律子が気が付いた時、すでに日付が変わり、17日のAM 3:00になっていた。 ベッドの上で眠っていた。進も隣に寝ている。 自分の格好は裸に赤い首輪を付けただけ。隣の進は全裸だ。 何故か、隣に寝ている進が異常に愛しい。 理由はわからない。 でも、女が男をご主人様と崇める、それ以上に女が男に持つ感情があるだろうか。 この人に、死ねと言われれば、すぐ死ぬことができる。 そんな、感情、あるいは人間をなんと呼べば言いのだろう。 律子は進のペニスを咥えた。 そして、もう、すっかり憶えてしまった進好みのフェラチオを行なう。 「ペロ、ペロ。」 舌でペニスを唾液だらけにする。 そして、最長のストロークで舐めまわす。 少しアレンジを加えて、亀頭の部分で唇で回転させ、刺激を与える。 ペニスが刺激に反応し大きくなってきた。 その時、先ほど考えていた感情についての１つの答えが浮かび上がる。 盲目の服従は神へのもの・・・。 神は祈る事しか許さない。 どんな理不尽が身の回りで起こっていても、祈る事のみ。 それ以上を「男」は許し、適える。そして、求められる事で「律子」は「生」を実感できる。 そんな関係。 そして、もっと人間的な暖かい感情がある。 そんな事を思いながら、そんな事を考えさす「人間」、お気に入りのフェラチオを続けている。 その時、頭を手で支え、律子を見ている進に気が付いた。 「おはようございます。ご主人様。」 「うん、ずいぶん早い朝の挨拶だね。」 時計を見ながら、笑う進。 「律子、何か考え事をしていたね。フェラチオにもずいぶん熱が入っていたけど。何か思う事があった。」 「ご主人様、律子はご主人様が好きです。愛しています。」 「うん、知っているよ。」 「ご主人様、おからかいになっては困ります。」 「ご主人様がいないと、死んでしまいます。」 「うん、それも知っているなあ。」 プ〜ンとふくれて、律子はフェラチオを止めて横をむいてしまった。 「律子、食事にしよう。昨日、君をベッドに運んだ後、サンドイッチ、4人前とか頼んだんだけど、君の体を洗う事と、その後の掃除が大変で食事どころじゃなかった。」 律子は、昨日最後の出来事を思い出して赤面した。 あの後始末はきっと大変だっただろう。 ベッドの下に正座し言った。 「ご主人様、先日はご迷惑をお掛けしました。以後、あのような事が無いように致します。」 「そう願いたいね。腹減った。サンドは冷蔵庫に入っている。ビールも取ってくれ。君も飲むのなら、2,3本」 部屋の窓側にあるテーブルに、律子がサンドイッチとビールを2本持ってきた。 進はサンドイッチを2ついっぺんに口に放り込み、缶ビールを半分ほど、一気に飲む。 律子もサンドイッチを半分ほど食べて、ビールを一口だけ飲んだ。 「律子、後でお仕置きだからな。昨日の掃除の件と、え〜と、何だったけ。、何かでお仕置きすると言ったと思ったけど。」 「ご主人様、チャックを手で開けた事ですか。」 「うん、それそれ。自己申告はえらいけど、お仕置きはしなくちゃ。」 また、進が、サンドイッチを2つペロリと平らげる。 律子は一つのサンドイッチをようやく片付けた。 「ご主人様、どんなお仕置きでしょう。」 「チャックの件は、尻を50回鞭打ち。それと昨日の後始末の件は、今、思ったけど、律子はかなり食べるのを我慢しているね。昨日の握りも半分以上残していたし、サンドイッチもあまり食べない。お仕置きは浣腸だな。」 律子は自分自身の大便を見られるのが怖くて、ほとんど食べなかったのだ。 それを見抜かれたしまう。 （当然、進は最初からする予定だったが・・・。） 「ご主人様、お浣腸は・・・。」 「律子、小便。」 「ご主人様、少々お待ちください。」 律子は慌てて、テーブルの下に潜り込んだ。 「ご主人様、律子の口をどうぞ、お便器に。」 ペニスを口に含むと、いつもの味が喉に広がる。 ゴク,ゴク・・・いつもより量が多い。 最後の方を噴き出してしまった。 、 「ご主人様、申し訳ございません。」 「律子、尻をこっちに向けろ」 「パシィ。」 厳しい音がし、最大の力での平手打ちをされた。 「もう一度、下に潜りこんで、私の足にかかった分、床に落とした分、口で吸い取り、全て舐め取れ。」 「ご主人様、本当に申し訳ございません。おみ足と床に零したご主人様のお小水、律子の口でお掃除させて頂きます。ご主人様、おみ足を失礼致します。」 （チュウ〜、チュウ〜、ペロペロ。） 「ほら、ここもだ」 「はい、ご主人様」 （チュウ〜、ペロペロ。） 「次は床だ。」 水滴が１ｍ四方にあった。 律子は舌を出して、一滴、一滴舐め取る。それを見ていた進は立ち上り、鎖のリードを持ってきた。 「律子、首輪にこれを付けろ。」 そして、椅子に腰掛けると、サンドイッチを一切れ、床に落とした。 それを素足で踏んで、小便のついている場所に素足を通過させる。 後には,ボロボロになった卵サンドの残骸が残った。 ある場所には塊で、ある場所には卵のこびリ付いた物が、そして,ある場所にはパンの屑が床にすりついている。 「律子、全て食べろ。」 「ご主人様、頂きます。」 律子はよつんばいで口だけを使い、パン屑を舌で舐め取り、塊はそのまま口に含み、床にこびり付いた卵は舌で舐め溶かして食べる。 最後まで、その滓が取れない場所は、進がビールをかけ、それでもう一度、溶かすようにし啜り込む。全てが終わったのは30分後だった。 その間、進は律子の様子を見ながら、サンドイッチを食べたり、ビールを飲んだりしている。 「ご主人様、全て食べ終えました。」 「律子、一箇所、忘れているぞ。」 律子は懸命に見回したが、その場所がわからない。 「ご主人様、何処でございましょう。」 「バカ、さっきのパン屑を作ったとこだよ。」 （作ったとこ？あぁー。） 「ご主人様、おみ足を失礼致します。」 律子は進の右足を両手で捧げ持ち、足の裏に、スス〜、スス〜、舌を走らせ全体を舐めた後、全てに唇を付け吸い尽くした。 「ご主人様、おみ足を失礼致しました。」 「よし、良いだろう。」 進の機嫌が直った、と思ったら又わからない事を言った。 「律子、抱いてやる。」 律子はその意味がしばらく理解できない。 （ン〜ト。） 「あ、はい、ご主人様。」 リードを引かれ、ベッドの方に向かう。 ベッドの上で服従のポーズと命ぜられ、その姿勢を取る。 リードが外され、進はヴァギナを見、呟く。 「あまり濡れてないな。」 そして、同時に命じた。 （さっきの足舐めで興奮していた律子は十分濡らしていたが。） 「律子、オナニーをしろ。」 「はい、ご主人様。律子のオナニーをご覧下さい。」 そのポーズのまま、右手の人差し指とくすり指でお○んこを開き、左手は左足を上げた状態を保ち、中指でクリトリスを弄る。 5分位見ていた進が、律子の喘ぎ声が大きくなる頃、律子の口へ肛門を乗せる姿勢になった。 律子はオナニーをしながら、進の肛門舐めと肛門内への舌入れを行なう。 「ペロペロ、ジュルジュル、ペロペロ、ジュルジュル。」 律子の腰が微妙に揺れ始めた時、命令が入る。 「律子、止めろ。」 （また、おわずけかしら。）と思ったら、進のペニスが律子に入ってきた。 「アア〜、ご主人様、うれしい。」 「抱いてやると言っただろ。」 「律子、何回いってもいいぞ。」 「ご主人様、律子はご主人様の奴隷です。アァ〜、気持ちいぃ〜〜。」 激しく衝かれて、あっという間に一回登りつめた。 「アア〜、アア〜、イ〜ク〜。」 バックの体位に直され、律子はベッドのフロントに捕まる。 又、激しく、進の腰の打ちつけが始まった。 「ウアァ〜〜、ア〜ア〜。」 律子は大きな喘ぎ声を上げ続ける。 「律子自身が腰を振るんだ。」 「ハイイ〜、ご主人さ〜ま〜。」 腕立て伏せするように腰を前後に進に打ちつける。 その時、進が律子の尻を、平手で交互に打ち始めた。 「アァー、ご主人様、もっと激しくぶって。モット〜〜。」 （バシッ、バシッ。） 「マタァ、イックゥゥ〜〜。」 律子が2回目の絶頂を得たとき、進は腰を外した。 「モット〜、ご主人様、もっと、ください、ご主人さま〜〜。」 「これでおしまいだ。」 進は律子の尻を、10回ずつも打っただろうか。 尻が真っ赤になっている。 「律子、後始末をしなさい。」 「ハァ、ハァ、はい、ご、ご主人様。」 進はベッドの後ろに座っていた。 乱れた息でベッドを降り、這って進の足の下まで来た律子が言う。 「ご、ご主人さま、あ、後始末をさせて頂きます。」 ベットリ付いた自分自身の液体を舌だけですくい舐め取る。 ペニスを咥えたら、噛んでしまうと思っているらしい。 「ぺロゥ、ぺロ。」 いやらしい音は命令に従う奴隷のものに相応しい。 睾丸の方まで垂れている液体を全て吸い取った。 掃除も終わったので、進は例の棚に行き、ガラス製の浣腸器をと思ったが、律子には排泄の恥じらいを与えるだけなので、イチジク浣腸をそれでも４つと乗馬鞭、後、何か拘束用の物と考える。 結局、その2つを持って、律子の側に戻った。 「律子、私の方に尻を向けて、膝を曲げないよつんばいだ。」 「はい、ご主人様。わかりました。」 律子は進が持ってきたものを見ているので、自然と暗い気持ちになる。 「もっと、足を開きなさい。」 略直角に足を開き、この姿勢では限界の形をとった。 律子にヴァギナを拭くことは許されていないので、液体の付着がすさまじい。 それを見て、進の行動が又変わる。 バスルームに行き、備え付けの安全剃刀を持ってきた。 「律子、自分で恥毛を剃り落としなさい。」 （元々、薄い恥毛なので、今までは気にしないでいたが、やはり、これは剃り落とそう。まぁ、奴隷のたしなみだな。） 「ご主人様。姿勢を変えてよろしいでしょうか。」 「ああ、いいぞ。」 浣腸が少しでも後回しになったため、律子は少し安堵する。 ビキニを着けても、まったく恥毛が邪魔にならないため、恥毛を落としたことがない。 よつんばいを普通に床に座る形に直し、進から安全剃刀を受け取った。 「ご主人様。石鹸を使ってよろしいでしょうか。」 「石鹸は必要ないだろう。そんな状況なのに。」 そう言われて、自分のお○んこを見ると、確かにはしたないほど濡れている。 安全剃刀のキャップを取り、自分の膝を立て剃る事を試みた。 （ジョリ、ジョリ。） 恥毛が軟らかく、薄いため、容易に剃り落とせる。 20回ほど剃刀を往復させたら、簡単に律子はパイパンになった。 「律子、一度、シャワーを浴びて来なさい。」 「わかりました。ご主人様。」 バスルームで全身にシャワーをあて、バスタオルが剃毛した部分を拭く。 やはり、違和感があり、不自然な感触である。 鏡にそっと、写して見てみた。 下半身が無毛。決して少なくない衝撃が心の中を走る。 （心も体もご主人様の奴隷になって行く。） 律子がバスから戻って来た。 「律子、感想はどうだ。」 「はい、律子の心、体、全てご主人様の持ち物でございます。」 進はこの行為が律子に甚大な革新をもたらした事を喜んだ。 しかし、「律子の全てが私の持ち物だ。」と訂正する事を命じる。 「はい、ご主人様に全てを捧げた奴隷でございます。」 「よし、さっきのポーズを取りなさい。」 「わかりました。ご主人様。」 今度は、いつもの小気味いい動きですぐに腰を突き出し、獣のポーズを取った。 やはり、進が見ても風景が異なる。 これは律子本人には強烈なインパクトだろう。 |
| 2011.6.11掲載 |
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