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（１４）
男は、後ろ手緊縛を残したまま、座禅縛りを解いた。
うつ伏せに寝せた女の両足を大きく開くと竹の棒で両足を固定する。
（どうやら開脚の駿河問いをやるようだな‥‥‥）
女は足を閉じる事が出来ない。
男は女の足首に縄を縛りつけ後手緊縛の固定部分と足首部分とを結び合わせていく。
そして、二重もやい結び、いわゆる徳利結びを作って女の後ろ髪をしばり顎を引き上げた。
「ハァァァァァァァー‥‥‥‥‥」
男はフックに縄を通した。
そして、店のスタッフを呼び寄せると合図と共に女を吊るし上げていった。
「ゥギィィィィィィィィィィー‥‥‥‥‥ヒィィィィィィー‥‥‥」
「い！‥‥‥痛そぉぉ‥‥‥‥」
佳代が、独り言のように呟いた。
「佳代君、あれが駿河問い‥‥‥つまり逆エビのようにして吊るすんだ。」
「‥‥‥‥‥‥ぁ‥‥‥はぁ‥‥‥」
「更に竹の棒で足を固定して閉じないようにしてるだろう。だから開脚駿河問いって言うんだ。羞恥吊るしとも言う。」
「そ‥‥‥そうなんですか‥‥‥」
「性器も丸見えになり、縄も体重で身体に食い込んでいく。最も辛くて、最も羞恥心を擽る縛りなのさ。更に相手に言葉責めをすると、真性Ｍは、それだけで昇天してしまう。」
男は、女を吊るし終わると縄を固定して身体を回転させた。
「アッヒィィィィィィィィィー‥‥‥‥‥‥ギギギィィィ‥‥‥‥」
女は、悶えながら苦痛を露にした。
仙次郎の前に顔が来るたびに、女は怪しい視線を投げかけてくる。
（‥‥‥ありり？‥‥‥俺を恨んでるのかな‥‥‥‥）
男は、回転を止めると蝋燭を取り出した。
プレー用の低温蝋燭ではなく本物の蝋燭だ。
男は、１００円ライターで火をつけると炎が大きくなるのを待った。
ゆっくりと蝋燭を回しながら溶けた蝋を広げていく。
「美也子‥‥‥虐めてやろう。」
男はそう言うと、溶けた蝋を女の背中に流した。
「グヒィィィィィィィィィィーッ！」
女の全身に鳥肌が立った。
刺青が一気に容姿を変えていく。
そして、蜜壷からは、愛液が溢れはじめた。
（なるほど‥‥‥‥‥真性か‥‥‥）
女の目が一気に潤んでいく。
男は蝋を垂らしながら隠語を連発した。
女の蜜壷から流れる液体が糸を引いてステージに落ちていく。
客が唸るような歓声を上げた。
（‥‥‥‥‥ぁぁ‥‥‥変な感じ‥‥‥）
佳代は、下半身をもじもじさせながらステージに集中していた。
股間の亀裂部分が湿ってくるのが自分でも判るほどだ。
男が、竹の筒を女の口に咥えさせて固定した。
竹の先からは、女の涎が垂れてくる。
「ンウフゥゥゥゥゥゥゥゥ‥‥‥‥‥‥」
いよいよ、メインに突入するようだ。
芋茎を手にした男は、女の蜜壷の周りを念入りに撫でていく‥‥‥‥
芋茎は、水分を吸うと滑りが増し、大きさも膨れ上がる。
女は、涙を零していた。
苦痛が、徐々に快感に変わり羞恥の限界に達しようとしている。
男は、湿った芋茎を蜜壷に挿入した。
「‥‥ンァァァァァ‥‥‥‥フッハァァァァァァァー‥‥‥」
絶叫と共に竹の先から涎が大量に零れ落ちた。
女の尻を鷲掴みにし、芋茎を激しくピストン運動していく。
女は、白目を剥いて悶え狂った。
「ハガァァァァァァァァァァァァァァァァァッ、ァァァァーッ！」
女は、大絶叫と共に昇天した。
体が硬直しているのがカウンター席からでも確認が出来るほどだ。
ステージに向かって拍手が沸きあがった。
スタッフが駆け寄り失神しかけた女性を降ろした。
サングラスの男は、四方に頭を下げ女性と共にステージを降りていく。
美也子と呼ばれた女性は、薄目を開けて仙次郎を見ていた。
（‥‥‥‥‥‥‥‥）
女は、唇を舐めながら、仙次郎に何かを訴えるように奥へ消えていった。
「はぁぁ‥‥‥‥凄かったゎ。」
佳代が、仙次郎に向かって囁く‥‥‥
「フッ、どうだい、感想は？」
「‥‥‥‥演技とは思えなかったです。‥‥‥‥」
「そりゃそうだ、彼女は真性のマゾだからな。」
「え？‥‥‥なんで判るんです？」
「ま、色々とな‥‥‥‥」
仙次郎は、笑いながらバーボンを口に運んでいった。
☆☆☆☆☆
「先生、まだ９時ですよ。」
「ん？‥‥‥だから？」
「もぉぅ‥‥‥‥私も子供じゃないんですからね。」
「‥‥‥‥‥‥‥というと？」
「先生の馬鹿っ！ 大人の男女があんなプレーを見て、はい、さよならって、何もしないで帰るんですか？」
「はははっ‥‥‥君は、意外と大胆だね。」
「私は先生の助手兼秘書ですよ。全てを知り合わないと。」
こじつけのような言葉を吐く佳代を見ながら仙次郎は、苦笑いを浮かべた。
（んー‥‥‥‥安全パイではありそうだが‥‥‥‥‥）
佳代は、路上で大胆に胸を押し付けながら寄り添ってくる。
（‥‥‥‥‥‥‥ま、彼女の性格を知るためにも遊んでみるか。）
「ねぇぇー、先生ぇぇぇー‥‥‥」
しつこく迫ってくる佳代‥‥‥‥
「ああ、わかった、わかった。」
仙次郎は、そう言って先に歩いていった。
「ぁぁ、先生ぇっ、待ってくださいよぉっ。」
酔っているのであろう。
おぼつかない足で仙次郎を追っかける佳代‥‥‥
仙次郎は、先ほどのＳＭ店の裏手にあるＳＭホテルに入っていった。
フロントには、２０室ある部屋の写真がパネルに飾られていた。
半分ほど、部屋は埋まっているようだ。
「さて、佳代君、どの部屋にする？」
「え？‥‥‥先生が選んでくださいよ。」
「そうか‥‥‥‥んーむ‥‥‥じゃ、ここにするか。」
仙次郎は、全壁オールミラーの部屋のボタンを押した。
レシートを取りエレベーターに乗り込んでいく。
佳代が、仙次郎にしがみ付いてきた。
「ぁぁ‥‥やっと、願いが叶って‥‥‥先生と‥‥‥‥」
佳代は、仙次郎の太腿に股間を押し当てている。
「‥‥‥‥‥‥‥佳代君、君は、あまり恥ずかしがらないね。」
「え？」
「‥‥‥あ、いや‥‥‥普通、照れたりモジモジするもんだが‥‥‥」
「いえ、緊張してますよ。」
「とても、そんな風に見えないが‥‥‥‥」
「そんな事ありませんよ。」
仙次郎は、興味有り気に佳代を観察した。
目は踊っていない‥‥‥しかし、普段と態度や行動が違う‥‥‥‥
（‥‥‥‥酒が入っているからかな？‥‥‥‥ん！）
仙次郎は、先程のＳＭ店での佳代と比較してみた。
（ふむ、なるほど‥‥‥‥ひょっとしてＭ？‥‥‥‥よぉーし‥‥‥）
仙次郎は、ＳＭホテルを選んで正解だった事を早く確認したかった。
部屋に入った仙次郎は、佳代にビールを勧めた。
「佳代君、少し飲もうか？」
「え？‥‥‥」
「何、１杯だけさ。リラックスしないと。」
「ええ、‥‥‥‥じゃ。」
冷蔵庫からビールを取り出した仙次郎は佳代に１本を渡した。
受け取る佳代‥‥‥栓を抜いて口に運んでいく。
結局、佳代は缶ビールを全て飲み干してしまった。
「‥‥‥‥ヒック‥‥‥‥‥」
しゃっくりをする佳代‥‥‥
佳代は、ビールをテーブルに置くと仙次郎が座るソファに近づいてきた。
「先生ぇぇ‥‥‥」
仙次郎は、心内に笑みを浮かべながら佳代に声を掛けた。
「じゃ、佳代君、服を脱ごうか。」
「アァーン‥‥‥‥先生が脱がしてください。」
甘えた声で仙次郎に縋る佳代‥‥‥‥
仙次郎は、佳代の頬に軽くキスをすると立ち上がって佳代の手を引いた。
よろけながら仙次郎の胸に身体を預けていく佳代‥‥‥‥
仙次郎は、佳代のジャケットとスカートを脱がした。
ブラウスのボタンを外してベッドに放り投げる。
佳代は、下着とストッキングだけの姿になった。
佳代の目は虚ろだ。
だが、臆びる様子は全く無く仙次郎に羨望の視線を送っている。
慣れてるのか‥‥‥大胆なのか‥‥‥単に欲望が強いだけなのか‥‥‥
仙次郎は、佳代の心理状態を探りながらベッドに押し倒した。
（普通とは違う責めにしてみるか‥‥‥‥）
仙次郎は、佳代をうつ伏せにして腰を高く上げさせた。
「アァーン‥‥‥先生ぇ‥‥‥恥しいぃぃ‥‥‥」
「‥‥‥佳代君、もっと恥しい目にあわせてやろう。」
仙次郎は、ストッキングを降ろして佳代の足を広げさせた。
（！‥‥‥‥こりゃ、また、凄い濡れてるな‥‥‥‥）
佳代のショーツの中心部の周りは蜜によって大きく染みを作っていた。
「佳代君、もう、かなり濡れているね。ショーツが大きな染みを作ってるぞ。」
「だってぇ‥‥‥‥先生ぇがぁ‥‥‥‥ァァ‥‥‥‥」
仙次郎は、俄然、やる気が湧いてきたようだ。
（よっしゃ、ちょいと真剣にやってみるか。）
仙次郎は、ゆっくりと佳代の下着を下ろしていった。
蜜壷に密着していた部分が糸を引いている。
仙次郎は、佳代の亀裂に指を這わせていった。
「クフゥゥゥゥゥー‥‥‥‥」
「フッ、フッ、佳代君、君は淫乱だな‥‥‥‥」
「ンゥゥゥー‥‥‥そうよ‥‥‥私は‥‥‥ぁぁ‥‥‥虐めてぇぇぇー‥‥」
（い‥‥‥虐めて？？‥‥‥‥‥クッ、クッ‥‥‥こうなったら‥‥）
仙次郎は、蜜壷から湧き出る蜜を指で掬うと、その蜜を菊門に押し当て指の腹で、強めに撫でていく‥‥‥‥
「アハァァァァァ‥‥‥‥‥」
（やはり、ここも開発済みか‥‥‥‥しかし‥‥‥経験無いと言ってたはずだが‥‥）
「佳代君‥‥‥君は、かなり自慰癖があるね‥‥‥」
「いやん‥‥‥恥しい事を聞かないでぇぇ‥‥‥」
「自分でア○ルを‥‥‥‥」
「だから言わないでぇぇーっ！」
仙次郎は、意味ありげな笑みを浮かべながら強引に指を菊門に挿し込んだ。
「アグゥゥゥゥゥゥー‥‥‥‥ンアァァァァァァー‥‥‥‥」
佳代の蜜壷から零れ落ちるように蜜が糸を引いてベッドのシーツに零れ落ちた。
仙次郎は下から手を伸ばし女芯を強めに摘んだ。
「グゥゥゥゥゥー‥‥‥‥アッゥゥゥゥゥゥー‥‥‥」
菊門に入れた指を鍵状にし、尾てい骨部分を強く押した。
通常は、痛みを感じるはずだが、佳代は顔を顰めたものの恍惚とした表情で口を半開きにしている。
（間違いない。Ｍだ‥‥‥‥）
仙次郎は、そう確信すると、脱ぎかけのストッキングを引き千切るように乱暴に脱がしていった。
「佳代君、今から君はただの雌だ。‥‥自分で自慰をしながら腰を振ってみるんだ。」
仙次郎の命令調の言葉に佳代は目を潤ませながら返事を返す。
「はい。」
普通ならば、異性の前では恥しがって躊躇するであろう行為を佳代は、自然とこなしていく。さらには、仙次郎の表情を窺いながら性器を指で開いたり突き出したりして、その様子を楽しんでいるようだ。
（ふぅーむ‥‥‥‥‥‥‥露出や醜態自望癖もあるな‥‥‥‥‥）
乱暴に佳代を仰向けにすると乳首を強く摘んで左右に引っ張った。
「アッフゥゥゥゥゥゥゥゥー‥‥‥‥‥‥もっとぉぉぉーっ！」
佳代は、完全に我を忘れた状態だった。
もはや、本性を隠そうとする気配は微塵も見られない。
自らの醜態や痴態を曝け出そうという意志が存分に伝わってきた。
仙次郎は、異常に発達した佳代の女芯に目を向けた。
（‥‥‥‥‥自慰癖も相当なようだな‥‥‥）
仙次郎は手を休めて、部屋に備え付けのロープを手に取った。
仙次郎が持つロープを佳代は見つめた‥‥‥‥
舌が唇を這い、腰を自然と突き上げていく。
明らかに、その後の行為に期待をしている視線だった‥‥‥‥‥‥‥‥
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