２２．暗闇の輪姦（７）

　注射の効果なのか、女の性なのか、天性のマゾ性によるものなのか、響子は、男たちのいたぶりを苦も無く受け入れ、男達にも増して、気持ちよく楽しんでいる様にみえる。
「そろそろ、出番でしょう」
　森田は、今まで参戦していない龍二に声をかける。
「見るのはいいんだが、やるのは、いたってノーマルなんだ。女と二人きりででやりたいんだがな」
　特別扱いを要求する龍二。
「人目があると、だめですか。　女には優しい・ってやつですね。　それじゃこの後はお任せとしましょう、疲れて来ましたよ」
　立ち上がる森田。
「俺を信用してくれ」
　あくまで強気の龍二。
「おい、行くぞ」
　川田に声を掛け、出て行く二人。
「散らかったガラクタ、かたずけないか」
　指示する龍二。
「兄貴まだでしょう」
　虎次郎が問う。
「おう、女と二人でシッポリやるんだ。かたずけたら皆、休みな」
　市と虎があれこれ片付けを始める。
　文句も言わず、出て行く鬼太郎達。
　・
「しっぽり、たのむぜ奥さん」
　響子を縛った縄を解き始める。
　仰向けに寝た響子の右側に添い寝する龍二。
　愛し合う恋人たちのように、スローな愛撫。
「あぁ〜」
　腰をヒクつかせながら、甘えた声の響子。
　左胸を大きくなぞる、優しい愛撫。
「ふぅ〜ん」
　響子の脇から腰、太腿、膝へと繰り返しなぞる右手。
「あぁ〜〜ん」
　声をふさぐように、龍二の唇が覆う響子の柔らかい唇。
　龍二の舌が、響子の舌の輪郭をなぞる。
　答えるように、舌を伸ばす響子。
　響子の舌を中心に、ぐるぐる回すように動く龍二の舌。
　深い沼の中に、吸い込まれるような陶酔に浸る響子。
　あふれた二人の唾が、だらしなく滴る。
　響子の舌を、丸く尖らせた唇で吸い上げる龍二。
　吸い上げる強さに強弱をつけ、龍二の口の中を蠢く響子の舌。
「ウググッ」
　響子の股間をなぞる右手。
「あっ、あぁ〜〜」
　首すじを這うように、進む龍二の舌。
「あっ、ふぅ〜〜ん」
　身体をずり上げ、響子の右耳たぶをナメル。
「あぁぁぁ」
　フゥ〜〜
　右耳に吹きかける、龍二。
「あっ、あぁぁぁ〜〜」
　耳を大きくベロッとナメル。
「あっ」
　右の乳首をナメル。
「あぁ〜」
　乳輪をなぞるように、周るくナメル。
　・
　みぞおち、へそ、繁み、太腿へとナメ進む。
　太腿、繁み、へそ、みぞおち、乳首へとナメ帰る。
　乳首から太腿へ、太腿から乳首へと
　何度も往復する、龍二の舌と唇。
　・
「あぁっ〜〜」
　腰をヒクつかせる響子。
　肉溝からにじみでる、蜜。
　響子の足を大きく割って、蜜園へ近づく口。
　少し開いた亀裂にそって、下から上へナメ上げる。
「あっ、あぁ〜」
　亀裂を左右に開き、蜜園の入り口をクルクルとナメル。
「あっ」
　閉じた亀裂の、肉芽をペロペロと転がすようにナメル。
　開いては入口を、閉じては肉芽をナメル龍二。
　・
　左の乳首を吸いながら、蜜園の入口に右手の指を少し入れる。
　小さく出し入れする。
「あぁっ」
　蜜園の充血した膨らみがうごめく。
　小さく出し入れする。
　指の動きに、答えるように反応し咥え込んでくる蜜園。
　押し出されるような圧力を感じる指。
　小さく出し入れする。
　別の生き物のように、きつく咥え込んでくる蜜園。
「あぁっ」
　ほんの少し奥へ入れる。
　味わえない独特のぬめりと包み込む柔らかさ。
　チン○を入れたくなる欲求に耐え、小さく出し入れする。
「あぁっ」
　少し深い所も、吸い込むような、入口とは違った蠢きを感じる指。
　小さく出し入れする。
　蜜園の感触に、舌の動きを忘れる龍二。
　会話もなく、ただひたすら求め合う二人。
　小さく出し入れする。
　ヌルッと深い挿入を試みる指。
「あぁっ」
　手の平に小さな肉芽の膨らみを感じる龍二。
　肉芽と共に小さく上下にゆする。
　ヌチャ、ヌチャ
「あぁっ」
　蜜園の奥に空間が出来たのか、滲み出した蜜と共に音が変わる。
　グチュ、グチュ
「あぁっ」
　少し激しく上下にゆする。
「あぁぁぁ〜」
　頭を浮かせ、龍二に抱きつく響子。
　小さく上下にゆする。
　アクメには達せず、少し平静に戻る響子。
　指を抜く龍二。
　・
　響子の顔と９０度の角度をつけて、唇をあわせる龍二。
　濃厚な接吻をつづける。
　ヒクヒクと股間を反応させる響子。
　・
　響子と抱き合ったまま、ゴロンと上下を入れ替え下になる龍二。
「入れてくれ」と龍二。
　お腹に当たるほど大きく反った陰茎に手を沿える響子。
　浮かせた股間を近づける。
　埋もれたように、消えていく龍二の陰茎。
「あぁっ」
　クイッ、クイッと腰を前後に振る響子。
　子宮への刺激と肉芽の擦れが気持ちいい。
「あぁっ」
　クイッ、クイッ、クイッ・・・・・・・・
「だめっ」
　生温かい液を龍二の繁みに吹きつけアクメに達する響子。
「あぁっ」
　・
　響子の甘い喘ぎ声を聞きながら、龍二の送輪は続く。
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　青の部屋。
　森田は一人思う。
　陵辱する者と陵辱される者の関係が、奉仕する者と奉仕させる者に変わっていることを・・・

−　完　−