| １２．後４駅・・・ 動き出した電車に合わせ、菅原は股間に忍ばせた指を動かした。 スカートの上からでも解る柔らかい秘肉と、口を窄めるアナル。 差し込んだ手の平を包み込む、柔らかな太股とお尻。 先程から諦めたかの様に動きを止めペニスに押しつけた手の平。 ピンク色に紅潮したうなじと、そこから立ち上る甘い女の色香。 時折小さく漏れる、痺れるような声。 菅原は智香子の躰に取り憑かれ、公衆の中で智香子を責める自分に酔っていた。 ”奥さん・・・最高だよ・・・” ”時間はたっぷりあるからね・・・” にやけた口元を隠そうとはせず、額に汗を浮かべ菅原は指を動かし続ける。 「、、、っ、、、んっ」 耳朶を心地よくくすぐる智香子の声が、力を入れては弛む躰が菅原の加虐感を煽る。 菅原は智香子の細い手首を掴む力をゆっくりと緩めた。 ”・・・・・・良し！” 自由になったはずの智香子の手は、菅原のペニスに当たったまま動かなかった。 ”奥さん・・・欲しいんだろ・・・” 菅原は自由になった右手を智香子の腰に廻した。 「っ、、、ぁ、、、」 ブラウスの裾から手を差し込み、念願の素肌の感触が手に伝わる。 絹のように滑らかな手触り、程良い肉付きで弾力のある肌。 震える智香子の脇腹を撫で回し、ゆっくりと手を伸ばしていく。 「ぁっ、、、、、」 菅原の手がブラに触れた時、電車と共に乗客が揺れた。 「きゃ、、、！」 「おっと、、、、」 「すいません、、、」 あちこちで、乗客の声が上がり、智香子の発した声が消されていく。 ”オォ！！柔らけー!！” 菅原は智香子を後ろから抱えるように、股間をまさぐり胸を揉み始めた。 ちらちらと智香子の隣のサラリーマンが、菅原に視線を投げかけてきた。 ”なんだよ、オッサン・・・” 菅原の視線に気付くとサラリーマンは、耳まで赤くし俯く智香子を眺め口元に笑みを浮かべた。 ”ん？何だこのオッサン・・・” 菅原は胸を揉む手を止め、サラリーマンの様子を伺った。 「ぇっ、、、、ぁっ、、、」 智香子が突然小さく声を上げ、サラリーマンの方を向いた。 サラリーマンの右手が不自然に動き出し、智香子が再び俯いた。 ”オッサン・・・” 智香子を盗られる様な嫉妬心と同時に、協力者の出現に菅原は再び胸を揉み始める。 「ぁっ、、、んっっ、、、」 小さく声を上げる智香子の耳元に顔をよせ、電車がブレーキを掛けると同時に呟いた。 「あんたも好きだな、、、」 「ぃゃ、、、っ、、、」 小さく首を振る智香子を見下ろし、菅原は下卑た笑いを浮かべた。 １３．後３駅・・・ テニスで心地よい汗を流し、混んだ電車にウンザリしながら乗り込む何時もの駅。 長いようで、あっという間に自分が降りる駅に着く電車。 何時もの電車の中で、智香子は新たな痴漢の出現に狼狽し、祈るように俯いた。 ”いやっ！ちょ・・・あっ・・・” 後ろの男に抱えられるように秘裂と胸を弄ばれ、横のサラリーマンはスカートを捲り上げてくる。 ”助けてよ・・・誰か・・・” サラリーマンの手が動きを止め、スカートが捲れ上がりショーツが露わになったことを知らせた。 ”えっ・・うそ・・いやぁ！” ブラがずらされ、ブラウスの中で直に胸をまさぐられる。 ”もぅ・・もう止めて・・・！” 智香子が躰を捩るたびに男達の手は奥へ奥へと侵入してくる。 サラリーマンが黒いパンストの上からショーツをなぞり、クリトリスを弾いた。 「ぁっ、、、ぃゃっ、、、、」 智香子の声は電車のドアが閉まる乗客の声に消され、誰の耳にも届かない。 「ちょ！おい！」 誰かが誰かに声を上げ、一瞬の沈黙の後電車が動き出した。 「、、、っ、、、、ん、、ぃゃっ、、」 痴漢に挟まれ、他の乗客の中で敏感な部分を刺激される。 恥ずかしさが刺激を増幅し、智香子の思考に霞を掛けていく。 ”あっ・・あと・・３駅・・・んっ・・” ”いやっ・・いやぁ・・・やめて・・・” 積み上げられた快楽が躰が智香子の意に反し愛液を分泌し、乳首を立たせる。 「ぁっ！ぃゃぁ、、、」 サラリーマンの手がパンストを掻き分け、ショーツを直になぞりだした。 智香子は潤んだ瞳でニヤ付くサラリーマンを睨んだ。 「、、、ぇっ、、！」 後ろの痴漢がスカートのファスナーを降ろし、スカートに手を潜り込ませる。 サラリーマンがニヤけながら口を動かした。 ぬ・れ・て・る・よ・・・ 智香子はサラリーマンの口を読み、ハッとして俯いた。 ”濡れてなんか・・あぁぁっ！” 後ろの男の手がショーツに潜り込み、アナルに指を突き立ててくる。 痴漢達の容赦ない責めに智香子の躰は反応し、膝が揺れた。 ”早く・・・早く・・・” 智香子は目を瞑り、電車が一秒でも速く駅に着くことを祈った。 胸を揉まれ、アナルを責められ、クリトリスを刺激される。 逃げる場所も、声を上げる事も出来ず、智香子はひたすら痴漢の責めに耐えた。 「んっ、、、ぁぁっ、、、ぁっ、、、」 秘裂から愛液が溢れ出し、痴漢の指を濡らしていく。 「っ、、、、んっ、、、ぁぁぁっ、、、、」 ブレーキと共に電車の速度が落ち初め、次の駅が近いことを知らせた。 ”もう少し・・・あと少し・・・” 不意にアナルを弄る指が抜かれ、智香子を安堵させた。 前は捲り上げられ、後ろはファスナーを開かれたスカート。 指が抜かれたお尻に熱い固まりが押しつけられる。 ”なっ・・・！” パンスト越しに、より生々しく脈を打つペニスだった。 ”うそ・・・そんな・・・・” 智香子はお尻の谷間に押しつけられたペニスの侵入を拒むように力を入れた。 |
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| 2010.6.23掲載 |
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