調教師　−８

（２）

　その日の午後、隣の部屋では調教助手達によって、いつもの調教が開始されている。
　今日の午後の調教は綾雄を地獄に追い込むために行なっているものであることを、俺は知っている。
　午前中の激しい鞭打ちの後、吊っていた鎖を外されて綾雄は少し放置されたに違いない。俺のいない間に、助手達はいつも誘拐して来た女に対してしているような手順を踏んだに違いない。
　・・・と、言うのは、あれから俺は、昼食と運動のためにこの部屋を出たのだ。もっと綾雄の調教を見たい思いもあったが、俺は健康のために食事と運動は欠かさないことにしているのだ。
　俺の昼食は全身に無駄毛の丸っきりない全裸の、素晴らしくグラマーな元奴隷のメイド達によって作られている。そして、それを丸裸のメイドが給仕をして、俺に食べさせてくれるのだ。
　俺は手も動かさずに食事をすることが出来るという訳だ・・・
　そして、食後、その中の気に入った１人とフカフカのベッドで腰の運動をするのだ・・・
　ええい！こんなことは如何でもいい。今は２０００万円の綾雄の調教の方が大切だ・・・・

　今、隣室の綾雄は丸裸の身体に油薬を塗られたのであろう、裸をテカテカと光らせて両腕を上に上げて無遊病者の表情でこちら向きに立たされている。
　綾雄には拘束はしていない。自由な身で抵抗もさせずに、羞恥の検査を受けさせようと言うのが狙いだ。羞恥を加えて、反抗心を根こそぎ剥ぎ取るのも狙いなのだ。この調教助手の常等手段だ。
　綾雄は泣き腫らして腫れぼったくなった二重瞼を瞬かせて、目元を朱く染めていた。
　鞭跡に軟膏を塗るときも、塗ってやると云う名目で、相当に官能的に肉体を弄られたに違いない。なぜならば、以前の奴隷にされる女達も同様だったからである。
　全裸の綾雄はまず体毛を全て剃り取られる。
「マゾ女になるのにはこんな体毛は必要ないわ」
　グラマーな女調教助手はそう言って、綾雄の恥毛と腋の下にチョボチョボと薄く生えている体毛を指している。
「・・・・・」
　顔を赤らめて恥毛を隠そうとするが、両腕を万歳するように命じられている綾雄は、黙って身じろぎをしただけであった。

「お前が素直になったら、全身の除毛手術を受けさせて上げるわ。それまでは剃毛よ。ツルツルになってごらん」
　女の助手はハーネスを着けて後ろに控えている男の方を振り返って、体毛を剃るように命じている。綾雄は午前中の鞭で打たれたのが効いているのか、下を向いたまま恥ずかしさに耐えているようだった。


調教師　−９

　男の助手が右手に剃刀をかざして左手で綾雄の細っこい両腕を掴んで、さらに上へ上げた時に、綾雄の両目からは涙がホロホロと零れた。
「イヤ、止めて・・・」と言いたげに唇が開いたが、怖さの為か声にはならない。
　男は小さな綾雄を吊り下げるようにして、綾雄の左の腋の下のモヤモヤに剃刀を当てた。２〜３度剃刀を上下させると黒い毛は無くなっていた。
　右の腋も同様だ。
「ほら、サッパリしただろう？。今度はオチンチンの周りの毛だ。ここの女奴隷はみんなツルツルなんだ。お前も女奴隷の仲間に入るんだよ・・・」
　そう言って綾雄の手を掴んだまま引きずるようにして、革張りのベッドへ綾雄を乗せている。

「ほらっ、脚を開いて！そんなんじゃ剃れないわよ。グズグズするんじゃないの！。又、鞭が欲しいのかい？」
　ベッドの上に半分投げ出された格好の綾雄が足を窄めて抵抗の素振をすると、女が鞭を振りかぶる。こう云うところが絶妙のコンビである。
「嫌ッ、鞭は嫌です・・・堪忍して下さい」
　余程鞭には恐さが身に付いているのであろう、綾雄は恥ずかしい姿態に泣きながらもジリジリと足を開いたのを見て、男と女はせせら笑った。
「動くとチンチンはバッサリだぜ。もっともチンチンなんていらないか？」
　ハーネスを着た男に剃刀を当たられながら、そう言われた綾雄はもう動くことすら出来ないようである。
　剃刀が５〜６ど動くともう毛は無く、真っ白な肌が白々としていた。

「さあ、終わった。綾雄、立って鏡を見てみろ！お前の毛は薄いから剃る手間が掛らなかったが、仕上がりは抜群だぞ」
　脚を広げて斜めに寝ていた綾雄を引っ張り上げて、男の助手は綾雄を鏡の前に立たせ、綾雄の恥ずかしがる様子を楽しんでいる。
　俺は目の前に突き出された彼のオチンチンを良く良く見た。それは小さくって白くって皮を冠っていて、どう見ても小学生のオチンチンだった。
　これも、調教の１つであることは承知しているのだが、可愛い顔に涙を一杯に溜めた綾雄の顔は可愛そうと言うよりセクシーに見えたから不思議だ。

　調教部屋では綾雄の調教が続いている。
「は、はい。女になります・・・。ならせていただきます」
　丸裸で縛られていないにもかかわらず、両手を万歳のように挙げている綾雄は疲れて来たのか、か細い震え声で言っている。
　鞭の恐怖と疲れもあったろうが、今の綾雄には自分自身の男性器が小さいことが罪のように思っているに違いない。
「よし、いい子になったわね・・・」
　助手の女が酷く優しい声を出して、鏡越しに俺の方にウィンクを送ってきた。
　俺は隣室からは見えないのを忘れて、思わず右手でＯＫのサインを送っていた。


調教師　−１０

「だけど・・・」
　小さな黒皮のブラとパンティだけの女の声が元に戻った。
　この女は良くそんなに声の質と云おうか調子を変えられるものだと、いつも思っている。
「それじゃ、返事になっていないわ。お前はマゾ女になりたいんでしょう？。女になりたかったら、女声で女の言葉で言わなくちゃ・・・」
　ここまでは優しかった。
「もう1度言ってごらん！」
　今度の女の声は震え上がるほど恐かった。

「どうぞ、わたくしの身体を改造して女にして下さいまし。そして、マゾ女にしていただきとうございます。マゾ女になるためでしたらば、どんなに厳しい調教をも喜んでお受けいたしますことをここにお誓いもうしあげますわ。どうか、ご指導のほど宜しくお願いいたします」
　それから十何発かの鞭音がして綾雄の悲しそうな悲鳴が聞こえた後、綾雄の口からは女声で女言葉らしき言葉が発せられていた。
　腕を上げて無防備な全裸の綾雄の身体がよろめいた。さっきからの万歳の形と鞭の調教は綾雄の抵抗心を根こそぎ奪っている。
　可愛い顔を歪めた綾雄は、ただ女助手の嘲りに耐えている。
「もう、もうお許しください・・・ませ」
　綾雄の口から蚊細いながら女のような言葉が、始めて自分の意思で発せられていた。
　女は満足げに頷いていた。

「腕を下ろして良い」と言われた綾雄の顔には、ホッとしたような笑みが浮かんでいるようだった。
　その後、綾雄のツルツルで無毛の全裸は身体検査と称する測定を受けている。
　この測定は体重、身長から、オチンチンの太さや長さ、アヌスの色、形状に至るまで様々に渡っていることは言うまでもない。
　もう、綾雄は逆らうことを完璧に放棄していた。
　綾雄にとっては、女声で女言葉を話すことも、鞭で打たれたり浣腸責めを受けることも、それから羞恥責めをうけたことも、何もかも始めてのことであり、それらを完璧に仕込まれた１日であったようだ。

「これからはお前を『綾』と呼ぶわよ。綾と呼ばれたら『ハイ』と返事をするのね！いい？」
「はい。判りました・・・わ」
　俺の助手はそう言った。
　俺はその調教の効果に満足して、ご褒美にこれも無毛の助手のアヌスを明け方近くまで貫いてやった。


調教師　−１１

（３）

　調教2日目。革製の狭い台の上で目覚めた若い綾雄（否、もう『綾』と呼んだ方が似合っている。これからは『綾』と呼ぼう）綾の肌は、昨日の惨い鞭打ちの跡も癒えている。
　しかし、綾の心の中の怯えと服従心は消えてはいないようだ。
「あはよう・・・」
「おはようございます」
　助手のグラマラスな女が上機嫌で調教部屋に入ってきて声を掛けると、ピクンと怯えて慌ててベッドを降りて床に正座をした。
　この助手が睡眠不足なのに上機嫌なのは俺には判っている。
　夕べは、その日の内に綾を屈服させて素直な女にした褒美に、俺の剛直でもって明け方近くまで、素晴らしく盛り上った形のヒップの後ろの穴に俺の精力のあらん限りを注ぎ込んでやったのだ。
　お陰で俺は疲れ果てているが、彼女は疲れるどころか元気はつらつで化粧の乗りも抜群と云った風情である。姦る男と犯される女との違いをまざまざと見せ付けられた思いがする俺だ。
　そんなことは如何でも良い。綾のことである・・・

　この1時間ほど前に、全裸で綾のように体中の毛を剃り取られた１６〜７才の少女が、昨晩泣き疲れて眠ってしまった綾を揺り起こしていた。
　この少女は綾の前に俺に預けられて奴隷修行をしている少女であり、今はレズビアンの調教を受けていて、現在は婢としての調教過程にある。
　それは、後の話と言うことにしておこう・・・
　空調が効いている調教部屋で丸裸で向こう向きに（・・・と言うことは、隣の部屋の俺の方からは鏡越しではあるが、こちら向きに）綾はよっぽど昨日の調教が応えたと見えてグッスリと眠っていた。
　少女の調教過程と綾の驚く様子を見たくて、昨夜の運動で疲れているのも我慢をして俺は隣の部屋にいたのだ。
　綾が男だとは知らされていない少女奴隷は、綾が自分の次に攫われて来た女だと思っているようである。

「おはやうございます。起きて下さいませ」
　パンとミルクだけの朝食を膳に乗せて、教えられた通り目の高さにして運んできた少女は丸裸の身を恥ずかしそうに縮めている。
　そして、お膳をベッドの脇の床の上にそっとに置くと、向こう向きに寝ているこれも全裸の綾の肩に手を置いて揺さぶった。
　彼女に揺さぶられた綾はいかにも眠そうに眼を開けた。
「朝食でございます・・・」
　初めて見る少女が全裸で頭を下げている。驚いて、いや昨日のことを思い出したのかも知れない。自分が丸裸なのも忘れたようにガバッと飛び起きたのだ。
「キヤアー・・・」
　今度は少女の方が吃驚して悲鳴を上げた。
　そう云えば少女は裸の男性は見せたことがないのに、俺は気付いた。それも、綾の男性自身は朝立ちをして、小さいながら120度に勃起していた。


調教師　−１２


「ああ、ごめんなさい」
　少女の悲鳴と同時に綾も悲鳴を上げて、狼狽して両手で朝立ちした恥ずかしさの対象の股間を隠し謝っている。
　そう云えば、この少女は処女のままここに連れてこられて、処女のまま女調教師だけの調教を受けていることも思い出した。
　しかし、男の朝立ちを見てはしたない悲鳴を上げたことは、この少女の調教助手達に言って置かなければならないだろう。後でこの少女奴隷は惨いお仕置きを受けるであろうが、何事にも動じない奴隷になるためには仕方がないことだろう。

　少女は後ろを向いて寝ていた綾を連れて来られたばかりの後輩の女奴隷だと思っていたらしい。それが、朝立ちの男根を持った男性だったために驚いたものと思われる。
　しかし、流石は綾より1週間も先に、ここに連れて来られてここの調教を受けた先輩奴隷である。自分の身に受けた調教の成果と言うか奴隷の作法は忘れてはいないものと思われる。
「おはようございます。朝食の用意が整っておりますわ。これを食べて今日1日の調教をお受け下さいませ・・・」
　初めて全裸の男性を見て真っ赤になった貌を上げて、視線を綾の顔に置いてまだういういしい白裸を恥ずかしそうに硬直させて、奴隷の挨拶は忘れてはいない。
　きっと、何日か前に自分自身も同じようなことを言われたに違いない。

　しかし、１６・１７のういういしい丸裸の少女の前で、これも全裸の綾のうろたえ振りは見ものだった。
　昨日の調教は何処に行ってしまったかと疑うほど焦り捲くって、自分自身を隠して小さくなっている。
　しかし、それも無理はないとは思うのだ。明らかに自分より3〜4歳は年下の初々しい明らかに処女だと思えるような女の子が、丸裸で無毛のツルツルと光るような下腹部の割れ目を晒して、気お付けの姿勢で挨拶をしているのだから・・・
　しかも、女の子の身体は恥ずかしくて紅に染まっているのに、命令されて従っているのがありありなのだから・・・
　昨日の調教を思い出しながらも、綾は大きく口を開けたまま暫くは動くことすら出来なかった。
「この朝食をお食べ下さいまし。そうして・・・今度はあなたがわたしの奴隷になるのよ・・・」
　全裸の少女はモジモジと身体を動かしながら前半を言って、それから前に自分が言われた時のことを思い出したのであろうちょっと躊躇しながら後半を言った。
　先輩奴隷は威厳を持って言わなければならないところであるが、１６〜７の少女にとっては仕方が無いことだろう。
　虚脱した綾は床に置かれたパンを食べ牛乳を飲んでいる。


調教師　−１３

「跪いて・・・朝のご挨拶をしなさい！教えられているでしょう？　言われた通りやらないと、後で厳しいお仕置きを受けることになるわ」
　綾の食べ終わった朝食の膳を部屋の隅へ置いた全裸の少女は目元を赤く染めて身体をシャンと伸ばすと、ことさらに硬い声を出した。1週間前の自分自身を重ね合わせているようだった。
　一方の綾は昨日の調教の終わりに言われたことを思い出したようだ。
　昨日最後に謂われたことは、「明日の朝も言うことを聞かないと、お仕置きをすることになるわ・・・」と言う、恐い女調教人の言葉だった。綾の顔色が変った。
　それでも恥ずかしさが勝っているのか、ノロノロした動作で立ち上がり少女の前に来て跪いたのだ。ますます勃起している下半身は隠したままで、歩いている。
　少女に勃起した男根を見られることは死ぬより恥ずかしかったのかも知れない。

「おはようございます。後輩奴隷の綾と申します。綾は御主人様に女奴隷としてお仕えいたします。どうか、綾を可愛がって下さいませ・・・」
　綾は床のジュータンの上に打ちひしがれたようにガックリと膝をつくと、上体を折り曲げて昨日の夕刻教えられた言葉を復唱していた。
　その言葉の言外には、調教に反抗した者の鞭打ちの恐さと自身に対する無念さが織り交ざっていると、俺は思っている。
　少女奴隷はこんなに打ちひがれてかわいそうに・・・と言った表情で、全裸で蹲る年上の男を暫くは見ていたが、自分の役目を思い出したようだ。
　自分の役目は、自身が奴隷となってここに連れて来られて初めての朝のことを思い出せば、おのずと判ることであった。
「奴隷女『綾』って言うのね。綾。奴隷の作法を教えてあげるわ・・・。1度しか言わないから、良く覚えておおき」
　少女はあの日の朝、自分が言われたことを思い出している。やはり無毛の全裸の（この時は年増であったが・・・）先輩奴隷に奴隷の作法を教えて貰ったのである。

「まず・・・わたしの名前は『涼』って言うのよ。『涼様』って呼びなさい。」
　聞いている俺は忘れていた少女の名前をやっと思い出した。
　普段は成人した若い女性を（偶には４０代の女性を奴隷に調教してくれと言う依頼もあるが）依頼されるのが多いが、この美少女の場合は義理の父親が「処女のままで・・・」と依頼に来たことを思い出している。
「この助べえ親父が・・・」と思ったことも一緒に思い出している。
「綾。御主人様がお起きになって朝のご挨拶が済んだら、ご主人様のオチンポをパジャマから取り出して、お前の口で咥えて朝の御聖水を頂くのよ。御聖水って判るかい？」
　少女涼の口からはおよそ美少女に似つかわしくない言葉が吐き出されている。
　涼のその時の態度は恥ずかしがってはいるが、もう開き直っているような感じだった。
「・・・・」
　綾は不思議そうな顔をして頭を振った。本当に知らないようだ。


調教師　−１４

「ご聖水と言うのはね・・・」
　少女の涼の顔がちょっと歪んでいた。流石に年端も行かない少女の言うことではない・・・とは、判っているようだ。しかし、恥ずかしがる少女も言わないと後で調教師によるキツイお仕置きが待っていることを良く判っている。

「ご聖水と言うのはね・・・オシッコのことよ。オシッコを、ご主人様の有り難く頂くの・・・・よ」
　見ていて痛々しくなるほど、小女の顔と身体は真っ赤に染まっていた。
「あたしを御主人様の奥様だと思って飲んでご覧。丁寧に甞めてご覧」
　それでも最後まで、教えられた台詞を言い終えた。最後の方は恥ずかしさのあまりか、ちょっと蓮っ葉になってしまっていたのは、ご愛嬌だ。
　綾は大変に驚いたような目をしている。この可愛らしい少女が・・・と言った目だった。
　それでも、昨日鞭での調教を思い出したようだ。素直に、でも、恥ずかしそうにそっと首を少女の方へ延ばしている。
　この少女がこう言うくらいだから、相当に痛めつけられたに違いない・・・と思ったようだ。可愛そうに・・・とも思ったようだ。
「綾。お前は奴隷女だよ。ご挨拶は如何したの・・・？」
　丸裸の俄か奥様は恥ずかしさを隠すように厳しい声を出した。
　綾はハッとした。綾は反抗することを厳しく諌められていた。
「御主人様。いえ奥様。奥様のその部分を、いえオ、オマ○コを奴隷女綾に甞めさせて下さいまし・・・そして、ご聖水をいただきとうございます」
　綾は初めてオマ○コや御盛衰と云う言葉を使ったのであろう、恥ずかしげに身を揉んで口篭った。

　全裸無毛の先輩奴隷の少女涼は背を反らせて脚を僅かに開いた。その姿はとっても恥ずかしげであるけれどもういういしい。涼の下腹の膨らみは高い。
　綾の唇が陰りが全く無い少女の小高い陰唇に引き寄せられた。
「ああ・・・っ」
　隣の部屋から覗いている俺には、涼が呻いたような気がしている。
　スピーカーを通してピチャピチャと云う湿った音がして来た。こんな可愛い少女は淫らな音を出さないのではないかと普通の人だったら思うだろう。
　結局、綾に飲ませてやろうとしていたオシッコは出なかったようである。若い男に甞められた涼はＳではなかったからではないかと、俺は思う。
「も、もう・・・いいわ」
　暫く真っ赤に染めた幼い身体を震わせていた少女は、聞えるか聞えないかの細い声で綾を離している。涼は恥ずかしさよりも、調教の時間が気になったと思っている。
　しかし、この少女の取った綾に聖水を与えなかった行動は、後で懲罰の対象になるはずである。

「今度はあなたが御主人様よ・・・」
　突然、先輩の股間を甞めるのを止めさせられて、自分の甞め方が悪かったのではないかと戸惑っている綾の前に跪いたのだ。
「御主人様。朝のご聖水を頂かしてくださいまし。どうぞ、奴隷涼のお口の中にお恵み下さいませ」
　呆然と立っている、小さいながらもいきり立っている綾の男根を手を使わずにパクリと口にしていたのだ。