥さん曰く、貴女は、主人をちゃんと喜ばしたの？　という確認と私が貸した道具だから私のものでもあるという意識が確立されてしまっているんです。だから、こういう形になる。」
「‥‥‥‥そ‥‥‥そんな‥‥‥‥」

　純子は、仙次郎の説明を唖然とした表情で聞いていた。

「どの程度のものか、私も把握しかねますが、津谷さん、よろしければプレーの内容を詳しく話して頂けませんか。」
「‥‥‥ぇ‥‥‥‥で‥‥‥でも‥‥‥‥」
「貴女も勿論ですが、奥さんも助けてあげないと、この状態は続きますよ。」

　純子は、困惑顔で俯いた。
　ゆっくりと小さく息を吐き出しポツリポツリと話を始めていく。

「係長に誘われた時は、正直驚きました。ベッドを共にしてくれと言われた時に、当然戸惑いましたし、女性とプレーするなんて始めてでしたので。私、漠然と思ったんですが、係長は、レズだから補佐と関係が出来ないのではないかと。」
「なるほどね‥‥‥まあ、そう思うのが普通でしょう。」
「私は、それで係長が満足して、補佐との関係を続ける事が出来るのならば１回くらいはいいと承諾したんです。ホテルに入って、一緒にシャワーを浴びたんですが、その時は、特に浴室では戯れる事無くベッドに移動して、例の如く、補佐とのプレー内容を事細かく係長に話していたんです。」

　純子は、その時の事を思い出しながら、事細かに話し始めた。

【純子さん、主人は射精した？】
【ぇ‥‥‥‥ええ‥‥‥】
【本当にごめんなさいね。貴女に、こんな事を頼んでしまって。】
【ぃ‥‥いえ、私も‥‥‥‥‥係長には感謝してます。】
【私に‥‥‥‥‥何故？】
【ぇ？‥‥‥‥あ‥‥‥だ、だって‥‥‥‥私は‥‥‥‥あの‥‥‥補佐を‥‥‥‥】
【フフッ‥‥そうだったわね。主人を好きですものね。】

　その時、泉美の瞳が僅かに変化したのを順子は気づいた。

【ね、順子さん、どういう事を主人にしてあげたか聞かせてくれないかしら。】

　順子は、戸惑いを隠せなかったが、言わざるを得ない状況でもあった。
　正直に加藤としたプレーの内容を泉美に聞かせたのだった。

【補佐が‥‥‥私を抱きしめたんです。‥‥‥‥私は、頭に中が真っ白になって‥‥‥それで‥‥‥知らないうちに‥‥その、補佐の物を口に含んでいました。】

　泉美は、興奮気味に順子の話に耳を傾けていた。

【そ‥‥それで？】
【私は、補佐を押し倒して自分から跨っていったんです。】

　順子は、加藤と結合までの経緯をつぶさに話していく。
　その時、急に話を中断して泉美が順子の足を広げたのだ。

【え？‥‥‥イ、イヤッ‥‥‥係長‥‥‥‥や、止めてください。】
【いいじゃないの‥‥‥主人が入れた性器を見てみたいの。】

　そう言って足を掴む腕に力を入れていく。
　その強さに、順子は、恐怖を感じたのだった。
　どうする術もなく、結局、泉美のされるがままになる事を決めた順子だった。

【フフッ‥‥‥綺麗な性器ね‥‥‥中はどうかしら。】

　そう言って両手で順子の大陰唇を摘まみ、覗きこむように蜜壷の奥を眺めていた。
　順子は、歯を食いしばって耐えていた。
　そのうちに頬を染めた泉美が、順子の乳房に吸い付いて来たのだ。

【‥‥‥ぁぁ‥‥‥‥係長‥‥‥や、止めてください‥‥‥】

　無視する泉美‥‥‥‥
　既に、目つきは変化し酔ったような表情になっている。
　そして、泉美は、大きく開いた純子の股間に、自分の股間を合わせていった。

　最初は我慢をしていた順子だったが、身を捩り泉美から離れようとした。
　その時だった。泉美は、急に顔付きが変わり這って逃れようとする順子の頬を平手で叩いたのだ。

【いいところなのに、何で逃げるのよっ！】

　悲鳴を上げた順子だったが、泉美の表情が、一気に冷酷な顔に変わっていく。

【純子さん、主人に抱かれたいなら我慢しなさいっ！】

　その迫力に、純子は身体が硬直した。
　どうする事もできずに泉美に身を任せていく純子‥‥‥‥

　泉美は、女芯同士を擦りしながら荒い息を吐いている。

　そして、自ら乳房を揉み上げながら小さく溜息のような声を上げ始めた。

【‥‥‥‥ァァ‥‥‥ァゥゥ‥‥‥‥‥ァ‥‥‥‥‥ゥゥ‥‥クゥゥ‥‥‥‥】

　違和感を感じる純子‥‥‥‥
　松葉崩しの体位で泉美は、女芯を擦りつけていた。

【‥‥‥ァァ‥‥‥アッ‥‥‥‥アゥゥ‥‥‥‥】

　純子は、生温い液体が泉美の蜜壷から流れるのを感じた。
　泉美を恐々と見つめると、火照ったように顔を染め妖艶な表情で喘ぎ声を上げている‥‥‥

【‥‥‥ァァ‥‥‥‥アァァ‥‥‥な‥‥何か‥‥‥‥‥‥ァァ‥‥イィ‥‥ィ‥‥】

　泉美は、擦る激しさを増していった。

【‥‥‥ァァ‥‥‥いぃぃ‥‥‥濡れてる‥‥‥‥濡れてるぅぅぅぅぅ‥‥‥】

　泉美は、純子から離れると、膝を立てて上体を起こした。

　覗き込むようにして指を自分の蜜壷に入れると中を刺激し直ぐに抜いた。
　濡れた指を見て大きな吐息を漏らしている。

【‥‥ぁぁ‥‥‥ぬ‥‥‥‥濡れてる‥‥‥】

　その姿を呆然と見る純子‥‥‥
　泉美は、陰湿な笑みを浮かべると純子をうつ伏せにしてヒップを思い切り叩き始めた。
　純子の悲鳴と共に、泉美は興奮しながら声を上げ始める。

【オォォ‥‥‥‥‥もっと‥‥もっと‥‥泣き叫んでぇっ！‥‥ウァァァァァー‥‥‥】
　暴れる純子‥‥‥‥
　泉美は、これ以上ない力で、純子を阻止しヒップを叩いた。

「イヤァー‥‥‥痛いぃぃぃぃぃぃー‥‥‥」

　泉美は、そう言って叫ぶ純子の菊門に指を挿し込んだ。

【！‥‥ィ‥‥‥イヤァァァァァァァァァァー‥‥‥】

　その瞬間‥‥‥‥泉美は、獣のような声を発しながら絶叫した。

【アォォォォォォォォォォォォォォォー‥‥‥‥‥ゥゥ‥‥‥ゥ‥‥‥ゥゥ‥‥】　

　腹部を激しく凹凸させながら荒い息を吐いてベッドに横たわる泉美‥‥‥
　蜜壷から流れる液体が、ライトに照らされて妖しく光っていた。

　純子は、それを見て泉美が果てた事を確認した。

　ゆっくりと、ベッドを降りようとした時、泉美の手が純子の足首を掴んだ。

【純子さん‥‥‥‥良かったわ‥‥‥‥】
【‥‥‥か‥‥係長‥‥‥】
【ね‥‥‥次も、つきあってくれる？】
【エッ‥‥‥きょ、‥‥‥今日だけって‥‥‥‥】

　泉美は、ゆっくりと起き上がると部屋の隅にある木製のオブジェを指さして囁いた。

【‥‥‥純子さん、奥のレンズが見えない？】

　泉美の指さした木製オブジェの横にビデオカメラが設置されていた。

【‥‥‥‥か‥‥‥係長‥‥‥‥あ‥‥あれは‥‥‥】
【そう、ビデオカメラよ。今、私と貴女のプレーを録画させてもらったわ。】
【そ‥‥‥そんな‥‥‥‥消してくださいっ。】
【それは駄目よ。思ったとおり、私、始めて快感というのを経験できたわ。暫く貴女とも関係していたいの。こんな気持ちいいのは、初めてだったし。】
【でも‥‥‥でも、私は‥‥‥】
【私の夫と好きな事をしておいて、それはないじゃない。嫌ならいいわよ。このビデオを貴女の両親に送り届けるから。困るんじゃないかしら？】
【そんな‥‥‥係長‥‥‥ひどいわ。】
【何言ってるのよ。私だって愛する主人を貴女に貸しているんだから。その恩を返してもらわないと不公平でしょ。そうじゃないかしら？】
【で‥‥‥でも‥‥係長が先に‥‥‥私に‥‥‥】
【もう、そんな事いいじゃないの。貴女は、私の主人に抱いてもらえるでしょ。私も貴女達みたいに快感を味あわないと。次も会ってもらうわ。いいわね。】

　結局、純子は、泉美の脅迫じみた言葉で驚かされ、加藤と会った翌日は愚か、気分によって自分とも会う約束をされたのだった。

　そして、２回目以降のプレー内容は徐々にエスカレートしていった。
　通信販売で買ったというバイブやレズ用の張り型、ＳＭ道具などを持参し純子にプレーを強要したのだった。

　この時を起点に約２ヶ月、計１２回に渡りサディスティックなプレーを泉美は楽しんでいたのだ。

（９５）

　涙ながらに話す純子の横で加藤は唇を震わせていた。

「先生‥‥‥今の話は、まだ、序の口なんです。」
「序の口ですか。‥‥‥‥‥今の話の中で奥さんは、思った通りと言いましたね。」
「ええ。そして、２回目からは、格段にエスカレートしまして‥‥‥。」
「んー‥‥‥‥考えていたのかもしれないですね。
「私も、純子君から全て聞いたのですが‥‥‥‥とても妻がそんな事をするとは思えないような事まで。‥‥‥‥‥既に、数十回と純子君と会ってるんです。このままでは、本当に彼女は身体を壊してしまいます。もっと、私が早く気づいていれば。迂闊でした。まさか‥‥まさか‥‥」

　加藤は、項垂れながらそう呟いた。

「解りました。それでは、津谷さん、全てを話さなくてもいいので、最近、加藤さんの奥さんと交わった時のプレーを話してください。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥は‥‥‥‥‥はぃ‥‥‥」

　純子は、聞き取れないくらいの声で、話しを再開する‥‥‥‥

【純子、トイレには、行ってないでしょうね。】

　泉美は、二人だけで会う時は、呼び捨てで名を呼ぶようになっていた。

【‥‥‥は‥‥‥は‥‥ぃ‥‥‥早く‥‥‥‥早くトイレに行かせてください。】
【まだ駄目よ。】

　そう言って、自分の股間に取り付けたレズ用のディルドを手で上下に扱きながら純子に近づいた。

【さぁ、私のオ○ンコを愛撫しながらしゃぶりなさい。】

　泉美は、股間のディルドを座っている純子の顔の前に近づけた。
　泉美は、純子の指の愛撫に感じながらディルドを突きつけていく。

【ゥゥ‥‥ウゲェッ‥‥‥‥‥ング‥‥‥ンギィィ‥‥‥‥】

　苦しみながらも、泉美の蜜壷の中を丁寧に刺激していく純子‥‥‥‥
　泉美は、純子の下腹部を足の指先で押さえながら冷酷な表情を浮かべて興奮していた。

【ゥゥゥ‥‥‥‥‥ンムゥゥゥゥゥー‥‥‥‥‥】

　苦しみを訴えて、純子は、ディルドを口から離した。

【‥‥ァァ‥‥‥も‥‥‥もう‥‥‥駄目です‥‥‥漏れちゃうぅぅぅ‥‥‥】

　純子は涙ながらに泉美に訴えた。

【純子、情けないわよ。‥‥‥‥いいわ、私と一緒に浴室に来なさい。】

　泉美は、純子の首につけたチェーンの輪を引っ張りながら浴室に連れて行った。

　浴室の中に入った純子は、四つん這いになって苦痛の表情を見せた。

【‥‥‥も‥‥‥もう、出して‥‥‥出していいです‥‥‥か‥‥‥】
【純子、仰向けになって大きく足を開くのよ。】

　順子は言われたとおりにした。

　足を抱えて仰向けになる純子‥‥‥‥‥

【さぁ。オ○ンコを開いて思いっきり飛ばしなさい。】

　そう言うと泉美は、純子の膀胱を足の裏で踏みつけた。

【ンアァァァァァァァァァァァァァーッ！】

　純子の尿道口から勢いよく小水が噴き出た。
　真上に飛沫を飛ばしながら弧を描くようにしてタイルに落ちていく。

　勢いを失いかけると泉美は、再度、膀胱を強く踏みつけた。

【グッハァァァァー‥‥‥】
【キャハハハハッ‥‥‥‥いいわ‥‥‥いいわよ、純子っ。】

　純子は、涙を流しながら排尿をしていく。
　それでも長い時間、我慢をしていたせいか、なかなか止まらなかった。

　荒い息を吐きながら排尿を済ませた純子に、泉美は顔の真上に跨って言い放った。

【さあ、次は私のオシッコを飲ませてあげるわ。口を開けなさい。】

　泉美は、ディルドを下腹部にずらして蜜壷を指で広げた。
　膝を曲げて蜜壷を突き出す泉美‥‥‥‥

【さぁ。出すわよ。】

　そう言うと泉美は、放尿を開始した。
　純子の口を目掛けて飛沫を飛ばしていく。

　ゴボゴボと小水が口の中に溜まるが、飲み込む事が出来ない純子の口からは、泉美の小水が溢れ出ていた。

【どぉぅ‥‥純子‥‥‥美味しい？】

　全てを出し切った泉美は、そのまま純子の顔の上に蜜壷を密着した。

【舌で綺麗にしてちょうだい。】

　そういって蜜壷を顔に擦りつけていく泉美‥‥‥‥‥
　純子は、嗚咽を漏らしながら舌を突き出していった。

/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /

　泉美の股間に填るディルドが、純子の蜜壷を後から貫いていた。

【も‥‥もぉぅ‥‥許してくださ‥‥‥い‥‥‥ゥゥ‥‥‥】
【何言ってるの。まだ、始まったばかりよ。】

　そう言って、純子のヒップを叩きながら腰を突き上げていく泉美‥‥‥
　既に純子のヒップは、真っ赤にはれ上がっている。

【ァァ‥‥‥いいわ‥‥‥‥オ○ンコが濡れてきたわ‥‥】

　泉美は、そう言って自分の蜜壷に指を入れた。

【ゥゥゥ‥‥‥じゅ、純子‥‥‥‥ローターを取って。】

　純子は枕元に置かれたローターを取り泉美に手渡す。
　ローターを受け取った泉美は、それを蜜壷に埋め込んだ。

【‥‥‥‥ゥゥゥ‥‥‥‥アハァァァ‥‥‥‥】

　完全にローターを埋没させると泉美は、スイッチを押した。

【クゥゥゥゥゥ‥‥‥ァァァ‥‥‥気持ちいぃぃぃ‥‥‥】

　そう言いながら再びディルドを純子の蜜壷に挿し込んでいく。

【ググゥゥ‥‥‥ングゥゥゥゥ‥‥‥】

　どれだけ続いただろうか、純子は朦朧としながらひれ伏していた。
　泉美は、ディルドを引き抜いてローションをたっぷりとディルドになじませた。

　口元に笑いを浮かべながらディルドを純子の菊門に当てる泉美‥‥‥‥
　そして、力強く股間を押し付けた。

【！‥‥‥ギヒィィィィィィィィィィイィィィーッ！】

　悶絶する純子‥‥‥
　泉美は、目を血走せながら興奮気味に叫んだ。

【もっと‥‥‥ァァ‥‥‥純子‥‥‥もっと、叫びなさいっ！】

　そう言ってディルドを根元まで押し込んだ。

【グギャァァァァァァァァァァァァァァァーッ！】

　強烈な痛みと屈辱で涎を垂らしながら身体を硬直させる純子‥‥‥

【ァァー‥‥ァァー‥‥‥ア、ァァ‥‥‥アァァァ、イッグゥゥゥゥゥゥゥゥーッ！】

　顎を突き上げ喘ぎ声を上げる泉美‥‥‥
　中指は、蜜壷の中に埋まるローターを転がしている。

【ァァ‥‥‥オ○ンコが‥‥‥とろけちゃぅぅ‥‥‥‥ウッハァァッァァァー‥‥‥】

　足をガクガクと痙攣させてしゃがみ込む泉美‥‥‥‥
　その勢いで純子の菊門から音を立ててディルドが抜けた。

　泉美は、指を蜜壷に入れたまま腰を突き上げて余韻を楽しんでいた。
　蜜壷の中から低いローター音が聞こえる。

【‥‥‥ハァァ‥‥‥アハァァァァ‥‥‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥】

　泉美は、突き上げていた腰を下ろし、ゆっくりとローターを引き抜いていく。
　びっしょりと濡れたローターを投げ捨て大きく息を吐いた。

【ふぅぅぅぅー‥‥‥‥最高‥‥‥最高よ、純子‥‥‥‥】

　純子は、嗚咽を漏らしながら、いつも通りに泉美の股間に舌を這わせていった。

【綺麗になめるのよ。】

　そう言って自ら乳首を転がす泉美‥‥‥‥
　純子は、これ以上ない屈辱を味わいながら泉美に羞恥の奉仕をし続けた。

　話を終えた純子は、肩を震わせながら涙を拭った。

「津谷さん、ありがとうございました。辛い事を思いださせてしまいましたが、私も判断材料として、お聞きしなければならなかったので。申し訳ありません。」

　隣で聞いていた加藤が口を開いた。

「先生、純子君の身体はボロボロです。何とか‥‥‥何とか救ってください。」
「しかし、もうちょっと早く気づいてあげるべきでしたね。判りませんでしたか？」
「‥‥‥す‥‥‥すみません。‥‥‥あの時‥‥‥あの２ヶ月前から優しくなった妻とは、両極端に純子君の態度が変わってきたんです。その時に‥‥‥その時に、気づいていればこんな事には‥‥‥ぅくっ。」
「３日前では遅すぎますね。今の話しを聞いている分には、既に奥さんは、サディスティックな行為を定着させている。」
「‥‥‥‥‥‥うぐ‥‥‥っ‥‥」
「なぜ、気づくのが遅れたんでしょうね。」
「ここ１ヶ月は、純子君が、私を誘わなくなってきたんです。おそらく身体を気にしての事でしょう。腫れ上がった皮膚や性器を見せたくなかったんだと思います。気づかれないよう私から遠ざかっていたんだと。辛い思いをさせてしまいました。」
「ですね‥‥‥‥しかし、後悔してもしょうがない。早く、奥さんを何とかしなければいけませんよ。」
「はい。」

　仙次郎は、先ほど思ったとおり、長丁場になる事を覚悟した。
　まだ、泉美の全てを把握したわけではない。
　私生活でも、そういう兆候があるかどうかを調べる必要があるからだ。

　仙次郎は、加藤に泉美の私生活や性格、行動を事細かに質問をする事にした。

「加藤さん、色々と質問をしたいのですが、かなり時間が掛かりますので明日、もう一度ここへ来ていただけますか？　私も専門的に調べておきます。」
「はい。‥‥‥わかりました。」
「それから、津谷さん、今日は、家に帰った方がいいですね。」
「し‥‥‥しかし‥‥‥‥」
「私から連絡をしておきます。心配せずに帰りなさい。」
「は‥‥‥‥はい‥‥‥」
「出来れば、１週間ほど休んだ方がいい。」
「し‥‥‥しかし‥‥‥‥」
「大丈夫です。私が、上手く話しておきますので。」
「‥‥‥‥‥‥わ‥‥‥解りました。」
「私の携帯電話の番号を貴女に教えておきますので、私意外とは誰ともコンタクトを取らないで下さい。」
「‥‥‥‥‥はぃ。」
「では、加藤さん、貴方も、明日は仕事を休んでください。」
「‥‥‥‥はい。‥‥‥承知しました。」

　加藤と純子は、力なく立ち上がると仙次郎に頭を下げて応対室を出て行った。

　そんな様子を見ながら、仙次郎は、洋平に電話をし今の件を簡単に説明して担当長に連絡するよう頼んだ。

『ほぉう‥‥‥それは気の毒な話だな。わかった。任せておけ。』
「頼む。」

　仙次郎は電話を切ると執務室に戻った。

「先生、凄い話でしたね。」
「ああ。色々な性格の持ち主がいるもんだ。」

　仙次郎は、ノートを佳代に渡してタイプを頼んだ。

「でも、それを解決する事が出来るんですか？」
「んー‥‥‥どうかな‥‥‥よく似た例を研究した事はあるんだが。」
「そうなんですか。」

（そういえば、佳代君は、Ｍ性だから逆だな‥‥‥‥）

　仙次郎は、佳代を見つめながら返答した。

「君ならどうするね‥‥‥佳代君‥‥‥‥‥」
「え？‥‥‥‥私ならって‥‥‥考えた事もないし、とても解りませんよ。」
「ふむ、ところで佳代君、君は、Ｍ性が、非常に強いが、今聞いた加藤さんの奥さんのプレーに耐えれるかね？」
「えぇーっ‥‥‥‥‥」
「いや、どうかなと思ってね。」
「私、先生のような大好きな男性ならいいですけど、女性はちょっと‥‥‥」
「女性はか‥‥‥‥でも、彼女のしたプレー内容は、君も経験あるだろう。」
「私の場合、大きい方まで先生に見られましたもんね。キャハハハ‥‥‥」

　ガックリとしながら椅子に腰掛ける仙次郎‥‥‥‥‥
　その時、ふと、頭の片隅に思いが浮かんだ。

（ん？‥‥‥‥‥大好きな男性なら‥‥か‥‥‥‥‥‥）

　眉間に皺を寄せる仙次郎‥‥‥‥

（これが加藤本人から受けたプレーなら彼女は、耐えられるのかな‥‥‥）

　仙次郎は、腕を組んで天井を見上げた。
　集中して、頭の中を整理している。

　佳代は、そんな仙次郎を見ながら悪戯心が例の如く湧いてきた。

　仙次郎は、足をデスクに投げ出し腕を頭の後で組んでブツブツと独り言を言っている。

　佳代は、仙次郎のベルトを外してチャックを下ろした。
　集中しているのか仙次郎は気づかない。

（おかしいわね、普通は気づくのに‥‥‥‥）

　しかし、そんな事はどうでもよかった。
　仙次郎のブリーフを下ろして肉棒を口に含む佳代‥‥‥‥

「‥‥‥？！‥‥‥‥な‥‥‥何をやってるのかね君は‥‥‥」

　やっと気づく仙次郎‥‥‥‥
　肉棒から口を離した佳代が呟いた。

「先生、気づくのが遅すぎますよ‥‥‥もう遅いわ。」

　佳代は、そう言って再び肉棒を咥えていく‥‥‥‥‥

「な‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ま、いいか‥‥‥」

　仙次郎は、気にする事無く思考を再開した。
　佳代は、激しいバキューム音を立てながら肉棒を吸い上げていく。

　次第に仙次郎の肉棒が怒張していった。

（‥‥‥ん！‥‥‥いや、違うな‥‥‥‥‥‥‥‥んー‥‥‥‥どうしたもんかな。）

　何気に佳代を見る仙次郎‥‥‥‥
　舌を巧みに絡めながら仙次郎と視線を合わせる。
　妖艶な佳代の瞳が、仙次郎の目に飛び込んできた。

　仙次郎は、集中さを欠かしていく。

（‥‥‥‥‥‥んー‥‥‥‥‥‥‥い、いかん、集中できん。）

　仙次郎は、足をデスクから下ろして佳代の顎を上げた。

「ん？」
「佳代君、跨りたまえ。」
「え？‥‥‥‥‥ぁ、やったー。」

　スカートを捲くり、急いでショーツを脱ぎ捨てる佳代‥‥‥‥

　既に、佳代の蜜壷は潤っていた。
　跨ると同時に腰を降ろして絶叫する佳代‥‥‥‥

「ンァァァァァァー‥‥‥先生ぇぇ‥‥気持ちいぃぃぃぃーっ‥‥‥」

（‥‥‥‥‥どうも、ここ最近、佳代君のペースにはまってるな‥‥‥）

　仙次郎は、そう思いながらも佳代の弾力あるヒップを掴んで上下に揺らしていった。