12.加納家�A

　翌日、あらためて譲と会い、昨夜のことの再確認をした。
（譲さんも割り切ったことを言ってる割りに心配性なのね・・・用心深いわ〜）
　それでも譲との昨夜のセックスは、亜希に次のさらなる快感を期待させた。
　契約期間は３月末まで・・・子供の教育代＋合格報酬300万円＋50万円＋α・・・
　合格報酬以外は月額の金額で、亜希の場合、＋αが多かった。
（もう6,000万は貯まったかしら？もう少し貯まったら会社を興すわ！）
　２日後、譲から携帯に電話が入った。
『例のＨＰだけど、仕上がった？まだなら、早く仕上げて開設しよう！開設の段取りやコンテンツのアップは僕がやるから・・・』
『えぇ、でも・・・』
『明日なら、翌日、休みでしょ！どうかな？明日の夜、会社に来ませんか？』
（うぅ〜ん、明日なら、まだ安全日だし・・・譲さんのアレも食べたいし・・・）
『分かりました！それでは・・・』
　亜希は奥さんと別れさせるのは得策じゃないと思っていたが、
　思い切り楽しみたい気分でもあった。

　翌日の夕方、一旦自宅に戻った亜希は、夕食を摂ってシャワーを使い、最近購入したＴバックの黒の下着に着替え、譲の待つ会社に向かった。
（Ｔバックって初めて穿いたけど、イヤらしいわ〜自分でも興奮しちゃう〜）
　先日と同じように８時頃に会社に着いた亜希は、直接エレベータに乗り最上階に向かった。
　コンコン・・・
　カチャッ！
　ノックをすると、すぐにドアが開き、中から譲が微笑んで迎え入れた。
「待ってたよ！じゃあ、すぐにＨＰを完成させようか？」
　譲は亜希の手を取って自分の胸の中に引き寄せ、貪るように口づけをした。
「もぉ〜ＨＰを完成させるんでしょ！ウフッ・・・」
　譲は亜希の身体の感触を惜しむように離した。
（いぃ感触だ〜早く姦りたい！堪らないよ〜）
　亜希は手際よく淡々と作成を済ませ、譲はそれをアップし開設を完了した。
「更新はサイトからＩＤ・パスワードで簡単に出来るから・・・」
「ふぅ〜分かりました！マメに更新します」
「慌しくさせてゴメン！疲れただろう〜お風呂に入って疲れを癒して〜」
　譲は亜希を浴室に案内した。

　亜希は出かける前にシャワーを浴びてたが、せっかくだから、ゆっくりバスタブに浸かり、手足を伸ばして寛いだ。
「ふぅ〜〜ぅ・・・この後はどうなることやら・・・？ウフッ・・・」
　湯の中で自分の乳房を撫でながら、譲の肉棒をしゃぶってみたいと思った。
「太すぎて咥えられるのかしら？ダメなら舐め回しちゃおうかな〜」
　浴室から出て、黒のＴバックを穿き、黒のブラをつけた時、脱衣所のドアが開き、肉棒を雄雄しく立てた譲が入ってきた。
「譲さん！今出ますから、交代ですか？」
「亜希・・・その下着・・・堪らなく似合ってる・・・可愛いのに妖艶で・・・」
　亜希はわざと後ろを向いて譲にお尻を見せた。
「おっ！Ｔバック・・・そうじゃなくても淫欲を煽る魅惑的なお尻が・・・キレイにふたつ・・・プルッとして・・・むしゃぶりつきたい・・・」
「もぉ〜そんなに怖いくらいにそそり立てて〜」
　譲は我慢が出来ず、亜希を壁に押し付けて、魅惑のお尻を弄り舐め回した。
「あぁぁぁ・・・ダメ・・・感じちゃうわ〜ここじゃ、ダメ・・・ねぇ〜ヤ、メ、テ・・・」
　譲は亜希の言うことを聞かず、夢中で亜希のお尻を味わっていた。
「譲さん・・・後で、後でお尻も可愛がって〜ネッ！だから・・・あぁ〜〜」
　譲はやっと少しの満足感を得て、亜希の言うことに従った。
　ふたりは、そのままの格好で部屋に戻った。

　リビングで譲はワインを開け、乾杯をした。
「そうか、亜希さんはアルコールダメだったんですね〜ゴメン・・・それじゃ、ノンアルコールのドリンクを・・・」
　譲はワイングラスにオレンジジュースを注ぎ、亜希に手渡した。
「あぁ〜〜美味しい・・・お風呂上りだから、喉が気持ちいいわ〜」
「喉だけじゃなく、全身を気持ちよくしてあげるよ〜」
「もぅ〜譲さんったら・・・ハンサムな紳士が台無しよ！エッチなんだから・・・」
「ハンサムだけじゃ、つまらないだろ？エッチが上手くないと・・・男は〜」
「そうね〜それは一理あるかも・・・」
　譲は亜希を地上50階のバルコニーに連れ出した。
「誰かに見られたら・・・譲さん、社会的な立場が・・・」
「大丈夫！ここは、この周辺で一番高いビルだから・・・見られないよ！」
「でも・・・万が一ってことも・・・こんな格好じゃあ・・・」
「亜希の素晴らしさは、狭い空間じゃダメだよ〜開放的な場所じゃないと・・・」
　譲はバルコニーの手摺りを亜希に掴まえさせ、その下着姿の背面を包んだ。
（それにしても、堪らないなぁ・・・Ｔバックのプルプルお尻・・・）
「離したくない・・・」
　譲は亜希のブラを外し、Ｔバックはそのままで、後ろから乳房を揉みしだいた。
　項を舐め、背筋を舐め、そのまま魅惑的なお尻を舐め回した。
「あぁぁぁ・・・いぃ・・・いぃわぁ〜〜」
　亜希は首を後ろに反らせ喘ぎ声を上げた。
　譲は今にも暴発しそうな肉棒を抑え、亜希を反転させ乳房を揉み始めた。

　亜希が譲の頭を胸に押し付けると、譲は夢中で乳首を舐め両手で肌を弄った。
「あぁあああ〜〜〜い、いぃ〜〜はぁ、はぁ、はぁあっ・・・わたしも・・・」
　亜希は身体の位置関係を譲と入れ替え、譲の胸を細い指で擦り始めた。
「逞しいわ・・・譲さん、舐めてもいい？」
「あ、あぁ・・・亜希、いいのかい？」
　亜希は譲の厚い胸板を擦りながら乳首を舐め回し、しなやかな指で胸から背中、お尻から肉棒へと妖しく動いた。
「はぁ、はぁ、はぁあぁぁ・・・亜希・・・しゃぶってくれるの？あぁ〜ぁ〜〜」
　亜希は譲の前にしゃがみこみ、そそり立った太い肉棒を握り扱いた。
　玉袋を包むようにして擦り、舌で肉棒の裏筋を舐め上げた。
「おぉあっ・・・はぁ、はぁ・・・ふぅ、ふぅ・・・あ、あ、あつぅ・・・あぁ〜〜〜」
　亜希は雄雄しい肉棒の筒の周囲を舐め回し、張ったカリを舌先で突いた。
「あぁああああっ・・・あぅ。あぁ、あ、あ、いぃ・・・つぅ〜あ、いぃ〜〜」
　譲は亜希の巧みなフェラに腰を震わせて歓喜していた。
　亜希が亀頭からスッポリ咥えてしゃぶると、譲は我慢できず亜希を放した。
「はぁ、はぁ、はぁ〜ぁ、亜希・・・ありがとう・・・もう、いぃ・・・ふぅ〜〜」
　少し荒くなった呼吸を整えた譲は、亜希に再度、手摺りを掴まえさせた。
「今度は僕が亜希を昇天させる番だ！」
　譲は亜希の魅惑の尻を撫でた後、黒いＴバックをゆっくり引き下ろした。
　白いお尻の双丘を押し開き、濡れた淫唇から菊蕾まで優しく舐め、指で淫壷の中の敏感な肉壁を擦り、亜希の快感を誘った。
「あぁぁ〜〜〜いぃ〜いぃわ〜〜そこ、そこよ〜あぁふぅ〜〜ぅ・・・」
　亜希は昇りつめようとする快感を堪え、譲の肉棒を待っていた。

　譲は艶かしく光る淫唇に誘われ、我慢できずに肉棒をバックから挿入した。
　ズブッ、ズブズブズブ・・・・・・
　太い肉棒が亜希の淫壷の肉襞を擦りながら、奥へ奥へと進んでいった。
「うぅぅぅ・・・うっ、わぁぁああああ〜〜〜〜っ・・・はぁ〜はぁ〜はぁ〜〜」
（これよ！この挿入感が・・・堪らないわ〜これが太いオチ××ンの良さかしら？）
「あぁわゎゎゎ・・・亜希・・・いぃよ・・・あぁ、この感触が・・・いぃ・・・）
　譲は亜希の淫壷の感触が忘れられず、この時を心待ちにしていたのだ。
　譲が肉棒を引くたびに、淫壷からは淫らな液が滲み出していた。
　恰も、亜希の淫欲を引き出すように・・・。
　確かに、その都度、亜希の中で快感が高まっていたのだ。
　淫壷の肉襞が、引き出されるように肉棒に付いて出され、奥に挿入するたびに、入り口の襞まで奥へと押し込まれるようだった。
「あぁ〜あぁ〜あぁああああ、あっ・・・はぅっ、はぁ、あうっ、あぁ〜〜」
　譲が肉棒を前後させるたびに動く肉襞は、亜希の快感を煽ると同時に、譲の肉棒に微妙な快感を与えていた。
「あっ、うぅぅぅ・・・あぁ〜あっ、ぅぅぅぅぅ・・・つぅ〜あぅ・・・あ、あ・・・」
　亜希の喘ぎ声に混じり、快感に耐える譲の喘ぎが漏れていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ〜もぅ・・・ダ、メッ、っあぁ〜〜はぁ、はぁ・・・あぁあああああっ・・・・・・い、いぃ〜イッ・・・イッくぅううう〜〜〜〜」
　亜希は譲の肉棒をギュ〜と強く締め付け、大きく仰け反り絶頂に震えた。
　深い悦楽の快感が亜希の四肢を強張らせ、白い尻を譲の股間に押し付けていた。
「あ、亜希・・・凄い・・・あうぅっ・・・ぁぁ・・・」
　亜希の絶頂に収縮する淫壷の感触に、譲の肉棒も言い難い快感に包まれていた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
（何とか堪えた・・・このまま、亜希のお尻に・・・怒るかな？）
　譲は肉棒に絡む肉襞を振り切り、淫壷からゆっくりと肉棒を抜き、すぐに、その上の萎んだ菊蕾にあてがい、少しずつ菊壷に押し込んでいった。
「うわっ！・・・うぅぅぅ・・・きつぅ〜〜ぃ・・・あぁ〜〜っ・・・ちょっと・・・」
　亜希の苦しそうな反応に、譲は肉棒の亀頭部が菊壷に入ったところで止めた。
「ゴメン・・・痛い？」
「えぇ・・・ちょっと・・・きつくて・・・はぁ、はぁ・・・」
　亜希は呼吸を整え無意識に菊壷を締めると、今度は譲が声を漏らした。
「あぁ、うぅっ！・・・あぁ〜〜はぁ、はぁ、はぁ・・・吸い出されるぅ〜〜〜」
　亜希の菊壷は、譲の亀頭部を強く締め付け、小刻みな収縮を繰り返していた。
「あ、亜希・・・あぁ〜あっ・・・出ちゃう、出されちゃう・・・よ〜〜」
「譲さん、はぁ、はぁ、我慢しないで・・・あぁぁぁ・・・イって！イってぇ〜〜」
「あうっ・・・っぁあぁ〜〜ゴメン・・・あっ・・・イッ、くぅうぅぅぅっ・・・」
　菊壷の浅い入り口近くで、譲の肉棒はドクドクと白濁の粘液を押し出していた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ふぅ、ふぅ〜ぅ・・・・・・」
　譲は大きく呼吸を乱して射精し、亜希の身体を背中から抱きしめた。
「ゴメン・・・身勝手なことをして・・・」
「いいわ・・・譲さん、譲さんが気持ち良かったなら・・・わたしは・・・」
　譲は亜希の優しさに我が身を恥じ、亜希に尽くそうと思った。
（ふぅ〜〜もう少しでお尻でも感じたのに・・・でも、結果オーライね！）
　ふたりは部屋に戻り、再度、入浴をし、しばしの安らぎを得ていた。

　浴室から出たふたりは、冷たいドリンクで喉を潤した。
「亜希さん・・・君が将来、会社を興したいのは知っている。その時は僕にも協力させて欲しい・・・金銭面でも何でも協力するから・・・」
「ありがとうございます！でも・・・何とかなりそうです」
「へぇ〜凄いなぁ・・・もう、資金が貯まったの？」
「まだですが・・・後は、譲さん次第かしら？ウフッ！」
　亜希の魅惑的な微笑みに譲は再び肉棒が強張ってきた。
「あら！譲さんって、タフなんですね！もぅ・・・ウフッ・・・」
　亜希は素肌を包んでいたバスローブをさり気なく肩からスルリと落とした。
　ドリンクが少し零れ、乳房の谷間を通り下腹部まで流れた。
　譲は深くソファに座っている亜希の前に移動し、閉じていた膝をそっと開いた。
　膝頭から太股の付け根まで何度か摩った後、大きく両脚を開いた。
「本当にキレイな肌をしてるね・・・触り心地が抜群だよ」
「あら、肌だけなんですか？いいのは・・・」
「そんなことは・・・亜希さんはどこをとっても素敵ですよ」
　譲は開いた太股の奥で熱く息づいている亜希の淫唇に顔を埋め、優しく舐め回し、さらに太股を持ち上げ菊蕾も舐め始めた。
「あっ、はぁぁ・・・いっぃぃぃ・・・ふぅ、ふぅ・・・」
　亜希は身体を反らして悶え、両手で譲の頭を股間に押し付けていた。
「あぁぁ・・・あぁふぅ〜〜ねぇ、もぅ・・・」
「亜希さん、身体中が性感帯みたいに感じやすくて、堪らないな」
「そ、そう・・・あぁ、わたし・・・感じやすくて・・・来て、譲さん」
　譲は亜希の両脚を自分の太股に抱えるようにして引き寄せ、一段と太く堅さを増した肉棒で淫液の溢れる淫壷を貫いた。
「あっ、ぁぁぁぁ・・・はぁ、はぁ、い、ぃぃぃぃ・・・ぅぅぅ・・・」
　譲は両手でプルプルとした乳房を揉みながら、腰を前後に動かし始めた。
「あぁ、あぁ、あぁぁぁぁ・・・はぁ、いぃ〜ぁぁ、ぃぃ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
　亜希は両脚で譲の腰を力強く締め付け、譲の肉棒を深く味わっていた。
「あぁぁ・・・あっ、イク・・・はぁあぁ、イッちゃうぅぅぅ・・・あぁああああっ・・・・」
「うおっ・・・す、すごぃ・・・あぁ、うぅぅ・・・亜希さん・・・」
　亜希は肉棒を何度も締め付けて昇りつめ、譲は肉棒に感じる快感に耐えていた。
（この快感が堪らない・・・亜希さんがイクたびに、僕も・・・）

　譲はソファの上で亜希を四つん這いにし、萎んだ菊蕾を眺めていた。
（ここがまた快感なんだ・・・亜希さん・・・）
　淫液で濡れた菊蕾の萎んだ中心に肉棒を押し当て、ゆっくりと挿入し始めた。
「うっ、ぅぅぅぅ・・・きつぅ・・・」
　譲の亀頭が入るか入らないかのところで、亜希は肉棒の太さに身体を固くした。
「キツイですか？亜希さんのお尻・・・魅惑的で、つい入れたくなってしまうんです」
「ふぅ、ふぅ・・・いいわ、そのまま、ゆっくりと・・・」
　亜希は大きく息を吐き、力を抜いて譲の肉棒を受け容れた。
　譲は根元まで肉棒を挿入すると、しばらくジッとしていた。
「あぁ、あぅっ・・・はぁ、ふぅ・・・また、吸い込まれる・・・」
　譲は亜希の菊壷の快感を堪え、ゆっくりと肉棒を動かし始めた。
「あぁ、あぁ、あぁぁぁ・・・はぁ、いぃ・・・ぅぅぅぅ・・・はあぁぁ、いぃぃ・・・」
　亜希は今まで経験した男の中で、譲の肉棒が一番感じた。
「あぁぁ、いぃぃ・・・あっ、あ、あ、あぁ、はぁ〜〜イッ、イッくぅうぅぅぅ・・・」
　亜希は白く引き締まった尻を震わせ、絶頂に達した。
「うおっ・・・いっ、いぃっ・・・あぁぁ、イク・・・あぁ、イクぅぅぅ・・・あぁ〜っ・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「ふぅ、ふぅ、ふぅ・・・」
　ふたりの荒い息遣いが部屋に響いていた。

　それからのふたりは淫猥な時間を過ごすことが多くなっていたが、亜希は少し将来を真面目に考え始めていた。
（こんなことばかり繰り返していても・・・早く会社を興して・・・）
　亜希は組織的に幼児教育を行なう会社設立を考えていた。
（有資格者を派遣するのもいいけど、今までに無い幼稚園も法人として・・・）
　亜希は加納家の仕事を終えると、図書館で将来設計をすることが多くなっていた。
　そんな亜希を譲は懸命にバックアップしようと提案してきた。
「創業のノウハウなら一応、僕の方が・・・亜希さん、遠慮しないで」
「えぇ、今は、自分の力を試してみたいので・・・」
　その日も、今までのような淫猥な時間ではなく、お互いの欲求を満たすだけの時間で終わっていた。
（譲さんは確かに魅力的な男性としての条件は揃っているけど・・・今までの男性たちも魅力に溢れていたわ・・・）
　亜希は譲の親切さを、重く感じるようになっていた。

　この日も夜まで図書館で会社設立の準備をまとめていた。
　パーテーションで個別に仕切られた奥のボックスに座り、参考図書を開いていた。
　夢中になってノートＰＣに向かっていた亜希は、足元に違和感を感じた。
（何？まさか・・・）
　狭いスペースなので身動きもままならず、声を上げる訳にもいかなかった。
　入る時に死角になっていたスペースに人が居るなど、思いもよらなかった。
「いつも決まってここに座るアンタを狙っていたんだ」
　潜んでいた男が、小声で亜希に言った。
「お願い、ヤメテ！」
　亜希は下を向いて、小声だが力を込めて男に言った。
　男は亜希の言葉を無視し、素足を摩り膝頭を無理矢理割って太股の間に入った。
　両肩で太股を閉じるのを防ぎ、両手で亜希の滑らかな肌を摩り始めた。
「ヤ、ヤメテ・・・は、はぁぁぁ・・・」
　亜希の太股の内側を這っていた男の指が、次第に奥の方へと移動し、亜希の小さなスキャンティまで達した。
　小さな布と素肌との境を撫で、淫唇のワレメを上下に摩り始めた。
「あっ、ぁぁぁぁ・・・どうして、わたしなの・・・ぁぁぁ・・・」
　大きな声も出せず、身動きも出来ない状況で、亜希は次第に諦め始めた。
「イヤイヤ言いながら、ここはしっかり濡れてるよ！好きなんだな・・・フフッ」
　男の言葉に股間を閉めようとするが、どうにもならなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
　押し殺した亜希の喘ぎ声を聞きながら、男は濡れたワレメを布の上から舐め始めた。
「うぅぅぅ・・・っはぁ〜〜ぁぁぁ・・・ぁぁぁ・・・ぃぃぃ・・・」
　次第に両脚が前に伸び、椅子に座る位置がずれ始めた。
（何か、興奮しちゃうわ・・・何処の誰とも分からない男に犯されそう・・・ぁぁぁ・・・）
　静かな環境の異常な状況に、亜希の心臓は高まるばかりだった。
　男は亜希の感じている様子に気を良くし、責め方が大胆になっていった。
　小さな布切れの両端を持って足首まで下ろして抜きポケットにしまい、淡い恥毛の下で熱く息づく淫唇をむしゃぶるように舐め始めた。
「あぁっ・・・あぁ〜あぁ〜あぁぁぁ・・・ふぅぅぅぅ・・・」
　必死に堪える亜希だったが、いつも淫猥なセックスに耽っていたためか、自然と身体が反応し、下唇を噛み締めながら男に股間を押し付けていた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・いぃ味してるよ！」
　男は指を淫壷に入れて内壁を弄りながら、なおも敏感な肉芽を舐め回していた。
「あぁ〜あぁ〜も、もぅ・・・はぁぁ、ダメ・・・はぁ、はぁ、イキそぉ・・・」
　男の指をキュッキュッと締め付けながら昇りつめ、周囲の目を気にしながら身悶える亜希だった。

　小刻みに震えて悦ぶ亜希に、男は小声で言った。
「そのまま席を立って、階段で最上階のトイレに行くんだ！もう食堂は閉まっているから、安心しな！誰にも見られないよ！」
　亜希は不安定な足取りでロビーに出て、言われたとおりに最上階に向かった。
　姿を見せない男の足音を背後に感じながら、トイレのドアを開け中に入った。
「そのまま後ろを振り向かず・・・灯りは点けないから・・・」
「あっ！」
　亜希が個室に入るとすぐにスカートが捲くられ、瑞々しい桃のような尻が露わになった。
「おぉぉ・・・いぃ尻してる・・・キレイにヒップアップし、固からず柔らか過ぎず」
　男は亜希の滑らかな尻の肌を両手で擦りながら感動の声を上げていた。
　ブラウスを捲り上げブラを乱暴に外すと、プルプルした乳房を揉み始めた。
「あぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・あなたは、誰？」
「誰だっていいじゃないか！ふたりとも満足できれば、それでいいだろ！？」
「でも・・・」
「気分を壊すな！ウダウダ言ってると、感じさせてやらないぞ！」
　男は再び尻を撫でながら菊蕾から淫唇までを、ネットリと舐め始めた。
「はぁっ・・・ぁぁぁぁ・・・ふぅ、はぁ、ぃぃぃ・・・あ、あぁぁぁ・・・はぁぁぁ・・・」
「本当にいい身体をしてるな・・・この身体じゃ、みんな夢中になるだろうな・・・」
　男は大きく開かせた亜希の両脚の下から淫唇を舐め、指で菊壷を弄った。
「うあっ、あっ、は、ゎゎゎ・・・ぃぃぃ・・・あぁぁぁ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
　激しい亜希の息遣いが暗いトイレに響き、反響して聞こえていた。
　男は強張った肉棒を取り出し、乳房を揉みながら淫壷へと挿入し始めた。
　グチュブシュ、ブズズブズブ・・・・・・
　窮屈な亜希の淫壷の入り口が男の亀頭によって押し広げられ、少しずつ奥へ奥へと入っていった。
「わゎぁぁぁぁ・・・はぁ〜ぁ、あぁ、あぁ、い、いぃ〜〜〜っ・・・」
　亜希は思わず快感の声を上げていた。
　男は亜希の淫壷の良さを味わうようにゆっくりと腰を不規則に動かし始めた。
「あっ、いっ、あふぅっ・・・あぁ〜あ、あ、あ、ぃぃぃ・・・はぁ、ぁぁぁ・・・」
　亜希は男の不規則な肉棒の動きに応えるように快感を募らせた。
（堪らないわ・・・こんな動き、初めて・・・あぁぁ、もっと、もっと・・・）
　昇りつめようとすると、男は動きを止めたり弱めたりし、亜希の反応を楽しんでいた。
「はぁ、はぁ、ああっ・・・お、ね、が、い・・・もぅ、イカせて・・・はぁ〜〜」
「仕方ないなぁ・・・よし、じゃぁ〜」
　男は亜希の白い尻を掴んで引き寄せ、素早い動きで亜希を一気に責めた。
「あぁああああっ・・・・・・ぁぁぁ、イッ・・・イッくぅぅぅぅ・・・・・・」
　亜希は男の肉棒を締め付けながら絶頂に達した。
「いいオマ×コしてる・・・堪らないな！今度はこっちがイカせてもらうかな」
　そう言うと男は亜希の淫壷から肉棒を抜き出し、菊壷へと挿入し始めた。
「あっ！・・・あぁぁぁぁ・・・うぅぅぅ・・・はぁ、はぁ、いぃぃぃ・・・」
「ふぅ・・・やっぱりな！こっちも淫らな味を知ってると思ったよ！」
　男は亜希の菊壷深く肉棒を挿入し、その感触を味わいながら腰を動かした。
「あぁ〜あぁ〜あぁああああ・・・いぃ〜いぃ〜あっ・・・ふぅ、もっと、あぁ〜〜」
「あぁあああ、こっちも・・・うっ・・・もぅ、限界かな・・・っあぁぁぁ・・・」
　亜希は若く瑞々しい桃のような尻を振りながら、淫悦の声を上げた。
「あぁぁ、イク、イク、はぁ・・・イクわぁ〜あっ・・・イッくぅぅぅぅ〜〜〜」
　亜希が昇りつめるのに呼応して、男も亜希の菊壷の中にドクドクと精を吐き出した。
「うっ・・・あっ・・・い、ぃ・・・イッ、くぅうううっ・・・あぁ、はぁ、あ、あぁぁ・・・」
　亜希が床に崩れると、男は身支度を整えてトイレを去っていった。
（ふぅ〜〜良かったわ・・・どんな男だったのかしら？・・・また、したい・・・）
　亜希は快感に震える身体を自分の手で抑え、荒い呼吸を繰り返していた。

　亜希は自分の身体やセックスに男が夢中になるのであれば、新会社設立にも生かしていこうと考えた。
（わたしだけじゃなく、社員になる女性は皆、何か強い武器を持っていること！それを最大限に生かす術を心得ている女性を集めたいわ！直接、わたしが指導してもいいし、洋一郎さんや譲さんに協力を仰いでも・・・）
　この日を境に、亜希の新会社設立への行動は加速していった。
（でも・・・先ずは、自分が楽しめないとネッ！ウフッ・・・）
　亜希の夢は、まだまだ膨らんでいった・・・。