▽

《うーん…こんな格好をさせられてたんじゃな……》
　秋山の読みは正しかった。ただ、誰もが読みを誤るようなことでもない。
　オムツの取れた幼児なら、すでに身体がそれを常識として捉えているはずだ。

「あ、もう…うっ…」
　茜が呻いた。喉を詰まらせたように呻いた。呻きはすなわち、彼女の肛門が腸のタッグに、通算四発目を喫した嘆きでもあった。
　秋山の目には、濡れたパンティーが一瞬その生地を震わせるのが見えた。

　鼓膜を震わせた呻きの切迫感。尻音の濁り方。どちらから判断しても、茜がいよいよ我慢の限界を迎えたのは明らかだった。

　椿が手を離し、顎を小さく振って促すと、菊江が茜の身体を少し横向きに変えた。それがパンティーをいっそう脱がせやすくするためだということも、秋山にはわかった。

　パンティーを脱がせ終えた菊江は、再び茜を仰向けに戻した。案の定、茜の土手も、黒い下草が一本残らず刈り取られていた。

　オムツを敷き込むために、菊江が茜の両足首を持ち上げた。陰穴から絞り出された淫液は、まるで尿を失禁したかのように、尻のほうまでもぬらぬらと濡らしていた。

　オムツを敷き込んだ菊江は、次に茜の両脚を大きく開かせた。目的は言うまでもなく、晒し木綿のオシメを前に当ててやるためであり、それ以外のなにものでもなかったはずだが、秋山の目には到底そうは見えなかった。
　下草を失った茜の陰唇の合わせ目からは、ひときわ粘性の高い淫液がトロリと流れ出る様が、はっきりと見えたためである。

　オシメに包まれた茜の腰が、オムツカバーで覆われた。
　上半身にはＯＬを思わせるような清楚なブラウスをまとっている一方、下半身はオムツだけという姿はまさに異様で、秋山は異常な興奮を覚えていた。

「おい、菊江。そこまで準備してやれば、後は必要ない」
　スラックスを穿かせようとした菊江を、椿が制した。
　名前を呼び捨てにしたのは、おそらく椿の驕りや尊大さの表れというより、興奮と神経の高ぶりによるもの。秋山はそう理解した。

「菊江も早く手当てをしてほしいんだろう？ ほら、茜もいつまで横になってるつもりなんだ」
「う…椿さん、やめて……」
　オムツの上から下腹を叩かれ、茜が苦しそうな声を洩らした。身体も縮こまり、横向きに変わってしまった。

　茜は『く』の字に折った身体を横に向けたまま、しばらく呼吸を整えるように喘いでいたが、徐々に膝が伸びていき、最後はうつ伏せになってから起き上がった。
　オムツを当てられたことで気持ちに余裕が生まれ、それが便意をわずかでも遠のかせたのだろう。

　一方、下半身剥き出しの菊江の立ち姿も、茜のオムツ姿に負けない異様さだった。太腿を合わせ気味にしてはいたが、隠しきれない陰唇は、滲み出た経血でその縁をわずかに汚していた。
　女体の構造からして、秋山の側からは陰になっている尻は、もっと汚れているはずだった。
　
　月経帯を手にした茜が、片膝を立てる格好で菊江の前にしゃがんだ。その体勢を見た秋山は、茜の頭の回転数が決して低くないことを再認識した。
　茜はテーブルに膝をついたほうの脚の踵に、しっかりと尻の中心部を乗せていたのだ。
　肛門に下か栓をあてがっておけば、実が噴きこぼれる心配はない。

　ライターの音が聞こえ、見ると椿がタバコをくわえていた。
　そして彼が煙を部屋の天井に広げたその下では、茜が月経帯をテーブルの上に広げて置いた。自分の肩に菊江が手を置かなくてもいいようにと考えたらしい。
　茜の肛門を塞いでいる栓は、彼女がバランスを崩した途端、その機能を失うからだ。

「茜にはもうオムツを当ててやったんだから、いつでも洩らしていいぞ」
　煙を吐き出しながら椿が言っても、茜には何の動きも見られなかった。ただじっとしていた。

「便所でやるようにうにしゃがんでみろ。 どうせここでするんじゃないか」
　今度は茜も、わずかに首を振って応じた。

「くさい物もみんな溶けて、もう出かかっているんだろ？」
　椿の興奮もほぼ極限に達していたらしい。言葉がとげとげしくなっていた。眼の光もギラギラしていた。

《俺の眼もギラついてるんだろうな‥‥》
　秋山もタバコをくわえた。ニコチンとタールの摂取に努めないと、興奮に耐えきれない気がした。

「秋山さん。今のうちにタバコをスパスパやって、少しでも鼻を麻痺させといたほうが、秋山さんにとってはいいかも知れませんよ。茜ちゃんはいい音をたっぷりと聞かせてくれるはずですし、オムツを当てた程度では、臭いがすぐに広がりますからね」
　茜に聞かせるための言葉であるのは明らかだった。椿は茜の羞恥心を煽りたて、徹底的になぶるつもりに違いなかった。

「どうした茜。さっさと便所の格好をしろ。秋山さんが尻を押さえててくれるから」
　椿が目配せしてきた。
　秋山は慌ててタバコを汚物入れに捨てた。そして急いで立ち上がり、茜の尻に右手を伸ばした。

　オムツの上から尾骨のあたりを押さえると、それまでじっと身を固くしていた茜が、尻を心持ち浮かせた。秋山は手のひらを尻の下まで回し、力を込めて持ち上げるようにした。

「待って……」
　茜の声で、秋山は腕の力だけを抜いた。　

　尻の側から片手の助けを受けるくらいでは、思うように姿勢を変えるが難しかったのだろう。茜は両手をいったんテーブルにつき、それから左足を尻の下から抜いた。

　秋山は右手に力を込めて持ち上げてみた。
　大人用だろうと赤ちゃん用だろうと、オムツカバーの薄さに差はない。晒し木綿を使ったオシメの存在は、秋山の汗ばんだ手のひらにしっかり伝わってきた。
　そしてそれは、妻を亡くした後の子育てを通じ、すっかり慣れた感触のはずが、その日は妙に新鮮に感じられた。

《こうしたほうがいいんだろうな》
　中指と薬指を起こし、痴漢が女の尻を後ろから撫でるときの動きをさせた。二本の指はすぐに行き止まりに着いた。

「あっ、だめ、そこだめ……」
　茜が上体を反らせた。痴漢の、いや、秋山の指先は正確に肛門にたどり着いたらしく、尻の谷間がぎゅっと挟みつけてきた。

「茜がぐずぐずしてるから、秋山さんも怒ったんだろう。便所の格好ができないんだったら、さっさと菊江の手当てをしてやれ」
　椿も短くなったタバコを汚物入れに捨てながら立ち上がった。見ると、短小でインポだという噂が立っていた彼のズボンの前は、今にもはち切れそうほど膨らんでいた。

　椿が立ち上がったのは、茜を中腰の姿勢に変えるためだった。みずから茜の両手を取って腰を上げさせた後は、また新しいタバコをくわえてソファーに座った。

「うっ…」
　茜が足元に手を伸ばそうとして呻いた。中腰だと腹圧がかかって苦しいのだ。
　テーブルに置かれている月経帯は、秋山が手渡してやるしかなかった。
「すみません…」
　月経帯を受け取った茜の声は震え、それ以上に膝が震えていた。

「菊江さん、遅くなってごめんなさい…」
　月経帯が広げられると、菊江は茜の肩ではなく、秋山の肩に手を乗せて片足を持ち上げた。偶然かどうか、秋山の位置とは反対側の足だ。当然、秋山の視線は菊江の股間に向かった。

　剥き出しの陰部が網膜に映った途端、秋山の脳細胞は疑問に包まれた。陰部の呈する様相が、茜にパンティーを脱がされた頃とは著しく異なっていたからだ。

　小陰唇は多肉植物の葉のように厚ぼったく充血し、まさに厚陰唇に変貌を遂げていた。裂け目の上端では、すっかり成長した陰核が、その核芯までも覗かせていた。
　様相が変わっていたのは、女の器官だけではない。鼠蹊部から太腿にかけての汚れもそうだ。

　当初は経血だけとしか見えなかったものが、まるでナメクジが赤い血を流しながら、隅々まで這いずり回った跡にしか見えなくなっていた。
　多肉植物の雌花が吐き出していた透明な蜜液は、経血よりも遥かにその量が多かったのである。

《なぜなんだ……茜ちゃんもそうだが、どうしてこんなときに……》
　秋山には不思議でならなかった。

　ＳＭ小説を読んでいた頃には、まったく抱くことのなかった疑問である。机上の研究では方法論ばかりを学ぶことに熱中し、精神論まで手が回らなかった。
　実際、千鳥忠男、館かほる、北沢由紀といった作家の小説にも、参考となる精神論に関する記述はほとんどなかった。

　単純に考えれば、「彼女たちはマゾヒストだから」という理由が挙げられそうだ。
　しかし、それだけの理由ではどうにも納得がいかなかった。なぜなら、少し前に椿が口にした言葉の様子では、茜にも菊江にも好きな男がいるらしいではないか。

　恋人のいる女がこんな仕事をしている目的といえば、収入を得るためか、あるいは恋人からは得られない刺激を求めてのこととしか考えられない。
　彼女たちの目的が収入にあると仮定した場合、収入を目的にしていながら相手かまわず欲情するのでは、マゾヒストというより、恥知らずの淫乱女だ。

　では、刺激を求めているのだろうか。それもおかしい。答えになっていない。
　彼女たちは恋人を悲しませたくない様子なのだ。見ず知らずの男に、メンスの来ている陰部を見せたり、オムツの中に排泄するような破廉恥な真似をすれば、恋人が悲しむに決まっている。

　いくら考えても答えは見つからない。
　秋山は答えの見つからない原因を、意識の半分が茜の尻に当てている指先に向いていることと、頭を回転させるのに必要な血液の大半が、肉茎に集中していること、その両方のせいだと思うことにしてにして思考を打ち切った。

　月経帯が膝の上まで引き上げられると、菊江は茜がナプキンをセットしやすいようにと考えたらしく、腿を大きく広げた。

《うっ…》
　思わず眉をひそめた秋山は、直後に唾を飲み込んだ。菊江の育てている多肉植物が、雌花からまとまった量の液体を吐き出すのが見えたためだ。
　二枚貝の吐き出す潮ではない。透明な蜜に赤色を濃く滲ませた粘液である。

「あ、あ、茜ちゃん……」
　菊江がうろたえた。粘液が腿を伝い落ちるのを感じたのだ。

　茜にも見えていたらしい。すぐにテーブルの上を見回してお絞りを探し始めた。だが、探し物はテーブルの上にはなく、赤い箱の中に入っていた。

　中腰の姿勢の茜は、足元の赤い箱に手が届かない。秋山の手を尻に当てさせたまま、恐るおそるといったふうでしゃがみ込んだ、その時である。
　秋山の耳に大きな濁音が届き、同時に右手の指先に軽い衝撃を感じた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▼

（！？）
　突如として鼓膜が震え、上半身が固まった。
　私の腰のあたりから、「こいつ、くさい」という男の子の声が聞こえたからだ。

「ねえ、お母さん。こいつ、くさいよ？」
（！！）
　腰から下も固まった。

「ねえねえ、こいつ、オシリがくさいんだけど」
（！Ф！）
　動けない。今の私は、急速冷凍されたアイスキャンディー。
　棒で全身を貫かれ、『♀』から『Ф』に変えられたら身動きが取れない。

「もう‥‥どうしてショウタはいつもいつも、こいつなんて呼ぶの？」
「だってくさいんだもん」
「ハルキはショウタの弟でしょう」

（ふう）
　全身の硬直が一瞬で解けた。
　ショウタ君とハルキ君のお母さんは、今の私にとって、１０万ワットのスーパー電子レンジ。アイスキャンディーも１０万分の１秒で溶かしてくれる。

「ねえ、わかった？」
「弟でもくさいものはくさい。近所迷惑だよ」
　確かに臭う。
　臭いの発生源‥‥いや、お洩らしをしたハルキ君のほうに、さりげなく視線を向ける。

　ハルキ君は、お母さんにズボンの中をお尻の側から覗かれても“我関せず”で‥‥いや、お洩らししたことさえ気づいていないような態度で、絵本に見入っている。

（あらら）
　もう１件、事件が発生している。
　でも、それほど驚くことではなく、誰に通報する必要もない。

　警察の会議室でさえ裏金事件が頻繁に起きる時代であり、本屋さんで万引きの現場を見ても、それを咎める勇気を誰もが失いつつある昨今だと、うちのお店のオーナーも嘆いていたほどなのだ。

「ね？　こいつまたウンコ洩らしたんだ」
「どうしていつも本屋さんで洩らすのかしら‥‥」
「絵本に夢中になってるからじゃない？」
「ショウタのほうはどうなの？　そろそろオシッコが出る頃じゃない？」
「ボクはまだ出ない」
「ほんと？」
「だってもうしたもん」
「あらー‥‥」
　ようやくお母さんも、ショウタ君がズボンに描いた地図に気づいた。

　絵本好きの兄弟が、お母さんに連れて行かれた。
　もちろん彼らが起こした事件は、微罪にも当たらない単なるお洩らし。

　我が子を日頃から絵本や児童文学に親しませているお母さんが、大事件と小事件に同時に巻き込まれたからといって、慌てたり大声で叱ったりするわけはなく、小声でせきたてながら連れ出したのは言うまでもない。
　それが良識ある大人の女性、ことに母親となった女性にとっては、世間の常識に沿った行動というものだろう。

　もし私が生まれ変われるものなら、次に生まれるときは彼女のような女性に生まれたい。
　でもそれを現世で望んでも無駄。神様と仏様のタッグによって‥‥違う、協議によって、こんな裁定が下されるからだ。

『こいつは要観察処分が妥当。来世のことは今世の履歴に基づき、委細面談のうえ最終的な決定を下すのが適当』

　それを承知している私としては、神様と仏様のご機嫌を取るためにもという言い訳を、しっかりと胸に刻みながらでも、立ち読みを続けるしかない。

（えーと、どこまで読んだっけ）
　探すのも面倒なので、頁の頭から読む。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▽

　中腰の姿勢の茜は、足元の赤い箱に手が届かない。秋山の手を尻に当てさせたまま、見るからに恐る恐るといった感じでしゃがみ込んだ。その時である。
　秋山の耳に大きな濁音が届き、同時に右手の指先に軽い衝撃を感じた。

　茜の肛門の括約筋は、便意との凌ぎ合いに負けたのだ。届いた音は短く、秋山の感じた衝撃も一度きりでしかなかったが、確かに空気だけではない手応え、いや、指応えがあった。

　秋山の目は、見えない和式便器に座る茜を見つめた。茜の目は閉じられていた。天を仰ぎ、唇を開いていた。
　腹式呼吸につながる鼻呼吸と違い、小刻みな口呼吸なら胸式呼吸がおこないやすく、腹筋に力が入りにくいことを知っている証拠だった。

「秋山さん。どうです？」
　休みなくタバコをふかしていた椿が、右の手のひらを上向きにして、中指と薬指を一緒に上下させながら聞いてきた。
「今のはおならだけです」
　質問の意味はよく理解できなかったものの、秋山は咄嗟ににそう返事をした。だが、答えが質問の的を射ていたとしても、答え自体は誤っていた。
　
　仮に茜本人が「おならです」と主張したとしても、それが嘘だということは、秋山とその指がいちばんよくわかっていた。

「そうですか…秋山さんは女性にも優しそうだからな……」
　椿はそう言うと、また新しいタバコを取り出し、咥えているタバコの火を移した。

「菊江も良かったじゃないか。秋山さんが優しくしてくれるおかげで、茜に最後まで手当てをしてもらえそうだぞ」
　椿が喋り終わる前に、茜は菊江の太腿を伝う粘液をお絞りで拭き始めていた。その顔は今にも泣きだしそうだった。
　無理もない。オムツ越しとはいえ、初対面の男の手に便の噴出を伝えたのだ。

　秋山は茜がお絞りを使っている間、自分がなぜ見え透いた嘘をついたのか、ずっと自問を繰り返していた。そして茜を気の毒に思う気持ちが半分と、嘘をついたほうが、もっと茜をいたぶれると思う気持ちが半分だったことに気づいた。その時である。
　再び秋山の鼓膜が震えた。今度は音量こそ少なかったものの、鈍い音が断続的に響いた分、右手の指先も明確な衝撃として感じた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▼

（！？）
　突如として再び子供の声が聞こえ、身体の前半分が固まった。
　背後で女の子が、「ねえ、シミができてる」と言ったのだ。

「ねえ、ママ。このシミ、ちょって見て？」
（！！）
　身体の後ろ半分も固まった。臀筋は完全な硬直状態だ。

「どこ？」
「ここ、こんなシミができてるんだけど」
（！串！）
　動けない。今の私は、串刺しにされ、焼き台に置かれた鳥の肉。
　まな板の上に置かれた鯛なら、効能の高さで人気のスタミナドリンク『ギンギンズット』でも飲めば、難なく水槽まで跳ね戻れそうに思えなくもないけれど。
　文字通り『後ろ指』をさされ、串まで打たれた鳥肉では、たとえ手羽でも飛び立てない。

「茶色いシミだから、誰かがチョコでも食べながら読んで、ヨダレを垂らしちゃったのね」
「これでも平気？」
「そうねえ、読めないことはないけど、他に同じ本があれば、取り替えたら？」
「でも、この本はこれしかないし‥‥モエギ君の誕生日はあしたなんだよ？」
「それなら、他のお店にも行ってみましょうか」
「この本は？」
「ママがお店の人に言って渡すわ」
「本屋さんで読むとき、本にヨダレとか垂らすのは非常識だよね」
「ケイちゃんたちに借りてくる本や、図書館から借りてきた本も、お医者さんが置いておく本も、どれもみんな汚さないように、傷めないように気をつけて読むの」

　最後の注意だけは日本語的に不自然な感じもしたけれど、娘想いで良識のあるママさんと、非常識という熟語ばかりか、好きな男の子の本の好みまで知っているお嬢ちゃんが立ち去った気配。

　やはり絵本と児童書のコーナー付近にいるのは問題が大きい。まだ背丈の小さい子供たちが、母親づれでやってくる。

　頁はもう残り少ないのだ。どうせなら最後まで読んでおくほうが自分のためという大義名分を、その場限りの言い訳に使うくらいの知恵なら、私にも働かされる‥‥違う、働かせることができる‥‥働ける‥‥も変。

（でもまあね）
　こういう場合は誰もが頭の働きが鈍るもの。
　そう割り切ってから場所を大きく移動し、立ち読みを再開する。今度も読みかけの行を探すのは面倒なので、頁の頭から読む。