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『娘』としか思わなかった女体の一糸まとわぬ姿・・・。
ツェレイヅァはわたしの理想そのものゝ女性になっていた・・・。
考え方、価値観、いつの間にかわたしの理想をなぞった様だった事を悟った。
目前のツェレイヅァは完璧な理想その物の女性・・・！
ツェレイヅァがわたしに抱き付いていた・。
胸に押し付けられた二つのマシュマロから暖かみが・・・
わたしの心がツェレイヅァの心に吸い取られて行くよう・・・
一つになってしまう・・・
わたし自身が膨れ上がっているのを感じた・・・
再びあの唇が近付いて来る・・・
ツェレイヅァの顔が傾ぐ・・・
唇に暖かみ・・・
口の中に柔らかいモノが押し入ってくる！
アア！・甘い魔界の誘い・！
頭がクラクラする
なんて素晴らしい心地！
ツェレイヅァが密着したまま、身体を押し込んで来る！
普段なら簡単に跳ね返せるほどの力だ・。それが跳ね返せない。
・・・押し返す力が・出せない・
身体を入れ替えられ、押し続けられた・・・
神様に背く恐ろしさを感じた・。
さがった・さがれるだけ・・・
脹ら脛にソファーが当たった・
ソファーは既にベッドに拡げられていた・。
わたしは今晩はここに泊まるつもりだったのだから。
輝き揺れる白金の髪・・・
白く輝いた理想の女体・・・
白い両手がわたしの胸に伸び、突き倒された・
跳ね返せた筈・・・
カット熱くなった頭！
スルスルッとわたしの上に乗ってくる・・・
滑るように・足元から膝へ、・腿へ、お腹へ・・・
触れたところが暖かくなる・・・
暖かなマシュマロが滑り上がってくる・・・
「ゥゥッ・！」神よ！・八百万の神々・・護り給え払い給え・・・
ギリシャ、ローマの神々。オリンポスの神。ジーザズ・クライスト。シーバ、・・・世の全ての神々。助け給えぇ！
両手を拡げられ、まだ残った自尊心で脚は閉じた・・・
十字架に掛けられたような気分だ！
ピッタリとわたしの上に重なったツェレイヅァ・
撥ね除けなければならないのに、撥ね除け難い・・・
なんて柔らかい・・
なんて暖かい・・
夢見心地に誘われている・・・
ツェレイヅァの右手がわたしの髪を撫で、首の下に潜り込んで引き付ける・
口付けが繰り返された・
「ハァァ・・・」大きく息を突いた・
理想の女体が立ち上がる・？
わたしを跨いでまっすぐに立ち上がった白い女体・・・
暗闇の中の白く輝いたツェレイヅァが浮かび上がっている・・・
ギリシャ彫刻を足元から見上げた時のよう・・・
幻想の世界そのもの・・・
神々の世界を垣間見た思い・・・
白い上体が静止したまま腰下だけが揺れる・・・
わたし自身の先をヌルッとした柔らかさが滑る・・・
既に淫情に捕らわれたわたし自身は充分に硬化していた。
柔らかい窪みに先を捕らえられ・
暖かみがわたし自身をすすり込んでいった！
「アア！・神さまぁ！」
事務所が・、あの広大無辺の宇宙に変わっていた・！
世の、八百万の神々・、許し給えぇ・・・！
白い両手が重ねられ、全ての白い手指が天に捧げられていた・
理想の女体がわたしにクロスして直立していた・
わたし自身に心地良い熱さが・・・
ジワァァァっと熱さが伝わって来る・・・
静かにシャクられるツェレイヅァの腰・・・
柔らかな温もりに包まれたわたし自身が揺すり上げられる・・・
ツェレイヅァの腰が引き戻されると、わたし自身は揺り下げられる・・・
静かに前後するツェレイヅァの腰・・・
わたし自身が包みに擦れながら上下する・
柔らかく暖かく包まれたまま
スムーズな腰の動き・、こんなのを覚えたんだ・。
なんて良い・・・頭の中では嗚咽を吐いていた・。
ヌルッとする柔らかい暖かみの中を躍らされるわたし自身・・・
段のある暖かく粘る暖かみの中で踊っている・・・
後引される腰・・・、わたし自身も圧し下げられる・
前に突き出される腰・・・、一度引っ掛かって圧し上げられる
元上が押し下げられ、また暖かみの中を逆に泳ぐ・・・
「hun！・・・haa・haaaaah・・・」ツェレイヅァの呼吸が声となったのか？
官能が高まっているのか？・嗚咽とも息とも取れる
少しずつ往復が早くなる・
「ァ・ハァァァ・・・！」・なんて心地良さ！
翻弄されるわたし自身・
ポルチオが先を弾く・・・
ゼリーの海を泳いでいる・・・
拡がる宇宙の暗闇の中で、白い女体に揺すられ続けるわたし・・・
一言の言葉が破壊するこの世界
静寂の中、無上の心地良さだけがわたしの全てになっていた・・・
この世界に、動いているのは女体の腰から下だけ・・・
・前に後ろに、左に右に、時に回って・・・
蝋人形の様に微動だにしない白い上体・・・
陶酔していた・・・
夢にさえ見た理想通りの女体・・・
今この時、無上の至福・・・
これを起こしているのがツェレイヅァでさえなければ・・・
身体を入れ替えようとした・
見事にバランスを保った女体は傾きもしない・・・
一度で諦めて溜まるかっ！
二度目、まだバランスを保っている。
三度目に女体が傾いた・・・
一気に体勢を入れ替えて女体を組み伏した
ここまでされたんだ。・据え膳食わぬは・・・・・
わたしの背に回って引き付けようとする、双の腕を振り解いて身体を起こした。
眼と眼が見詰め合う。
ツェレイヅァが両手を拡げて身体を開いた・・・
真っ直ぐにわたしの眼を見て、眼の動きを追っている・
下になった女体を見直した。
眼からほのかに紅味の増した頬、白い首筋から鎖骨へ・・・
一番目に付く二つ並んだ膨らみ、
立っていた時程の張り出しは消えたものゝ、胸とバストの境目がハッキリして、ほぼ真っ直ぐに前に向かって浮き上がっている・。
わたしの手に丁度包み込める可愛らしさ・
ハッキリした弾力が堪えてくれる・
微かに浮き出るか出ないかの胸骨・・・
ウェストはしっかりと括れて、ヒップへの膨らむライン
一連の流れがしっかりリズムを持っていた
素晴らしいプロポーションの肌理細かい白い肌、滑らかで柔らかく弾力を持っていた。
幼さは感じない事はないものゝ全てが輝いていた・
両眼がわたしの眼を追っている。
手触りで確かめずにはいられない・
左手で身体を支え、右手をバストへ伸ばした
形の良い二つの白い丘・・・マシュマロの柔らかさに芯がある・・・
柔らかいゴムマリに似て、力を入れるに従って反発力が増す・・・
力を緩めれば反発力も緩まる・・・
”nnn・・・aoh！”ツェレイヅァの口ごもった喘ぎ・
バストへの刺激をダイレクトにセンシティブに受け止めている・
わたしは腰を振り始めた・・・
前に後ろに優しくゆっくりと、しかしスムーズに・・・
”Han・auu・・・oooooh！・・・yehhh！”
女体が明らかなリアクションが来た・・・
より深くより浅く・、前壁を擦りグルリと回した・。
白い手がわたしを引き付け、背に回って抱き付かれた。
”aan・uu・・・aaoooooh・・・！”
リズムを保った振りを続けて疲れて来た頃・・・
気が緩んだ・
体勢が戻されていた・・・
再びわたしに跨ったツェレイヅァはタガが外れたのかも知れない・？
又してもゆっくりをしゃくり始めたのだが、コックの根にさっきより大きくツェレイヅァを感じていた。
ツェレイヅァが体重を掛けて、より深く呑み込んでいる！
クリットが強く圧し付けられている・。
ポルチオが先を弾かれる・、
前にでも後ろにでも、腰を振られる度にコリン、コリンと・・・
その度に悦撃が襲って来る！
目の前を光りが飛び回る・
”a・・・a・・・ahhhh・・・an！”
透き通った心地良い声、尾を引いて遠くに聞こえた・・
ツェレイヅァの腰の往復が早くなっている！
一瞬の停止を混ぜながら、振動とでも呼びたい様に速い
腰で煽られ、しゃくられてる・・・
“ok・？・・・Masao・are・ ・・are・A・A・・・auhhh！”
ツェレイヅァの視線がわたしに突き刺さって来る。
瞬きをしつつ眼を大きく見開いて応えた
ツェレイヅァの腰の往復は本当に痙攣している様だ！
“Au・auhhh・・・ahhhh”
絞られる！・脈を打つ絞り込み・・・
なんて強く絞るんだ！
“Auu・・・an・・・Wauhhh！”
ァァ良い・・・良い気持ち・・・！
時折、女体が静止すると、柔らかく熱い絞り込み・・・
また静かに腰が回る・・・
”i・・・I'・・m・ coming！”
云った気はするが聞き取れていない・。
わたし自身が締め付けられる・・・
絞り込まれるよう・・・
なんて心地良さ・・・
逝きたい・・・
わたしの上のタヒチアン・ダンスは終わらない・・・
８ビートで弾かれる様に前後する柔らかい包みの心地・・・
”aa・・・ahhh・・・I 'll get c・・・！”
輝く女体が動きを止めた！
女体の総てがわたしを絞り込む・・・
柔らかい締め付けが痙攣し、強くなる・・・
断続的に、締め付けられていく・・・
波状的に絞り込んでくる・・・
ァア、吸い込まれる！
ツェレイヅァの腰が力強く圧し付けられて前後する・・・
ダメだっ！！（受けないでくれぇぇぇ！）
ダメだ・ツェレイヅァだ！
「やめろっ！・離れろっ！」
ァアァァ・絞られ・て・・・
「受けるな！・ Don't receive it！」
外せ、離れろっ！
腰を振り回し身体を捻る・・・
それでも脚で引き締めバランスを取る女体・・・
身体を跳ね飛ばして逃げるんだっ！
腰を突き上げた・・・二度、三度・力の限りに・・・
ツェレイヅァが宙に舞う・・・
天使が舞っている・・・？
細い脚がわたしの腰を締め付けるっ！
腰と腰が密着して、振り解けない・・・
ツェレイヅァの両手が大きく振られてバランスを保っている・！
”NO！・Theratha！・・・ NOhhh！”
脚の巻き付きが強くなるだけだった・・・・
”Make me woman！”そんな声が聞こえた・、ようだった。
目の前で虹が弾けた！
腰から下が無くなって行くような開放感・・・。
澄んだ声が天空の全体から聞こえてきた様に感じた・。
真っ白な右手が天を指し開き、天に昇る天使の姿・・・
わたしは観念し、光り？闇？・カオスに呑み込まれて行った・・・。
快楽の、輝きが満ちて、わたしを包んでいった・・・・・・・・
収縮感・・・
爆発感・・・
弾けた虹彩光が目の前を飛び回っている
極上の快楽に包まれ、・全ての時間が止まった・・・
カオス・・・
闇、虹彩光、ツェレイヅァ、わたし・・・
ツェレイヅァの重みが重なって来るのを感じた・
全てが一つになっていた・。
視野が戻って来るとツェレイヅァの瞳が覗き込んでいた。
わたしにピッタリと重なっていた・
不味い。わたしは最低のことをした・。してしまった・。
泣きたい。・こんなに自分に恥じたことなど無い。
「八百万の神々、許され給え・・・・」幽かに口を突いていたらしい・。
「だって・・・・・。」覗き込んでいたツェレイヅァも泣き顔になっていた・。
「良いよ。もう泣かないで良いンだよ。・わたしが悪いんだ！」
「チガウ・、良いの！・・・ただ、・ただ嬉しいんだから・・・。」
喧騒な夜景を後にして螺旋に続く光源を追っていた。
東の地平線がほのかに明る味を持ち始めていた
撥ね除けても直ぐに腕に絡んで来るツェレイヅァの手・
左肩に頭が押し付けられている・。
ロードライトが何処までも続く湾岸道路にも行き交う自動車も少なくなった・。
ＣＲＶのパセンジャーシートに、今までに見た、一番晴れやかなツェレイヅァの、満足気な顔が輝いていた。
わたしの理想通りに育ってしまったツェレイヅァ。
出会った頃からの思いだったと云うツェレイヅァ。
わたしの理想通りに育ったと云う事は、わたし程度が相手に出来る代物じゃぁない！
直ぐに手の届かない女性に育って行くだろう・。
ツェレイヅァのくれた快楽は、空前の昂悦だった・。
だが、二度目があってはならない！
わたしは奈落の底に落ちて行く気分だった・・・。
Witchめ・・・！
「完」
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