「ああ・・・ひどい！！・・・わたしをこんな目に遭わせて・・・」
　両手で顔を覆い、洋子は泣きの演技を続けることにした。
　体は反応してしまっても、心では許していない・・・
　そういうポーズをとり続けるしかない、と思ったからだ。
　幸夫は相変わらず息がかかるほどの距離で、じっと美人女教師の股間に見入っている。両手で陰毛を掻き分けながら、縮れ毛のざらついた感触を楽しんでいるようだ。
　初めて経験する女体との生の接触に、その旺盛な好奇心を発揮している。
　だがとうとう美少年は、その煩悩の根源でもある女体の中心を目にしようと、心に決めたようだった。
　太腿の内側にその手がかけられ、両側に大きく広げられそうになる。
　洋子は最後の抵抗を試みるふりをして、足に力を入れた。
「ああ・・・いや・・・だめッ！！」
　あらがいの言葉を口にもする。
　純粋に、見られることに対する羞恥もあった。
　しかし最後は男の力に屈し、洋子は教え子に股を大きく広げられ、Ｍ字型に足を折り曲げられた。

　ああ・・・こんな恥ずかしい格好をさせるなんて・・・

　美人女教師の恥ずかしい割れ目が、教え子の眼前に一条のサーモンピンクの溝と化して晒されていた。
　洋子は恥ずかしさに、顔を覆った手を外すことができない。
　荒々しい幸夫の息遣いが、その濡れた割れ目に吹きかかる。
　自分のぽってりと膨れた柔肉が、淫汁に濡れそぼち、教え子の眼前で呼吸するかのように息づいているのだ。

　ああ・・・ダメッ！！
　
見られている・・・恥ずかしい・・・と思えば思うほど、複雑に閉じ合わさった秘肉の隙間から、じくじくと白濁した愛液が染み出していく。
　そんな洋子の腰が、目の前で誘うように動くのを美少年は黙って見ていることができなかった。
「ああ・・・先生・・・女の人のあそこって・・・こんなになってたんだ・・・」
　幸夫は悩ましげに呟き、美人女教師の女の中心に唇をつけた。
「あうッ・・・あああんッ・・・・」
　洋子は思わず甘い呻きを放った。
　幸夫の唇が充血して包皮からめくれた肉芽を襲ったのだった。
　洋子の腰がビクンと大きく震え、全身に痙攣が走った。
　続いて幸夫の舌先が、硬い肉芽をねぶった。
　強烈な快感が洋子の脳天を突き抜ける。
　と同時に、また恥ずかしいほど大量の愛液が、教え子の口元に噴き出るのを洋子は感じた。
　どっと官能の炎が、体のあちこちで燃えさかった。
「や、やめてえッ・・・そんなことしたら・・・いやッ・・・」
　すっかり甘えた声を発しながら、心の中ではもっと強烈な行為を期待している。
　幸夫を挑発するためではなく、自然に腰が躍ってしまう。
　震え、秘肉が蠢く度に、美人女教師の愛液が散った。

　チュバ・・・チュチュ・・・ジュルジュル・・・

　ああ・・・これが本能というものなのだろうか・・・。
　経験などないはずの教え子は、後から後から湧き出す洋子の愛液を、音を立てて吸い始めたのだ。
　そうすればこの年上の女が、喜ぶことを早くも悟ったのだろうか。
　それまで顔を覆っていた手を外し、自分の股間を責める幸夫の顔をつかみ、愛おしそうに撫でさする洋子・・・。
　顔を起こして下方に目を向けると、教え子が自分の恥ずかしい割れ目に、盛んに舌を躍らせている様子がはっきりと見えた。
その鮮烈な映像は、ますます洋子の官能を焦がした。
　ピチャピチャと、湿った音もそこから聞こえてくる。
　洋子は幸夫の頬を両手で挟むようにして、自分の恥ずかしい部分からなんとか遠ざけようとする仕草をした。
「ねえッ！！・・・お願いだから・・・やめてッ！！」
　そう叫んだ洋子の声は、震えを帯び、少しも嫌がっているようには聞こえなかった。
「先生・・・ほんとにやめて欲しいの？・・・先生も本当は気持ちいいんじゃないの・・・そうでしょ・・・？」
　洋子はドキッとした。
　こんな経験は初めてのはずなのに・・・この美少年はもう、洋子の体の変化から年上の美人女教師が悦楽に浸っていることに気づいている・・・。
「あああ・・・違う・・・」
　洋子は呻くように答え、また身悶えした。
　幸夫はもう、１０数分前のおどおどした気弱な少年ではなかった。
　精神的な面はもちろん、肉体的にも女泣かせの逞しい二枚目に変身していた。
　立て続けに二度果てた欲棒は、とっくに復活し猛々しくそそり立っている。
　女を悦ばせたい、と思うのは男の共通した心理である。
　年齢の差など全く関係ない。
　洋子の教え子は健気にも、切ないまでの性に対する激しい欲求をコントロールし、以前から慕い続けてきた美人女教師を歓喜させようと、必死の努力をしているのだった。
　と言っても、１７歳の童貞少年に性的テクニックなどあろうはずがない。
　ただただ夢中になって、舌と指を使っているのである。
　脈絡もない、ひたすら熱心なだけの愛撫だった。
　しかしかえってそれが、受け身の洋子にしてみれば甘くも辛い現実となった。
　今度はここを責めてくるだろう予測しても、ことごとくそれが裏切られてしまうのだ。　もどかしさと切なさが同時に洋子を包み込んだ。
　自分の願望が相手には届かない。
　かと言って、自分がしてもらいたい愛撫を自分から口にすることなどできない。
　洋子が自ら求めてしまったら被害者ではなくなり、合意の上での出来事となってしまう。
　そうなったら、洋子のたくらみは元の木阿弥だ。
　ここはどんなにやるせなくても耐えるしかない。
　しかし女の体とは皮肉なもので、そのやるせなさ、焦れったさがつのればつのるほど、愛液がますます溢れ出す。
　そのとめどなく湧き出す淫汁を、教え子が舐め尽くしている。

　ああ・・・早く・・・あの逞しい肉棒で貫かれたい！！
　むず痒く疼く淫肉を切り裂いて、静めて欲しい！！

　心から洋子はそう思った。
　できるならしっかりと自分の手でつかみ、濡れそぼって待ち焦がれる女の秘裂に、導き入れたいくらいだった。
「先生・・・どんどん愛液が溢れてきますよ・・・」
　幸夫はジュルジュル音を立てながら、こんこんと湧き出す洋子の蜜液を吸っている。
　そのいやらしい音と、露骨な言葉に、洋子はまるで処女のように全身を赤く染め身を揉んだ。
「ああ・・・やめてッ！！・・・もう・・・堪忍して・・いやよ・・ダメなの・・・」
　本当は・・・
「そんなに焦らしちゃいや！！・・・もうダメ！！・・・早く来てッ！！」
　と叫びたいのだ。
　しかし、相変わらず幸夫は赤く膨れ上がった女肉を眺めては食らいつき、柔肉を弄び、吸引している。
「ああ・・・ほんとにダメッ！！・・・ああ・・・どうしてこんなひどいこと・・・」
　洋子はますます高まる快感に、狂ったように悶えた。
　年上の美人女教師がすっかり発情し、全身を震わせて歓喜していると感じたらしい幸夫は、ようやく愛撫を止めて上体を起こすと、膝で洋子の股間ににじり寄り、手を添えた男の武器を洋子の淫裂に近づけた。
　洋子はその気配に気づき、
「ああッ！！・・・ダメッ！！・・・絶対にダメよ・・・それだけは・・・」
　泣きそうな顔と声で叫ぶと、片手で幸夫を押し戻そうとした。
「いやだ！！・・・憧れの洋子先生と・・・初体験するんだ！！」
　幸夫は声をうわずらせてそう言うと、怯むことなく肉棒を突き進める。
　目の端に、その１７歳の少年の肉棒を捉えて洋子は、改めて驚いた。
　手で握り、口に含みもしたモノではあったが、今こうして目の当たりにしてみると怖いくらいに大きく硬く膨らんでいる。

　ああ・・・こんな立派な若いモノで貫かれたら・・・きっと・・・

　そう思うと、待ちきれないように秘肉が震えた。
　その疼く淫裂に熱く硬い亀頭が触れた。
「ああッ！！・・・だめえッ！！」
　洋子はひときわ甲高く叫んだ。
　その瞬間、教え子の猛々しい肉棒が一気に洋子の体内に埋め込まれた。

　ズブズブ・・・メリメリメリッ！！

「あああッ！！・・・ううううう・・・・」
　圧倒的なまでの量感で、洋子の狭小な肉の狭間を押し広げ、充たしていく。
　洋子は必死になってよがり声を堪えた。
　けれども顔は快感のために歪んだ。
　幸夫にはそれが苦痛に呻く表情に見えたろう。
「あああ・・・先生ッ・・・洋子先生ッ・・・」
　幸夫も震える声で叫んだ。
　さんざん待たされ、焦らされていた美人女教師の肉襞は、すぐさま嬉々として教え子の肉棒に絡みつき、じゅくじゅくと淫汁を噴き出させて締め上げる。
「あうっ！！・・・ああッ！！」
　美少年はそのあどけなさの残る顔を、やはり苦悶に歪めて呻いた。
　幸夫にとってずっと憧れていた年上の女教師・・・学園きってのスタイルと美貌の持ち主・・・
　そのマドンナの性器に、自らの分身を挿入したというだけでもたいへんなことなのに、その美人女教師の蜜壺は熱くとろけ、それまでの性的な高まりからこの上なく感度のよい状態となって幸夫の肉棒にこの世のものとは思えないほどの快感を送り込んでくるのだ。
　ましてや・・・生の女性器に接するのはこれが初めての童貞少年なのだ。
　幸夫はぎこちなく腰を使おうとした。
　しかし、僅かに出し入れしただけでくわえ込むような女性器の締め付けから、摩擦感がぐっと高まった。
「ああッ・・・先生・・・これがおまんこなんだね・・・す、すごいッ・・・」
　幸夫はギクシャクした動きで腰を使った。
　洋子はそんな不慣れな動きでも、ますます快感を高められた。
　肉棒をくわえ込んだ美人女教師の秘肉の粘膜が、教え子の動きにつれてめり込んだりめくれたり動いている。

　グッチュ・・グッチュ・・グッチュ・・・グッチュ・・グッチュ・・グッチュ・・・
・・グッチュ・・グッチュ・・グッチュ・・・

　愛液が肉と絡み合う淫靡な音が響き始める。
　幸夫が切羽詰まった声で叫んだ。
「あううッ！！・・・先生ッ！！・・・出そうッ！！」
　その瞬間、洋子は薄目を開けて教え子を盗み見た。
　余裕を失い洋子の体にすがりついた幸夫は、ふいごのような荒い息を吐きながら、ギクシャクと腰を振り立てた。
　ドスドスと、激しい勢いでその恥骨が打ちつけられる度に、ひしゃげたクリトリスから快感が突き抜ける。
「ああ・・・出ちゃうよッ！！・・・先生ッ！！」
「ああ・・・ダメッ！！・・・いやッ！！」
　まだ出さないで・・・という言葉は、かろうじて呑み込んだ。
　かわりに自分も頂上に駆け上がるべく、腰を揉み上げ自らの肉芽を教え子の恥骨に押しつけた。
　幸夫の全身がビクビクッと痙攣し硬直する。

　ああッ・・・来るわッ・・・

　同時に洋子の性感も一気に駆け上がり、頂点を越えた。
　激しく膣が痙攣した。
「あああ・・・ううううう・・・」
　呻いたかと思うと、幸夫の肉棒がはじけ散った。
　熱い火玉がものすごい勢いで子宮にぶち当たった。

　ドピュピュッ！！・・・ドピュピュッ！！・・・ドクドクッ！！・・ドクドクッ！！

　洋子は歯を食いしばり、激しい絶頂感の迸りに耐えた。
　童貞少年にレイプされて、快感の極みを味わったなどということを、この教え子に悟られてはならなかった。
　幸夫はこの日３度目となる射精を終えた。
　３０分ほどの間の出来事である。
　若さとは素晴らしい・・・と、改めて洋子は思った。
　洋子の蜜壺に注がれた、とてもこれが３度目とは思われないほど大量の精液が、教え子の肉棒が抜去されると共に零れ溢れた。
　幸夫はのろのろと起き上がって体を年上の美人女教師から離した。
　洋子は両手で顔を覆って泣いた。
　心の中では笑っていることに、もちろん幸夫は気づかない。
　やがて洋子も体を起こすと、自ら下腹部の始末をし下着をつけた。
　幸夫もズボンを上げ俯いてソファに腰を下ろした。
「あなたは・・・力ずくでわたしを犯したのよ・・・・」
　その事実をことさら強調し、充分に幸夫に認識させなければならない。
「生徒が教師に・・・力ずくでこんなひどいことをするなんて・・・訴えたら・・あなた・・・ただじゃ済まないわよ・・・」
　最後の言葉には凄みをきかせた。
　果たせるかな、その言葉を聞いた幸夫が自分のしてしまった行為の重大さに気づきすくみ上がるのが気配で分かった。

　これで次からはわたしの思いのままになる・・・・

　洋子は笑い出したいのを堪えながら、顔をまた両手で覆い泣きじゃくり始めた。
　教え子は黙って教官室から出て行った。