我慢ができなくなり、大きく捲くれあがったスカートの中に筆を入れ、パンティーの上からクレパスをなぞる。
「ぁああ〜、あっ」
　余りに鋭い感覚に大きな声をあげ、腰がグラインドするように動く。
　こんなに感じるのは始めてだった。
　膝を開き、何度も秘境に沿って筆先を往復させる。
　むずがゆい感覚に物足りなくなり、筆を強く押しつけぐりぐりと秘境に押し込む。
「ぁっ、ぁあ〜、ははっ、ぃいい〜」
　大きく腰を前に出し、上半身を仰け反らせて悶えた。

　いつのまにか彼がソファーの後ろに回っていて、突然、後ろから両方の乳房を強く揉みしだかれた。
「ぁあああ〜、ぃいやああ」
「気持ちいいだろう、あそこもちゃんと触ってごらん」
　耳元で囁かれ、パンティーの上から陰蕾を筆先でなぞりあげた。
　乳房を揉む彼の手の動きは乱暴なくらいに激しく、上と下の性感帯で味あう快感に、気が狂いそうだった。

「カシャッ」
　彼は、リモートでカメラのシャッターを切った。
「ぃいやあ〜」
　我を忘れるくらい乱れている自分を撮られているのはさすがに抵抗があった。
「おっ、お願いです。写真は・・・もうやめて・・・」
　息をつきながら懇願する。
　だが、彼の手の動きは益々激しさを増し、尖った乳首を二本の指でこすりあげてきた。
「ぁああ〜、すっすごいっ。はぁあ〜」
　乳首を摘まれ、痛いくらいに引っ張られる。
　一瞬戻りかけた理性がまた遠くへ消え去っていく。
「カシャッカシャッ、カシャッ」
　ストロボの光もぼんやりとしてきた。
「ぃいい〜っ、ここんなの、初めてっ」
「あああ〜っ、か感じちゃうっ」
　ワンピースのボタンを外し、彼の手が直接乳房を掴んだ。
　恐ろしいくらいに敏感になった乳房を激しく揉みあげられる。
　手のひらでコリコリになった乳首を転がされ、体験したことの無い快感に我を忘れて大きく喘ぐ。


　もう一方の彼の手がスカートの中に忍び込んできた。
　パンティーの上から手を入れ、勃起した秘蕾を荒々しく擦りあげる。
「はっはぁああ〜、すごっい、だっ、だぁめ〜」
　指の腹で激しく時に優しく転がされ、失神しそうなくらいに気持ちがいい。
「き気持ちっぃいい〜、ももっと、はぁああ〜」
　大きく腰をグラインドさせ、彼の愛撫をせがむ。
「ぁああ〜、ももうっ、はぁああ、いきそう、いきそう」
　目の前が真っ白になっていく。
　その瞬間、乳房と秘蕾への彼の愛撫が止まってしまった。
「ぁあっ、ぉおねがいっ」
　熱く燃えるこの身体を思い切りなぶって鎮めて欲しい、そう思って彼の顔を見つめる。
　彼が唇を重ねてきた。優しく乳房を愛撫しながら、太い舌で口唇をなめまわし、私の舌に絡ませてくる。

「んん〜っ、ん〜」
　ディープキスがこんなにも気持ちいいものだとは思わなかった。
　舌を吸い上げられると、痺れるような甘美な快感が身体を走り抜ける。
　ただ、こんな感覚では火のついた私の身体はどうにもならなかった。
「もっと、強い刺激が欲しい」そう思い、唇をはずし、
「おお願いです、めちゃめちゃにしてっ、してください」
　そう懇願しながら、彼の手首を握り、パンティーの中へ導いた。

　彼の指が外陰唇をなぞり、クレパスを大きく開き、そしてびちょびちょになった密壺の中に入り込んできた。
　一本、もう一本、合計三本の指が意志を持った生命のようにうごめき、肉壁を刺激する。
「ひぃいい〜、ぁああ〜っ、あっ、あっああ」
　いやらしい音が部屋中に響きわたり、あっという間に、また昇天しそうになる。
「はぁああ〜、いくっ、ぃいい〜、いきそうっ」
「だだめ〜、ややめないでっ、ぃいい〜」
　登りつめそうになった、その瞬間、また彼の動きが止まってしまった。

「ぁあ〜、どどうしてっ」彼の手首を強く掴み、愛撫を強要した。
　だが、彼は私の愛液でいやらしく光った手をハンカチで拭うと、再び、カメラを置いてある椅子に戻り、ファインダーを覗いた。
「おねがいです、してっ、してください」
　彼の肉根を求めよろけるようにソファーから立ち上がろうとすると、
「ダメだっ、自分でするんだよ、いつものように」
　と彼が拒絶を許さないような口調で冷たく言い放った。
「もうだめっ、あなたのが、あなたのが欲しいっの、お願い」
「あなたの、その大きいオチン○ンを、ちょうだいっ」
　普段なら言えないような強制されても言えないような大胆な言葉が自然に口に出る。
「だめだっ、いきたいなら自分でしなさい、ひとみ先生」
　そう言うと彼は、シャッターを何度か切った。

「わかりましたっ、恥ずかしい私を撮ってください」
　そう言うと、彼を見つめながら腰の横にあるコンドームを取り、袋から取り出した。
　口に当てて一度大きく膨らます。
　次に、反対側にある小皿から大きめの赤いビー玉をつまみ上げると、一度、口に含み十分に唾液をつけ、コンドームの中に押し込んだ。
「カシャッ・・・カシャッ」
　彼は無言でシャッターを切っている。
　少し小さめのビー玉、また大きいビー玉と合計５つのビー玉をコンドームに入れ、入口をしっかりと結んだ。
「へぇ〜、そんなふうに使ってるんだ」
　彼が感心したようにつぶやく。
　これで、完全に普段の自分がどんなにいやらしい女かを知られてしまった。
　恥ずかしさに身体を熱くしながらも、ビー玉の入ったコンドームを口に持っていき、彼を見つめながら舌を這わせた。
　一番先の大きいビー玉を亀頭にみたて、口に軽く含んで舌を絡ませたり、かりにあたる部分を舐めまわす。
　同時に左手で突起した乳首を摘み、胸を強く揉む。
「カシャッ、カシャッ、カシャッ」
　シャッターの音が一層私の感情をたかぶらせていく。

　唾液で濡れたコンドームをゆっくりとスカートの中に入れた。
　パンティーを右側へずらし、大きく突起した秘蕾に押し当ててみる。
「ぁああ〜、あっ、はあ」
　より強い快感を求め、腰を動かして、秘蕾にコンドームを擦りつけた。
「ぃいい〜、すすごくっ、ぃぃいのっ、ぁあああ〜」
「恥ずかしい私を見てっ」
「見て欲しいのか、撮って欲しいのかっ」彼が叫ぶ。
「そそうです、見て欲しいっ、ぁあ、おねがいっ」大きく喘ぎながら答える。
「カシャッ、カシャッ、カシャッ」
　この音とストロボの妖しい閃光が私を大胆にさせるのだ。

　ゆっくりとコンドームをクレパスに押しつけた。
　溢れんばかりの愛液をたっぷりとコンドームに塗りつける。
　それから、ゆっくりと秘唇にコンドームを押し込んだ。
「ぁあああ〜、あっ」
　はじめはやや抵抗感があったが、最初の大きいビー玉が入ってしまうと、後はすっぽりと入り込んでいく。
「ぁぁあっ、ぃいい〜」
　ゆっくりとコンドームを引くと、肉壁がつられて引っ張られる。
　一つ一つのビー玉が的確に秘境の中の敏感な部分を擦りあげていく。
「はぁああ〜、ぃいや〜、かんじちゃうっ、ああ〜」
　もう我慢ができなかった。大きく激しくコンドームをストロークさせる。
「ぁああ〜、ははっ、はぁああ〜」
「だめっ、恥ずかしいっ、いっちゃいそうっ、ぁああ」
　左胸を掴む手に力が入る。
　かつて経験したことのない世界へ入り込もうとしていた。
「ぁあ〜、いくっ、いっちゃうっ、いくっ、いくっ、ぁああ」
「撮ってやる、見ててやるから、いってみろ」
　腰が自然に大きくグラインドし、身体が痙攣する。
「ぃいい〜、すごいっ、ぁああ、はっはああ」
「いくっ、いっくっ、いくっ〜」
　頭の中が真っ白から黄色へと変わり、そして何も感じられなくなっていった。

　完