２.特別レッスン開始

　茉莉は入団初日から驚くことばかりだった。
　レッスンは朝８時からだが、他の研修生とは違う部屋に案内された。
「わたしだけ・・・？やっぱり・・・みんなのペースを乱すから？」
　そんなに広くない部屋で担当の先生を待った。
「君か・・・早乙女 茉莉ってのは？」
「はい、一生懸命頑張りますので、宜しくお願いします」
「僕は山崎だ。高校演劇経験か〜それじゃあ、柔軟や腹式は問題ないな」
　山崎は茉莉を値踏みするような目で、上から下まで舐めるように見た。
　茉莉は緊張していて、山崎の目線を気にしてる余裕は無かった。
（レオタード・・・小さいんじゃないの〜？胸ははみ出てるし、尻も肉が出てるよ）
　山崎は原作者の弓家と不仲のせいもあって、茉莉の特別扱いは面白くなかった。
「それじゃぁ、柔軟から始めよう〜こっちに来て立って〜」
　茉莉は言われたとおりに山崎の傍に立った。
「肩幅に開いて・・・はい、脱力〜首・・・肩・・・胸・・・腰〜」
　普通の姿勢で上から順番に力を抜いていくのだ。
　山崎は腰が折り曲がり脱力している茉莉の尻を横からポンと押した。
　茉莉はバランスを失ってバタバタとよろけてしまった。
「何だ！何やってんだ！足も脱力しろとは言ってないぞ！」
「は、はい！すみません〜」
「ほら、もう一度！」
　高校時代に毎日やっていたのに、緊張して余分なところに力が入って、身体中の力をコントロールできていなかった。
　山崎は太股や尻を触って柔軟度のチェックをしていた。
「よし、それじゃぁ、足を投げ出して座って・・・手を前に出して胸を膝につけて〜」
　茉莉は特別に柔らかい方ではなかったが、硬くも無かった。
「ほら、もっと胸をつけて！膝を浮かすな〜」
　山崎は茉莉の背中を押し、ふたつに折り曲がるまで力を加え続けた。
「いっ・・・痛いっ！」
「当たり前だろ、俳優は身体が資本だ、どうでも対応できる身体を作らないと〜」
「は、はい・・・」
「今度は両脚を広げて〜そう、もっと開いて！・・・はい、前に上体を倒して〜」
　さすがに、これはきつかった。
　完全に床に付くほどは茉莉の身体は柔らかくなかった。
　山崎は茉莉の前に座り、両脚をさらに広げた。
「うっ・・・いぃぃぃたい・・・」
「全く基礎が出来てないな〜股関節が堅いのか？」
　山崎は茉莉の太股の付け根に手をやり、押し開くようにグイグイ押した。
（おいおい・・・ワレメに食い込んでるぞ〜何気なく触ってやるか・・・）
「あぅっ・・・」
「どうした？もっと、柔らかくしろ〜ここの筋が堅いぞ〜」
　そう言って、ワレメにそって太股の付け根を両サイド擦り始めた。
「あっ・・・」
　思わず茉莉は逆に太股に力が入ってしまった。
「何やってんだ！誰が閉じろと言った？・・・ほら、もう一度開いて〜」
　何度も繰り返しワレメを両側から擦られ、ワレメから蜜が滲み出てきた。
（うわっ、ヤバイ〜どうしよう・・・見つかっちゃうわ〜誤解される・・・）
「時間がかかりそうだな〜毎日、無理してでもやらないと・・・うん？どうした？」
「えっ？な、何ですか？」
「オレのレッスンを舐めてるのか？股関節のマッサージで感じて濡らしてるのか？」
「ち、違います！誤解です！」
「じゃあ、これは、何なんだ？・・・・ほら、やっぱり、アソコから出てるじゃないか」
「うぅぅ・・・あぁ、ヤメテ・・・ください・・・おねがい・・・あふぅ〜っ、あぁ〜〜」
「感じやすいんだな・・・欲求不満なのか？こんなので感じてちゃ、芝居できないぞ」
「あぁ・・・はぁ〜はい・・・」
「おっ！毛がはみ出してるぞ！ハハハハハ〜〜〜おい、ちゃんと剃っておけよ〜」
「えっ！あっ、イヤッ！・・・」
　茉莉は恥ずかしさのあまり、身体中に火がついたように熱くなった。
「仕方ないな〜それじゃあ、続けられないだろ？そうだ、オレが剃ってやろう〜」
「えっ？いえ、あの、わたし・・・」
「何〜？何か文句でもあるのか？初日から・・・レッスン中に感じて濡れた女が・・・いいのかい？みんなにバレテも〜・・・毛もはみ出して、オレに見せて・・・ハハハハ」
「・・・・・・」
「さぁ、早くしろ！こっちに来て、早くしないと練習時間が無くなるぞ！」
　茉莉は何も考えられないほど混乱して、山崎の後ろに従った。

「安心しろよ、ここはオレの宿泊用の部屋だから・・誰も来ないよ。さぁ、入って〜」
　茉莉は、まだ恥ずかしさで頭の中まで熱く、訳が分からない状態だった。
「良かったな〜オレが見つけて・・・みんなに見られていたら、もう来れないよ〜」
　山崎の言葉に、茉莉はさらに恥ずかしさが募り、パニックになっていた。
「さぁ、ここが、浴室だ。中に入って、剃ってしまう準備をしろ〜」
　茉莉は、言われるがままに脱かごにレオタードを脱いで入れ、浴室に入った。
　自分のワレメを指で触れてみた。
（あぁ〜やっぱり濡れてるわ・・・恥ずかしいわ〜無駄毛も処理を忘れていたし・・・）
　シャワーで汗を流し、濡れているワレメを洗っていると、ドアが開いた。
　山崎が髭剃り用のシェービングクリームと剃刀を持って、裸になって入ってきた。
　茉莉は、恥ずかしさでバスタブに入り、目を伏せていた。
「何してんだ？茉莉〜オレの毛を剃るんじゃないぞ、オマエのオ××コの毛だぞ〜」
　山崎は茉莉をからかうように言って腕を掴み、バスタブから外に出した。
「あのぉ〜どうして先生まで裸になってるんですか？」
「馬鹿だなぁ〜だって、オマエのオ××コの毛を剃るのに、濡れちゃうだろ」
「そう、ですね・・・」
（山崎先生って、逞しいんだ・・・筋肉質で、胸が厚いわ〜うわっ！大きいわ〜）
　山崎の身体を見て、また熱く火照って、耳たぶまで真っ赤になっていた。
「ほら、そこに座って〜動くなよ、動くと大事なオ××コまで剃っちゃうぞ〜」
　山崎は楽しそうにクリームを塗り、剃刀で剃り始めた。
「あっ・・・あぁ、変な感じ・・・」
「そうだ！少しは残したほうがいいな？・・・だって、セックスの時、毛が無いと、摩擦が強くて痛いだろ？・・・セックスするんだろ？」
　茉莉は直接的な問い掛けに、もう、訳が分からなく興奮していた。
「いえ、東京に来たばかりで、そんな男の人、いません・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「うん〜？どうした？息が荒いぞ〜また、濡らしているのか？淫乱だな〜」
「えっ、そんなぁ〜」
「じゃぁ、検査してみようか？」
　山崎は茉莉のワレメに指を入れ、確かめるように中を擦った。
「やっぱり・・・ぐっしょり、だよ〜そんなに欲しいのなら、オレのでどうだ〜？」
「えっ！？いえ・・・あの〜その〜」
　山崎はワレメに入れた指を、壷の中まで挿入して、ヌルヌルした壁面を擦った。
「あぅっ・・・あぁ・・・ぁぁ・・・ぅうううっ・・・っ、あぁ〜〜ぁ・・・・・・」
　茉莉は意思とは関係無く、反射的に身体が素直に反応してしまっていた。
「おぉ〜っ！すごいねぇ〜若いのに・・・敏感だねぇ〜女優より才能があるかな？ こっちの方は・・・それに、肌がきれいだね〜桜色に染まって・・あぁ、そうか！」
　山崎は納得顔で茉莉への愛撫を続けていた。
「分かったよ、何故オマエが特別なのか・・なるほど・・弓家さん、良く分かったな」
「な、何のことですか？」
「いいんだ、茉莉は知らなくて・・肉感的な身体に美しい桜色の肌・・そうだったのか」
　山崎は指を茉莉の中から抜いて、剃刀で残りの毛の始末をした。
「よし、きれいになったぞ〜これで、もう、はみ出ることもないだろ〜」
「は、い、・・・・・・」
「ほら、身体を洗い流して、出るんだ〜」
　山崎は茉莉をシャワーで洗い流し、自分も洗い流して浴室から出た。

「まだ、カリキュラムを消化してないぞ〜オレの担当は腹式呼吸までだ」
　裸のままで、山崎は茉莉の身体を抱きかかえ、ベッドに運んだ。
「な、何をするんですか？ヤメテください！」
「すぐに濡れる淫乱な女が、よく言うよ〜バカ！腹式呼吸をやるんだよ〜」
　茉莉は何をされるのかと期待していた自分が恥ずかしくてモジモジしていた。
「腹式は出来るよな〜そのままお臍のところに手をあてて・・・吐いてぇ〜」
　茉莉は言われるとおりに腹式呼吸を繰り返した。
「さすがに出来るよな・・・普通は・・・良かった、少しは安心したよ〜」
　山崎も茉莉のお腹の上に手をあて、呼吸を確認した。
「こうして茉莉を見てると・・・磨けば、いい女になるかもな〜身体を搾って・・・ 顔は美人系だし・・・手足は長いから・・・後は、磨くのと・・・表現力か・・・う〜ん」
「わたし、頑張ります！先生、宜しくご指導ください！」
「よし！それじゃあ、早速、オレの持ち時間の限り、磨いてやるか！」
「はい！」
「それじゃぁ、茉莉の特性を生かして、女としての魅力を磨くとするか？」
「えっ？・・・」
「そのまま、静かに目を閉じて、自分の中から湧き上がってくるものに素直に〜」
　山崎は、茉莉の身体に舌を這わせ、感じやすいところを探した。
「あぁ〜ん・・・はぅっ、ぁああっ・・・あっうっ・・・っ・・あぁ〜〜」
　太股を大きく開きワレメに舌を入れた時の茉莉の反応は凄かった。
「あぁぁっ・・・っ、っ、っぁぁあああああああ〜〜〜〜〜」
　山崎の長い舌の動きは茉莉を狂わせた。
「あぁ〜〜〜す、すご〜ぃぃ〜〜先生の舌って・・・すごぉ〜いのぉ〜〜〜」
「舌だけじゃないぞ〜オレは・・・ほら、茉莉、コレを女の情を込めて舐めてみろ」
　茉莉は目の前に突き出された大きい肉棒を手に取り、愛しそうな表情で舐め始めた。
「うっ、ぅぅぅううううっ、ぁああ〜っ・・・いいぞ〜茉莉・・・もう、いいよ〜」
「ダメェ〜〜〜ッ・・・あぁ〜こんなに美味しいオチ××ン、もっと舐めた〜い」
「うっ、っぁあ〜〜っ・・・毎日でも舐めさせてやるから・・・ナッ！」
　山崎は無理矢理、茉莉の口から肉棒を抜き出し、両脚を担いでワレメに挿入した。
「うぅっ・・・あっ、うっ・・・茉莉・・・すごい、っぁぁあああ〜オマエのオマ×コ・・・ 入れただけでイキそうになるぐらい・・・堪んなく、いい、ぞ〜〜」
　山崎は下唇を噛んで、一気に繰り返し突きまくった。
「あぁん、あぁん、あぁあぁあああ〜〜ん・・・あ、ふぅ〜っ・・・あぅっ、あぅ、あぅ、っっっぁぁああああ〜〜〜〜ぁっ、いぃ〜いぃ〜〜イッ、っくぅうううう〜〜〜」
「おぉぉぉぉっ、っ・・・オレも・・・あぅっ・・・イッくぅううう〜〜〜」
　山崎はイク寸前に茉莉の中から抜き、茉莉の口の中に肉棒を突っ込んだ。
「ゴボッ、ゴフッ、っぁああ〜〜ぁ、あぁ〜あ、美味しかった〜ウフッ！」
「大した女になるよ、茉莉は・・・ふぅ〜疲れたぁ〜〜ハハハハハ」
　初日の最初のカリキュラムは、何とか時間内で終わった？