14．

−Ｍｏｎｄａｙ−

　ＰＭ　６：２０

「おじゃましてま〜す」
　昨日の約束で、優子ちゃんは僕の家で待っていた。静恵には、友達の家で夜まで遊んでくると言ってあるそうだ。晩御飯は七時半頃だそうだから、あと正味一時間、優子ちゃんはここに居られる。
　昨日、僕と優子ちゃんはある契約を結んだ。僕と一緒に静恵の全てを手に入れるということに。
　その為に、まず優子ちゃんには、今の静恵の状況を教えてあげた。お母さんは、もう僕と肉体関係にあって、何でも言うことを聞く性奴だということを。
　これには優子ちゃん、驚いた。あの気の弱そうな静恵が、そんな大胆なことが出来るとは思ってもみなかったらしい。
　でも、静恵や僕を責めるということはせず、驚きのあとに優子ちゃんが見せたのは並々ならぬ興味だった。
　母親が日々、どのように僕に責められ、犯されているか、克明に聞きたがってきたのだ。
　まずは口で説明しようかとも思ったけど、実際に見てもらったほうがいいだろうと思い、昨日のうちにこの部屋にあるものをセットしておいたのだ。
　僕は、テレビ台の横に目立たぬように置いておいたデジカメを取り出す。この中には、今朝の静恵との情事が記録されているはずだ。上手く映っているといいけど。
デジカメのコードをＴＶにつないで再生を始める。優子ちゃんは僕の膝の上に乗っかって、眼を輝かせて、映像を待っている。
『…おはようございます』
　画面はベットで固定だけど、静恵の控え目な挨拶が聞こえた。
「お母さん、朝からホントにここに来てるんだ…」
　期待からか緊張からか、優子ちゃんの喉がなるのがわかった。
『ん、おはよう』
　僕のマヌケな声が入って、しばし無言の場面が続く。画面に映ってない場所で静恵が服を脱いでいるのだ。
　そして、一糸纏わぬ裸になった静恵が、画面に入って来た。ベットに乗りシーツをはいで僕の下半身がさらされた。顔でてないから、なんだか他人みたいだ。
『失礼します…』
　朝勃ちで元気いい僕の息子を、静恵は手に取り、軽く亀頭や棹の部分にキスをしていく。
　朝は、ほとんど僕はなにもせずに、静恵にされるに任せているせいか、最初のころに比べたら、段違いで静恵は性的に成熟してきている。僕のを咥えながら、自分の指で陰部をまさぐり、迎え入れる準備をちゃんとしている。
『ん、はぁ…　い、入れますね』
　僕のを十分唾液で濡らした後、静恵はノタクタと身体の位置を変え、騎乗位の体勢に自分を持っていく。そして、僕のを握って、位置を調整して…
『あぁ…』
　ぐちょって感じの淫猥な音が響いて、静恵が僕のモノを秘裂に迎え入れた。僕の胸に顔を押し付けて、必死に腰を振る静恵。
『あ！　はぁ…　う、う…』
　快感を堪えている静恵の声が洩れる。ふと気になって、隣に座る優子ちゃんを覗いてみると…
「お、お母さん……　す、すごい…」
　上気した頬、艶が灯った瞳、少女は明らかに母親の性行為を見ながら、興奮していた。
　内股気味に股を窄め、モジモジさせている。その少女の太ももに、僕は手を置いてみた。ビクッとした優子ちゃんだが、そのまま目は母の狂態が映る画面に固定したまま、太ももに置かれた僕の手を小さな手で握り返した。
　画面に映る静恵の腰の動きが激しくなってきた。
『い、いきそうです…　た、隆さん…』
『僕はまだだね。もうちょっとガマンして』
『あ、は、はい…　うぅ…　はぁ…』
　なんだかスピーカーから出てくる自分の声は、なんだか他人のようで、少し妙な気になる。絶頂を震えて堪える静恵の動きが鈍ったので、画面に映る僕は下から突き上げはじめた。
『あ、あぁ…　だ、ダメ！　い、いっちゃいます！ ま、まだですか？　あぁ…　もう、だ、ダメです！　ダメ、ダメ！』
　無意識に、掌を重ね合わせた僕たち。体を反らせ、必死に絶頂を堪える静恵。
「お母さん…　すごいです…　とても、気持ち良さそう…　これが、セックス、なんですね」
　僕の掌を握る優子ちゃんの手の力が、強くなった。汗ばんでいる。
　突き上げられ、大きな胸が揺れる静恵。絶頂をこらえ切れなくなり、切なげに首を振って必死に堪えている。
『イキます！　ご、ゴメンなさい！　イク、イク、イク！　いっちゃいます！　た、隆さん、ま、まだですか？』
「僕、もいきそうだ。あ、出る！」
『あぁぁぁぁ！　あぁ！　あ…　あぁ…』
　僕が射精したのを受け止め、静恵も絶頂を迎えた。精子を子宮に受け止め、身体を震わせている。
　そしてノタクタと身体を動かし、僕のを抜きとり、そしていつも通りに僕の淫液に濡れた逸物をウェットティッシュでふき取る姿が映る。
『…お疲れ様でした』
　そして綺麗になった僕のに、最後にキスをして、静恵がフレームアウトする。今朝はこの後、何もしてないので、僕はそこで停止ボタンを押した。
「どうだった？」
　痛いくらいの力で、僕の手を握り続けている優子ちゃん。僕の声も聞こえてないのか、陶然とした瞳のまま、何も映っていないテレビを見続けている。
「優子ちゃん？」
　反応がない。夢の中にいるような、そんな感じだ。
　ふと、悪戯心と性欲が両方もたげてきた。握っている優子ちゃんの手を、僕の股間に持っていく。
相も変わらず節操無く硬くなっている僕のを、彼女の手に当てると、無意識なのか、その形をズボン越しにまさぐりだした。
「優子ちゃんも、お母さんみたくやってごらん」
「は、はい…　失礼します…」
　ズボンに手をかけ、ずるずるとそれを引き下ろす。僕がベットに寝そべると、先ほど母親がやったように僕にまたがろうとする。
　そこで僕はある指摘をした。
「お母さんは裸だったよ、優子ちゃん」
　すると彼女は、虚ろな瞳のまま、
「そうでしたね…」
　と呟くように言うと、ノロノロと服を脱ぎ始めた。僕はさきほど流していた静恵との情事の映像を再び画面に流す。
「お母さんのを参考にしてみれば、優子ちゃん？」
「あ、はい…」
　霞んだ瞳、上気した頬、この子の幼い色気には、静恵に感じるのと違った部分が刺激される気がする。
　すでに節操なく怒張した僕のを、優子ちゃんは両手で擦り、舌で竿の部分から舐めはじめる。チラチラと画面の母親を見ているけど、この子の方が舌使い上手いんだよなぁ。
　カリを舐め、亀頭にキスし、そして舐めと…　少女の愛撫は僕の官能を高めていく。
　そして、口に含み、顔を上下に動かす。
「優子ちゃん、舐めるのが好きなんだ？」
　こみ上げてくる射精感を堪えながら、訊いてみる。優子ちゃんは、
「お、お母さんもやってることだし・・・」
　と頬を染めて応えてくれてあと、再びなんの躊躇いもなく僕のを口に含んだ。その吸い方加減が本当に上手い。これって天性なのかな？
　あきらかに静恵の時より早い時間で、僕は限界を迎えそうだ。
「優子ちゃん、もう、でちゃうよ」
「え？」
　僕の言葉に口を離した途端、添えていた手を動かされて、僕は呆気なく射精してしまった。
「きゃっ！？」
　顔や髪の毛を汚す白濁に、目を丸くする優子ちゃん。
「もう、ビックリするじゃないですかぁ〜」
　驚き、でも楽しそうに優子ちゃんは笑いながら、
「じゃあ、綺麗にしますね」
　と母親と同じようにティッシュをとって、僕のを拭いていく。そして最後にキスするところまで、母親の真似をしていた。
「じつは、この大きいの、ボクのに入れるのかと思って、けっこうドキドキしてたんですよ…」
　照れたように言う優子ちゃん。少女の幼い膣に挿れる・・・　そう考えただけで、頭に薬でも打ち込まれたかのような酩酊感を覚えた。
　……でも、まだそれは早計だ。せっかく、ことがすべて上手く運んでいるのだから。僕は自分に言い聞かせる。
　二人で手を繋いで−このあたりはまだ子供だなぁと思う−シャワーに入り、身体の洗いっこを始めた。
　ここでも丹念にペニスを洗ってくれる優子ちゃんだ。かなり、自分には無いこの男性器を気にいっているよう。
「これが、お母さんの中に入ってるんですよね。お母さん、あんなに小さいのに」
「優子ちゃんでも、入るよ。ちょっと練習すればだけどね」
まだ、無毛の優子ちゃんの秘裂に指を伸ばす。
「あ、やん…」
　指にくる感触が、大人のモノとはまるで違う少女の恥部。これは血筋なのか、少し大きめのクリトリスがすぐにわかった。そこを指の腹で少し玩ぶようにいじる。
「あ、あ、あ……」
　脚にくるのか、僕の腕をつかんで、必死にふんばっている優子ちゃん。湯以外の粘った感触が秘裂から滲み始めた。
「昨日は、自分でちゃんとやった？」
「は、はい…」
「ここいじったんだ」
「はい…」
　まだ、性感が未発達の優子ちゃんに、昨日、自慰のやり方を僕は教えた。それと、自分で膣内に指を入れることも覚えさせた。いずれ、姦通する際に、少しでも楽にするためなのだけど。
　指で、膣口を少しまさぐってみる。ビクンとするが、まだそこの感触は硬い。第一関節を少し入れたあたりで、抵抗があった。
　身体に快感以外の抵抗があったのか、僕の腕を握る力が強くなる。僕はそこで指の侵入をやめて、膣の入り口あたりをそっとまさぐる程度にしておく。
　近いうちに、ここに僕のを入れることを考えると、また頭に酩酊感に似た感覚が走り抜ける。
「また、大きくなってます、よ…」
　ゆっくりとした愛撫に、再び興奮の吐息を洩らし始めた優子ちゃんが、身体にあたる僕の節操なしの息子を触って、熱い目で僕を見上げる。
「優子ちゃんが可愛いからね」
　僕はそう言って優子ちゃんの唇に自分の唇を近づけた。自然に触れ合う唇。
　僕は、静恵、優子ちゃん、二人の母子に、どんどん溺れていっている。

−２０：０５−

【ちゃんと、お母さんの寝室に、レイのモノ、セットしておきました♪】
　そんなメールをその夜、受信した。
　じつは今日、優子ちゃんにプリペイド式の携帯電話を買って渡しておいたのだ。
　メカに強い今時の子供らしく、すぐに機能を把握したらしい。
　レイのモノ、とはいっけん電気の分岐プラグにしか見えないような盗聴器。
　旦那との情事がどんな感じなのか、１度聞いてみたかったから、優子ちゃんに頼んでつけてもらった。
　それと、旦那という人と静恵がどんな風に話をしているかも、一度聞いておきたかったというのもあって。
考えてみれば、僕は旦那さんの人となりを伝聞でしか聞いていないから。
【任務ご苦労】
　そんな文面のメールを返信し、僕はさらに夜を待つ。
　手には、盗聴用に買って来た通信機。周波数はすでに盗聴器に合わせてある。
　静恵が他人に抱かれる時、どんな声をだすのか、僕はドキドキしながら、時が過ぎるのを待った。

−２３：１５−

　二人が寝室に入って約五分。なんの会話もなかったけど、漸く動きがあった。さっきからスピーカーに耳を寄せている自分がなんかマヌケだったし。
『・・・おい』
　なんだか抑揚のない声がした。初めて聞くけど、これが旦那の声かな。
　ついにはじまったかと、僕は通信機のボリュームを上げる。
　衣擦れの音がした。服を脱いでいるのかな。
『ん・・・』
　押し殺した声、これは静恵だ。本当にほぼ毎日、旦那ともやってるんだなぁ、と僕は少し感心した。
『はぁはぁ…　いいぞ、おい…』
　いつのまにか行為が始まったらしい。旦那の声ばっかり聞こえて、なんだか少し興ざめする。ベットが軋む音、時折、静恵が、
『は…』
　とか吐息みたいのを洩らす声は聞こえるけど、僕の前の静恵とは全然違う。
　思ったより、というか、ぜんぜん興奮しない。というか、イラつきすら覚えている。
『く、あ、はぁ！』
　聞きたくないような男の声で、軋みが終わった。時間も短いなぁ…
「つまんないや」
　なんとなく言葉に出して、今の気持ちを言ってみる。もっと、僕の嫉妬心を煽ってくれるような情事が少しは聞けるかと思ったのだけど、残ったのは少しの後悔とやるせなさだけ。
　本当につまらないなぁ。
　静恵は、旦那を裏切れない、とよく言っている。苦労かけられても、結婚したのだから、と。
　このあたりは、今時にしては珍しい古風な考え方で、静恵に対しては好感度アップになるんだけど…
　優子ちゃんに影響されたのか、この男には静恵はもったいないと、明確に僕は思い始めていた。
　ドアが開く音がした。どっちかが、トイレでもいったのかな？
『…いいよな、この頃のアイツ』
　ため息ついて通信機のスイッチを切ろうとしたとき、旦那の独り言が聞こえた。なんとなく、耳を欹てる。
『いざとなったら、アイツに風俗でも行かせればいいかな…』　
　ん？　いざとなったら？　それに風俗ぅ？
　なんだか穏やかじゃないぞ。この発言の意味はどう考えても風俗業界で静恵に身体を売らせようという意味だ。
　カチンと来たのと同時に、頭が妙に冷静になる。いろいろな考えが駆け巡る。
　どういうことだ？　旦那さんには、、静恵に身体を売らせなきゃいけない理由があるってことか？
　……簡単に考えれば、金が必要ってことだ。
　その必要な理由といえば、真っ先に浮かぶのは・・・　借金。
　静恵の家は、けっこう家計がキツイみたいなことを、彼女から聞いたことがあるし、優子ちゃんも洩らしている。原因はリストラされてふてくされていた旦那のせいらしい。
　小遣いを減らされた旦那が、静恵に内緒で借金でもしていたとしたら？
　ありえる、これは。
「これは、良心の呵責に悩まされなくて済みそうだ…」
　けっこう小心者の僕は、もし旦那さんが本当はいい人で、このまま静恵をその旦那から奪っていいのかと少しは悩んでいた。悪いことをしてない人が傷つくのは、こんな僕でもやはり心が痛むし、それに静恵も傷つく気がしていた。
　でも、こんなヤツだとわかれば、遠慮はいらない。
　それに…　静恵を僕以外の人間が自由にしようなんてこと。これはもう赦せるわけが無い。
　この男から全てを奪う。この男がその価値に気づいていない二つの宝玉を、僕は手に入れる。
　静恵を奪った時とは、優子ちゃんと楽しんでいる時とは、それとは違う興奮を僕は感じていた。
　通信機のスイッチを切り、僕はベットに入る。でも、興奮に侵された頭に、眠気はやってこない。
　考えよう。あの男から、静恵と優子ちゃんを完全に奪い取る手段を。
　その夜、僕は明け方まで眠れなかった。

　それから、週末まで、僕は色々と動いた。静恵にはまだことを隠していたけど、盟友とも言える優子ちゃんには、彼女にもわかるように僕の決心を伝えた。
　旦那には借金がかなりあること。
　それを返済させるために、近いうちに静恵に風俗に勤めるように強制させそうなこと。
　この二点を聞いた時、やはりショックだったらしい優子ちゃん。でも、そののち唇を震わせ、声を荒げて、
「やっぱ、最低！　あの男！！」
　と怒りをぶちまけた。
　これまでは、少しは優子ちゃんを宥めるようにしていた僕だけど、今は違うので、僕は頷いて同意する。
　その後、不安になったのか、優子ちゃんは僕の手を握って、頼るようなすがるような目で僕を見る。
「当山さん、大丈夫ですよね…」
　この時の僕は、珍しく怒っていた。端から見たらそうは見えないだろうけど、僕は怒ると本当に心が澄んだ水面のように静かになっていく。
　怒っていたのは、無論、あの男について。
　実の娘にも、ここまで不安な顔をさせている。それだけで、あの男は親として失格だ。
「なんとか、するよ。優子ちゃんも、気をしっかり持って協力して」
「は、はい！　で、でも…」
　そこで優子ちゃん、何故か遠慮がちに気落ちする。
「で、でも…　そこまでしてもらっても、ボク、なんのお礼もできないです…」
　人に気を使わせることが苦手な親娘だけある。僕は思わず笑ってしまった。
「な、なにかおかしいですか？」
「い、いや。君とお母さんは本当に似てるなぁと思っただけ。大丈夫だよ」
　そこで僕は、わざと意地悪く笑って、優子ちゃんを抱き寄せた。
「きゃっ！」
「静恵と優子ちゃんとＨなこと出来るんだから、お釣りがくるくらいだって」
　正直、二人を養うなんてことになったら、大変だろうけど。でも、それで手に入れられるのは、きっと僕が幼い時から求めていたあの風景。
「も、もう・・・　当山さんってば…」
　優子ちゃんが顔を赤くしている。こういうところはまだ幼くて可愛い。
「これからは、二人で頑張っていこう。お母さんをこっちにこさせるために」
「こっち…？」
「そう、こっち側」
　優子ちゃんをまだ小さいお尻に手を伸ばし、少しいやらしくまさぐる。赤い顔が更に上気する彼女。
「なんとなく、わかりました……」
　優子ちゃんが少し声を擦らせて、呟く。
「ボクも、がんばりますね…」

　金曜の夜、優子ちゃんからメールが届いた。
　今日は、夜、あの男がいないとかで、二人っきりになるから、優子ちゃんは行動すると言っていたのだけど…
「静恵とお風呂でＨなことできたってねぇ…」
　驚き半分、興味半分って感じな僕。続いてきたメールには、優子ちゃんが静恵とどこまでいったのかを拙い文で色々と一生懸命説明してあった。文が長いので、何回にもわかれてくるメール。
　そのたびに僕はドキドキとしている。
　二人はどんな風に睦みあったのだろうか？
　あぁ、ちょっと想像するだけで、なんだか興奮してしまう。
　見たいなぁ。
　そこで僕はあるモノを思い出した。先日取り付けてもらって以来、使っていないあの盗聴器の存在を。
　僕は携帯で優子ちゃんにメールを打つ。そこで、彼女にあることを頼んでみた。
『了解♪　がんばります！』
　という返信がすぐに来る。僕は、股間に疼きのようなものを感じながら、通信機をまた手にとった。
　そして……

『あ、あぁ…　だ、ダメ、ダメよ……」
『ふふ〜ん♪　お母さん、オッパイの先っぽ、カチカチだよ〜』
『あ！　か、噛まないで、優子…　あ、はぁ！』
『オッパイ大きいよね〜。大好き。昔みたいに、オッパイでるといいのにねぇ〜』
『あ、あ、あぁ！！　そんなに強くすっちゃダメ！　あ、あと付いちゃうでしょ！　だ、ダメ！』
『し〜らない♪　いっぱいつけちゃお♪　お母さん。あんまり逆らうと…』
『あぁぁぁぁぁぁ！　だ、だ、ダメ、そこダメ！！　あ、あ、あぁ…』
『こっちのお豆さん、いじめちゃうよ〜』
『……あ、あぁ。だ、ダメ、ダメなのに…』
　聴こえてくる嬌声。先日、あの男とのセックスを盗み聞きした時は比較できないくらい、僕は興奮している。僕以外の者に責められ、声を上げる静恵。こういう声を聞きたかったんだ。
　優子ちゃんは僕が聞いているのを知ってるせいか、責めに終始している。しかし、すえ恐ろしい小学生だなぁ、優子ちゃん。Ｈ方面の才能があるのは間違いないね。
『お母さん、アソコ、舐めて欲しい？』
　小悪魔のように訊ねる優子ちゃん。
『優子…　もうやめて、ね・・・』
『だ〜め。ほら、脚開いて、お母さん。だめ、もっと』
　優子ちゃんの命令に逆らえず、オズオズと脚を開かされている静恵が浮かぶ。
『あ〜。お豆さんが、こんなに大きくなってるよ、お母さん♪　舐めちゃお！』
『ひ、ひぃ！　あぁぁぁぁぁ！　あは！　は、あぁ！』
『凄くビショビショだよ、お母さん♪』
　優子ちゃんに責められ続ける静恵。近親レズに興奮しながら、僕は必死で自慰をしたいのを抑えていた。この欲望は、明日静恵にぶつけてあげよう。
　僕は耳からくる興奮に悶々としながら、その日は眠れぬ夜を過ごしたのだった。

　そして翌日から、静恵と優子ちゃんの里帰り。
　僕、そして優子ちゃんが完全にあの男から静恵を切り離そうと決めた一週間が始まる。