９．菊門の調教（１）

　川田は、作業を手伝い始める。
「川田、押入れにゲートボールのスティックがあるから、それ使って奥さんの足縛ってくれ、うつ伏せでけつを高く上げるんだ」
　いちじく浣腸を並べながら、響子の姿勢を指示する森田。
　押入れから、棒状のものを取り出す川田。
「奥さん、そろそろ縄の良さも解ってきただろ」
　ステックの両端を響子の膝の裏に縛りつけながらいう。
「縄が良かったり、しませんわ」
　諦めたのか、酔いのせいか、逆らうこともなく、縛り直させる響子。
　
　うつ伏せの姿勢で、動かずにいる。
「準備はいいな、始めるとするか」
　肛門用のねばっこいゼリーを、すくい取る森田。
「あっっ、冷たい〜」
　お尻を振って、避けようとする響子。
「そんなに、驚くことないだろ。もう浣腸するって解ってるんだから」
　ヌルヌル、クチュクチュ
　菊門を揉みほぐし、指を入れようとする森田。
「いゃっ、やっぱりお尻は、いゃっ。やめて〜」
　聞き入れられないと、解っていても訴える響子。
（だめ、だめ、やっぱりお尻はだめっ、タブーよ。淫らすぎるわ）
　響子の声など、無視して森田は続ける。
「一本目っ、入れるよ。奥さん」
　ピンク色の大きないちじく浣腸を、グッと差し込む。
「うっ」
　容赦なく絞り出す森田。
「あぁぁぁっ、いゃっ、・・・うぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ」
　冷たい液体の進入を、感じ取る響子。
（どうして、どうしてこんな事するの、いやだわ〜）
「川田、次のいちじく浣腸、取ってくれ、５本はやるから」
　響子の反応にお構いなく、注入する森田。
「ちょっとは、気持ち良くさせた方が、よくないすか」
　いちじく浣腸を渡しながら、進言する川田。
「おぅっ、まづは、お尻の中を奇麗にしてからだ」
　次、次と、注入する森田。
　合計６本分も、注入された響子。
「よ〜し。奥さん、そのままじっとしてろ、出したくなったら言いな」
　と、川田といっしょに、ビールを飲み始める森田。

　お尻の穴をギュッと引き締めて、我慢している響子。
（うっ、模様してきたわ、うっっっ〜）
「奥さん、出したくなってきたんだろ、我慢しないほうがいいぜ」
　お尻の穴を、ほじほじ、しながら言う森田。
「いゃっっ、やめてっ〜〜、うっ、おトイレに行かせて下さい」
　便意が、周期的に模様してくる響子。
　お尻の穴には、力を入れ続けている。
「でそうか、よし、連れてってやろ、臭いのは嫌いでな」
　響子を起こし、子供のおしっこスタイルで抱きかかえる森田。
「川田、カメラ持って来いよ」

　響子を洋式トイレに座らせる森田。
「ふぅ〜、やっぱ重いな。さっ、着いたぜ、しっかりひり出せ、奥さん」
「と、トビラは・・・・・」
　素直に聞きいれられ、キュトンとした表情でいう響子。
「甘えるんじゃない、写真撮るんだ。閉められる訳ないだろ、早く出せよ」
　川田に撮影ポジションを譲る、森田。
「うっっ」・・・・「うっっ」・・・・「うっっ」
　太股をピクピクさせて、周期的に模様してきたことを露わにする響子
「あっっ、もうだめっ、いやっっっっ・・・・見ないで〜〜」
　見られていても、止められない響子。
（でちゃうぅぅぅぅ〜〜〜、いやっぁぁぁ〜〜〜）
　パシャッとフラッシュが光る。
　黒い、まだ形のある物体が、メリメリと、ひり出されてくる。
「あ〜っ、恥ずかしい〜〜」
　その時、響子の肛門が、キュッと閉まり、黒い物体が千切れ落ちる。
「写真は、それぐらいでいいぞ。全部出させるんだ」
　嫌気がしたようにいう、うんこ嫌いの森田。

　・・・

「ほらっ、しっかり、きばるんだ」
　響子と共同作業をしているかのように、熱心な川田。
　ポトン、ポトン、ジャャャ〜〜〜

　−−浣腸は、繰り返し、続けられた−−

　３回目の浣腸。
　響子は、うつ伏せで、けつを高く上げた姿勢。
（いつまで、続けるのかしら、もういやよ〜〜）
「今度は、牛乳使おう」
　パック牛乳を洗面器へ移す。
　大きい注射器の先に、ゴムホースを付けたような浣腸器に吸い上げる森田。
「ほらっ、けつの力、抜け、」
　浣腸器のゴムホースの先をギュギュと突き刺す。
「ふぅーう」
　浣腸行為にも慣れてきたのか、落ち着いた響子。
「入れるぞ」
　活きおいよく、押し出す森田。
　大量の液が、逆流する。
（あっ、ああっっ、何かしら、変な感じだわ、どうしてなの）
　牛乳の水圧が、何故か心地よい響子。
　また、牛乳を吸い上げ、注入を繰返す森田。
　響子のお尻に、活きおいよく押し出す。
「ううぅ〜〜、ふぅ〜」
　不思議な感触を、味わうかのように目を閉じている響子。
　最後に、いちじく浣腸を２本注入される菊門。

　川田に手伝わせ、響子をトイレに運ぶ。
「これで、さっぱり奇麗になるだろ、全部出させろ」
　と、うんこ嫌いの森田は、川田に任せてトイレを離れる。

「ああぁぁ〜〜」
　ジャジャーーー
（えっ、何かしら、いいわ、出すときもなの？？？？）
　響子の、恥ずかしさに耐え切れず、顔を叛けての排便。
　その表情を楽しんで見ている川田。
「いい顔になってきたじゃないか、奥さん」

つづく