翌日、AM10：30。 2人はフロントからの電話で起こされた。 「310号室が整いましたので、お使いください。」 事務的な中年女の声が伝える。 「律子、部屋の移動だ。」 進は律子の全てが見える白い体に強烈な性欲を覚えた。 幸い、今いる部屋と同じフロアーで、すぐ向かいの隣が310号室である。 進の合図で、2人が裸で部屋を移動する。 律子はいつもの部屋に入り、抱えてきた服を片付け始めた。 歩いて帰って来た律子に進が強く言う。 「律子、4つ足だろう。」 「申し訳ございません。ご主人様。」 律子は正座で、深く頭を下げる。 両手で進の右足を顔まで運び、足の裏をベロベロと舐めまわし続けた。 15分も続けたか、自分を納得させるような口調で言った。 「ご主人様、律子の顔にお坐りください。そして、奴隷の心得を忘れた律子の体を鞭で罰してくださいませ。」 律子は既に床に寝転び、服従の姿勢である。 進は乗馬鞭を手に、律子の顔へ腰掛けた。 そして、それと同時に律子に服従の姿勢をとかせて足を支えた手を自由にさせる。 律子は足をいっぱいに開き、手で進の尻を支え、肛門へ口での奉仕を始めた。 進は鞭でピアスが付けられた牝の証明する場所を好き勝手に打つ。 その後、これが律子の奴隷として粗相をした場合の通常のお仕置き方法になった。 律子はその素晴らしい性能を持つ舌を、肛門に深く入れ回転させる。 鞭が敏感な場所に当たった時、熱い息を進の肛門に吐いた。 それが終えた後、金属のリードが進に青い首輪を貰って以来、初めて付けられる。 律子は獣の様に部屋中を這いまわさせられた。 鏡の前で、進がPCでしか見たことのない肛門アナニーを命じる。 プラグを外し肛門内に、お○んこからあふれ出ている淫液を、2本の指にまぶしつけ、鏡に写る自分の肛門に何度も塗りつけた。 十分に潤うと、指の出し入れを初め、次第に喘ぎ声を上げ始める。 「アウ、ア〜ウ。」 自分の獣の行為を鏡で確認しながら、指で肛門の形を変形させる。 指は縦に横に肛門を広げ、絶頂を得るまで動かされた。 律子が達したのを見、進は一度、床についた尻を元の四つ足に戻させた。 勃起したペニスを、今まで律子自身の指が入っていた肛門に挿入する。 「律子、鏡から目を離すな。」 「はい〜、ごしゅいんさ〜ま〜。」 律子の尻からパンパンと、進の腰が打ち付けられる響き、その動きが速くなるにつれ、律子の声も大きくなったいく。 「ア〜、イイ〜イ、リツコ、イク、イクゥ。」 「律子、牝犬の淫らな姿を見ているか。」 「ミタラ〜デスゥ〜、リツコ、イイ〜。」 「う、もっと、締めろ。」 「アイ〜。」叫びつつ、肛門に力を入れる。 「だ、だすぞ。」 「アイ、ク、クダサイ。」 「ウ、ウ〜ン。」 進の射精と共に、律子は体を小刻みに震わしながら、再び絶頂を迎えた。 「イ、イク〜〜。」 進はすぐにプラグの汚れを舐め取らせ、再び、肛門に戻した。 リードを引き、鉄格子の檻の中に律子を入れ、鍵を掛ける。 鉄の棒の間から、律子の大便の色が付いているペニスを差込み、ぐったりと横になっている白い牝犬に命じた。 「律子、掃除だ。」 律子は進を見上げた。 「はい、ご主人様、ただ今、致します。」 広い檻で正座をしようとする。 「律子、犬は正座をしない。」 その言葉で間接を曲げない4つ足の形になり、黄色いペニスの掃除を始めた。 口だけで行なっているため、顔のあちこちに黄色い付着物がペニスから付く。 ペニス自体が、本来の色に戻ったころ、進が言った。 「律子、顔が、君のウンコで黄色くなった。私が洗ってあげる。」 「ご主人様、お小水をお願い致します。」 進の言葉に律子が答え、口を開げる。 朝一番の小便を律子の口を中心に、顔全体にかけていく。 それが終わると同時、進が告げた。 「律子、今日1日、牝犬の気持ちを味わいなさい。」 「わかりました。ご主人様。」 律子は肛門で、2回、絶頂につれていかれた気だるさで体を支えられず、進の小便で濡れた檻の床に体を横たえた。 2時間ほど、そのままにし、檻の側に進が近寄ると律子はすぐに四つんばいになる。 「律子、牝犬になった気持ちはどうだ。」 「ご主人様、なんとなく、落ち着いていられます。」 「檻の中が、落ち着くのかい。」 「はい、律子がご主人様のものということが実感できます。」 「そうか、奴隷妻は檻で飼わなきゃいけないのかな。」 は、は、と笑った進を見、妻と言う言葉が、律子にはうれしくて、この幸せがいつまでも続きますようにと祈る。 檻の鍵を開けながら、進が聞く。 「お腹は、減っているかい。」 「はい、ご主人様、少し。」 「律子の今日の食器兼便器だ。裏が食器、皿の方がトイレ、わかったな。」 檻の中に洗面器が入れられた。 律子はそれを、口で檻の奥に運び答える。 「わかりました。ご主人様。」 「トイレの時は、呼ぶんだぞ。今日は必要がある時と、私の質問に答える以外しゃべるな。」そう言い残し、檻から進がまた離れた。 しばらくして、サンドイッチを4切れほど持ち、戻ってくる。 「律子、食器。」 洗面器を進の前に口で運び、裏に返す。 サンドイッチは12に分けられ、洗面器の裏にのせられた。 律子がそれを、進の「食べなさい。」の言葉で、直接、口で食べ始める。 進は檻に手を入れて、律子の乳房を揉みしだきながら、楽しそうに見ていた。 3分の2ほど、食べたところで唾がなくなり、飲み込めなくなる。 「ご主人様、律子にお飲みものをくださいませ。」 ペニスを出すと、律子は口に咥え小便を待つ。 先ほど出したばかりで、ずいぶん時間がかかったが、コップ半分ほどの量が口に注がれる。 「ありがとうございました。ご主人様。」 その後、残りのサンドイッチも5分ほどで食べきった。 「食器」に律子が舌が這わせれ、パン屑を舐め取っている最中、進は再び檻から離れた。 もう、時刻は夕方を過ぎているらしい。 律子は小さな窓の外が暗くなっていることで気づいた。 フィアンセ（まだ、正式ではないが。）と一緒、しかも2人きりなのに、律子は5時間も1人でいる。 律子は檻の中にいることで、そのことを別にさびしいとは思わなかった。 律子の気持ちの中では、進はいつも待っている存在で、律子の絶対的支配者。 そして、進に命じられて、自分がしていることに律子自身には疑問がない。 檻の中で、裸に首輪を付けただけの自分が、この空間に安堵感さえ持っていることが何故かうれしい。 律子には、その自分自身が進の本当の飼い犬ではないのかと思えてくる。 進が現れた。 便器を使うみたいである。 律子は口にペニスを咥え、体に小便を入れる。 「律子、目がトローンとしているな。どうかしたか。」 「ご主人様、律子は牝犬にされて、感じています。」 片足を上げ、ヴァギナを広げて見せる。 そこは淫液の洪水で、下にした足に一滴が流れ落ちた。 進はそれを見、「食器」を進のそばに置くように命じた。 律子は後ろに下げていた洗面器を口で運び、檻をはさんで、進に一番近い場所へ置く。 「律子、咥えろ。」 律子の口は檻の中から、手を使わず、あっという間に唾液でペニス全体を濡らし、口と舌で進のペニスを勃起させる。 更に舌を巻きつける様に支えながら、上下させ、刺激をペニスに与え続ける。 「お○んこ」進は女性器の卑猥な呼び方を単語のみで言った。 後ろ向きになり、進の手で固定されたペニスを自分のお○んこに入れようとする。 やがて、律子のお○んこはペニスを、いつもより、鉄棒の分だけマイナスした長さを咥えこんだ。 「律子、自分で動きなさい。」 四つ足の姿勢の自分の力だけで、腰を前後させる。 時に抜けてしまうが、それもすぐに、体に戻すことができるようになった。 「ハウ、ハウ、ハ〜。」 進は、（こんな淫らな女を見たことがない。そして、美しい・・。）と思う。 進に射精が近づき、律子の腰を檻から手を伸ばし固定する。 そして、自分の力で思い切り抽挿し始めた。「アン、アン、イク〜。」 律子がいった後、進はペニスをぬき、洗面器の上に精液を放った。 しばらく間を置く。 「律子、起きなさい。」 その声に律子は、四つ足で顔を、進に向けた。 「食器の上に律子の夕食ができた。残さず食べなさい。」 律子は「食器」に目をやり、精液がのせられている事を知った。 「ご主人様、ご馳走をありがとうございます。」 トローンとした目で洗面器の上の精液を全部、ズル、ズルと音を立て、残さず吸い取る。 進が食事中、1度、「ご主人様」という律子の声で、律子の小便に立ち会った。 片足上げの小便は洗面器には、完全には収まらず、床を汚す。 進は、明日、この部屋を出るときまでに、檻の中で、大便をすることを新たに命じた。 もう便器としか使用しない洗面器は、律子の小便が入れられたまま、檻の隅におかれている。 夜の11時、進が毛布を檻の前に持ってきて、床に敷く。 今日、最後の小便を律子の口にし、額にキスをする。 「律子、トイレの時は呼びなさい。じゃ、おやすみ。」 ひどく優しい声に律子には聞こえた。 進は律子の目の前に寝ている。 部屋は薄明かりだが、進の顔は良く見て取れる。 部屋には最大の暖房が効いている為、真冬の夜でも裸で十分だった。 律子は、今日1日、自分が寝ているのか、起きているのかわからない状態だったため、あまり、眠たいとは思えず、進の顔を檻の中から、数時間見ている。（途中で寝たかも知れないが・・・。） （私のご主人様、律子は・・・です。） 何度も「・・・」の言葉を、名詞にし、文章にし、律子自身の説明を進の寝顔に小さく呟いていた。 そして、明らかに眠った後、尿意で目が覚めた。 便意もある。 「ご主人様。」「ご主人様。」小声で何度も進を呼んだ。 進が気づき、「律子、トイレか。」自分の目を覚ますためのように大きく言う。 「はい、ご主人様、牝犬はオシッコがしたいです。」 「ウンコは。」 「ウンコも致します。」 進はプラグを引き抜いてやり、部屋の明かりを点けた。 時計を見ると、既にAM5：30を指している。 檻の前に戻り、命じる。 「律子、しなさい。」 自分の尿の入った洗面器を、檻の中央部に口で引きずるように運んだ。 律子は右足を上げ、一番、進がその情景を目にしやすい姿勢となり、力む前に言った。 「ウンコから致します。」 進はこの状態だと、まだ、出るのは先だと思い、バスに湯を入れに行く。 戻ってきても、律子の肛門は出たり、隠れたりしているが、その姿勢では力が入らないらしい。 「律子、檻に手をやってもいいぞ。」 進を見て、ハイと答え、足はそのままで手を鉄の棒にやり握りしめながら下半身に力を入れる。 しばらくすると、「ご主人様、ウンコが出ます。」と伝える真っ赤な顔が、肛門の下に洗面器があること確かめる。 「よし、なら、鉄棒から手を離せ。」 進は律子を四つ足の姿勢に戻させた。 その姿勢に戻ると、律子はすぐに言う。 「律子の、牝犬のウンコ姿を見てください。」 妖艶な目で、進を見、肛門から固形な便を覗かせた。 それは、すぐに落下したが、律子の足にあたって、檻の端に転がる。 3,4個の固形便をした後、「ウンコは終わりました。オシッコを致します。ご主人様。」進に告げた後、大量の尿が飛び散る。 それは、2つの水流になり、1つは洗面器の中に、1つは律子の足を伝わり、床をしめらせていった。 全てが終わり、律子は体を檻の中で、また横にしようとする。 進が告げた。 「律子、人間に戻る時間だ。」 檻の鍵を開ける。 その言葉に反応し、「はい、ご主人様。」と答えたが、どうすればいいのかわからない。 「檻の中を綺麗にしなさい。私はバスにいるから、掃除をした後、来なさい。」 進は律子を檻に残し、バスの方へ行く。 律子の方は自分の大便を、手に掴み洗面器の中に入れて、トイレに流した。 洗面器をバスルームの前に置き、バスタオルを1つ、檻の中に持込み床を拭く。 それをダスト・ボックスに入れ、洗面器を持ち、進の待つバスルームに入った。 「それは律子の便器だった洗面器だな。」 「はい、そうです。ご主人様。」 「私の前で正座。」 進は洗面器を洗いもせず、お湯を入れると、それを律子の頭からゆっくりとかけた。 律子は舌で汚れたお湯のかかる唇を舐めながら、それを受ける。 「ア〜〜。」 ため息のような声が律子の口から漏れ、無意識に片手で乳首のピアスを引っ張っていた。 進はもう一度、自分の体にお湯をかけ、「律子、ベッドにいる。」と言い捨て、バスを出た。 進が3本目のタバコに火を点け、煙を吐き出している。 律子が這って来て、ベッドの下で正座になり、頭を床につけた。 「律子、気分はどうだ。」 ベッドの上から、進が聞いてみる。 律子が顔を上げ、微笑みながら答えた。 「ご主人様、律子は不思議な時間を過ごしました。心がふわふわと浮いているような時間でした。」 律子には、簡単な化粧がなされていて、清潔な美しさが滲んでいる。 柔らかい髪が顔が動くたびに、一定に動くのも、その美しさを強調する。 進は、「おいで。」と言うと、律子を抱き、モーテルを出るまでそうしていた。 その朝、12月30日、年も変わりかけの朝9時に、進と律子はモーテルを出た。 海が見たいと進が言ったため、最もこの土地で、荒々しい太平洋を見せる場所に向かい、2人で冬の海を車から見ていた。 進は予備校に通っていた時、50ccで、一人で海を見に来ていた頃を、思い出している。 進は青春の一時代に迷い、苦しんだ時、死ぬ時はこの海に消えてしまおうと考えた。 その思いは、今も、進の中に残っている。 そして、当時、悩んだことは乾ききれない生傷のように、かさぶたにはならず、今も時々、進を苦しめる。 「律子、私はここに身を投げて死んでしまおう。と何度か来た事があるんだ。」 律子は次の言葉を待っていた。 「何故かなぁ。今もそういう思いが残っている。」 律子は進の胸に顔を埋める。 「ご主人様、大丈夫です。律子がご主人様のかわりに死にます。」 進は、それが何の回答にもなっていないと同時に、全ての回答であるかのように聞こえ、律子の髪を波が岩で砕けるの見ながら、いつまでも撫でてやった。 |
| 2011.9.11掲載 |
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