９．

　座位の姿勢で玲衣さんの背中を指で愛撫した。
　肉棒に神経を集中させていると面白いことに気がついた。
　背骨の部分を少し強めに押すと玲衣さんの腰が　ビクッと動くのだ。
　俺が無理して腰を突き上げなくても前後左右上下に腰が動き、クリトリスの刺激を求めて腰の位置を元に戻そうと動くのだ。
　無意識の動きなのだろうが、くびれた腰がカクカクと動くのは官能的だ、
　そして、甘い声を我慢しきれずに出す。時折、恥ずかしそうに俺の顔を見つめてせつなそうな顔をする。
　何かを訴えているようだ。
　俺は少し腰を突き上げて子宮を刺激してやる。すると、とてもうれしそうな表情になって目を閉じる。
　刺激が強すぎるのだろう。俺の肉棒は射精感をむかえない。いつもは早漏でソープランド嬢にバカにされているのに。
　どんどん肉棒が膨張するような気がする。せつなそうな顔をして玲衣さんが小さな声を出した。
「なに？」
「…」
「聞こえない？なに？痛いの？」俺は耳元でささやいた。
　苦しそうな声で玲衣さんが言った。
「すごい…きもちいい…　うれしい…」

　背中を愛撫していた指が玲衣さんの尻の穴に到達した。尾てい骨を少し押すと…
「ああああ…　なに？　なに？　へんになっちゃう！」
　俺はもっと強く押した。
　玲衣さんが恥丘をぐっと押しつけてエビぞりになった。
「イク…イク…いやぁ…イ…イク…」
　ぶるぶる身体を震わせる。玲衣さんは腕を突っ張って俺を引き離そうとする。
　座位から正常位の体勢になった。
　尻にまわしていた手が玲衣さんの柔らかいお尻の下敷きになった。
　人さし指を曲げると玲衣さんの菊の門だった。
　愛液で濡れている。奇麗な穴のようでつるつるだ。第一関節がぬるっと入った。
　イってしまって気を失っていた玲衣さんが抱きしめ返してきた。
「なに？うそ？うそ？…きもちいい…なにしているの？」
「あんまりかわいいから…」俺は分けのわからない返事をした。
　俺の顔を見上げながら、せつないようなうれしいような顔をして「すきにしてください…」といった。
　指を第二関節までいれると、蜜壺の動きがさっきまでと変わった。
　ぎゅぎゅぎゅっと力強く締めつけてくる。
　腰を無理に動かすと、カリの部分が肉襞をひっかけている。
「あああああ…」
　俺は腰の動きを速くした。
　じゅぽじゅぽじゅぽ…　大きな音がする。
　愛液でじゅくじゅくなのに、摩擦感はなくなるどころかどんどん強くなる。
「イっていい？」
「きて！　きて！　お願い…」

　ドクドク…　俺の精子が玲衣さんの子宮に直接送り込まれている。
　気を失おうとするのをこらえるためだろうか、玲衣さんは指を強く噛んでいる。
　その指をのけて、俺はくちづけをした。
　精子はまだ出続けている。

「あああ…熱い…熱い…　あなたでいっぱい…」

　玲衣さんの目から涙がこぼれた。

　俺は挿入したまま体勢を入れ替えて玲衣さんを俺の身体の上にした。
　軽かった身体の力が抜けて、少し重さを感じたが心地よかった。
　精子を出しきった俺の肉棒は小さくならなかった。
　肉襞がざわざわと動き続けていたし、時折、ビクンと肉棒を強く締めつける。

　俺達はお互いが気を失うまで何度も抱きあい、最後には挿入したまま深い眠りに落ちた。

　泥のように眠っていた。昼を過ぎていただろう。
　二人ともノックの音で目が覚めた。

「おかあさん、おかあさん…」

　涼子ちゃんだ。俺達二人はあわてて服を着た。部屋には二人のみだらな匂いが漂っていた。
　玲衣さん母親の顔に戻り、乱れていた髪を調えながら返事をした。
「涼子、ごめんね、ちょっと用事があって。」
「ねぇ、鍵を開けて。私も中に入れて。」
　俺も玲衣さんも服を着ていない。玲衣さんは部屋の隅にいって急いで服を着ようとしていた。
「すぐ開けて！お願い！」泣き声で涼子ちゃんが大きな声を出した。
　隣の部屋の男が壁を蹴ってきた。
「うるせぇ！」

　昨夜の二人の痴態に腹を立てていたのかも知れない。
　俺はとりあえずパンツも穿かずにジャージの下だけでドアを開けた。
「おかあさん、ずるい！ひどい！おかあさんばっかり！　私だって寂しくて…こわかったのに！」
　やばい、涼子ちゃんが俺との関係をバラしたら最後だ。俺は覚悟を決めた。
　涼子は泣きながら母親に駆け寄った。
「朝起きたら、ひとりで…ひとりぼっちで…」
「ごめんね、涼子」
「ぜったいに、おにーちゃんの部屋だと思った。ふたりだけで何していたの。」
　涼子は怒った口調で母親に詰め寄った。
　ブラジャーをせずにブラウスを胸元で合わせただけの玲衣さんは、涼子を抱きしめながら応えた。
「ごめんね、おかあさんは涼子のモノだかね。でも、おかあさんも寂しかったの。慰めて欲しかったの。涼子に慰めてもらうだけで充分なんだけど…」
「うそ、もう涼子なんかいらないんだ。」
　俺は涼子を後ろから抱きしめた。
「ちがうよ、涼子ちゃん、三人でくらそう。俺は涼子ちゃんの父親になる。」

　玲衣さんは俺の言葉に驚いていた。俺自身もよくそんな無責任なことが言えたものだ。
「いや、私のお母さんをとらないで。」
　俺は涼子の肩をしっかりと握り見つめながら言った。
「もちろん、お母さんとおなじくらい涼子ちゃんを愛するよ。」
「じゃぁ、お母さんにしたことと同じことを涼子にして。」
「なにいっているの…バカなことを言っちゃダメよ。」
　俺は玲衣さんに正直に言った。
「俺は玲衣さんと同じように涼子ちゃんを愛する。涼子ちゃんを愛するように玲衣さんを愛する。」

「涼子ちゃん、俺は君のことがとても好きだ。だけど、お母さんのことも愛している。」
「涼子ちゃんとお母さんの同じようにしてあげることはできないけど、我慢して。俺も我慢するから。」
　玲衣さんは、俺の言葉を都合の良いように解釈したようだ。
「お母さんは、この人を愛したの。涼子のことも変わらずに愛しているわ。」
「お母さんがこの人にぎゅーっと抱いてもらっても、やきもちは焼かないで、お願い。」
　玲衣さんは涼子ちゃんの嫉妬が、自分が俺にとられたものと思っているみたいだ。
　しかし、この美少女は母親にしたことと一緒のことを俺にして欲しいのだ。
　俺は涼子ちゃんの頭を抱きしめて耳元で小さな声で言った。
「お母さんを裏切ることはできない。お母さんを一緒に幸せにしよう。」
「うん。」思ったより素直に返事した。
　でも、瞳の奥には二人だけの秘密を持っていることを楽しんでいるようだった。

　結局、俺達は一緒にアパートから引っ越した。期間契約社員で夫婦で契約というのを見つけたからだ。
　玲衣さんは見た感じと違って、料理でも何でもテキパキこなすので寮母の仕事に就いた。俺たちは６帖の個室をもらい三人で暮した。
　いろんな事情の人間を扱っている派遣会社は、婚姻届もなにも証明を求めなかった。涼子は転校先の学校で優しく受入れられ、元気に学校に通うようになった。
　数日で、俺とのことなんか忘れてごく普通の娘になっていった。健康的になり、友達と遊ぶだけではなく、勉強もしっかりとして行儀の良い娘だ。
　あの一日がきっかけで俺の人生は大きく変わった。それまでは荒んだ毎日を送っていたのに、玲衣のように可愛くて性格の良い嫁さんができたのだ。

　この部屋で玲衣と愛し合ったことはない。６畳一間の部屋では、いつも涼子が夜遅くまで勉強していたし、玲衣も俺も仕事でくたくただった。
　それでも、涼子が出かけた少しのチャンスをねらって、近くのラブホテルで愛し合った。我慢していたぶんだけ玲衣は乱れた。大きな声を出してしまう自分自身に驚いていた。
　玲衣との相性はぴったりでいつも一緒にイクことができた。
　しかし、涼子はめったにでかけない。ここ１ヶ月は玲衣の熟した身体を抱いていない。台所で料理をしている玲衣の後ろ姿をみるだけでもむらむらした。でも、涼子の前で愛し合うわけには行かなかった。
　玲衣も、「涼子、無理しないで早く寝たら〜」なんて言うのだが、涼子は「もうちょっとだけ」とかいいながら勉強をつづけた。

　土曜日の夜のことだった。涼子は勉強をした後、深夜テレビを見ていたが、そのうち寝ついてしまった。
　そっと、毛布を掛けてあげている玲衣の後ろ姿に我慢できなくなった。
　背中からそっと抱きしめて、柔らかい乳房を揉みしだいた。
「あ、やめて…涼子が起きちゃう」
　しかし、身体は俺を求めていた。
　柔らかい身体の力が抜けて、玲衣の身体はさらに柔らかくなって俺の腕の中に倒れ込んだ。
　気付かれないように、そーっと部屋の隅に移動して、ふたりは布団を被った。
　玲衣の毛糸のセータの胸の部分は大きく波打っている。俺は腹部から手を差し入れてブラジャーをたくしあげようとした。
　しかし、玲衣の乳房は大きく、はち切れそうなその乳房をつつんでいる布はピッタリと張り付いたままだった。
　背中に回してホックをはずそうとしたが、うまくいかない。
　玲衣は快感で声が漏れそうになるのを抑えるために唇にむさぼりついてくる。
　くちゅくちゅ…
　二人の絡み合った舌は唾液を溢れさせ、大きな音を立てている。
　テレビはつけっぱなしなので、涼子が気付いて起きることはないだろう。
　ブラジャーをはずすことをあきらめ、玲衣の下腹部に手を移動した。
　ロングスカートをたくしあげるのがもどかしかった。生地の乾いた感触から、玲衣の少し湿った感じの肌の感触に変わった。
　程よい肉付きのふとももは、ひんやりとしていたが、股間まで指をはわすと、そこだけは熱いほど濡れていた。
　薄いパンティーから溢れ出るように愛液が出ている。
　玲衣もずーっと我慢していたのだろう。
　玲衣は声を出すのを我慢している。そして、小さな声で俺にいった。
「おねがい…すぐに入れて。もう、いっちゃいそうなくらいなの…」
　布団の中で悪戦苦闘しながら俺は急いでズボンを脱ごうとしたがあせってうまくいかない。
　玲衣のパンティーも全部脱ぎきれていない。小さな布きれが玲衣の両足を固定している。
　俺はズボンとパンツを膝のところまでずらして、我慢できずに、玲衣の足の間に身体を入れた。
　二人とも服を着たままで布団の中にいるので汗だくになっていた。
　玲衣の額に汗が浮き出て髪の毛が真っ白な肌にはりついている。
　俺をじーっと見つめながら快感を懸命に抑え込んでいる。
「もう、入れるよ。我慢できない。」
　こくん、と玲衣は頷いた。
　ぬちゅぬちゅ
　いつものことだ。玲衣のあそこは蜜で溢れているのにピッタリと閉じている。
　それを俺の亀頭が押し分けていくのだが、強い抵抗感がある。愛液があるので痛い感じはないのだが、強くこすれる感じだ。
　大陰唇をこじ開けると急に亀頭が熱い液体に満たされる。そして、さらに強い感じで小陰唇を押し分けると、小さな肉襞が吸い付いてきて、押し返す感覚から吸い込まれる感覚に変わる。
　肉襞が小さく蠢きながら俺の肉棒を強く締めつけて離そうとしない。この感覚は、始めの頃より強くなっている。
　玲衣は瞼をとじて小さく震えながら、俺にしがみついてきた。
　声が出そうなのだろう。俺のトレーナーの肩の部分を噛みしめて声を押し殺そうとした。
　うぐぐぐ…　う…　う…
　布団が少し跳ね上がって、俺達の上半身がでてしまった。
　テレビの明かりが部屋をちらちらと照らしている。
　涼子が俺達のほうを見ていた。
　俺も玲衣も服を着ているのでただ、布団の中で抱きあっているように見えるのかもしれない。
　じーっと涼子は俺の目を見ていた。

　玲衣は気付いていない。俺にしがみつきながら、自然と腰が快感を求めて動いている。
　俺は涼子の視線に応えながら、深く玲衣を突き刺した。
「だめ！　つよくしないで…」
　身体がのけ反った。
　玲衣と涼子の視線が合った。
　快感が決壊して溢れ出た。
「だめ…みないで…あ…あ…　あぐ…」
　玲衣は全身をピクピクしながら失神した。
　涼子はにっこりと笑って俺達から視線をはずして背中を向けた。

　次の日、涼子は何も言わずに朝早くに学校にいった。
　気まずさと恥ずかしさで玲衣は沈んでいた。

　その日の夜のことだった
「ねぇ、お母さん、おとうさん。話があるの…」
　涼子が神妙な顔をしていった。
「あたし、邪魔？」
「なにいってるんだ」俺と玲衣は一緒に大きな声を出した。
「うん、ごめん。わかっているの。でも、二人がいつも私に遠慮しているから…」
「なんのこと？」玲衣は恥ずかしさで真っ赤になっていた。
「私、おとうさんとお母さんの愛しあう姿が見たくて、夜遅くまでがんばって起きているの。」
「は？」
「二人は愛し合っているんでしょ。」
「うん。」
「それならどうしてもっと愛し合わないの？」
「え？」
「私、二人がキスしたり抱きあったり、ひっついたりして愛を確かめあっているところを見てみたかったの。」
「だから、昨日の夜はとても幸せなきもちで眠れたわ。」
「なにいってるの涼子…」
「おかあさんが、とっても幸せそうな顔で、愛をいっぱい受入れている姿を見ると、私も幸せになれるんだって思えるの。」
「そんな…なにをいっているの…」

　少し沈黙が流れた…
「おかあさん、おとうさんかわいそうなんだよ。この前なんか一人でしていたし…」
「それにお母さんも、時々ひとりでしているし…　私はおとうさんがいるから手伝っちゃいけないとおもって我慢しているんだから…」
「なにいっているの」玲衣は真っ赤な顔になった。
「私が邪魔だから二人とも我慢しているの？」

　俺は玲衣の肩に手を触れて、顔をあげた瞬間にキスをした。
「やめて、涼子が見ているわ。」
「お母さん、私は二人が本当に愛し合っているすがたがみたい。」
「なにいってるの…はずかしい…」
　俺は逃げようとする玲衣を抱きしめてキスをした。身体がピクピク反応する。涼子に見られることで快感が大きくなっているのだ。
　それに、玲衣の弱点はみつけてある。キスをしながら歯の裏を舌先で愛撫すると力が抜けるのだ。
「いやん！」
　玲衣の理性が飛びそうだった。
「やめて…みないで…お願い…」
　娘に見られながら抱かれるのが恥ずかしいという気持ちよりも、見られて感じることに気付いたみたいだ。
「お願い…やめて…」
　俺は涼子に言った。「ちゃんと見ているんだよ。俺がお母さんをどれだけ愛しているか…」
「うん、おかあさん可愛い…」
「いやん」
　玲衣はじたばたしようとしたが、どんどん力が抜けていった。
　エプロンをはずして、短いスカートをたくしあげると純白のパンティーのそこの部分が濡れていた。
　指先に力を入れてクリトリスをつまむと玲衣の理性が飛んだ。
「だめ、そこは…だめなの…」
「おかあさん、痛いの？」
「違うよ、お母さんのだめっていうのは、もっとして欲しいって意味なんだ。」
「おかあさんうれしそうな顔しているよ。」
「いや、みないで…涼子…見ないで…」
　俺は涼子の顔を見てから玲衣の乳首を舌先で愛撫した。
「おかあさん、乳首が硬くなっているよ。きもちいいの？」
　涼子は着ていたセーラー服を脱いだ。
　母親とは正反対の美しさを持った身体だった。
　弱々しいほどに細く、すらりと伸びている手足。肉付きがほとんどなく引き締まった身体。小さな胸の膨らみ。
　裸になった涼子は母親の耳元でいたずらっぽくいった。
「おかあさん、かわいい…」
　そして母親の耳を噛んだ。
「あん」
　俺を見つめながら俺と一緒に母親の乳房を揉んだ。
「ねぇ、おかあさん、きもちいい？」
「うん、きもちいい…」
　母娘の会話に興奮した俺は、勃起した肉棒をすぐにでも入れたい衝動に駆られた。
　それに玲衣の手が俺を求めるように、俺の身体をまさぐっている。
　俺はパンティの底をずらして、すき間から挿入しようとした。
「ダメ、ちゃんと脱がせてあげて」涼子は俺の腰を押しのけて、母親のパンティーを脱がした。
　玲衣は快感に溺れながらも母親の自覚を取り戻そうとしていたようだが、快感に抵抗できなかった。
　腰が俺を求めて動いている。
「おかあさんに、いれてあげて。」

「いやん　いやん…　だめ…」
　涼子は興味深そうに挿入部分を見ている。
「こんな太いものがはいっちゃうんだ。」
　俺は涼子の顔を見てから、黙って玲衣の蜜壺に一気に深く挿入した。
「ああ…あたる…あたる…いい…」
　涼子は母親と俺の顔を交互に見ている。
「おかあさん、かわいい…。」
　俺は玲衣の中で激しく動いた。いつものように玲衣の肉襞の感触を味わうヒマなどなかった。
　ずんずんと玲衣を突くと、反応が大きくなってきた。
「いい、そこ…みてる？　涼子…みてる？」
「うん、おかあさん、見てるよ。」
　俺の肉棒が愛液でヌラヌラと光ながら可愛い肉壺に出たり入ったりしている。
　ぐちゅぐちゅ…ずぼ…
　涼子は俺の顔と肉棒を交互に見ていた。
「あ、すごいよ…玲衣のあそこ…すごくきもちいい…もうすぐイきそうだ…ごめん、」
「ううん、わたしも…もうだめ…いく…いく…一緒に…ねぇ…いっしょに…」
　俺は腰の動きを速くした。
　頭の中に真っ白な閃光が走った。
「いくう……」玲衣が弓なりになる。
　俺の肉棒から大量の精子が飛び出る。
　どく…どく…どく…
「あつい…あつい…いいい…」
　玲衣の身体から、がくっと力が抜ける。
　その時、涼子が俺にキスをしてきた。冷たくて柔らかい感触にびっくりした。
「私も愛して…おとうさん…」
　玲衣は涼子の声で我にかえったようだ…
「なにいっているの涼子…」
「お母さんを愛したみたいに私にもして…」
　この時、俺は玲衣をすごく愛していた。だから、自分の娘だと思っていた涼子の言うことに動転した。
　涼子は俺の耳たぶにキスをして小さくささやいた。
「おかあさんのように、私も愛して…」
「だめよ…おとうさんは…」
「おかあさんだけじゃなくて、私も愛して。」
「なにいっているの涼子…」
　玲衣は全身の力が抜けて、激しい息遣いで声を絞りだした。
「大丈夫よ。私の身体も大人の女になっているんでしょ。」
「でも、親子で…」
「だって、おとうさんはお父さんじゃないもの…」

　玲衣は涼子と同じ１５歳の時に強姦された。
　あの時と同じ年齢になった娘が、自ら男を迎えたいと願っている。
　私は愛のない初体験だった。この人はとても優しく私を愛してくれる。
　この人なら涼子を優しく愛してくれるかも知れない…
　玲衣の理性はイった後で混乱していた。娘の見ている前で絶頂を迎えた恥ずかしさがあったのかも知れない。
　性行為に嫌悪感を持っていた時期が長すぎたのもあるかも知れない。
　とにかく玲衣は俺に愛されたがっている涼子の気持ちがわかってしまったのだ。
　涼子は素っ裸になっていた。そしてその股間から愛液が滴り落ちているのを玲衣は見てしまった。
「そうね…涼子…一緒に…」
　俺の肉棒は玲衣の中で再び膨張した。
「おねがいです。涼子にもしてあげて…」
　玲衣は懇願するような顔で俺を見つめた。

　涼子はそーっと俺にしがみついてきた。
　涼子は俺の乳首を口に含んで愛撫しはじめた。
　１５歳を過ぎたばかりで、見た感じは小学生のような身体をした少女が俺の乳首を舐めている。
　俺の肉棒はその娘の母親の肉壺の中に挿入したままだ。
　涼子がまた唇を求めてきた。そして手で母親の玲衣の乳房を愛撫した。
　俺は身体を動かして玲衣を騎乗位にした体勢になった。涼子の小さな舌が俺の体中を愛撫する。
　玲衣の腰が動きだした。肉襞がいつも以上にチロチロと動き始める。
　涼子は母親の唇に指を入れ、俺の胸をさすった。
　母親の頭を引きつけ、俺とキスさせた。そして涼子もそのキスに割って入った。
　母親の少し厚ぼったい柔らかくて熱い唇と、少女の薄くて少し冷たい唇の感触を交互に楽しんだ。
　腰を動かさなくてもこの母親の肉襞の動きだけで充分快感を得られる。
　少女は俺の脇腹に舌をはわしはじめた。俺はくすぐったいのと快感の両方で腰をびくびく動かした。
　その度に母親の子宮に俺の亀頭が当たる。
「いや…だめ…動かないで…」
　母親は二度目の絶頂に達してしまった。腰を抜いて俺の横に寝そべり右半身を丁寧に愛撫しはじめた。
　左半身を愛撫していた娘が俺の身体にまたがった。
「涼子…」玲衣は愛おしそうに娘を見つめていた。
「おかあさん、一番愛している人にして欲しいの…」
「わかるわ…」
「私だっておとうさんを愛していい？」
　玲衣は俺の唇を求めてきた。
「お願いします。私たち二人を愛してください。」

　涼子はピッタリと閉じた股間を俺の肉棒にこすりつけていた。ぬるぬると愛液が滴っている。
　うう…ん
　時々、小さなクリトリスが亀頭にこすれる感じがする。
　涼子の愛液はサラサラとしているが、はんぱな量ではない。まるでお漏らしをしているようだ。
　玲衣はうっとりとした表情で俺たち親娘をみつめていた。
　小さくて細い腰が快楽を求めて自然に動く。
　毛のないつるつるの股間が俺の肉棒を愛撫する。
　俺の肉棒は最高に大きく膨れ上がった。
　このままではいつまでたっても挿入は無理だ。
　俺は華奢な身体を抱き上げて玲衣のそばに横たえさせた。
　玲衣にキスしてから涼子にキスした。
　玲衣の乳首を口で愛撫してから、涼子の陥没した乳首を勃起させた。
　玲衣のヘソをなめて、まだ熱いままの股間を指で愛撫してから、おなじことを涼子にした。
　まったく違う感覚を味わいながら母娘を一緒に愛撫した。
　涼子の腰が玲衣と同じように快感を求めて動いている。
　俺はまず玲衣に挿入しようとした。
「ありがとう…」玲衣の目尻から涙がこぼれた。
　いつものように快感を味わいながら玲衣を絶頂に導いた。
　そして、幸せそうに微笑んで俺達を見ていた涼子は自分の順番がきたことを喜んだ。
「痛いと思うけど、がまんするんだよ」
「うん。」
　玲衣は両の手を握り締めながらまだ快楽の波の中を漂っているようだ。
　俺と涼子をじーっと幸せそうな顔で見ている。

　涼子の身体は折れてしまいそうなぐらいに細い。ピッタリと閉じた溝を指で開いたら、愛液が溢れ出てきた。
　小さすぎる。１５歳といえばほとんど大人と一緒のはずなのに涼子のそこは幼女のようだった。
　玲衣の肉壺は色っぽい赤色だが、涼子の肉壺は白に近いピンクだ。
　俺は先っぽを入り口にあてがった。
　愛液は冷たい感じがした。
　肩を抱いて、腰を落とそうとする。

　私をたすけてくれたこの人は、お母さんも助けてくれた。
　ずーっと寂しかったけど、この人が助けてくれた。
　こんな幸せな気持ちになったことはない。
　あの日、コインシャワーで優しくしてくれたときから、この人のお嫁さんになりたいと思っていた。
　でも、おかあさんがこの人のお嫁さんになってしまった。
　我慢できると思っていたけど、やっぱりこの人に愛して欲しい。
　あ…　私の恥ずかしい部分に堅いモノがあたった。　すごく堅い。
　お母さんの中に入っていたモノだ。
　お母さん、とても幸せそうだった。
　私も幸せにして欲しい。
　あ…　熱い…　なんだか堅くて熱い…
　少し痛い…けど…きもちいい…
　私のあそこを指で広げた。はずかしい…
　あ…また…さっきより堅くなってる…熱い…
　…入ってくるの…
　少し痛い…
　我慢しなくちゃ…　でないと、この人を気持良くさせてあげられない…
　でも、お母さんのようにこの人を気持良くさせてあげられるのかなぁ…
　う！
　なんか入ってきた。痛ぁい…　熱い…　突き刺してくる…　熱い…
　あたってる…あたってるよ…もうむり…それ以上は入んない…いっぱいだよ…
　まだ押しつけてくるの…痛い…痛い…

　めりっ！

　ひゃー　入ってくる　入ってくる　もういっぱいなのに…どんどん入ってくる
　すごく熱い…堅い…なんか、ひっかかってる…うう…痛い
　まだ入ってくるの…　いっぱい…　痛いけど…こそばい…　こそばいけど…なんか…へん
　ああ！あたる。一番奥にあたった。だめ…それ以上は入らない…　え？　まだ…まだ入る…
　あ？　逃げないで…いかないで…　まだ、入っていて…　出て行かないで…
　ううっ…　入ってきた　痛い…でも…もっと入って…そこ…そう…そこ、あたると気持ちいい…
　また…逃げていく…逃げないで…私の中にもっと奥まで…ずーっと…もっと…もっと…
　なんか、へん…いい…　痛いけど…　いい…

　窮屈だった。処女膜を破った感触は痛いぐらいだった。一気に突き刺すと、涼子は電気ショックを受けたように身体を震わせた。
　きっと痛さを我慢しているのだろう。愛おしい顔で懸命に俺を見つめている。後はまた玲衣に挿入すればいい。これ以上我慢させたくはない。
　しかし、涼子は俺の背中に手を回してきた。
　俺の背中を引き寄せて、もっと動いて欲しいようだった。
　ゆっくりと腰を前後させた。絶対に入らないような小さくて狭い場所に俺の肉棒が収まっている。少し動くだけで涼子の顔が美しくゆがむ。
「お願いします…最後まで…」
　そういって涼子は俺を見つめた。
　俺は玲衣の顔を見た。
「出してあげて…」玲衣はうっとりとした表情でそういった。
　母親とは全く違う感じで肉襞が蠢く。すごく狭い感じでいながらふわふわとした感触で俺の肉棒をしごいてくる。
　この娘も名器だった。
　涼子は細い足を絡めてきて俺を逃がそうとしなかった。
　陥没していた乳首は大きく勃起している。
　はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はあ…あ…あ…あ…いいい…い…いいい…あ…い…
　少女の身体は女の快感に支配されていった。
　初体験なのに涼子は絶頂を迎えていた。
　喪失の血が愛液に混ざって滴り落ちている。
　俺も限界に達しそうになったとき、玲衣が唇を求めてきた。
「愛して…わたしたちを…」

　どくどくどく…俺の大量の精液が涼子の純白な身体に滲みていった。

　俺は、少女のような妻と大人のような美少女を同時に手に入れることができたのだ。

　　おわり