幸夫の肉棒が、ブルンと重たげに弾んで姿を現した。

　ああ・・・な、なに・・・これ・・・す、すごい！！

　洋子は思わず驚嘆せざるを得なかった。
　おとなしい美少年の顔をしているのに、幸夫の分身は大人のものを凌ぐほど長大であった。
　大きく鰓の張り出た亀頭が、まだみずみずしいピンクに輝いている。
　血管が浮き出し這いまつわった肉の幹は、洋子の手に余りそうなほどに太い。

　高校生なのに・・もうこんなに・・・

　圧倒されて洋子が見つめていると幸夫が慌ただしく叫んだ。
「洋子先生ッ・・・握って！！」
　せがまれ慌てて肉塊に手を伸ばすと、指先が触れるか触れないかのうちに、何の前触れもなく、ひくつく肉棒の先端から生臭い白濁した液体が、ものすごい勢いで噴出した。

　ドピュピュッ！！・・・ドピュピュッ！！・・・

　あっと思う間もなかった。
　洋子の首筋やらブラウスの胸元がまともにその噴射を受けて、べっとりとした液体にまみれてしまった。
　それでも幸夫の射精は止まらなかった。
　第２、第３の射精がドクッ！！・・ドクッ！！・・と立て続けに起こり、夥しい粘液が大量に飛び出してくる。
　洋子の衣服の至る所に濃い精液が付着し、辺りには独特の栗の花のような匂いが立ちこめた。
　為す術のない洋子は、力強さを体現する肉棒と吐き出された精液を、ただただ眺めていた。
　そして、その圧倒的な迫力に感動すら覚えていた。
　これが若さなのか・・・と思うと、その若いペニスの魅力に取りつかれていた。
　さらに・・・体中が熱く火照るのを感じた。
　とりわけ、恥ずかしい女の割れ目がカーッと熱く燃えるのを感じた。
　その瞬間、トロッ・・・と、女の淫汁が肉襞の間に溢れ出した。

　ああ・・・こんなにすごいものを・・・若い迸りを・・・

　自分の体の奥底で感じたら・・・どんなだろうか・・・

　そんな妄想にとらわれながら、洋子はしばらくの間言葉を失っていた。
　やがて思い出したようにハンカチを取り出すと、押し黙ったまま白い汚れを拭き取った。
　しかしあまりの量の多さに、半分も拭き取らないうちにハンカチはべっとりとして使いものにならなくなった。
　洋子はスカートのポケットからティッシュを取り出し、残りの汚れを拭き取った。
　ポケット・ティッシュはみるみる薄くなった。
　そんな洋子を見下ろしながら、幸夫は、はあ、はあ・・・と息を弾ませている。
　幸夫のペニスは先程の逞しさは失っていたが、半勃ちの状態で名残の白濁を滴らせながら、洋子の目の前に頭を垂れていた。
「たくさん出たわね・・・先生・・驚いちゃった・・・」
　若い男にとっては当たり前のことを言いながら、洋子は肉棒の根元をつかみ、亀頭全体をティッシュでくるむようにしながら、こびりついた精液を拭き取った。
　すると、力を失ってだらりとしていた肉塊にみるみる芯が通り、洋子の手の中で再び雄々しく聳え立つではないか！！
「やだ・・・」
　洋子は幸夫の復活した肉棒を手にしたまま、思わず顔を横に向けた。
「またこんなになっちゃって・・・」
　洋子自身、多少予想していたとは言え、それは恐ろしいまでの回復力であった。
　改めて幸夫の若いエネルギーを、洋子は感じずにはいられなかった
「先生・・・今度は口でしてよ・・・」
　震えるような声で幸夫が言った。
「え・・・？」
「フェラチオしてよ・・・」
　いきなり吐かれたいやらしい言葉に、洋子はまた驚かされた。
「な・・・なにを言うの！！」
　洋子はそう言い返したものの、次第に自分が思い描いた展開に近づいていることを認識した。
　女教師である自分が生徒を誘惑することなどできないが、生徒の強圧的な態度にいやいや屈してしまう・・・・という図式だ。
「先生・・・責任は取ったわ・・・もうこれ以上のことはできません！！」
　洋子はきっぱりと言い放つと、幸夫の肉棒を押し戻すように掌で覆った。
　その刺激がますます幸夫を高ぶらせることを計算しての動きだった。
「だって・・・またこんなになってるんだ！！・・・責任取ったなんて言えないじゃないか・・・」
「それは・・・あなたが勝手に・・・」
　洋子は答えつつまだ湿ったブラウスをつまんだ。
　白いブラウスが透けて、ますますその下の下着を浮き立たせている。
「あなたの無理は聞いてあげたじゃない・・・それに私たちは教師と生徒なの・・・これ以上のことはいけないわ・・・ね・・・分かって！！」
「いやだ！！・・・先生・・・お願いだから・・・」
　幸夫はだだをこねるように言って、いきり立つ肉棒を握り、湯気が立ち上りそうなほどに膨れ上がった亀頭を、洋子の口に押しつけようとした。
　それを避けようと顔を背けた洋子の頬に、熱く硬い先端が触れた。
「ねえ・・・我慢するの・・・もう終わりなの！！」
　洋子は目を閉じ、幸夫の体を押しのけようとした。
「先生ッ・・・我慢できないよッ！！」
　幸夫は叫ぶと洋子の頭を押さえ、腰をよじりつつ無理やり肉棒の先端を洋子にくわえさせようとする。
「むぐッ・・・うぐう・・・い、いやよッ！！・・・そんなこと・・・うんぐ・・いけない・・・・うごご・・・やめなさいッ・・・うぐぐ・・・」
　洋子は無言で口をつぐめばいいものを、敢えてあらがいの言葉を発しながら、幸夫の肉棒を誘い込んでいった。
　頭に血の昇った幸夫は、もう必死になって、快楽の扉をこじ開け突き入れようとしてくる。
「ああ・・・ううう・・・だ、だめッ・・・ぐぐぐぐ・・・」
　そしてとうとう幸夫の硬い肉棒は関門を突破し、温かく湿った美人女教師の口に迎え入れられたのだった。
　美少年の、大人も顔負けの巨根を頬張った洋子は、顎が外れそうな感覚に苦しみ閉じ合わせた瞼の下から、本物の涙を溢れさせた。
「あああ・・・先生・・・気持ちいいよおッ・・・」
　幸夫は切なく呻きながら言った。
「んんぐ・・・うぐぐぐう・・・」
　洋子は頭を振り、美少年の巨根から逃れようとした。
　幸夫はそんな洋子の頭を逃すまいと、がっしりと抱え込む。
　その結果幸夫の肉棒はさらに深く潜り込み、美人女教師の喉に届かんばかりになった。「あう・・・せ、先生ッ・・・」
　深まる快感に幸夫は叫ぶ。
　本能的に幸夫は腰を前後に揺すった。
　洋子は喉の奥に突き込まれる苦しさを和らげるために、舌でガードする。
　その動きが欲棒の裏筋を刺激した。
「ううッ・・・」
　幸夫はますます激しく、快感の極みを目指して腰を前後に打ち振った。
　張り裂けそうに目一杯開き切った洋子の唇の端から、唾液が溢れ、ツーッ・・・と糸を引いて床に垂れ落ちる。

　ジュップ！！・・ジュップ！！・・ジュップ！！・・ジュップ！！・・ジュップ！！
　・・ジュップ！！・・ジュップ！！・・ジュップ！！・・ジュップ！！・・
　ジュップ！！・・ジュップ！！・・ジュップ！！

　淡いルージュを塗った女教師の唇を、美少年には似つかわしくない獰猛な肉棒が出入りする度、淫靡な音が響き渡る。
「ああ・・・憧れの洋子先生と・・・したかったんだ・・・こんなこと・・・」
　声を震わせながら幸夫が言う。
　洋子は無惨で暴力的な行為に脅かされる哀れな女教師の役を、ほぼ完璧に演じていた。　苦しく、辛く、やりきれない・・・そんな表情をたっぷりと浮かべ、おまけに涙まで流している。
　そもそも女教師が教え子の男子生徒を誘惑し、肉体の関係を持ったなどと言うことになれば、マスコミに大々的に取り上げられ、世間の顰蹙を買うのは明白である。
　もちろん懲戒免職になってしまう。
　だからあくまでも洋子は、男子生徒に強制されたという被害者の立場をとらなければならない。
　また、無理やり自分が先生を犯してしまった・・・ひどいことをしてしまった、という加害者の意識を相手に植え付けることによって、秘密も守られるというものだ。
　洋子はチラリと上目遣いに幸夫を見た。
　幸夫は上気した顔を上向きにしながら、夢中になって腰を動かしていた。

　ふふ・・・あなたは加害者に見せかけられているけど、本当はわたしの奴隷になるのよ・・・幸夫君・・・

「ああ・・・先生ッ！！・・・もうたまんないよ・・・また・・・出ちゃうよッ！！」
　洋子の口の中で幸夫の肉棒は熱く加熱し、今にも爆発しそうにひくついている。
　噴火の予兆を感じつつ、先程の白い噴射を思い出すと、太腿の付け根で洋子の柔肉がまた熱く疼いた。
　いけない・・・と思ったときには洋子の体にも、芯を溶かすような感覚が衝き上げてきて、愛液が染み出した。
　洋子の全身が性の疼きに突き動かされ、くわえた肉棒を締め上げていた。
「あッ！！・・・で、出るッ！！」
　それでなくてもぎりぎりの限界に達していた幸夫は、その痛烈な快感に全身を硬直させたかと思うと、尻を痙攣させながら思いきり精液を吐き出した。

　ドピュピュッ！！・・・ドピュピュッ！！

　口の中で一気に膨らんだ亀頭を感じるやいなや、洋子は心の準備を整え、身構えていた。
　だから激しい勢いで噴出する幸夫のスペルマを、巧みに喉の奥へ吸収した。

　ドクッ！！・・・ドクッ！！

　第２、第３と続く迸りにも決して慌てなかった。
　しかし、平然としているように思われてもいけないと考え、嫌悪の表情を作り、猛烈に顔を振り立てあらがって見せた。
　それでいながら最後までしっかり搾り取るように、亀頭のくびれに舌先を這わせ、さらなる噴出を促しているのだった。