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番外編②
「簡単ですよ、奥さん、このままベッドへ案内してくれればいい」
「ああっ・・・やっぱり・・・そう・・・そう言うことなの・・・よね・・・」
「ええ、そうですよ、何処ですか貴方のベッドは」
「と・と・・・隣の部屋です」
「じゃあ、そこへ行きましょう、さあ」
そう言うと、俺はペニスを握っていたその手を取り、無理やり彼女を椅子から立たせた。
彼女は力無く立ち上がった、しかしなかなか動こうとしない。
「あっちでしょ？」
そう言って俺は彼女の背中を隣の部屋に向けて押しだす。
よろめくかのように力なく彼女は歩み出す。俺は彼女の前に回りこみ、先に隣の部屋のドアを開ける、部屋の照明をつけると、そこには夫婦のものと思われる２つのベッドが置かれていた。
見るとピンクの枕に黄色のシーツのベッド、そっちが明らかに彼女のベッドだ。
「ここでしょ、さあ」
俺は彼女の背中を押し、彼女をベッドの方へ歩ませる。彼女はよろよろと自分のベッドに向かって歩き、ゆっくりそのベッドに腰をおろす、しかし、それ以上動こうとはせず、うつろな目つきで床を見ている。
俺は部屋の照明を調整し、室内を薄暗くするが反応がない
「さあ、奥さん、僕がお相手しますよ、これが望みでしょ？」
そう言い放った。しかし返事はない。
そんな様子の彼女を無視し、俺の暴走始めた欲望はもう歯止めが効かない。
俺は着ていた服を脱ぎ全裸になるとベッドに腰掛けた彼女の前に勃起したペニスを向け仁王立ちになる。その俺の姿を彼女は顔を上げ一瞬見ると、
「あぁぁあ・・・もう・・・どうしよう・・・」
そう言って両手で自分の顔を覆い、下を向いてしまった。
俺はそんな彼女の態度を無視して彼女をベッドへ押し倒し彼女の上になる
「あっ・・・ダメ・・・もう、これ以上はダメ・・・お願い」
俺の体の下で小さな声で懇願する彼女
「遅いよ！今更もう遅い、男のペニスを握りってその気にさせたんだ、その後はどうすればいいかは大人ならわかるだろ？たっぷり相手してもらわなきゃな！」
俺はそう言って彼女のピンクのニットセーターを肩まで巻くり上げた、セーターの下には白のブラジャーしか身につけられていなかった。俺はそのままの勢いでそのセーターを脱がすと、次にスカートに手を回した、彼女の抵抗はなく、腰のホックを外すと簡単にスカートも脱がせることができた。
「やめて・・・お願い・・・もう勘弁して・・・ごめんなさい・・・」
小さな声で、下着姿の彼女が再び俺の体の下で懇願する
「ダメだよ！」
俺はそう言うと自分の唇を彼女の唇に重ねた。彼女は嫌がらなかった。
長いキスが続く、最初は受身だった彼女もやがて俺の舌に自分の舌をからませ次第に彼女の体が火照ってくるのがわかる。
長いキスを終え、彼女の唇から俺の唇が離れると彼女は俺の目をじっと見つめ
「わたし・・・わたしが悪いの？」
そう彼女は俺に問い掛ける
「えっ？」
「わたしが・・・誘ったの？やっぱりわたしが悪いの？」
「ああ、奥さんが悪い、奥さんがに魅力がありすぎるからいけないんだ」
「でも、貴方も悪いのよ、あなたがこんな誰もいない日に来るから悪いのよ」
どうやら彼女は罪悪感から逃れる為、どうしても俺を悪者にしておきたいらしい、女はいざとなると、こういった自己防衛本能が働くのだ、そうなら、そう言うことにして罪悪感から開放してやる、これが一線を超える鉄則だ。
「ああ、そうだよ、俺が奥さんを無理やり口説いて、犯そうとしているんだよ」
「そうよ、貴方が悪いの、貴方はやっぱり悪い人よ」
そう言うと彼女は目を閉じた。もう覚悟はできた合図だ。彼女の下着をはずし、全裸にすると、俺は彼女の首筋、肩を唇で愛撫し、それを彼女の乳房に移す、そして丁寧に乳房を、乳首を舐めまわす。
「あっ・・・いやっ・・・だめよっ・・・そんな・・・こ・と」
彼女の吐息が次第に激しくなってくるのがわかる。
俺の唇はさらに、彼女のお腹、わき腹を丁寧に舐め、彼女の股間へと進む。
彼女の股間にある茂みの中、小さな二つの岡の谷間には生温かい彼女の蜜が溜まっていて、その蜜はその谷間の中心部の割れ目から湧き出ているのが分かる。
そこはもうたっぷり濡れていた
そっと、その割れ目に舌の先を入れると
「あっ！ダメ・・・そこは・・・ダメ・・・勘弁して」
そんな声が頭の上で聞こえる。
さらにその割れ目の奥に舌を入れ、その中から湧き出ている蜜を舌の先で掻き出す
「あっ・・・そんな・・・いや・・・そんな事しないで」
その声を無視して今度はその割れ目の上にある小さな突起物を舌の先で転がす。
「あっ！あぁぁぁぁぁ・・・やめて！あっ・・・もう・・・もう・・・いや・・・恥かしい」
そう言って彼女は小さく腰を数回浮かす
俺はその反応を楽しみながら、なおもそれを執拗に続ける。
やがて彼女の割れ目は彼女の蜜で満たされ、余った蜜は彼女のその谷間から下へ流れ落ちて、彼女の股間を流れシーツを濡らした。凄い濡れ方だ。彼女の呼吸は激しく乱れ、その激しい息遣いが聞こえる。
（久しぶりのセックスで、我ながら今日は丁寧に愛撫したがもういいだろう、後は俺の太いペニスで悦ばせれば間違いなくこの女は堕ちる）
俺は再び体を彼女の上半身に戻し、彼女の体を下にし、彼女の頭の上に両手をついて自分のペニスを、さっきまで舐めていた彼女の谷間の中心にあてがった。
「あぁぁぁぁぁ・・・だめっ…お願いだから・・・それ・・・それだけは・・・勘弁して、お願い、もう、だめっ・・・これ以上はダメよっ・・・」
罪悪感から出た、彼女の最後の言葉だった、しかし、言葉とは裏腹に彼女は俺のペニスを迎え入れるべく、自ら足をそっと開く。
（言葉と体は別ってことか・・・ここらがかわいいんだよな、女ってのは）
俺は軽く腰を左右に動かしペニスの先で茂みを掻き分けると、重力に任せて腰を彼女に向けて軽く沈める
「ああぁぁぁぁぁっ-――――――っ！あはっ！はっ、はっ、あっ・・・すご・・・い！あぁぁぁ・・・死んじゃう・・・だめっ・・・死んじゃうよ・・・あぁぁぁぁぁ」
彼女はいきなり部屋中に響き渡るほどの大きな声で叫ぶ。
（おいおい、まだ、頭が入っただけだよ、そんなに大声出すなよ）
更に俺は腰を沈めていく
「あっあっ・・・ぐっ・・・うっくくっ・・・凄い・・・うううううっ・ああぁぁぁぁぁぁっ・・・大きい・・・ぐっぁぁぁぁあっ―――――！はぁはぁはぁ・・・うそっ・・・嘘みたい・・・あぁぁぁ！」
数十秒をかけ、ゆっくり挿入をしていくと良く濡れた彼女の蜜壷は思いのほか、すんなりと俺のペニスを咥えこんだ、彼女の声はさらに大きくなり、乱れる呼吸と言葉の区別がつかない程彼女は乱れる
最後の数センチを押し込むと俺のペニスの先にが、彼女の中の何かに当たる。
（子宮か？・・・これ以上は無理だな）
試しに2・3回そこをペニスで突いてみると、やはり彼女はその都度、体をビクッとさせ
「うっ！あはっ・・・はぁはぁ・・・あぁぁ・・・うっ！・・・はぁはぁ・・・あぁぁぁ・・・」
うめき声を上げる
（刺激が強すぎるか、ここを攻めるのは今の彼女じゃまだ無理だな）
俺はそう考えて軽く腰を前後に動かしピストン運動で彼女を悦ばせることにした。
「あぁぁぁ・・・いい・・・気持ちいい・・・凄い・・・凄く大きい・・・こんな・・・こんなの信じられない・・・もう・・・壊れそう・・・だめっ・・・もう大きすぎてだめよ・・・壊れちゃう・・・あぁぁぁ・・・いい・・・もうだめっ・・・いっちゃう・・・いっちゃう・・・凄い・・・あぁぁぁ～」
彼女は息も絶え絶えになり俺の体の下で激しく首を左右に振り、俺の首に両手を回し、その両手は俺にしがみつこうと必死になって上体を持ち上げている。
しかし、ペニスが奥に入ると上半身が無意識に後ろに仰け反り、上体はまたベッドへ落ちる。その繰り返しが続く。
俺はそれを無視して、なおも腰のピストン運動で彼女の蜜壷を刺激し続ける。
５分とたたないうちに彼女は
「あぁぁぁぁぁぁ・・・いっちゃう・・・いっちゃう・・・い・・・い・・・だっ・だっめ・いくうっ！」
最後に泣き叫ぶかのようなヒステリックな声を出し、全身をベッドの上で震わせて俺に強く抱きつく。
「あぁぁぁぁぁあ、もう・・・もう！・・・ダメっ！！！！！！！」
次の瞬間、泣き叫ぶかのような大声を出し、果てた。
ペニスは、その根元の所で彼女の蜜壷の口が閉じる強い締めつけを感じ、俺の太ももは彼女の足が小刻みに痙攣しているのを感じていた。
（あ～あ、もういっちゃったよ・・・前戯が長かった分、早かったな・・・）
事が終わってもあまりに激しい彼女の息遣いに過呼吸になるんじゃないかと心配した俺は、少し時間を取ることにした。
（休憩してまた後でってことにするか、まっ、時間はたっぷりある、彼女には悪いけど今夜は半年間溜まった俺の性欲をすべて吐き出させてもらうとするか）
その夜、俺は彼女の息が整うのを待って繰り返し彼女を犯し続けた、自分の体力が尽き、性欲が完全に満たされるまで、彼女の体を貪った、俺のこれまでの人生の中で、一人の女性をここまで長時間抱き続けたことはなかっただろう。さすがに、彼女も最後には意識を失いかけた。
彼女を長時間抱くことでやっと自分の溜まった性欲を満足させた俺は、いつのまにか彼女とともに眠り込んでしまった。
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窓から差し込む朝の光と鳥のさえずりで俺は目を覚ました、幸い今日は日曜日だ、会社に行くことはない。俺の横には疲れて死んだように眠っている彼女の姿があった、穏やかな顔つきで眠る彼女はとても綺麗でかわいい。
時計を見ると朝６時前だ、近所の目もある、早い時間に、この家を出たほうがいい、そう思って俺は床に散乱したティッシュを拾い集めトイレに流すと、無造作に脱ぎ捨てられた彼女の服を折りたたみ彼女の枕元置いた。これで彼女の目が覚める前に、家族の誰かが帰って来ても言い訳できるはずだ。
最後に俺は自分の服を来て、玄関のドアを少し開け、隙間から辺りを見回して外に誰も居ないことを確認すると彼女の家を後にした。
俺の乗った電車は日曜日の早朝という事もあって、誰も乗っていなかった。
乾いてはいるものの、汗も、自分自身の体液も、彼女の体液も流さずに彼女の家を出た為、周りが気になっていたので少し安心した。
電車に揺られながら、性欲が満たされた俺は、さすがに不安になった、上司の奥さんと肉体関係をもった、この事がバレでもしたらと考えると昨夜の自分の行いを後悔した。
（もう二度とこんな事してはいけない、もうこれっきりにしよう、このことは俺も忘れ、彼女にも忘れてもらおう、そうしないと大変な事になる）
俺は心の底から反省しそう決心した。
自宅に帰り、シャワーを浴び着替えてコーヒーを飲むと朝８時をすぎていた。
少し迷ったが、さっき考えたことを彼女が課長と話をする前に伝えておかなければ、そう思い立って彼女の家に電話をした。
十数回、電話の呼び出し音を待つと、やっと彼女が出る。まだ起きたばかりで眠そうな声だ。
「はい、田中です」
「おっ・奥さん、僕です、木村です！」
「あらっ・・・」
「大丈夫ですか？」
「うん・・・何とか・・・何とかさっき起きたわ、あなたのおかげでなかなか起き上がれなかったわ（笑）」
「黙って帰ってすいません、ご近所に見られたらまずいと思って早朝に奥さんの家を出たので、奥さんを起こさずに帰りました、疲れて寝ている奥さんを起こすのは少しかわいそうな気がして・・・」
「あら、気にせず起こしてくれたらよかったのに、セックスの時と違って優しいのね（笑）」
（思った以上に明るい、打ち解けて、すっかり他人行儀な話し方もなくなっている、良かった！）
「嫌だなあ～そんな風にからかわないでくださいよ」
「うっふふ、でも貴方、本当に凄かったわぁ～話には聞いていたけどセックスも上手だし、あそこもびっくりするくらい立派なのねぇ、私、まだ、あそこに何か入っている感じよぉ～」
「えっ？話には聞いていたって？」
「貴方のことよ！凄いって姉さんから聞いていたわよ！」
「ええっ？姉さん？！」
「そうよぉ～あらっ？貴方まだ気がついてないの？」
「えっ？気がつくって、何をですか？」
「まあ～本当に気がついてないのねぇ、じゃあ教えてあげる！貴方が半年前まで東京で家庭教師を口実に肉体関係を持っていた田中由紀、由紀は私の姉よ！私は由紀の妹よ！私達姉妹はよく似ているって言われるから、てっきり気がついているものとばかり思っていたのだけど、貴方、本当に気づいていなかったのぉ～もう～貴方も鈍感な人ねぇ～（笑）」
「ええええええっつ！！！？？？？？由紀と姉妹！？」
「そうよ！ずいぶん前から、貴方の話は姉から聞いていたわ、そんな凄い男性が世の中にはいるんだって感心しながらね、でも世間は狭いのねぇ～姉から聞いていたその男性が、まさか主人の部下になっていただなんて～、姉の話と主人の部下の話がつながった時、さすがの私もその偶然にびっくりしたけど、こんなめぐり合せってあるのねぇ～。だから主人に頼んで貴方にうちの子の家庭教師になってもらったの、でなけりゃ主人が貴方の学生時代の家庭教師話なんて知っている訳無いでしょ（笑）？あっ、そうそう、もちろん主人には、家庭教師以外の話は内緒にしてあるから貴方も絶対に内緒にしておいてね。これは貴方と私の『大人のけ・い・や・く！』そう言う事でいいんでしょう？（笑）まあ、そう言う事だから木村さん、いえっ、先生～、これからも、姉同様に息子の家庭教師も、そして私の契約も！よろしくお願いねぇ～！（笑）」
「お・お・奥さん・・・それじゃ・・・何もかも・・・」
「やだっ、そうよぉ！何もかも知っていて貴方を誘惑してみたのよ！想像以上に貴方は素敵だったわよぉ、ねぇ～今度は何時会えるぅ～？これからは私、姉と同じように貴方の部屋で逢いたいんだけどなぁ～」
（まいったなぁ～！これが契約の代償か・・・）
番外編（完）
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