４．

　涼子の真っ白で長い指がボディーソープでぬるぬるとしている。俺の乳首の辺りを微妙な感覚で撫でる。
「うふ。」上目遣いでにっこりと笑う。
「きもちいい？」
　俺は何も言わずにボディーソープを指にたっぷりとつけて、涼子の陥没したピンク色の乳首をゆっくりとつまんだ。
　ぷにゅ。
「あん。」涼子は足をクロスさせて身悶えた。
「きもちいい？」
　俺は涼子の真似をした。
「いやん、いじわる。」
　さっきまでのマジメで無垢な雰囲気を残しながらも、少し大人の色っぽさのある笑顔を見せてくれた。
「じゃぁ、私も…」
　涼子が俺の乳首を玩ぶ。俺も両方の指で涼子の乳首を揉みしだく。
　陥没していた乳頭が膨らんでくる。それでも、大人の女性とは違ってあまりにも小さな乳首が勃起する感じで…そう、乳首全体がふくれている感じ。
　俺は人さし指でグリグリとその小さな先端をいじりたおした。
　俺の胸を触っていた涼子の指の力が抜けて、俺の背中に回ってきた。
「こうさん、やめて…」
　でも、その声は本心でないという感じだ。
「もうちょっと我慢して…」　　
「うん…」
　涼子が全身を俺に預けてきたので、乳首への愛撫は右手だけにして、左手は背中に回した。
　涼子の細くて長久手柔らかい髪が、水に濡れて華奢な背中にひっついている。
　俺は、シャンプーをたっぷりと手に取って涼子の髪を洗ってやった。髪の毛で大量の泡ができて涼子の背中に流れる。
　背骨を指で確かめるように愛撫して、つーっと肩まで指で円を描くように愛撫する。
　涼子はピッタリと身体を引っつけてきた。一人では立っていられないのだろう。
　下唇を噛んで声が漏れそうになるのを我慢している。
　俺は涼子の耳元で「声を出してくれたらうれしいな」といった。
　するとビクッと身体に力が入って、小さなため息を漏らした。
「はぁ〜ん」
　俺はそのまま唇を涼子の耳に押し当てて、舌先で小さな耳の穴を舐めてやった。
　俺の背中に回していた涼子の腕がぎゅっと力が入り俺を抱き寄せた。
　身長が３０センチ以上差があるので、俺は不自然な体勢だった。涼子が抱きしめてきたので、耳への愛撫はできなくなる。
　涼子を引き離そうとしたが、俺にしがみついてきている。俺は涼子の身体を持ち上げ、右足をシャワールームに置いてあったイスにのせた。
　そしてわきの下に手を入れ涼子の小さなお尻を持ち上げた。
「きゃ」
　涼子は驚きの声を上げたが、それでも俺にしがみついている。
　涼子が俺の左足の太ももにまたがった感じだ。涼子の足は宙に浮いている。
　右足の太ももに涼子のつるりとした股間の感触がある。
　俺の毛むくじゃらの太ももにつるつるの涼子の股間がある。
　背中への愛撫を続けながら、耳を舐め続けた。
　すると…
　涼子は腰を動かしはじめた。俺の太ももにのっかているので巧くいかないのがもどかしい感じだ。
　俺は涼子の小さなお尻に手を添えてその動きを助けてやった。
　涼子は真っ赤になった頬で俺を見上げた。
　きょとんとしながら俺を見つめている。
　自分に何が起こっているのかわからないという感じだ。
　もちろん、俺の股間のものは膨張している。涼子はその俺のものに自分の股間をこすりつけようとしている。
　泣きそうな顔をしながら俺を見つめている。
　ピンク色の小さな唇が少し開いて、甘いため息とも喘ぎともとれる声がシャワー室に響く。
　でも、これ以上はここでは無理だ。