（１３５）

　しゃがんで肉棒に舌を絡める寿美子の股間からは糸を引きながら、床に蜜が滴り落ちている。

「あんた・・・下手だな・・」

　裕二の一言に、寿美子は、一瞬、ムッっとした表情を見せた。
　だが、プライドもあったのだろう。一層激しく舌を駆使していく寿美子・・・

「もういい、ベッドにいこう・・・」

　寿美子は、口の周りを唾液で汚しながら先にベッドに歩み寄る裕二の背中に飛びついた。

「・・・だ、だめ・・早く、１回イカせて・・・・」
「ベッドに四つん這いになって腰を上げろ。」

　裕二の言葉に、寿美子は、顔を顰めながらも、いうとおりにした。

　裕二は、寿美子の尻肉を鷲掴みにし左右に開いた。
　そして、再度、いきり立った肉棒を予告なく根元まで打ち付ける。

「グッハッァァァァァァァァァァァァァー・・・・」

　寿美子の背中が、一気に鳥肌を立てた。

　裕二の、これ以上ない激しい打ちつけで、寿美子の全身が、何度も揺れる。
　口を閉じる事も出来ずに、涎がシーツに落下していった。

「ハガァァ・・・ンアァァ・・ウゥゥ、ハッァァァァァァァァァー・・・」

　裕二の股間と寿美子の股間の衝突音は、尋常ではなかった。

　何度かそれを繰り返す裕二・・・・
　その時、寿美子の絶叫が、一瞬止まりかけた・・・
　裕二は、それを確認し、タイミングよく肉棒を引き抜く。

「！・・・イ、イヤァァァー・・・な、なんで・・・なんで、やめるのよぉぉーっ！」
「・・・いや、アンタのここ、気持ちよくなくて・・・・ちょっと休憩だ。」

　寿美子の目が恐ろしいほど釣りあがった。

（ふっ、・・・怒れ、怒れ・・・）

　徐々に、裕二のペースに填りつつあった。
　怒らせる事によって、快感を抑制できるからだ・・・

　反面、寿美子のプライドは、ズタズタだった。
　美貌であり、身体にも自信があり、今まで男から仕打ちや屈辱などを受けた事などないのだろう。

「・・・・あんた・・・私を馬鹿にしてるの？」
「いや、そんなつもりは全くない。ただ、正直に言ったまでだ。」
「なんですってぇーっ！」

　寿美子は、裕二の言葉に反射的に殴りかかった。
　しかし、裕二は、軽くそれをかわし、両肩を握ると背中側へ親指を送り返した。

「ギャッ！」

　寿美子は、裕二に肩関節を外された。

「心配するな。後で、はめてやる。ま、２週間は痛いだろうがな。」
「ぅぅ・・・・あんた・・・い、いったい・・何者・・・・・・」
「ふっ、俺か・・・俺は、俺だ。」

　仰向けに倒れた寿美子に再度触れようとする裕二・・
　しかし、寿美子は、足をバタつかせて抵抗した。

「暴れるな。」

　裕二は、寿美子の足の付け根に拳を当てて強く押し込んだ。

「ウグッ！」

　鈍い音を立てて、股関節が外れる。

（・・・この・・・男・・・・もしかして・・・・・・・た、太平洋・・・）

　裕二は、寿美子を大の字の格好にさせた。

「さあ、イカせてやろう・・・」
「な・・・あんたっ、こんなことして、ただで済むと思ってんの！」
「ん？　何を強がってんだ、この状況で。」
「・・・・私を誰だと思ってんのよ？」
「ただの、男好きの女だろ。」
「アンタを潰すくらいわけないのよっ！」

　裕二は、寿美子を無視し、女芯に刺激を与え始めた。

「やめてよっ！・・・も、もう帰るわっ！　や、やめ・・・っ・・」

　裕二の指が巧みに寿美子の快感を呼び戻していく。
　寿美子の亀裂からは、蜜が溢れていた。

「・・・ぅぅ・・・・・・ぅぅ・・ぅ・・」

　寿美子の腹部が大きく上下していた。
　激しく首を振りながら、快感と苦痛を味わっている。

　そして、裕二は、寿美子を慎重に観察する事を忘れない。
　裕二は、果てる瞬間に、タイミングよく寿美子から手を離した。

「・・・ハァ、ハァ、ハァ、・・・ハァ・・・・・・ハァ・・・イヤァァァァァー！」
「・・・・」
「・・・・ィ・・・イ・・・イカせて・・・・お願い・・・・お願いよぉぉーっ！」

　裕二は、寿美子から視線を外さず、責め続けては、寸前で愛撫を中止し苛焦感を最大限に引き出していった・・・・

　繰り返す事、１時間・・・・寿美子が、激しく頭を振って泣き叫んだ。

「アァァァァァァァァァー・・・・・気・・・気が・・・・狂いそ・・・・・・狂っちゃうぅぅぅー・・・・お願い・・・イカせてぇぇぇぇー！」
「・・・・俺の質問に答えたらな。」

　寿美子は、一瞬、言葉を止め裕二の言葉に耳を傾ける。

（・・・ぅぅ・・・・・こ、ここは、・・自由になるまで、この男の言うとおりに・・・しておいた方がいいかも・・）

　寿美子は、何とか苦痛に絶えながら頭を働かせた。

「・・・答える・・・何でも答えるわ。」

　裕二は、再度、寿美子の蜜壷に指を挿入し寿美子を昇天させてやる事にした。

「ハゥゥ・・・アァァァ・・・・」

（しかし、妙に素直だな・・・・）

　寿美子は、目をきつく瞑り裕二の指に酔いしれった・・・
　白目を剥き大きく顎を上げて仰け反っている。

　そのとき、裕二の脳裏に、ふと、鏑木の言葉が過ぎった。

＜香坂・・・・一筋縄じゃいかんぞ・・・・何より・・・陰険だ＞

　裕二は、反射的に指の動きを止めた。

「？・・・イ、イヤァァァァ・・・・嘘つきぃぃーっ。約束したじゃないのぉぉー！」
「ふっ、俺とした事が、引っ掛かるところだったぜ。」
「何を・・・・何をよっ！」
「アンタは、頭もよくて優秀だ。かなり切れるし、親父に代わって、会社を仕切っているようだな。」
「・・・・・・・」
「大川寿美子、大川哲郎の三女で山之内商事の実質的参謀だ。」
「・・・・・あ、あなた・・・・・・太平洋グループの調査関係の人間ね。」
「・・・そんな事は、どうでもいい。」

　その時、裕二の携帯電話のライトが光った。
　手にとり、届いたメールを確認する。
　アイワ商会のメンテナンスを請け負った男を吐かせた内容だった。

　裕二は、トイレに入り、鏑木に連絡を入れた。

「・・あ、俺です。」
『おう、香坂・・・メールの通りだ。今、所長が、顧問弁護士の滝川の事務所に向かった。恐らく、計画を自白させるだろう。』
「そうですか。」
『社長の大川は、まだ何も知らないが、フェニックスにいる亜美君には、もう、潜入を解いておいた。先程、亜美君から全ての会話を録音したテープが届いたところだ。これを持って、高田四郎を落としてくる。』
「わかりました。後、具体的には、俺はどうすれば？」
『所長から、お前に連絡が入る事になっている。太平洋に仕組んだ盗聴証拠と裁判での虚実報告を寿美子に教えてやれ。そして、肝心な株配当金の行方をな。』
「わかりました。」
『そろそろ、掛かってくるんじゃないか？　こういう事は、所長も早いからな。』
「了解っす。じゃ、こちらは、適当に・・・」
『ああ、センターの怖さを教えてやれ。』

　裕二は、トイレから出て、寿美子が寝そべるベッドに向かった。
　寿美子は、汗を流しながら腹部を激しく上下している。
　口元は、小刻みに震え、イクにイケない苦痛を味わっていた。

「ほぉー、凄い量を流してるな。・・・・どうだい、気分は？」
「・・・・・・ぉ、お願い・・・・いかせて・・」
「俺の質問に答えればな。」
「・・・・・ど、どういう・・・・」
「これからの、山之内の計画だ。」
「・・・し、知らないわ。」
「フッ、俺を怒らすと怖いぜ。」
「・・・・・・・」
「なら俺が言ってやろう。・・・星野綱機との合併までは、よかったが、優位権と株式、配当権限を得るために、裏操作で裁判を起こし、無効判決により足組を作った。そして次の作戦で、吸収合併を企み、更にグループ参入を計画している。」
「・・・・・ぅ・・」
「グループ本社の企画総務会議で決定した計画全内容を盗聴し、あたかも自分は、全く関係のないように、指揮と裁判の答弁を高田四郎に指示した事・・・そして、何より、その高田自信を騙して株の配金と利益権をお前は横取る。失敗しても弁護士の滝川に罪を肩代わりさせ、お前は、どこかにトンズラする。」
「・・・・・な・・・なん・・・・・で・・・」
「あんた、かなり賢いようだが、所詮、実戦を踏んでいない未経験者の計画じゃ、事は、上手くいかんということだ。」

　裕二の言葉で極端なほど、寿美子の顔に悔しさが表れた。

「・・・・・」

　裕二の携帯が鳴った。恐らく遠藤からだろう。

「はい、香坂です。」
『おう、遠藤だ。滝川は全て自白した。』
「そうですか。」
『寿美子から渡された書類、計画立案の書類も取ってきたからな。』
「わかりました。後は、高田だけですね。」
『鏑木の事だ。簡単にカタつけてくるだろうさ。』
「そうですね。」
『じゃ、俺は、後の手続きを段取りする。お前の方も頼むぞ。』
「わかりました。」

　寿美子は、裕二の電話の内容に耳を傾けていた。

「・・・・・・・」
「ふっ・・・大体想像がついたろう。」
「・・・・・そ・・・そんな・・・馬鹿な・・・」
「甘く見るなよ。太平洋グループを。　さて話してもらおうか。」
「・・・な、何を・・・・」

　裕二は、寿美子の女芯に手を伸ばした。
　そして、軽く摘みながら乳首をもう片方の手で転がす。

「・・・・アフゥ・・・・・ァァァ・・」

　裕二は、指の動きを止め寿美子に言い放った。

「利益の支出配当、役員・従業員に対する賞与・報酬・給与の支出が、無効後ストップした。その間の金は裁判でも審議対象になっておらず、帳簿加算もされていない。さて、どうやって手に入れたか喋るんだ。」
「・・・・・」
「クク・・・それをいったら一巻の終わりってか。」
「・・・・・・・・ゥゥ・・」
「仕方ないな・・・・もうちょっと苦しんでもらうか。」

　裕二は、これ以上ない、冷酷な笑みを見せながら菊門に指を入れた。

（１３６）

　裕二は、寿美子の菊門に差し込んだ指を激しく擦り始めた。
　親指は、蜜壷に入れられ、薄い皮を通して肉壁を刺激し、もう片方の指が女芯を巧みに擦りあげていた。

「ングググゥゥゥゥゥ・・・・・・・アゥ・・アゥゥゥ・・」

　寿美子の四肢は、全く動かない。
　嫌がおうにも、子宮に突き刺さる快感に集中せざるを得なかった。

　裕二は、タイミングを計りながら寿美子を姦りつづけた・・・・

　既に、寿美子の目は、窪み焦点を失っている。
　口からは、涎に混じって泡を吹き始めていた。

「・・ゥ・・・カ・・・アグッ・・・・・・い、い・・いっそ・・・殺し・・て・・」

　裕二は、休めていた手を再度、女芯に運んだ。
　寿美子は、涙を流し叫んでいる。
　しかし、裕二にとっても、根気が要る行動だった。

（・・・これ以上続けると、発狂するかな？）

　裕二は、女芯から手を放すと、寿美子の頬を何度か軽く叩いた。
　瞳孔が、縮まり焦点が、微かに合ってきたようだ。

「・・・どうだ。いう気になったか？」

　裕二の身体から発する、恐ろしいほどの雰囲気と地獄の底から聞こえてくるような、低く迫力ある声に寿美子の全身が、一気に覚醒し始めた。

　しかし、その瞬間、寿美子は、恐怖と挫折が交じり合い失禁を開始したのだ。
　恥ずかしいなどという感じは、全くなかった。
　それよりも、はやく喋って楽になりたいという気持ちの方が上回っていたのだ。

　小水が止まると、寿美子は、ゆっくりと話を始めた。
　裕二は、録音を開始し内容を記録していく。

　そして、全てを話し終えた寿美子が呟いた。

「・・・悔しい・・・・・・必ず・・・必ず・・・・・仕返し・・・・するわ・・」
「無駄だ。・・・頭が優秀なのと実戦とは意味が違う。要は、人間対人間だ。」

　裕二は、寿美子の肩と股間の関節を元に戻した。
　激痛が寿美子を襲う。

「ゥゥゥ・・・・・ッ・・」
「ふんっ、しばらく痛いだろうが、天罰と思え。」

　寿美子は、裕二の言葉を無視し蜜壷に手を運ぼうとした。
　早く昇天したい気持ちが先立っているのだ。

　しかし、思うように手が動かなかった。

　裕二は、寿美子の蜜壷に指を挿入し、刺激を与えた。
　一番感じる部分を見つけると快楽にエスコートをしたのだ・・・

「アゥゥゥゥゥ・・・・・ハァァァゥァァァ・・・」

　痛みを忘れるくらい寿美子は、喘ぎ感じていた。
　蜜がほとばしり、裕二の指に絡んでくる。

　裕二は、蜜壷のメインスポットを探り当てると強く擦りあげて言い放った・・・・

「・・・・さ、天国へ行け！」

　裕二の言葉で目を大きく開き、天井の一転を見つめる寿美子・・・
　そして、裕二が、とどめを刺した。

「・・ゥゥッ・・イ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・ンアァァァァァァァァァァァァァーッ！」

　けたたましい、寿美子の大絶叫が、裕二の耳を劈いた。
　乳首は固く突起し腹筋が、カチカチに硬直している。
　そして、声を吐ききったと同時に、寿美子は、気を失った・・・・・・・

　裕二は、背広を着ると、細長い溜息をついて、静かに部屋を後にした・・・・・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「もぉー、嫌ですからね、俺は。」

　鏑木と西田が、裕二をみて薄笑いを浮かべる。

「裕二、そう言うな。最後の決定証拠はお前が掴んだんだから。」
「そういう問題じゃありませんよ、西田次長・・・」

　鏑木も西田に続けて裕二に言い放つ。

「お前にしか出来ん仕事だぜ。」
「鏑木さん、まるで女を扱うのが俺の天職みたいじゃないですか。」
「でもな、凄い武器でもあるんだぜ。事件や問題は、必ず女が絡んでくる。それを扱える人間が、絶対必要だ。お前には、それがある。自慢だぜ。」
「・・・・・・・・褒めてんですか、それ。」
「ったりめーよ。」

　そう言って、鏑木と西田は、大声で笑い始めた。

（チェッ・・・・）

−　自宅寝室　−

「おい、亜美・・・マジか？」

　亜美は、フェニックスで真央から貰ってきた衣装を着て裕二の前に立っていた。

「うん。まずはね、このローションでマッサージしてあげる。」
「だから、いいって・・・」
「いいじゃない・・・裕二さんが喜ぶ事を色々と試してみたいの。」
「俺は、実験台か？」
「違うわよ。・・・愛しているから・・・」

（・・・んまかいな。・・・・・・しかし、似合うじゃねぇか・・・）

　既に、亜美は手の平にローションをたっぷり塗って擦り合わせている。
　そして、裕二のナイトガウンを口で開くと裕二の肉棒をもみほぐすように優しく刺激し始めた。

（・・・ぉ・・・意外と・・・）

　裕二は、そのままベッドに仰向けになった。
　亜美もベッドに上がり股間を裕二の顔の前に持っていく・・

　目の前に飛び込む亜美の股間に食い込んだＴバックのホットパンツが悩ましい。
　裕二は、我慢できずにホックをはずしてしまった。

　既に亜美の亀裂からは、蜜が零れ落ちようとしている。
　裕二は、亜美の蜜壷を左右に開き息を吹き掛けた。

「アァァァ・・・ダメっ、裕二さん、私がしてあげてるのにぃー・・・」

　裕二は、亜美を無視して蜜壷を刺激した。

「アァァーン・・・裕二さん、やめてぇぇぇー・・・」

　しかし、裕二は攻撃を止めない。
　そして、遂に亜美も我慢が出来なくなった。

「もぉーっ、バカぁー・・」

　そう言いながら、亜美は向きを変えると怒張した裕二の肉棒に腰を落とした。

「アァァァァー・・やっぱりコレが、いいぃぃぃぃぃーっ！」

　亜美は、上から裕二の肉棒に腰を激しく打ちつけていった。

　いつの間にか、いつもの裕二のペースに戻され亜美は、全身全霊を裕二に預けていった。

「・・・ぁぁ・・・・裕二ぃぃぃぃー・・・・」