僕の青春ものがたり

僕の青春ものがたり

龍晃一作

第二部「愛の遍歴」

第８章　　グアムでの雅美と熊太郎

　森田熊太郎と鈴木雅美はグアムの空港に降り立った。雅美は誰か知らないが２人の男が付いてくることを不思議に思っていた。ホテルも同じである。二人は最上階のスイートルームであった．
　雅美には、
「結婚式を行う」
　としか言っていない。

　ウェディングドレス姿で乳房も陰毛も出して撮影するということは一切言っていない。本式のドレスと雅美の撮影用のドレスを発注していた。それはホノルルに来て試着することになっていた。２人の男達は熊太郎の友達でカメラマンと美容師であった。雅美とは戸籍上の結婚は出来ないのでハワイで撮影をする為の結婚式を行い、その一連の儀式も行う。

　セックスは約束で毎週行うことができるがハワイで挙式を行うことが夢であった。それもこれまでに出会った理想の女と行う。東京にいたときからこの日を夢見ていた。ハワイに来ると南国の日差しが心をウキウキとして開放的に誘ってくれる。結婚式もリゾートホテルを半日貸きりで契約している。雅美の全裸写真を撮影するためにはお金は惜しまなかった。

　最初は白のタキシードと白のウエディングドレスで挙式を行い、牧師が退席してからガーデンで雅美はベールを付けたままの姿で全裸にて記念写真を撮影する。全裸とタキシード姿では似合わないということになり、熊太郎も全裸になった。変な結婚記念写真になった。その後は、ハワイの庭や海岸で雅美の全裸撮影を行った。半日で３０００枚を越える撮影を行った。

　雅美も、
「恥ずかしい--恥ずかしい-----」
「美しい---綺麗だ---美しいよ---綺麗だよ-----すてきだよ---」
　とカメラマンは言葉巧みに雅美を被写体として煽てていた。巧みな言葉に踊らされるように雅美は裸身を惜しみも無くカメラの前に曝け出した。乳房も陰毛も割れ目も余すことなくカメラに収められた。夕焼けが迫る頃には撮影することにすっかり慣れていた。

　観られるかも知れないという思いが撮影中、雅美を燃え上がらせていた。途中からは愛液が太腿に流れている事をカメラマンも熊太郎も知っていたが知らない振りをして雅美を鼓舞し続けていた。その結果、熊太郎は雅美の燃え上がった裸身を深夜まで弄ぶことができた。その夜だけで３回も潮を噴き上げさせて雅美を失神させていた。熊太郎は女が失神する回数が男のパワーだと自負している。

　日常ではないことを体験すると雅美の身も心も熊太郎の虜にされていた。雅美は熊太郎に命じられるがままに精液を飲み干し、熊太郎のアナルも舐めた。処女のアナルを熊太郎に捧げていた。アナルを知ると膣以上に歓喜の渦巻きが全身を包みこみ雅美は性獣に成り果てていた。

　海外に来ていること、日本でないことが雅美も熊太郎も大胆にさせていた。ホテルの夜、プールに行きビキニの水着を水中で脱がせた。プールを照らすライトも夜中なので明るさを落としている。全裸で泳いでいるプールに白人の若い夫婦が来ていた。雅美が全裸でいる事を知ると二人とも水着を脱ぎ去った。熊太郎は突然の来客に驚いたがカタコトの英語で話しかけていた。

　熊太郎もパンツを脱いだ。熊太郎が自慢するペニスであるが白人のペニスと比較すると太さも長さも二廻りは見劣りする。
「ペニスは長さや太さではない、硬さが勝負なのだ----」
　とほざいていた。
「試しますか」
　の言葉に熊太郎も引き下がれなかった。
「パートナーを交換してどちらが完全に失神させられるか」
　を勝負することにした。

　アメリカ人の夫婦もスィートルームであった。雅美はジョージという熊太郎よりも２０才は若い彼に抱き上げられた。熊太郎のよりも筋肉質である。隣に目をやるとジョージの奥さんのヘンリーと口づけを交わしている。最初は、
「嫌よ----」
　と反対していたがヘンリーも積極的に舌を絡めている。右手は熊太郎の股間の大きさを品定めしている。

　覚悟ができると女は積極的になれる。雅美は初めてのアメリカ人と交わることに恐怖を感じていたが今や好奇心に変貌している。右手で感じるペニスは確かに熊太郎よりも大きくて長いが硬さに欠けると感じていた。この極太のペニスが膣の中に納まるのだろうかと不安感もよぎる。

　気が付くと熊太郎とヘンリーは熊太郎の部屋に移動していた。雅美は覚悟した。朝まではジョージと一緒にいなければならないことを悟ったがこのままアメリカ人と心置きなく交われることもチャンスなのであると感じるようになっている。

　ジョージが股間に舌を這わせてくる。クリストスから花弁に舌が舐めてくる。ザラザラ感が心地よく性感を刺戟してくれる。
「あーーう、きもちいい----------いいいいぃぃぃぃ---------」
　ジョージも噂では聞いていた日本人の餅肌、胸からお腹を手の平で撫でるだけで吸い付くように滑らかな肌に驚いている。こんな雅美を今夜は離さないと決めた。感度も良い、日本人の女を抱きたいと願っていた。
　プールを覗くと全裸の女が泳いでいるように思えた。

「チャンスだ」
　と思いヘンリーと階下のプールに降りてきた。遅くまで交わり昼過ぎまで寝ていたこともあって、中々寝つけなかった。夫婦のセックスは時としてマンネリ化してくる。新鮮なセックスが時として欲しくなることがある。相手が代わると激しく燃え上がってくる。時々、夫婦の刺激剤としてスワッピングを行っていた。妻のヘンリーはセックスの好きな女である。悶えてくると何度でも求めてくる。若い時は対応できるが証券マンという神経を研ぎ澄ませていないと対応ができない。

　精神を敏感にして、長時間持続しなければならない仕事は、精神面が脆くなってくる。ここ数か月、セックスが弱くなっていた。夜も眠れないと時があった。上司の勧めで１ケ月早くバーケーションを貰ってグアムで３周間、過ごす予定にしている。仕事を離れるとストレスからくるうつも抜けてきた時に雅美と会えた。

　ここ数日間はヘンリーとセックスが出来るようになっていた。それで妻も機嫌が好くなっていた。そんな時にお互いの全裸をプールで魅せあった。熊太郎も金髪の美人とできると歓んでいる。不倫の新婚旅行であるがハワイで魅力的なパートナーに出会えた。熊太郎は雅美に惚れているが、金髪の女とできるとなると目の色を変え、このチャンスを逃す手はないとヘンリーに燃え上がっていた。

　熊太郎は、ヘンリーの子宮に精液を注いで満足したが、肉食人種の独特の体臭と真っ白な肌と思っていたが背中や肩にはシミが無数に広がっていた。肌が真っ白なだけにシミが不気味に観える。燃え上がっていた心が幾分か萎縮していた。ヘンリーの前では変な顔もできない。朝までは我慢するしかなかった。金髪の陰毛、股間は強烈なチーズの匂いがしている。それでも我慢してクリストスを舐めて、果敢に二回目にチャレンジした。

　金髪の女とできるのはこれが最初であり、最後であると思い、朝までに子宮に３発、口の中に１発吐き出した。
　ジョージのペニスの長さと太さには及ばないが硬さだけは自信があった。ペニスの硬度がヘンリーを何度も逝かせることができた。ジョージのペニスは、膣の流れに従って変形していくが、熊太郎のペニスは膣が変形してもペニスに硬度があり、膣の中で杭の様にヘンリーをよがらせていた。

　雅美は、ジョージの極太と極長のペニスで責められ続けていたが膣を絞るとペニスまでが膣圧に負けて変形する。
　軟弱なペニスを締め続けた。白人にない膣を締め付ける膣圧に驚きながら簡単に精液を吐き出すジョージがいた。
　日本人の餅肌、膣圧の強さに驚きながらも雅美に惚れるジョージがいた。

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2015.8.22掲載